
本日、「第13回長岡アジア映画祭」のパンフレットチラシが完成いたしました。
事務所には刷り上がったばかりのインクの匂いとともにパンフレットチラシが山積みされてます。
早速、ながおか市民センターに置いてきましたので手に取っていただけたらと願います。
今後はチケット配布とともに随時、各場所に置いていきたいと思います。
今回のパンフレットチラシ制作に関して以下の企業・団体より協賛広告をいただきました。
この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
本当に感謝いたします。
BADEN-BADEN
国際映像メディア専門学校
シネ・ウインド
まるごと生活情報
FMながおか
MY NET
Sundari Belly Dance Studio
長岡大和
株式会社プレテック・エヌ
チャイナネットワーク
大衆酒場 みづよし TEL0258-36-0886
ロマンダムール
味の割烹 一平 TEL0258-36-6764
株式会社 長井印刷所
串鐵 TEL0258-37-3730
BADEN-BADEN Hof
ゲームセンター テクノポリス
株式会社 旗野住研 TEL0250-68-5123
居酒屋 風流四季 TEL0258-36-0056
ラ・ボントーン
株式会社 山崎組 TEL0258-35-7131
いろは商店 TEL0258-32-1333
インド料理店 バンヤン TEL0258-29-1000
ワキヤ歯科医院 TEL0258-35-5210
関歯科医院 TEL0258-33-3598
株式会社 横瀬オーディオ TEL0258-29-1570
et cetera
玉源株式会社
株式会社いわしや 悠久堂医科器械店
鎌倉茶房書斎亭 TEL0258-34-3432
雑本堂古書店 TEL0258-37-3512
がらしゃRORO
佐田酒店 TEL0258-32-3517
cafe&wine キャラメルママ TEL0258-34-5033
クックテール くぼた TEL0258-36-3055
株式会社 関矢設計事務所 TEL025-799-2122
自然学校ねぎぼうず
写真のナンバー.ワン TEL0258-27-5100
文信堂書店 長岡駅CoCoLo内 TEL0258-36-1360
HAPPY LIFE CAFE
喜多町鍼灸院 TEL0258-28-2101
COFFEE ROOM いそしぎ TEL0258-35-8363
居酒屋 長岡藩 TEL0258-35-2188
味の関所 TEL025-241-7581
西時計店 TEL0258-33-1719
長岡造形大学復興支援センター
蛮美容室 TEL0258-36-7192
R´s
長岡米専
扇辰日和
ら・なぷぅ
アジア映画の映茶会121
若月忠治商店 TEL0258-32-3068
アウトドアショップ パーマーク
でくのぼう
Omake
長岡グランドホテル
どさん子 蓮潟店
(有)清水プレス工業所 TEL0258-24-0878
(株)日本ビデオセンター NVC TEL0258-33-1104
FRORIST GARNET TEL0120303163
グローバル・ワールド「ナルニア」 TEL025-248-5664
山下歯科医院 TEL0258-34-6480
(有)林米穀店 TEL0258-32-2667
有限会社アルトアソシエイツ
長岡市民劇場
PRESCOTT
cosa-roba
以上、順不同。
ありがとうございます。
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2008.07.31
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(C)2008 CELESTIAL PICTURES All Rights Reserved.
今度の映画祭で上映する「チャウ・シンチーの熱血弁護士」は以前、馳星周先生がチャウ・シンチーの中で一番面白いと賞賛していた作品。
香港映画ファンにとっては「審死官」の名前で長らく公開が待たれていました。
当映画祭でぜひ明るく楽しい映画を上映したいと考えていた中、先月、東京の映画祭で本作が上映されると知り、こちらでも上映できないかとありましたが、直接香港の映画会社と交渉をしなければならないと判明。
半ば諦めながらも香港特派員に相談したところ、すぐに一肌脱いでもらいました。
この香港特派員とは以前、映画祭で「ボンベイtoナゴヤ」を上映した際、お世話になった方。
当時は名古屋のミニシアターに在籍し、「ボンベイtoナゴヤ」の上映では長岡に駆けつけ上映前に舞台挨拶をし、そのままスタッフとして映画祭のお手伝いをしたばかりか、以後、何かとお力をいただきました。
例えば金沢にアピチャッポン・ウィーラセタクン監督が来ると教えてもらいビデオレターを貰いに行ったり、山形国際ドキュメンタリー映画祭でおちあい、たまり場となる香味庵を紹介してもらったりとか、他にもさまざまな紹介やアドバイスをいただいてます。
その後、彼女は一大決心をしてミニシアターを退社し香港に移住。
かの地で活躍していたところを今回の相談を持ちかけ、大変骨を折っていただいたお陰でスムーズに香港側と交渉がまとまり、無事に上映できる運びとなりました。
正直、こちらは報告を聞いてスケジュールや予算面等で躊躇する場面がありましたが、いつも背中を押してもらいました。上映が実現し本当に感謝する次第です。
映画は全盛期といっていいチャウ・シンチーと故・アニタ・ムイが夫婦に扮し全編豪快なドタバタが繰り広げられるもの。監督にジョニー・トー、アクション指導にチン・シウトンと一級のスタッフを揃えた痛快無比のエンターテイメントに仕上がっており、チャウ・シンチーのファンのみならず全ての映画好きの方にスクリーンで観ることをお勧め致します。
ちなみに香港特派員は札幌出張の帰りに今度の長岡花火に駆けつけてくれます。
久しぶりの再会が楽しみです。
2008.07.30
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第13回長岡アジア映画祭のポスターが完成しました。
随時、街中に貼っていきたいと思います。
またお店などで貼っていただける方、ご連絡いただけましたら幸いです。
パンフレットチラシは今月末に完成予定です。
第12回長岡アジア映画祭 ―長岡⇔アジア 送信着信―
http://www.mynet.ne.jp/~asia/12th/12th.html
まぶしい一日(韓国)我が心のオルガン(韓国)ハミングライフ(日本)天下第一の家(台湾)ナヴァラサ (インド )トロピカル・マラディ(タイ)爆弾男といわれるあいつ (日本)雲南の少女 ルオマの初恋(中国 )S21 クメール・ルージュの虐殺者たち(フランス)風とゆききし(日本)イラクーヤシの影で(オーストラリア)イノセント・ワールドー天下無賊ー (中国 )思い出の夏(中国 )グブラ(マレーシア)沈黙の影(サウジアラビア)インビジブル・ウェーブ(タイ・オランダ・香港・韓国 )レター 僕を忘れないで(タイ)パラダイス・ナウ(フランス=ドイツ=オランダ=パレスチナ )フライ・ダディ(韓国)絶対の愛(韓国=日本)モンゴリアン・ピンポン(中国)酒井家のしあわせ(日本 )ひめゆり(日本) 早熟(香港 )第9回長岡インディーズムービーコンペティション
ゲスト 呉美保、森田直幸、柴田昌平、小林茂、小林三四郎
講師 羽賀友信
パネリスト 澤田雅浩、平井邦彦、福留邦洋
「酒井家のしあわせ」の呉美保監督は「第3回長岡インディーズムービーコンペティション」グランプリ受賞者。ついにメジャーで活躍する監督が登場したことに一同大喜びし大歓迎でお迎え。
呉監督も長岡駅に降りた時に「故郷に帰ってきたようだ」とトークで語っていただきました。
「酒井家のしあわせ」の上映には主演の森田直幸くん(あえてくんづけさせてください)も遠くからお越しいただき、中学生の映画祭スタッフお二人がじっと最前列で熱いまなざしを送っておりました。
ちなみに森田くんに映写室をご案内し映写担当の事務局長から「酒井家のしあわせ」のフィルムを見せたら感激していた様子でした。映写機や映写の様子もとても興味深そうに見ていましたが、何よりその瞳の輝きにハッとさせられるものが。
呉監督もそんな森田くんの魅力をあますところなくスクリーンに焼きつけており、ぜひトリュフォー、レオの黄金コンビに倣って次作も森田くんを起用してまたこの映画祭にお越しいただきたいです。
トークではお二人とも関西人同士なのでやりとりも見ていて面白かったです。
ついでに森田くんのマネージャーさんも関西の方なのですが、打ち合わせ中にひょんなことから壺に嵌ったらしく爆笑させてしまい、笑いの本場の方が「初めてこんなに笑った」と言って下さったことはちょっと名誉でした。
「ひめゆり」の柴田昌平監督は映画祭に招かれたのは初めての様子。事前に口下手な方だと聞いていましたが、意に反してとても話し口、そして人柄に魅了される方。印象的だったのは楽屋でじっとしておらず、他の映画を観賞したり、会場周辺を散策し打ち上げの席では長岡の感想を語り、自身のブログにも綴っていただきました。
「ひめゆり」は苦難に満ちた女性たちに耳を傾けた作品。よって上映後も女性の観客が熱心に感想を述べて監督も真摯に聞いてた姿も印象的でした。
感想を書いていただいたお客様のアンケートを読んでも反響が大きく、それを目にして今年も上映会を開き再び柴田監督もお越しいただき、嬉しい交流が続いてます。
映画人と交流が出来る、それがこの映画祭を続けていた中での財産。
そしてお招きした映画人が長岡に来て良かったと言ってくれることも財産のように思います。
小林茂監督はアフリカロケをした新作「チョコラ!」の編集の合間に駆けつけ師匠・柳澤寿男監督の遺作「風とゆきよし」の上映とともに自身の映画人生を振り返る講演。
途中感極まって涙を流しながらお話しいただく姿に会場も感激していました。
また前年に続いて台湾大地震のシンポジウムは今回「全景」の作品の中から「天下第一の家」を上映。澤田先生を司会に平井・福田両先生方がざっくばらんに語り合うもの。
しかし全景の作品としては今一つのように思った「天下第一の家」でさえ、実際に各地の震災地の姿を目にしたエキスパートである先生方にとってはコミニティの存続、防災、行政の支援策、建物の耐震についてなど様々な観点から見どころの多い作品でしかもそれを解りやすく観客の皆様に解説しているのは大変素晴らしく、聴いてて鳥肌が立ったほど。上映後、おそらく震災で大きな被害を受けたと思われる観客の方が熱心に震災処理について先生方に質問をしている姿を見てとても貴重でとても得したシンポジウムだったと実感。こうしたことはもっと発信しなければと強く思いました。
また「パラダイス・ナウ」の上映とともに長岡の真の国際人である羽賀友信氏も映画上映と絡めて中東を中心に過ごした自身の半生を振り返り長岡への思いを熱く語っていただきました。
しかし感心したのは「パラダイス・ナウ」で気にも留めないようなシーンに平和の象徴であるオリーブを見つけ監督の意図を代弁したりと、第一線で活躍する方は映画の見方も一級なことと思い知らされました。羽賀さんの映画評をどこかで書いていただきたいとも思っています。
あと前回「青春の鐘」を上映し大好評だった昔、長岡ロケした作品は今回、小林旭の日活アクション「爆弾男といわれるあいつ」を上映。次から次へと登場する60年代の長岡の町並みは今見返すと本当にお宝そのものでした。そんな中を日本中を熱狂させてたマイトガイが疾走するのもたまりません。
と、同時にこれから大きく変貌する長岡をぜひフィルムに収めるような映画が来てほしいと、そうすれば後世にこんな形で上映できるので文化記録としても貴重な財産になるのではと。
長岡といえば長岡出身超人気モデル・西山茉希さん初主演作「ハミングライフ」の上映とともにビデオレターをいただきました。
内容はとても謙虚に自身の演技と映画について語りとても好感が持てるものでした。画面にさりげなく映画祭から贈った花束も入っててその心遣いにも感謝です。
ぜひまた映画に出演することを期待しています。
というわけでいろいろ書き連ねてきましたが毎回、ハプニングと価値ある出会いがあるのが当映画祭の特色かもしれません。
第13回はどんなことがあるのでしょうか。良いハプニングを期待したいです。
そしてクロージングは日本初上映となった香港映画「早熟」で静かに幕を閉じました。
何しろ映写担当者が汚れのないとても奇麗なプリントと驚いてたたほどでした。
この映画、高校生の妊娠というキワモノじみたテーマを香港映画の良心・イー・トンシンが真っ向から挑んだ結果、純愛と現実の挟間で苦労する若者の姿をリアルに描き感動させられとても評判が良かったです。
この日のゲストの呉監督、柴田監督、森田くんも客席で観賞していました。
主演のジェイシー・チェンはお父さんのジャッキーと違う繊細でひ弱な姿がちょっと母性本能をくすぐるようです。
というわけでこれまでの映画祭についていろいろ書き連ねてきましたが毎回、ハプニングと価値ある出会いがあるのが当映画祭の特色かもしれません。
第13回はどんなことがあるのでしょうか。良いハプニングを期待したいです。
2008.07.28
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(c)蓮ユニバース
第11回長岡アジア映画祭 アジアの仲間として
http://www.mynet.ne.jp/~asia/11th/11th_film.html
2006年9月17日(日)~24日(日)
会場:長岡リリックホール・シアター
ようこそ、羊さま。(中国 )奇跡の夏(韓国 )プロミス(アメリカ )ヒョンスンの放課後(イギリス)漁師と妻(ドイツ )春の日のクマは好きですか?(韓国 )アイアン・プッシーの大冒険 (タイ )梅の実の味わい(台湾 )水没の前に(中国 )君に捧げる初恋(韓国)中寮での出会い 第1集(台湾)夢(イラク=イギリス=オランダ)ラミアの白い凧(レバノン)恋するブラジャー大作戦(仮)(香港)地域をつむぐ 佐久総合病院小海町診療所から(日本)青春の鐘(日本)ダンサーの純情(韓国)ルート181 パレスチナ~イスラエルの旅の断章(ベルギー=フランス=イギリス=ドイツ) ポルカーラム 愛のたからもの(インド )天空の草原のナンサ(ドイツ)パープル・バタフライ(中国=フランス )五月の恋(台湾=中国 )蟻の兵隊(日本)ジャスミンの花開く(中国 )As Human Beings ~日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議の記録~(日本 )三叉坑 (台湾)
ゲスト 仲村トオル、池谷薫、小林三四郎
パネリスト 長島忠美、上川路文哉、林あかね、阿部俊哉
講師 澤田雅浩、平井邦彦、稲垣文彦
「パープル・バタフライ」の上映とともに再び仲村トオルさんがゲストに。
前回お越しいただいた時よりさらに一回りも二回りもスケールが大きくみなさんの視線を釘付けにし、登場した時の歓声も一段と高まっていました。
トークでは前回来た後に新潟県内でロケした朝ドラ「こころ」の流れで被災した山古志への思いを語った他、「パープル・バタフライ」で共演したチャン・ツィイーの知られざる素顔、カンヌ国際映画祭のエピソード、「ロストメモリーズ」「青燕」と続けて出演した韓国映画についてなど。
またご存知のように奥様が新潟県人ですが、それ以外にも意外と深い知られざる新潟とのご縁をお話しして大好評のうちに終了しました。
他にもおそらく仲村トオルさんにとって忘れがたいエピソードも生まれたのですがそれは割愛します。
この年は羽賀友信氏が海外出張のため羽賀さんからの依頼で山古志村村長として震災の復旧に努めた長嶋忠美衆議院議員をパネリストに迎えての“国際フェスタ 長岡から発信する対話へのアプローチ”を開催。
羽賀さんの大きな仕事の一つであるイスラエル、パレスチナの学生を日本に迎えて日本の学生とともにディスカッションをする「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議」。
その模様を記録した「As Human Beings」の上映とともに彼らを迎え支えた長嶋氏と「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議」の皆さんとのディスカッション。
イスラエル、パレスチナという世界情勢の中で最も難しい課題を山古志の空気の中で語り合うこの企画。なぜ山古志なのかという素朴な問いに長嶋氏の「山古志は錦鯉のバイヤーが海外からたくさん来ていたので昔から国際的だったのですよ」という発言はなるほどと。
この合同学生会議は今年も開催されます。参加したイスラエル、パレスチナの学生が互いに顔を合わせたこと、それが和平への大きな1歩につながることを願います。
あと小林茂監督もアフリカへ「チョコラ!」の撮影のため映画祭は留守。
撮影を担当した「地域をつむぐ」上映前にアフリカからメッセージが届き流しました。
また「蟻の兵隊」の上映では主役の奥村和一さんと同じく山西省の残留兵士だったという観客の方が上映後に池谷薫監督とスリリングな意見交換を展開し、池谷監督も強く印象に残ったようでした。
最近話題となった「靖国」以上にこの「蟻の兵隊」は戦争について強く踏み込み、観る価値のある高い作品で、今も怒り戦い続ける元・日本兵の姿と国家の非道な姿との対比は様々なものを考えさせられました。
前年上映した台湾大地震を記録した「生命」。
1997年に発生した台湾大地震を記録した映像集団「全景」の作品のうちの1本でしたが、
ただ上映だけでなく中越大震災と絡めないかと企画したのが「中越大震災復興への道筋を探る」。
前年に山形国際映画ドキュメンタリー映画祭で上映された「全景」の作品をすべてみた小林茂監督の作品選定のアドバイスのもと三作品を上映し「三叉坑」ではディスカッションを開催。
この「三叉坑」という記録映画は震災とともに故郷の村に帰ってきた一人の青年を中心に力強く復興に勤しむ姿を3年に渡って追ったもの。途中で何度も挫けながら、さらに村にはダメ押しとばかりに水害が襲いながらも村の長老の知恵を参考にしたり、行政の援助をなんとか得たりと逆境を跳ね返し、最初はひ弱な印象の青年が映画が終わるころにはたくましい一人前の男として成長した姿に、ただ単純に人間って凄いと感想を漏らすしかない映画でした。
上映後の観客も交えたディスカッションではこの青年と、記録し続けた監督への讃辞が溢れました。
改めて世界には無名ながらも上映する価値ある映画があると思いました。
他にインパクトの強い画像に誰もがのけぞった「恋するブラジャー大作戦(仮)」は公開本数が減った香港映画の中で劇場公開されただけに、バカ映画と思わせながらも男が女の気持ちを知っていく過程をマジメに描いた作品でもありました。
それと「漁師と妻」についてはこちらをご参照ください。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-89.html
2008.07.27
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

当会ではこのブログの画像となる写真を撮影下さる方(携帯カメラでもいいです)、
チラシなどをスキャナーで取り込みpdf等、データでこちらまで送って下さる方、など
そんなことからでもご協力をいただける方も必要としてます。
よろしければご連絡願います。
第10回長岡アジア映画祭 ‐そしてこの大地とともに‐
http://www.mynet.ne.jp/~asia/10th/10th.html
2005年9月19日(月・祝)~25日(日)
会場:長岡リリックホール・シアター
生命(いのち)―希望の贈り物 (台湾 )わたしの季節(日本 )Little Birds―イラク 戦火の家族たち(日本)下女(韓国 )サマリア(韓国 )150秒前 (インド)雪国木羽屋根(こばやね)物語~新潟県松之山町~ (日本 )山踏み 森林再生への道(日本)天地に応えたい。平成16年新潟県中越地震(日本)愛にかける橋(中国=オーストリア)死んでもいい経験 (韓国 )彼女を信じないで下さい(韓国)鯉のいる村(日本 )フェーンチャン ぼくの恋人 (タイ )故郷(ふるさと)の香り(中国 )PTU(香港 )エスキア ~心の旅路~(トルコ )マジック・キッチン(香港 ) ビューティフル・デイズ (インドネシア)スカーレットレター(韓国 ) バンジージャンプする(韓国)村の写真集(日本)亀も空を飛ぶ(イラク=イラン )9/10(日本) 午後の五時(イラン=フランス)ハナのアフガンノート(イラン)第7回長岡インディーズムービーコンペティション
ゲスト 大杉漣、小林茂、江戸木純、青原さとし、東條政利、鈴木淳評、
羽賀友信、虎山ニルファ、小林三四郎
前年の映画祭後に起きた未曾有の中越大震災、大変な被害を受けたりと実行委員皆難犠な思いをして、ともかく映画祭を開くことが当会の復興の証ということで準備を始めました。
メインゲストには前回お越しいただいた時に実行委員誰もが魅了された大杉漣さんに大変な時だからこそ漣さんのお力が必要ですと依頼。こちらの願いに漣さんは応えていただき相変わらずのハードなスケジュールの合間を縫って再び駆けつけていただきました。
故郷・徳島で撮影した初めての映画だという「村の写真集」の上映後、登場した漣さんに司会の小林三四郎さんから震災後にお見舞いのお電話をいただいたお礼からトークはスタート。
「村の写真集」の話から当時出演していた大河ドラマ、そして被災した方々への励ましの言葉をいただいて好評のうちに終えました。
舞台裏では最近飼い始めたチワワを携帯の画像で見せてくれたりとやはり茶目っ気もあり素敵でしたが、実は来る前に撮影で腰を痛めていたと映画祭後に知り、そんな素振りも見せなかったので頭が下がる思いでした。いつかまたお越しいただきたいと願っています。
また小林茂監督が病に倒れながらも不屈の闘志で復帰し完成した「わたしの季節」が毎日映画コンクール記録文化映画賞受賞という快挙を経ての凱旋上映。
小林監督のいままでの苦労が大きな形で報われ喜びに包まれた温かい上映会になったと思います。
この後、新作として抱き続けたアフリカへの思いをまた多くの協力者の賛同を得て実現させた「チョコラ!」は今度の当映画祭で上映致しますのでぜひご期待下さい。
羽賀友信氏の講座は今回、アフガニスタンを舞台にした「午後の五時」と「ハナのアフガンノート」の上映とともにアフガン出身で通訳として活躍する虎山ニルファさんとの対談。
実際にかの国で生きたナマの声はお客様に大きな衝撃を与えたようです。
と、同時にニルファさんは羽賀さんに尊敬の念を終始、絶やさず改めて羽賀さんへの国際人ぶりを思い知らされました。
あとやはり大地震を経ての映画祭ということで「生命」「150秒前」「天地に応えたい。」と地震に関連した映画の上映、さらに小千谷・山古志と震災で大きな被害を受けた地でかつて撮影した「鯉のいる村」の上映ではこれがデビュー作だった神山征二郎監督よりメッセージをいただき上映前にアナウンスしました。
他にも「故郷の香り」でもフォ・ジェンチィ監督、香川照之さんよりメッセージをいただきましたがどちらも芸術性の高い大変詩的な印象でした。
当映画祭では佐藤忠男先生に続いてお越しいただいた映画評論家が江戸木純先生。
雑誌等の執筆には映画の楽しみ方を知りつくした批評でいつもとても参考になり尊敬できる方。
江戸木先生が配給をする「ビューティフル・デイズ」「エスキア」を上映するので先生の方から来ていただくことになり大変緊張した覚えが。
「ビューティフルデイズ」の上映前にお話しいただき、やはり豊富な知識の中からわかりやすく映画の解説をしていただきました。
また長岡出身の東條政利監督のデビュー作「9/10」を東京での公開前に先行初上映。
主演の鈴木淳評くんも一緒に舞台挨拶に来てくださいました。「9/10」は密室を舞台にした男たちのミステリアスすぎる物語。掟破りといってもいい衝撃のラストは驚くとはいえ青春の友情物語として感涙作。何度も見返したい映画ですがDVD化はしばらく無いそうです。
今年のお正月に当会メンバーで開いた新年会に帰省中の東條監督も参加いただき、いろいろ近況をお話しをさせていただきました。こんな形で交流が今も映画人と続いてることも映画祭の喜びです。
東條監督、次回作が実現することを願っています。
そして以前に「土徳」を上映した青原さとし監督の新作「雪国木羽屋根物語」は今は十日町市になった松之山が舞台。ということで主役の木羽職人、倉重徳次郎さんが家族の皆さんとやってきて青原監督とともに舞台挨拶。お相手を小林茂監督にお願いしたのでとても盛り上がりました。というのも倉重さんはとても寡黙ながらも仕事ができる本物の職人、いわばいい顔をしている方なのでその生きざまと佇まいだけでも説得力を感じてました。この映画の上映が事前に写真入りで新潟日報に紹介されたところ問い合わせが相次ぎ、上映には木羽屋根に一言持ってそうなお客様がたくさん来て、熱心に倉重さんに上映後質問が相次いでたのも印象的でした。恥ずかしながら知らないところで木羽屋根が根強いブームなんだろうかと。
他にこの年に深い印象を残したのが亡くなったイ・ウンジュの作品を二本上映。ハン・ソッキュが相手役の遺作「スカーレット・レター」とイ・ビョンホンの相手役「バンジージャンプする」。どちらも人気スターとの共演なので盛況でしたが、韓国女優の中でも抜群の美貌だったので惜しまれます。
と、書き連ねてきましたが初めて1週間の長丁場でやったものの、絶対にしてはいけない失敗を重ねたことが強く反省として今も残っています。
クロージング作の「亀も空を飛ぶ」は今、同じ時代に生きてることが根底から揺さぶられるほどの強烈さで事務所の扉にポスターを貼り、それを見るたびにこの年の映画祭と過ちを繰り返さないことを思い返したりしています。
この度の大地震に被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
2008.07.25
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長岡の街は長岡祭りに向けて浮き足立っているようです。
当会もみなさんで花火大会に足を運ぼう計画を立てています。
あと県央工高の甲子園での活躍に期待します。
第9回長岡アジア映画祭 アジアなしでは愛してゆけない
http://www.mynet.ne.jp/~asia/9th/9th.html
2004年9月21日(火)~26日(日)
会場:長岡リリックホール・シアター
THREE/臨死(韓国=タイ=香港)鉄西区(中国)延安の娘(日本) 純愛中毒(韓国)阿賀の記憶(日本 )D.I. (フランス=パレスチナ)サザン・ウインズ(インドネシア=フィリピン=タイ=日本)わが故郷の歌(イラン)アボン/小さい家 (日本=フィリピン)デスペラード・スクエア(イスラエル)イエス・ボス(インド)オー! スジョン(韓国 )アフガン零年(アフガニスタン=日本=アイルランド ) アタック・ナンバーハーフ2 全員集合!(タイ)藍色夏恋(台湾) オアシス(韓国)ツインズ・エフェクト(香港 )最後の恋,初めての恋(日本=中国)スーパードキュメンタリー 前衛仙術(日本)公園に来る人々(日本)第6回長岡インディーズムービーコンペティション
ゲスト 谷垣健治、当摩寿史、今泉光司、金井勝、中島崇
羽賀友信、小林茂、小林三四郎
この映画祭を続けていけばいつか辿りつける人と信じていた谷垣健治さんがゲストに。
大学卒業後、アクションの本場、香港映画界に単身乗り込み、並はずれた努力でアクション指導者の地位を手にし監督まで上り詰めた生粋の映画人。今は日本映画界にとっても無くてはならない至宝の人。
そんな波乱万丈な映画人生を綴った「燃えよ!!スタントマン」は数多く世の中に出回ってる映画本の中で未だ1位を占めているほどなので(ちなみに2位は香川照之さんの「中国魅録」)トークも「ツインズ・エフェクト」のことよりも谷垣さんのことを中心にお話しいただく。トークの中で谷垣さんが監督したという短編映画「Do Androids Dream of Electric Santa? 」を上映しましたがこの映画、ヒロインは今をときめく真木よう子だったりしたのでこれも今振り返れば貴重な上映でした。今年は「カンフーくん」のアクション指導でメディアに露出してましたが活躍を祈ってます。
そういえば映画祭後に中越大震災が起きて混乱の極みを経て翌年、当会も上映会活動を再開。
水害、大地震、大雪と完全に滅入ってるこの地の人々に喜んでもらおうと最初に上映したのが「スウィングガールズ」。そこで主演の上野樹里さんに長岡の観客の皆さんにメッセージを谷垣さんを通してお願いしました。上野さん主演の「笑う大天使」のアクション指導を谷垣さんが担当していた縁からです。おかげで上野さんからもメッセージが届き上映会は大成功でした。谷垣さん、上野さん改めてあの時はありがとうございました。
「最後の恋、初めての恋」の当摩寿史監督は新潟県出身、しかも母校がこの年の7,13水害で被災したので映画祭準備中にお見舞いのお電話をいただきました。そればかりか映画祭後に今度は中越大震災が襲いまたも事務所にお見舞いのお電話をいただいたりと気にかけていただいてます。
映画祭では上映前に舞台挨拶をお願いしたものの、話していくうちにどんどん後ろに下がっていくんだよと司会の小林三四郎さんが後で楽しそうに話していました。打ち上げでは静かな佇まいに反し、下積みからたたき上げた熱い映画への思いを語る姿がとても印象に残りました。新作を楽しみに待っています。
またこの年から長岡の真の国際人・羽賀友信さんの貴重な講演も。
映画の上映とともにその国の現況と米百俵の精神を活かした国際交流についてお話しいただいてます。
この回は「アフガン零年」の上映とともにアフガニスタンの民族衣装をまとった羽賀さんが実際に目にしたアフガンの国・人々について語っていただき大変な好評でした。
先日、羽賀さんとお話ししてたら「アフガン零年」という映画は実際にアフガニスタンの人が見たらかつての過酷な日々を思い出しフラッシュバックを起こし気分が悪くなるほどリアルな映画なんだそうです。
そして佐藤真監督の新作「阿賀の記憶」を撮影を担当した小林茂監督のお力添えで全国初上映。
チラシの解説も佐藤監督に書いていただきました。この映画の撮影に入る直前に小林監督は脳梗塞で倒れて、大変過酷な闘病を経ての復帰作。その時の思いを舞台挨拶でお話しいただきました。この時、佐藤監督は「エドワード・サイード OUT OF PLACE」の撮影のため中東に行ってた筈。お二人がリリックの舞台で並んで立ってほしかったと今となっては悔やむ思いも。
小林監督といえば「アボン・小さい家」の今泉監督とともに会場にはフィリピンで撮影を手伝っていたという方。この方がなんと小林監督が幼少期に近所に住んでいた方だと舞台裏でわかり、偶然の再会にお互い喜んでいました。これも映画祭ならではではないかと。
「アボン・小さい家」は平日にもかかわらず多くのお客様がお越しいただき上映後には熱心な監督とお客様の質疑応答がありました。
あとこの頃は韓流ブームが過熱していた時期で「純愛中毒」「オー!スジョン」「オアシス」といづれも癖のある韓国映画を上映。特に「純愛中毒」はビョン様の絶大な人気のおかげで満員と盛況でした。「バンジージャンプする」もそうですがビョン様には変化球のラブストーリーが合うような。
他に台湾の青春映画の傑作「藍色夏恋」では主演のチェン・ポーリンよりビデオレターをいただき上映前に流しましたが、彼自身もこの映画祭で上映されることを大変喜んでいたと関係者の方から伺いました。
さらに前年の映画祭終了後、初めて山形国際ドキュメンタリー映画祭に足を運び話題となっていたのが「鉄西区」。堂々9時間のドキュメンタリー映画をこちらでも一挙上映。はたしてお客様は来るのだろうかと思いましたが、お弁当持参で一日中観賞していた方々を目にし、長岡の映画熱を感じていました。
2008.07.23
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昨晩、池袋からN東京特派員から電話があり、話していたところその脇をS東京特派員が通りかかって見つけて電話口に出たのは驚きました。東京とはいえまるっきり別方向に住んでいるので凄い偶然だなと。二人はその後、一緒に「イースタンプロミス」を観に行ったようです。
第8回長岡アジア映画祭 ―君を待つ家へ the way home...―
http://www.mynet.ne.jp/~asia/8th/8th_top.html
2003年9月10日(水)~15日(月・祝)
会場:長岡リリックホール
五月の雲 (トルコ )母と娘(フィリピン)真昼の不思議な物体(タイ )チャンピオン(韓国 )南島劇場(なんとうシアター)青春篇 与那国COWBOYS (日本 )少女の髪どめ(イラン)おばあちゃんの家 (韓国 )ディル・セ 心から(インド )ラベンダー(香港 )運転手の恋(台湾 )草ぶきの学校(中国 )チベットの女 イシの生涯(中国 )セプテンバー11(フランス)欲望の翼(香港 )土徳~焼跡地に生かされて(日本)掘るまいか 手掘り中山隧道の記録(日本)イラン式離婚狂想曲(イギリス・イラン)ミニ・ジャパンの子供たち(インド)夜明け前の子供たち(日本)
ゲスト 田口トモロヲ、小林茂、橋本信一、青原さとし、島洋一、BABY・BABA
小林三四郎、 ロマンダムール、木村倫朗
メインゲストは田口トモロヲさん。初監督作「アイデン&ティティ」の撮影後、当時放映中でナレーションが大好評だった「プロジェクトX」の収録の合間を縫って駆けつけてくださいました。
初対面の時、「よろしくお願いします」と言ったあの声はまさしく「プロジェクトX」だったのでひそかに感激。上映作は世界11カ国の監督が“9.11”をテーマにしたオムニバス「セプテンバー11」。トモロヲさんは今村昌平監督の戦争観を体現したようにヘビになる「おとなしい日本人」。残念ながらこれが今村監督の遺作となってしまいました。
この後、実行委員みなさんで東京国際映画祭の「アイデン&ティティ」上映時に足を運び、トモロヲさんの楽屋をお邪魔しました。映画はとても良かったので翌年の当会上映会で上映。その際、トモロヲさんはボイスレターを送って下さいました。
当時も今も日本映画に欠かせない存在でスクリーンで目にすると記念写真の号令をかけて笑いをとってた姿を思い出したりしてます。
また-小林茂と観る記録映画の一日-として一日中、ドキュメンタリー映画を小林監督の解説・案内とともに上映。「掘るまいか」は後年起きた中越大地震の復興の象徴として全国各地で上映されました。映画祭では橋本監督の他、山古志のおじいちゃんたちも檀上にあがり小林監督の司会のもと、実に賑やかな上映会となりました。
さらに「土徳」の青原さとし監督は広島から、翌日上映した「与那国COWBOYS」の島洋一監督は沖縄からと全国からこの映画祭に駆けつけてくださいました。こう書いてると改めて感謝です。
さらに小林監督からの紹介で山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作の中から貸出できる作品があると知り、リストの中でストーリーに惹かれたタイの「真昼の不思議な物体」を選びました。
監督は今や世界を席巻してるアピチャッポン・ウィーラセタクン。
しかもこの夏に金沢でワークショップを開くと知らされ会いに行きビデオレターを撮影し上映前に流して好評でした。
以後、折にふれメッセージをいただいたりしています。
あとアジアの映画の魅力の一つにハリウッドに引けをとらない映画スターの大きな存在があります。
当映画祭だと香港はレスリー・チャン、金城武、レオン・ライ。韓国ではアン・ソンギ、ハン・ソッキュ、イ・ビョンホンのスター映画を多く上映してましたが、インドはというとやはりシャー・ルク・カーン!
この年に上映した「ディル・セ 心から」は巨匠マニ・ラトナムの大作だけにテロをテーマにした重厚な演出、加えてインド映画のお約束を破ったラストに驚きましたが、それ以上に冒頭の列車上、A.R.ラフマーンの音楽に乗せて歌い踊る華麗で文字通り危険なミュージカルシーンに圧倒されました。ホントにスクリーンで観るヨロコビ、まさに映画の醍醐味に震えていました。
他に「チベットの女」は中国映画界がオールチベットロケ、チベット人の俳優、スタッフを起用しチベット人の心情に迫った今思うと貴重な映画。今後、このような映画が再び現れることを期待したいです。
「おばあちゃんの家」は映画祭で上映した全映画の中でおそらく最もお客さまが号泣した映画。今もあの映画はよかったと耳に入ることがあります。おばあちゃん、お元気でしょうか。
そしてこの年の4月に亡くなったレスリー・チャンを偲んで「欲望の翼」をクロージング上映にして静かに第8回は幕を閉じました。
2008.07.21
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長岡出身・五藤利弘監督「モノクロームの少女」のヒロインの友人役を選ぶオーディションが
舞台となる栃尾と新潟で開かれました。
新潟でのオーディションを見学させていただきましたが、五藤監督はじめ審査員の皆さんは
振り落とすのではなく、応募者の個性を見極めて良い点を探し映画に合った役を探している印象でした。
こちらはオーディションを見学するのは初めてでしたが、その独特の雰囲気に呑まれながらも応募者、審査員の真剣な姿、やりとりに圧倒される思いでした。
各応募者に五藤監督が必ず尋ねた点は4つ。
1) 志望の動機。
2) 映画はよく観るか?
あらかじめ渡した脚本にそって演技と台詞を披露したのち、
3)演じるにあたってどのような役作りをしたか?
4)演じた姿は地に近いか、作った方が大きいか?
審査員の方々は時に厳しい意見を言いながらも今後のためになるアドバイスを送り、
応募者は皆、人生これからの若者ばかりなのでとても得るものが多かったと思います。
短い時間で客観的に自分が評価される機会はそうないのではと。
若い人たちがもっともっとこのオーディションに参加してもいいのにと思ってました。
この日の中からヒロインの友人役を射止めた人はいたでしょうか。
映画のクランクインが待ち遠しいです。
また春に撮影された「想い出はモノクローム」はネットムービーとして配信されています。
http://is-field.com/workshop/goto.html
「第13回長岡アジア映画祭」ではスクリーンで上映しますのでぜひご期待下さい。
2008.07.20
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当会の音声アシスト上映のとき市立劇場やリリックホールで男性と二人三脚の盲導犬をご覧になられた方は多いかと思います。
この盲導犬の名はオパールといって日本で初めて議場に入った盲導犬として知られてます。
そのオパールが現役を退き明後日、故郷の北海道に帰り老犬ホームで余生を送ります。
そこで、本日お別れ会が開かれオパールとの別れを惜しみました。
ご主人とともに当会事務所にも遊びに来ていたオパール。
市立劇場や当会までのあの階段をものともせずにご主人を案内していた姿はりりしかったです。
10年の長岡生活の中でバリアフリーへの理解を深めた貢献はとても大きく、
野茂の引退を聞いたドジャーズの元監督は「お疲れ様」でなく「おめでとう」と言葉を贈ったそうですが、オパールにもそれがあてはまると思いました。
「おめでとう」と「ありがとう」です。
ちなみにこの会の参加をご主人に申し込んだ時、「オパールくんのファンなんで残念です」と話したら「さっきからオパールくんと言ってるけどオパールってメスなんだよ」と。
それまでずっとオスだと思ってました。
オパールの跡を継ぐ盲導犬がまた当会の音声アシスト上映会に来てくれるはずなので、 みかけたらぜひ歓迎してください。
2008.07.19
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第7回長岡アジア映画祭 世界が変わった日の後で
http://www.mynet.ne.jp/~asia/7th/7th_top.html
上映作:快盗ブラック・タイガー(タイ)紙の花(インド)カンダハール(イラン=フランス)キプールの記憶(イスラエル=フランス=イタリア)銀杏(いちょう)のベッド (韓国)ドリアン ドリアン (香港 )ふたつの時、ふたりの時間(台湾=フランス)恋愛回遊魚(台湾 )華の愛 遊園驚夢 (中国 )エンジェル・スノー(韓国 )鬼が来た!(中国 )阿賀に生きる(日本)ギフチョウと生きる郷(さと)~神奈川県藤野町篠原・牧場地区の記録~(日本)犬猫(日本)
ゲスト 澤田謙也、小林茂、小林三四郎、木村倫朗(シタール演奏)
「アジア諸国の文化理解と市民レベルの国際交流」を毎年企画書の一文に添えてる当映画祭。
前回の映画祭直後に起きた911テロの衝撃を否応なく意識せざるおえなくなり、副題もその結果。
メインの映画にクローズアップされたアフガニスタンが舞台の「カンダハール」を。
「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない 恥辱のあまり崩れ落ちたのだ」と強烈に扇動する
モフセン・マフマルバフ。
撮影時に見向きもされなかったカンダハールを選んだ秀逸な嗅覚で世界の無知を告発。
改めて映画は世界に目を向ける、関心を持つきっかけの一つだと実感しました。
またゲストの隊長こと澤田謙也隊長は「鬼が来た!」の抱腹絶倒、とはいえ俳優としてとんでもない体験の連続だった撮影秘話を話していただき大好評。
映画とこのトークどちらも参加したお客様はとてもお得でした。
しかし規格外のスケールを持つ隊長が“怪物”と評した監督・主演のチアン・ウェンは相当なものだと想像できます。
あと印象に残ったのは実際に戦場を体験した年配の方の質問に丁寧に応えて“人生の先輩”と後で感想を話してたことと当映画祭への叱咤でした。
「鬼が来た!」を観た方はわかるかと思いますが、ともかく隊長の重厚な存在感が強烈に印象に残る筈。おそらく九州で観たであろうファンがわざわざ駆けつけ差し入れにお菓子をいただき、隊長も驚いてました。
稀有なアクション俳優とともに「鬼が来た!」のような鬼気迫る演技力で圧倒する力を持つ隊長が日本映画にあまり出演してないのは損失といって過言でなく、新作は久しぶりにジャッキー・チェンと共演したと聞くとやはり日本映画界はもっと隊長に活躍の場を与えるべきと歯がゆい気がします。
隊長、中越大地震の時は励ましの年賀状ありがとうございました。
また宮沢りえに男装の麗人ジョイ・ウォンが迫る「華の愛」はあやうく定員オーバーというほどお客様が押し掛けました。。
会場整理担当者が必死の思いでさばききり、終わった後に披露困憊になってたのも印象的でした。
お疲れ様でした。
他に「恋愛回遊魚」は配給を担当したグアパ・グアポの代表の方がお越しいただき舞台挨拶。
長岡に縁があるこの方とは以後、当映画祭を理解していただき作品を何度も上映させていただいてます。意外と配給会社で働く方で長岡に縁のある方がいるようです。
また「阿賀に生きる」は完成10周年を記念しての上映、「犬猫」は「人のセックスを笑うな」の井口奈己監督のデビュー作です。
2008.07.18
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現在、「第13回長岡アジア映画祭」のポスター、チラシの印刷準備を進めています。
作品・スケジュールは近々こちらに掲載したいと思います。
映画祭の続き。
第6回長岡アジア映画祭 RUSSING ASIA
http://www.mynet.ne.jp/~asia/6th/6th_top.html
日時 2001年8月30日(木)~9月2日(日)
会場:長岡リリックホール
上映作 ドリフト(香港)まじめで悪いか!(日本)西ベイルート(レバノン )渇き(インド )アタック・ナンバーハーフ(タイ )ブラックボード 背負う人(イラン )ザ・カップ 夢のアンテナ(ブータン・オーストラリア )春香伝(韓国) つぼみ(韓国 )RUSH !(日本)ふたりの人魚(中国・ドイツ・日本) 裏街の聖者(香港)ちょっと青空(日本)「闇を掘る」(日本)「青~chong~」(日本)「黒いカナリア」(日本)第3回長岡インディーズムービーコンペティション
ゲスト 大杉漣、小林茂、小林三四郎
「RUSH!」の上映とともに現場を渡り歩く多忙な中、大杉漣さんがゲストに。独自の俳優論を熱く語っていただき、その生きざまに一同圧倒される思いでした。新潟の高校生の自主映画に主演した「黒いカナリア」も上映。この時、初めて観るという漣さんも客席に座って一緒に観賞。上映後は監督もステージにあがり作品秘話を語っていただきました。しかし特に印象的だったのはステージに登場する直前、楽屋口で精神を集中される姿。誰も近づけないようなたたずまいに本物の役者の凄みを感じてました。
ちなみに「AERA」が密着取材をしてたのも初めてのことでした。
また小林茂監督が撮影を担当した「闇を掘る」の上映とともにナレーションを担当した小林三四郎さんも小林監督とともに舞台挨拶に登場。お二人で作品の思いを語っていただきました。
レバノンやブータンというあんまり映画産業が盛んでないといっていい国の上映、さらに映画大国インドの幻の傑作「渇き」では終映後、客席から拍手が起こったりと振り返ると粒ぞろいの作品が揃ってました。
映画作家の映画としてツイ・ハーク「ドリフト」、イム・グォンテク「春香伝」、ロウ・イェ「ふたりの人魚」、チャン・ソヌ「つぼみ」、リー・チーガイ「裏町の聖者」、サミラ・マフマルバフ「ブラックボード」とこちらもラインナップを今見ると充実。
さらに「青~chong~」に至っては後に国民映画「フラガール」を撮った李相日監督の在日をテーマにした、青臭さが魅力的な青春映画。
さらにさらにこの年の「長岡インディーズムービーコンペティション」のグランプリ受賞作は後に「酒井家のしあわせ」でメジャーデビューを飾った呉美保監督の「由布院源流太鼓」とどちらも当時、足を運んだお客様はちょっと人に自慢できるのではないでしょうか。
呉監督はスクリプターを務める大林宣彦監督「なごり雪」の準備を合間を縫って駆けつけてくださいましたが、この時に李相日監督と同じプログラムで上映されてたのもちょっとした奇遇に思います。
またこの年は河島英五さんが亡くなり、追悼の意味を込めて長岡で撮影された「まじめで悪いか!」を特別上映。
映画祭後に河島さんのファンサイトの方から問い合わせが来て、こちらにもお知らせすれば良かったと悔やんだりしましたが、長岡で撮影された映画に興味を抱いたさきがけの1作でした。
というわけで振り返るといろんな意味でその後の方向に影響を与えたように思います。
2008.07.17
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去年の今頃は「黄色い涙」上映会の準備をしてました。
そこでおきた大地震。上映会は決行しましたが観に来れなかった柏崎の方々がいたと聞いて胸が痛みました。
第5回長岡アジア映画祭 ― CONTACT WITH ASIA ―
http://www.mynet.ne.jp/~asia/5th/5th.html
2000年9月7日(木)~9月10日(日)
会場:長岡リリックホール シアター
クワイエット・ファミリー(韓国)カドッシュ(イスラエル)ナイフ(ベトナム )美少年の恋(香港) 手紙(韓国 )シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦(インド )運動靴と赤い金魚(イラン )追憶の上海 (中国 )ジェネックス・コップ(香港 )接続(韓国 )こどものそら(日本)終(日本)第2回長岡インディーズムービーコンペティション
ゲスト 仲村トオル、小林茂、寺田裕之
本当にやってきた仲村トオルさん。ステージに登場した途端、大きな歓声が沸き起こりました。
トークでは「ジェネックス・コップ」を巡るアクションシーンの裏話に大盛り上がりでした。
ちなみに当日は記録的な大雨。会場から帰りのタクシーまでの距離。花壇に植えられた花々が雨に打ち倒れてるのを目に止め「花が可哀そうだ」とそっと呟いた声に優しさを感じて感激してました。
「ジェネックスコップ」と同じく新世代スターが共演する耽美映画「美少年の恋」。
字幕を担当した水田菜穂さんは香港映画ファンにとっては憧れのライターとして活躍。上映前に飛び入りで参加し映画の魅力を話していただいた他、小林三四郎さんとともに仲村トオルさんトークのお相手をしていただきました。そして柏崎出身の三四郎さんは以後、映画祭のメインゲストのトークのお相手という大役を引き受けていただいてます。毎年ありがとうございます。
とはいえこの頃から映画祭の目玉映画は香港映画から韓国映画に移行していったように思います。
「接続」は97年、釜山国際映画祭が凄いらしいと聞きつけ駆けつけながら、劇場で観て感極まったラブストーリー。当時ハン・ソッキュの名も知りませんでした。3年後にやっと上映出来てお客様から喜んでいただいて良かったです。
またこの年から開会式で音楽ユニット、ロマンダムールの歌と演奏で開会式の幕が上がりました。
ロマンダムールとは知る人ぞ知る長岡の書店員さんでもあります。
2008.07.16
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第4回長岡アジア映画祭 アジア・ゴーゴー
http://www.mynet.ne.jp/~asia/4th/4thfilms.html
1999年7月22日(木)~7月25日(日)
会場 長岡リリックホール
上映作 北京四重奏(カルテット)(中国)満月の日の死(スリランカ・日本)永すぎた夏(モンゴル)放課後 (日本)自転車(日本)にいがた映画塾∞インディーズムービー(日本)八月のクリスマス(韓国)ラブ ゴーゴー(台湾)ボンベイ toナゴヤ(インド)メイド・イン・ホンコン(香港)1000の瞬き(香港)世界の涯てに(香港)
ゲスト 馳星周、小林茂
「メイドインホンコン」の上映とともに「この映画は私の宝だ」と語ってた馳星周先生をお招き。ご存知のように大の蹴球中毒として知られてますが、当時は香港映画フリーク。その名を読んで香港映画ファンは当時大喜びをしていました。今は有名ですが周星馳(チャウ・シンチー)は知る人ぞ知る存在でその面白さを映画ファンにさえ伝えるのは割と至難の業だったような。トークでは馳先生にフルーツ・チャン、サム・リー、リー・チーガイ、そしてチャウ・シンチーと香港映画人との交流をメインに他にもサッカーの話もしていただきました。ちなみに楽屋での打ち合わせでサングラスを外していただいたのが印象に残ってます。
事務所にはこの時のお礼を込めて馳先生の本が今もずらりと並んでます。
他に特筆なのは「八月のクリスマス」を上映し、韓国で大きな地殻変動が起きていることを実感。
しかし振り返って気になるのは「ラヴゴーゴー」以来、今も続くチェン・ユーシュンの沈黙。さえない人々の滑った転んだを温かく見つめるまなざしに感激してましたが、力のある監督だけに沈黙が残念でならず新作をずっと待ち望んでいます。
それとインドの怪作「ボンベイtoナゴヤ」に呆気にとられましたが、この映画の配給担当者が名古屋からわざわざ映画祭を見学、というかスタッフとして参加。あっという間に打ち解けて今も交流が続いてます。そればかりか、この方のご尽力で今度の当映画祭に、あの時楽屋で「チャウ・シンチーの中で一番面白い」と馳先生が話してた映画が上映できそうなので、この縁に深く感謝。
2008.07.15
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当会上映作はテレビのCM等で大量に宣伝している映画ではないため、知名度に関しては正直いま一つです。そのため今回の「4ヶ月、3週間と2日」のポスター貼りにお願いに行くと作品について説明をする、もしくはそのまま渡してお願いするだけというのがあります。しかし中には相手の方が「この映画、気になっていたんですよ」と言って下さったりするととても嬉しく思ったりしてました。ホントに単純ですが。同じく嬉しいのが頼んだらすぐに掲示してくださるということです。
「第10回長岡インディーズムービーコンペティション」の応募は7月11日の消印で〆切りました。
やはり締め切り間際で作品がドドっと届き、先ほどまで嬉しい悲鳴を上げながら整理をしてました。
応募いただきました方々、本当にありがとうございます。
厳正な審査を8月に行う予定です。
また映画祭の続きを。
第3回長岡アジア映画祭 アジアからのラヴソング
日時 1998年9月4日(金)~6日(日)
会場 長岡リリックホール・シアター
上映作品 私の子供(フィリピン) ナヌムの家2(韓国) ラヴソング(香港) 孔雀の家(タイ・日本) [Focus](日本) 初恋(香港) 遥か、西夏へ(中国) インディラ(インド) "にいがた映画塾"(日本)
ゲスト 村田順子、岡本菜穂子、小林茂
今回はメロドラマの王道を行く「ラヴソング」がメイン、ホントに「君さえいれば 金枝玉葉」に続き素晴らしい映画をピーター・チャンは撮ってました。そのためゲストは主演のレオン・ライファンクラブ会長の漫画家・村田順子先生をお招きしこの映画とレオン・ライの魅力を存分に語っていただきました。
お相手を務めた岡本菜穂子さんは当時テレビ新潟の新人アナウンサー。たまたま新聞で香港映画、それもトニー・レオンのファンとカミングアウトしてた記事を読んでお願いをしましたが、こちらの想像以上に香港映画に造詣が深かったためかなり盛り上がった内容になりました。岡本アナはその後、テレビ新潟の看板アナになった後に退職されましたがお元気でしょうか。
また後年、某映画祭でピーター・チャン監督にお会いする機会があり、この映画祭のチラシをお渡ししたら大変喜んでました。
そして当時、「神様、もう一度だけ」で人気沸騰中だった金城武主演「初恋」もたくさんのお客様が来てくださいましたが、かなりアバンギャルドな作品でした。何しろ監督が最後にカメラの前で「僕には監督が向かなかった」と懺悔してまいます。
あと「にいがた映画塾」の枠内で小林茂監督の短編「放課後」を上映。
前年は観客として足を運んでた小林監督がここから当映画祭に参加し、以後多大なお力をいただくことになります。
また当時は新潟市に大規模なセットを組んで撮影をした手塚眞監督、浅野忠信主演「白痴」を当映画祭からも応援の意味を込めて浅野忠信主演の[Focus]を上映。
応援といいながら「白痴」のロケ地から浅野さんよりビデオレターをいただき上映前に流したり、なんてことをしていました。
あのビデオレターはファンにとってはたまらなかったと思います。
ちなみに「白痴」のロケは新潟の映画文化に多大な影響を与えたといっていい事件でした。
2008.07.14
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日中は暑くて出られず、夕方になってからポスター貼りなどに出かけてきました。映画祭の続き。
第2回長岡アジア映画祭 アジア、つながる。
http://www.mynet.ne.jp/~asia/2nd/2nd.html
日時:1997年 年9月5日(金)~7日(日)
会場:長岡リリックホール・シアター
上映作品 馬鹿宣言(韓国) ニャム(ベトナム) 太陽の少年(中国) カップルズ(台湾) フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳(香港) 夜半歌聲 逢いたくて逢えなくて(香港) 絆(モンゴル) HOBOS(日本) にいがた映画塾'97+手塚眞短編作品
ゲスト 中山忍、TSUNTA
ここからゲストにアジアの映画に出演した俳優や長岡に縁のある映画人ということで、
香港映画「フィスト・オブ・レジェント 怒りの鉄拳」のヒロイン、中山忍さんと
長岡出身のロックシンガー、TSUNTAさん主演作「HOBOS」をお招き。
中山忍さんをお招きするために「フィスト・オブ・レジェント」に日本語字幕をつけての全国初上映。
客席では忍さんも一緒に観客の皆さんとご覧になってウケていました。
トークでは主演の今や世界のジェットことリー・リンチェイの話題はファンには貴重な話ばかりかも。
もちろん忍さんはとてもスレンダーで意外と長身だったことが印象に残ってます。
話題がとても豊富で自信の映画への想いも含めてあっという間に時が過ぎていきました。
一方、TSUNTAさんは上映前に気合の入ったミニライブを開催。
テーマ曲の「やがて風は吹くだろう」は名曲なので必聴です。
あとサプライズとして「HOBOS」の熊沢尚人監督が上映前に駆けつけ舞台挨拶。
最近は「虹の女神」「ダイブ!!」と大活躍のようです。
なおTSUNTAさんは今年の10月には久しぶりの長岡凱旋ライブを開くと聞きました。
そしてエドワード・ヤン監督「カップルズ」も上映しました。
一周忌を終えましたが、今も新作を待ち望んでる気持ちがあります。
2008.07.13
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先日、なれないプレゼンをしてきたのは「ウィルながおか市民企画講座」。
登録したばかりの「ウィルながおか」の事業を登録団体が企画書を提出し
プレゼンをして審査員の方々が決定するもの。
企画内容が各団体の活動や特色を生かして男女平等と共同参画の実現とあり、
当然当会は映画上映と絡めての企画を提案。
ある映画について熱を込めて上映会の実現をプレゼンしてきました。
結果はめでたく採用の通知が本日到着。
名に恥じないような上映会にできたらと思います。
おそらく映画祭後に開催するので詳細が決まりましたらまたご報告します。
関係者の方々、ありがとうございますとご指導願います。
2008.07.12
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一つ山を越せば更なる山がそびえ立ってるのを目にしたりしていますが昨日に続いて。
第1回長岡アジア映画祭 アジアがつながる日
http://www.mynet.ne.jp/~asia/1st.html
1996年7月18日~21日
長岡市立劇場
上映作 上海ルージュ (中国・フランス)、 わが家の問題(朝鮮民主主義人民共和国)、 霧の村(韓国) 、君さえいれば 金枝玉葉(香港)、ピロスマニ (グルジア)、ナヌムの家(韓国)、格闘飛龍・方世玉(香港)、川の流れに草は青々(台湾)、白い風船(イラン)、 眠る男(日本)
ゲスト: 佐藤忠男、 関川夏央、小栗康平
「第1回」と銘打ったのは「2回目」が出来ればいいな、という思いを込めて背水の陣で挑んでました。
結果は会場の市立劇場は広すぎるのではということになり、次回からリリックホールへ。
怖いもの知らずとはいえ、1から始めた得体の知れない映画祭にお越しいただいた豪華なゲストの方々に今も感謝しています。
新潟出身の佐藤先生からは大きなアドバイスを、長岡出身の関川先生からは叱咤をいただき、小栗監督のダンディなお姿は今も目に焼き付いてます。
上映作については「ローマの休日」の香港題と同じ原題「金枝玉葉」こと「君さえいれば 金枝玉葉」を超えるラブコメは今も無いのでは。
また映画祭後に高崎で開かれた「映画祭サミット」に実行委員何名かで出席し、全国の映画祭スタッフと触れて刺激を受けたのがとても大きかったです。
印象的だったのは行政の方が多かったこと。こちらが異質なようでした。
2008.07.11
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「第13回長岡アジア映画祭」を前に懐かしむのは早すぎますが、初心を思い出すために振り返りたいと思います。
「長岡アジア・プレ映画祭」
http://www.mynet.ne.jp/~asia/pre.html
1996年 3月30,31日 長岡市立劇場
上映作 「恋する惑星」(香港)、「独身女性」(中国)、「開闢」(韓国)、「怪傑、洪吉童(ホンギルドン)」(朝鮮民主主義人民共和国)、「最後の冬の日々」(カザフスタン)、「せむしの仔馬」(ロシア)
「恋する惑星」を長岡で上映できないものか、とシネ・ウインドに相談して開いた最初の映画祭。
トニー・レオンもカネシロ・タケシもフェイ・ウォンもウォン・カーウァイも誰、それ?ととらえられてた時代だったのでこういう形で長岡に紹介できました。
長岡市立劇場の大スクリーンにこのポップアートコーンムービーが映り、「夢のカリフォルニア」が流れたのを思い出すと、手探りの状態から上映にこぎ着けた諸々の出来事に感慨深いものがあります。
しかし、今思うと「開闢」は巨匠イム・グォンテク作、「怪傑、洪吉童」に至っては北朝鮮に拉致された(と言われてる)韓国の名匠シン・サンオクがプロデュースした娯楽活劇で、もはやスクリーンで観る機会がほとんど失せたといってよく、足を運んだお客様はとても貴重な体験です。
特に「怪傑、洪吉童」が気に入り二回観に来た少年が印象に残ってますが、今頃どうしてるでしょうか。
あと、当時は資料として残すことなどまるっきり考えてなかったので、この時のポスター、チラシは事務所にも数枚しか残っていません。
2008.07.10
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記録として当会の上映会を書き残したいと思います。
途中抜けてるところもあり、それはおいおい書き加えたいと思います。
ただし映画祭や野外上映会は除きます。
1990 7、14 フィールド・オブ・ドリームス
10、9 ローマの休日
11、17 天国と地獄
12、15 ステラ、ニュー・シネマ・パラダイス
1991 2、9 恋人たちの予感
3、16 明日に向かって撃て!
4、13 ハリウッドに口づけ
6、22 インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
7、11 サラーム・ボンベイ
8、17 男はつらいよ
男はつらいよ 寅次郎相合傘
9、28 おもひでぽろぽろ
11、22 カサブランカ
1992 2、14.15
麗しのサブリナ,ティファニーで朝食を
3、28 八月の狂詩曲,息子
5、23~5、30 ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間
6、28 遠き落日
7、26 紅の豚
7、28 遠き落日
8、28 リトルマンテイト
1993 2、12.13 ドラキュラ
4、16 美女と野獣
5、27 夢の女
5、29 マルコムX
6、11 おしゃれ泥棒
6、18 マイ・フェア・レディ
6、25 ローマの休日
8、20 月光の夏
1994 3、21 月はどっちに出ている
4、30 ぼのぼの
7、23 ピアノ・レッスン
9、24 さらば、わが愛 覇王別姫
12、4 ギルバート・ブレイク
1995 2、10 河童
3、27 スワン・プリンセス
12、16 音のない世界で
1996 6、8 太陽がいっぱい
9、14 哀愁
11、9 慕情
12、14 誰がために鐘は鳴る
1997 2、2 昼下がりの情事,すみつぐのつぐ
3、30 絵の中のぼくの村,5等になりたい
4、26 嵐が丘
5、24 シェルプールの雨傘
6、7 宮本武蔵 一乗寺の決闘
7、6 八日目
11、20 ひまわり
12、12 レオン完全版
1998 3、14 東京日和
6、27 ブラス!
11、28 ビヨンド・サイレンス
12、10 風の歌が聴きたい
1999 10、1 ちぎれ雲
12、23 白痴
2000 3、8 バッファロー66
3、25 シュリ
7、15 ブエナビスタソシアルクラブ
2001 4、14 キャラバン
7、8 あの頃、ペニーレインと
2002 2、10 GO
4、13 山の郵便配達
7、14 アメリ
2003 1、25 ピンポン
3、23 なごり雪
5、17 猟奇的な彼女
7、5 折り梅
12、5 北京ヴァイオリン
2004 3、14 アイデン&ティティ
5、29 ジョゼと虎と魚たち
7、25 ロスト・イン・トランスレーション
2005 3、12 スウィング・ガールズ
5、22 モーターサイクル・ダイアリーズ
7、16 コーラス
2006 3、18 サヨナラCOLOR
5、20 カーテンコール
7、10 クラッシュ
2007 3、17 筆子、その愛
5、26 ダーウィンの悪夢,9/10(ジュウブンノキュウ)
7、21 黄色い涙
2008 3、15 殯の森
5、18 いのちの食べかた
6、1 ひめゆり
そして8、9が「4ヶ月、3週と2日」です。

2008.07.09
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七夕の夜。
先ほどまで最近結婚した当会メンバー同士のお祝い会を開いてました。
真面目で信頼を寄せられる新郎、
運命で結ばれた新婦。
端から見ててもお二人は出会うべくして出会ったはずです。
ずっと、ずっとお幸せに。
それと作業が立て込んでるのでこれからもよろしくお願いします。
ちなみにお祝いのお酒ということで中東のお酒アラクの栓を抜きましたが、
これがアルコール度52%というツワモノ。
しかし不思議なことにお水で割ったら透明だったのが、白く変貌し飲みやすくなり
おめでたいのでますますガンガン飛ばしてました。
さらにその席でまた当会メンバーのお祝い会をいづれ開くことが発覚したのでなおのこと。
明日は起きられるでしょうか。
2008.07.07
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(c)2005 CONSTANTIN FILM GMBH
「4ヶ月、3週間と2日」の資料の中にルーマニア出身の俳優という項目がありました。
確かにコマネチやチャウシェスクぐらししかすぐに思い浮かばないルーマニア人、
著名な俳優さんて誰だろうと読んでみたら、長岡にも縁のある女優さんがいました。
アレキサンドラ・マリア・ララ。
ブカレストに生まれチャウシェスク時代の4歳に両親とともに西ドイツに移住。
日本ではドイツ映画「ヒトラー 最期の12日間」のヒトラーの秘書役が最も有名ですが、
彼女は2004年10月に長岡に滞在し小千谷、山古志、柏崎でドイツ映画を撮影していました。
その映画の名は「漁師と妻」。
2004年に開かれた「第9回長岡アジア映画祭」に「漁師と妻」の日本側のスタッフが、
多くのエキストラが必要なので募集のチラシを映画祭の会場に置かせてもらえないかと、やってきて、気に入っていただいたのか打ち上げにも参加。
その縁で映画祭後にドイツ・日本の混合部隊が撮影する「漁師と妻」の35㎜フィルムがまわる現場を覗かせていただきました。
当時は「ヒトラー 最期の12日間」は公開されておらず、ドイツでは人気女優とはいえ、日本ではほぼ無名。
小柄で小顔と大きな瞳に透き通るような肌、そして大変気さくな素顔で好感度抜群。
撮影では養鯉場の錦鯉が泳いでる大きな水槽にホントに飛び込んだりと体当たりの演技も見せて女優魂を見せつけてました。
ただニシキゴイの柄をイメージした映画の衣装はそのセンスに日本側のスタッフが戸惑っていましたが、、、、
撮影は二週間ばかり続き、無事に終了した直後にあの中越大震災がこの地を襲ったので、
奇しくもこの映画lが震災前の山古志の姿を映した最後の映像になったようです。
それで2006年の「第11回長岡アジア映画祭」ではこの「漁師と妻」を、
ドリス・ドリー監督から寄せられた震災のお見舞いにも触れたメッセージを読み上げて特別上映。
当時、撮影に参加したエキストラの皆さんや、撮影に協力し地震で大きな被害を受けた養鯉場のご主人も駆けつけて観賞し楽しんでいただき、
結局、この映画は日本では劇場公開もDVD化もされず貴重な上映会となりました。
そんなマリアの新作は「ヒトラー 最期の12日間」を観たかのフランシス・F・コッポラが
直々に手紙を送って出演が決まったという「コッポラの湖蝶の夢」のヒロイン。
故国ルーマニアが舞台のファンタスティックなラブストーリーのようです。
他にもテオ・アンゲロプロスやジェイムス・アイボリーと名だたる巨匠の新作に出演しすっかり大物女優になってるようですが、「漁師と妻」で小千谷の神社で挙式したこと、柏崎の旅館から眺めた日本海、山古志の棚田の風景、そして何より養鯉場の水槽に飛び込んだことを思い出したりしてるでしょうか。
活躍をこれからも祈りたいです。
あともちろん「4ヶ月、3週と2日」の二人のヒロイン、ローラ・ヴァジリウ、ヴラド・イヴァノフの熱演にもご期待下さい。
2008.07.06
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ようやく8月9日の「4ヶ月、3週と2日」上映会のチケットができました。
早速、長岡市立劇場、大和長岡店、文信堂長岡店、島津レコードに配布しました。
随時、新潟のシネ・ウインドはじめ各プレイガイドに置いていただきます。
本日はこれから香港特派員の命を受けて若松孝二監督に伝言を伝えに行きます。
2008.07.05
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忙殺の日々は加速していき、
映画祭のジグソーパズルのような作品スケジュール決め、広告協賛願い、原稿書きと入稿の確認、
メールのチェックに国際電話!そして映画祭にご協力いただく方々への依頼と打ち合わせ、
その合間にもプレゼンに参加させていただきましたが、もっと時間があればと。
一息ついてI My Meを聴きながら思ってます。
この次はポスターの下張貼りへと。
発売中の「月刊ウインド」に「街の記憶 劇場の灯り 長岡座談会」の様子がレポートされてます。
書いていただきましてありがとうございます。
2008.07.04
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(C)Mobra films 2007
配給:コムストック・グループ
忙しいは心を亡くすと書くとよくいったものですが、
現在、映画祭の諸々と「4ヶ月、3週と2日」上映会の準備、企画書・申請書の提出と忙殺続きです。
余裕がないせいにしてはいけませんが、感じが悪いことは自覚しているつもりです。
接して不愉快に思われた方々すみません。
そんなわけで「4ヶ月、3週と2日」で最も共感するのは、
友人のため危険を顧みず忙殺されていくヒロインの姿。
予期せぬ出来事が次々と襲い掛かる姿に同情します。
これからポスター貼り、チケットまわり、チラシ配布などにまわりますが、
お手伝いいただける方、常時募集しています。
ちなみに昨晩の事務所はやけに国際色豊かで華やいでました。
いづれ報告できればと。
2008.07.01
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