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“第3回”と“第6回”

「第3回長岡インディーズムービーコンペティション」に「由布院源流太鼓」でグランプリを受賞した呉美保監督はその後、「酒井家のしあわせ」でメジャーデビューを果たして第12回の当映画祭に主演の森田直幸くんとお越しくださいました。
現在、年明け早々新作「オカンの嫁入り」の撮影に着手しているようで、主演はなんと宮崎あおいと大竹しのぶという最高のキャストを得てどう料理するのか、その手腕に期待し完成を待ちたいです。
やはり脚本は呉監督自ら書いています。

「オカンの嫁入り」公式HP
http://www.okannoyomeiri.jp/

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また「第6回長岡インディーズムービーコンペティション」に「マリコ三十騎」でグランプリを受賞した真利子哲也監督は「イエローキッド」で長編映画デビューを果たしました。
現在、東京のユーロスペースで公開中です。こちらも観賞できる日を待ちたいと思います。

「イエローキッド」公式HP
http://www.yellow-kid.jp/

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2010.01.31 | Trackback(0) | ごあいさつ

やるべきこと尽きないけれど スキには勝てない!



昨晩のミーティングはここ1週間の出来事の報告に新年会の出席者の確認など。

しかし寒い日は続きます。

2010.01.30 | Trackback(0) | 当会の活動報告

とちお遊雪まつり



「モノクロームの少女」が撮影された栃尾で開催される雪まつり、
“とちお遊雪まつり”の前夜祭にて「モノクロームの少女」が上映されます。

日時 2月13日(土)16:00~
会場 道の駅とちお 展示プラザホール (おりなすロビー)

主催・問 栃尾観光協会 TEL 0258-51-1195
HP http://tochiokankou.jp/page6.html

2010.01.29 | Trackback(0) | お知らせ

映画をつくるような人間になるというのはとても考えてなくて



*本当に木曜日の午後7時という遅い時間にありがとうございます。
現在、私の方は腎臓が悪くて透析をしてるものですから、
月・水・金と夜は透析にあたっているもので、
木曜と言うこちらの勝手な都合で今日の夜、上映をお願いしたんですけども。

今日はですね水曜日に公民館で太極拳をやってるんですけど、
その仲間ですとか、いろいろ応援していただいてる皆さんに、
今日はお越しいただいてますが、本当にありがとうございます。

今日これからご覧いただく「そっちやない、こっちや」という
ちょっと変わった題名の映画ですけど関西弁で言うんで、
新潟弁でいうと「そっちじゃねえで、こっちだぞ」というようなまぁ、
これ新潟弁じゃないな、そういう意味の映画です。

これがですねえ柳澤寿男という10年前に83歳で亡くなりました
記録映画監督の福祉の映画というのが5本あるんですけどもその4本目にあたります。

私は24,5歳から30半ば位までこの柳澤監督の助手として
現場に入りまして二つ映画を作りました。
10数年間で二つなんですけども、私は今55歳になりますが、
24,5歳に映画の現場に入ってその時は映画をつくるような人間にはとても考えてなくて、
スチール写真という写真家になりたくいと思って京都にいましたので、
京都に柳澤監督と知り合いましたこともありまして、
監督が新しい作品をつくるようだと聞いたものですから
なんとか現場に連れてってくれないかというふうにお願いして現場3人でつくった映画です。
その話はまたゆっくりとこの映画が終わりましてからやりますけども、
3年位かけまして完成したのが27,8くらいでしょうか。
初めて私が映画の現場に入った作品です。

愛知県の知多半島に知多市という小さな町があるんですけども、
そこが舞台のどちらかといえば大人の今で言う知的障がい、
当時は知恵おくれと言ってましたけども、
知的障がいのある大人達がみんなで来て、
それからいろんな活動をしていくという、そういう映画です。
結構1時間50分位あるんですけど途中で歌も入ります。
楽しい、とても美しい映画です。
どうぞごゆっくりご覧いただければと思います。

今日はこの映画祭これ1本なんですけども、16mmフィルムそのもので上映いたします。
デジタルビデオのなんとかではないんですね。
このフィルムがプリントしてすぐのフィルムじゃありません、
褪色していることが充分考えられますので、そこはご勘弁いただいて
16mmフィルムの味わいも感じていただければと思います。

それじゃあ、ごゆっくりお楽しみ下さい。
じゃあ、また後でお願いします。

『第14回長岡アジア映画祭』
柳澤寿男監督作 「そっちやない、こっちや 『コミニティ・ケアへの道』」上映前
小林茂監督舞台挨拶

2009年9月17日

2010.01.28 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

地震の話に大きく関っていますので

*今日はようこそお越しくださいましてありがとうございます。
長岡では5月、6月に公開していただいたんですけど、
改めて映画祭で震災復興ということで、今日上映させていただきます。
地震の話に大きく関っていますので、
また映画を観てそういったことも思い起こしていただければと思います。

この上映の後に僕と主役の寺島咲さん、
準主役の川村亮介くん、
あとお母さん役の大桃美代子さんのトークを
上映後にやらせていただきますので、
ぜひそのまま上映が終わりましたら残って聞いていただければと思います。
今日はよろしくお願いします。

『第14回長岡アジア映画祭』『震災フェニックス×長岡アジア映画祭』
「想い出はモノクローム」「モノクロームの少女」上映前 五藤利弘監督舞台挨拶
2009年9月21日



五藤監督は今夏、再び栃尾を舞台にした新作の撮影の準備に入っているようで、
主演は嬉しいことにまた寺島咲さんを考えているようです。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100125-OYT8T01416.htm

2010.01.27 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

Black White Red



先月、当会事務所でも撮影を敢行した長岡造形大学の当会メンバーの卒業制作作品が
この度、完成し卒業制作展で他の作品と共に発表されます。

タイトルは「Black White Red」菊原大資

日時 2月6日~9日(10:00~18:00、9日は15:00まで)
会場 長岡造形大学円形講義室

会場にはダイスケ君もいるそうなので観たらぜひ感想を伝えてください。
卒業後は映像関係の仕事で海外へ行くことが決まったそうですが健闘を祈ってます!

2010.01.26 | Trackback(0) | お知らせ

夢と言う字を二人で書くぞ 一人よりも楽しいぞ



今晩の上映企画室はこのブログを読んでいるという方が、
新しく参加で事務所に来ましたので、
当会の活動内容についていろいろと説明をしておりました。

しかし寒い日が続きます。

2010.01.25 | Trackback(0) | 当会ご案内

8000MILES 2:GIRLS RAPPER

当映画祭来場の4日後にクランクインと言ってた入江悠監督の新作が
「SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム 」というタイトルで
ゆうばりファンスティック映画祭2010でプレミア上映されるようです。
http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=main.php&langue=21010

あのラストシーンを締めていた二人が群馬で女子ラッパーに会うようで、
入江監督は実際「47都道府県シリーズ」の第二弾と銘打っています。

「SR サイタマノラッパー」は映画芸術2009年度ベストテンの第6位にランクインされてる他、
http://eigageijutsu.com/article/138931270.html

「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」シネマランキング2009で
堂々第1位に君臨していました。
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2009/12/200910103.html

駒木根さんの背中に宇多丸さんのサインが

2010.01.24 | Trackback(0) | お知らせ

これから自分は映画を撮り続けられるんだろうか、



司会:
「第5回長岡インディーズムービーコンペティション」で「OBSESSION」「SEVEN DRIVES」で監督賞を受賞した入江悠監督です。
今回上映する「SR サイタマノラッパー」はゆうばり、プチョンの映画祭で受賞をしました。
凱旋上映という形で今回上映します。挨拶をお願いします。
入江:
入江です。よろしくお願いします。
皆さん4本目の映画をこれからご覧になって大丈夫ですかね。
オールナイトみたいになってきたけど、お疲れさんじゃないかな。
最後まで観ていただけると嬉しいです。
だいたいね「サイタマノラッパー」というタイトルの映画を観ていただこうというだけで感謝。

司会:
次回作をちょうど準備中のお忙しい中、、
入江:
そうなんです。「サイタマノラッパー」が全国で上映してまして、
結構、お客さんに観ていただけて、評判良かったので、
僕はヒップホップが好きなんで、もう1個もう2個作り続けていこうかなと思うんですけど。

司会:
次が“グンマノラッパー”?
入江:
そうなんですね。だんだん新潟に近付いてますけど。

司会:
ぜひ検討していただけたらと思います。
入江:
そうですね。僕は昔のプログラムピクチャーとかが好きなので。東映とかの。
あと“寅さん”とかあういう感じの、“釣りバカ”とかも好きなんでご当地モノみたいな。
まだご覧になってない方にあんまり言ってもネタバレしちゃうんですけども。
各地で各地のラッパーと。
司会:
えっ、本当に各地をまわると?
入江:
いろんな劇場に行かせていただいて、北は北海道から南は沖縄まで、
一応行けるだけ舞台挨拶に行って各地のラッパーと出会うようにしてたんですけど。
この前、韓国に行ったら韓国のラッパーが舞台挨拶に来てくれて、
日本語と韓国語のラップ対決みたいなのが、
今日はいらっしゃらないですけど。

司会:
すみません。長岡も探したんですけど、、
入江:
いるんじゃないんですか?実は。
実は歌えるような人がいて1曲歌ってくれてもいいんですけど。
ここの映画に出てるみひろっていう女の子が、
唯一、唯一ってもいいくらいの女の子なんですけど、新潟出身なので。
司会:
長岡のとなり?
入江:
そうですね。海沿いの方なんですけど、やっと新潟に来れたというか。
ここに出てくる登場人物の出身地ではほとんど上映して、
無名の俳優なんですけど、一応各地自分の地元には凱旋という形で上映してきたんで、
本当はみひろの地元で、
司会:
みひろさんによろしくお伝えいただければと思いますが、
入江:
そうですね。
本当は長い期間やりたいんですけど、
小さな映画なんでポツポツとやっていますという感じですね。

司会:
じゃぁ、この映画を作ったきっかけ、動機、あと皆さまにメッセージをお願いします。
入江:
先程、インディーズムービーの審査がありましたけど、
僕もその後、商業的な映画をVシネとかで作らせていただいたんですけど、
なかなかこう思うように自分のやりたい企画がとれないという時期があって、
これから自分は映画を撮り続けられるんだろうか、
みたいなそういうちょっと悶々とした時期があったんですね。
その時に一回原点に返って、自分達で出来るだけのことを高望みしないで
やってみようっていうのがきっかけなんですね。
で、まぁそういう意味でかなりこじんまりと作って
本当にもしそれでプロの制作会社とかが入ったら、
こんな「サイタマノラッパー」なんていうタイトルは許されないと思うんですけど、
そこは全部自分の原点で自分が埼玉の出身なものですから、
全部もう振り返るか立ち上るという意味で作ったという、、、

司会:
個人的な話で申し訳ないんですけども僕はこの作品を観てとても感動しまして、
入江:
あ、ありがとうございます。
司会:
長岡の人は共感いただけるんじゃないかと思います。
地方でウダウダ、ウダウダしてる若者の話なんですが、
ちょっと身に染みたりする部分とかあります。
たぶん皆さん気に入っていただけると思います。
終わった後、入江監督、ロビーに来ていただいて
パンフレットにサインとかお願いできませんか?
入江:
ええ、全然。
あのう映画でわからないところがあれば言っていただければ、
答えられる範囲でぜひお答えしたいなと思いますんで、
むしろバンバン、なんかね意見を言っていただけると、
あのう、四日後に新しい映画をクランクインするんですけど、
すぐ取り入れますんで。

司会:
じゃぁ、お伝えいただけたらと思います。
お時間なんですが、最後に一言お願いします。
入江:
実は今、この映画が京都でも公開されてて、韓国でも劇場公開してるんですね。
ちょうど長岡と韓国、さらに「サイタマノラッパー」というタイトルなんですけども、
日本を出ると意味が分かんないんでタイトル、
海外はね「8000miles」というタイトルにしたんですよ。
たぶんこれ笑われた方はオリジナルの「8mile」というのを知ってると思うんですけど、
アメリカのヒップホップ映画の「8mile」とかけて。
埼玉県からアメリカまで8000マイルでして、調べるとということで。
アメリカまで届けという思いも込めて、ちょっと長岡に来て近付いたんですけど。埼玉から。
この映画を韓国で今、観ている人もいるんだなと思うと、
ちょっと感慨深いんですけど、楽しんでいただけたら幸いです。
ではよろしくお願いします。

司会:
それでは上映始めたいと思います。
入江監督どうもありがとうございます。
入江:
よろしくお願いします。失礼しました。

『第14回長岡アジア映画祭』
「SR サイタマノラッパー」上映前 入江悠監督舞台挨拶
2009年9月20日

2010.01.23 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

どうか耳をすまして聞いていただきたいと思います。



小林:
今日は木曜日ですがドキュメンタリーの日のようになっています。
私、長岡におりますドキュメンタリー映画を作っております小林と申します。よろしくお願いします。
次の作品は「台湾人生」という台湾を舞台にした映画です。
日本の若い女性が、若いというのは大変アレなんで酒井充子監督がお作りになった作品です。
酒井さんどうぞ、拍手をお願いします。長岡にようこそ。

酒井:
はじめまして。酒井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
そうなんです。初めて今日は長岡に参りました。

小林:
山口のご出身で東京にいらっしゃって、今度台湾と不思議な脈絡ですけど、
どうも台湾に至りつくにもだいぶ様々な紆余曲折があったようですね。

酒井:
小林茂監督の「わたしの季節」というドキュメンタリー作品があるのですが、
こちらにも取材スタッフとして参加させていただいたりということで、
映画の仕事をしながら台湾に取材に通うということを長年続けておりまして、
7年経って昨年の春やっと「台湾人生」という映画が完成しました。

小林:
なかなかいいタイトルですよね。

酒井:
ありがとうございます。

小林:
だいたい大きくいうと5人位の方が出られる映画だったんですかね。

酒井:
はい。日本統治下、日本が51年間、明治28年から第二次世界大戦が終わるまでの51年間、日本が台湾を統治していたんですけれども、その日本統治下で日本の日本語教育を受けた今はもうみなさん80歳を超えてらっしゃるんですけれども、おじいちゃん、おばあちゃん、5人の方が登場されます。
中には一部、教育を受けてらっしゃらないということで片言の日本語を話す方もいらっしゃるんですけども、ちょっと日本語がわかりづらい部分も出てくると思うんですけども、そこはみなさんどうか耳をすまして聞いていただきたいと思います。
あえて日本語の字幕というものをつけていません。
ぜひしっかり聞いていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

小林:
えーと、まぁ言ってみたら五人が非常にパーソナルというか特色のある方達なんで映画としてはわりかしわかりやすいんじゃないでしょうか。

酒井:
そうだといいんですけども、はい。

小林:
そうですね。それで映画の内容についてはあんまり言わないようにして終わってからですね、
この酒井さんの不思議な経歴も含めてもう一度、登場人物のことなど含めて、
少し長めにお話しする時間があるようなので、、

酒井:
はい、楽しみにしています。

小林:
そうですね。皆さんも少しわかりやすい映画だと思いますんで楽しんでいただきたいと思います。
それではよろしくお願いします。

酒井:
ごゆっくりお楽しみ下さい。よろしくお願いいたします。


『第14回長岡アジア映画祭』
「台湾人生」上映前
酒井充子監督舞台挨拶
聞き手 小林茂監督

2009年9月17日

2010.01.22 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

『第11回長岡インディーズムービーコンペティション』授賞式、喜びのスピーチ!



*グランプリ 「しあわせならたいどでしめそうよ」 佐藤福太郎監督

・ありがとうございました。
「しあわせならたいどでしめそうよ」の佐藤福太郎です。
本日は他の2作品も見せていただいて、こんな素晴らしい作品の中でグランプリをいただけるのは本当、ありがたいことで、この賞に恥じぬようこれからも映画を撮り続けていきたいと思います。
ありがとうございました。

・この映画の脚本を担当させていただきました佐藤美名子です。
監督とは兄妹なんですけども、脚本以外いろいろやらせていただいたんですけど、
いろいろお話しをいただいてプレッシャーにも励みにもなり、ありがとうございました。
観ていただいた方も本当ありがとうございました。

・ミナ役の大作空です。
初めて台本をもらった時、内容もせりふもむずかしいなと思ったけど、
何度も台本を読んでミナちゃんの気持ちになりきってがんばりました。

・タロ役の荻原博史です。
今日はご来場いただき本当にありがとうございました。
いろいろ作品自体は賛否両論、いろんな感じ方があると思うんですけど、
皆でがんばった作品がひとつの形で、グランプリという形で認めていただいたことは凄い嬉しいことです。
精進してがんばっていきますんでよろしくお願いします。
ありがとうございました。

・本日はご来場いただきありがとうございました。
先生役をつとめさせていただきました今村有希です。
私は先生という役を演じるにあたって、どういうふうに先生として生徒さんに
接すればいいかなということを凄い悩んでいたのですが、
教室に入ったら生徒の皆さんが「先生!」と声をかけて下さって、
どうするの?こうするの?とみんな声をかけてくれて、
歌を歌ったら本当に大合唱になって、そこまで大きな声で歌わなくていいよってくらい
大合唱になって、私もなんか先生という役で生徒さんに伝えること以上に
私が受け取って生徒さんからたくさんのものをいただいた作品でした。
これからもいろんなことを感じながら、いろんな作品に関って
たくさんのメッセージを伝えていけたらいいなと思います。
本日はどうもありがとうございました。

*準グランプリ 「ネコ魔女のキポラ」 藤原智樹監督
・「ネコ魔女のキポラ」の監督をしました藤原と申します。
いろいろな個所で至らない点が多くてですね、
まだまだ未熟なんですけども、
今後ともがんばっていきたいと思いますので
ぜひこれからもよろしくお願いいたします。
今日はどうもありがとうございました。

*審査員特別賞 「魔眼」 伊藤淳監督
・本日はご来場いただきましてありがとうございます。
「魔眼」を監督しました伊藤です。
この作品は間口の広い作品とは言えないかもしれないんですけども、
このような映画祭で賞をいただき本当に感謝しております。
本日、お越しいただいたお客様の方々、映画祭の方々、
映画作りに関っていただいた全ての人に感謝を申し上げたいと思います。
どうもありがとうございます。

*『第14回長岡アジア映画祭』
「第11回長岡インディーズムービーコンペティション」授賞式
2009年9月20日 

2010.01.21 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

第11回長岡インディーズムービーコンペティション 審査講評



*みなさん、今日はおめでとうございます。
わざわざ遠くからいらして下さってありがとうございます。
受賞されてご覧になってどうでしょうか。また気分が違うのではないでしょうか。
みなさん、お客さんも観ていただいた通りだと思うんですけど、それぞれ皆さん印象、僕なんか仕事としてやらしていただいてるんですけど、はっきり言って遜色は作りとしてレベルはそんなに無いんだと思うんですよね。
皆さん、それぞれ綺麗に作られてました。
それぞれの作品がそれぞれ違うジャンルでそれぞれ成立していたのかなぁと思いました。
楽しく拝見したのですけども、そんな中でただあまり褒めてばかりだと、自分たちでもやれるんじゃないかと思われるのも困るので一応、釘を刺して

 やはり「ネコ魔女のキポラ」はアニメーションをもうプロ並みというか、これでお金を貰えるんだと思うんですよ。
凄くいい話でとても楽しめたんですけど最後にちょっと感動まで至らないのはなんでなんだろうなと思うと、話先行になっちゃってるのがあってアニメーションなので絵でたぶん楽しみたかったのかなって、そこがちょっと残念でそこがもし至ってたらグランプリになったのかなって思いました。
凄く良く出来たのですけど、ちょっとそこが少し残念だったのかなと思いました。

 あと「魔眼」なんですけども「魔眼」は僕も現場でやっていただいた方がちょっとエンドロールに入っていて見つけたんですけど、これは職業作品となんら変わりないですよね。
凄く話もハラハラしてみなさん観ていたんだと思うのですけど、でもやっぱりちょっと釘を刺させていただくと、これは僕は別に偉そうに言うわけではないですけどもプロのシナリオライターだったり監督だったら同じものを作れるんですよ。
たぶん法則性が決まってて魔眼で見えるものがオチになってきて、自分しか見えない血みどろの相手が見えてきたり、その相手に何か自分が心理的に追い込まれたり、たぶん同じものを際限なく作れるのかな。
言い方がちょっと変なのですけど気持ち、伊藤さんだけにしか作れないストーリー、エンディングを見せていただきたかったな、そこがあったらやはり同じようにグランプリだったと思うんですよね。
本当、作品としてこれは他でも取れるくらいのクオリティだと思うんですけど、良い意味でのプロとしての仕事をしてるし、悪い意味でもプロだったら作れるものになってる、ちょっと言い方が変なのですけど、そうなってしまってる。
もう一度その自分でしか作れないストーリーを構築して下さるとさらに良いものになると思いました。
可能性は凄くあるなあって感じさせていただきました。

 グランプリの佐藤さん「しあわせならたいどでしめそうよ」。
僕は凄く心にひっかかるものがあったんで、それが一番映画って大事なんだなと思うんですよね。
たぶんなんだろうって思った人、この作品はなんなんだろうと思う人もいると思うんですけど、人がやっぱり描かれてたんじゃないかと思うんです。
人間がその中で華やかに出てた。本当にさりげない動きの中でああっ、こういう細かい心の描写って動きに出るなぁみたいなところを描けていたんじゃないかなと、僕はそういうふうに見えたんですね。
そこが凄く大事でたぶん普通に起承転結って誰でも作れるんですよね。でもそれをどう膨らませるかって、やはりその人その人の持ち味だと思うんですけども、その味がやはり一番感じられたのが、この佐藤さんの作品だったんで、そこがやはり他のお二人との僅かな差だったんじゃないかと思いました。
皆さんそれぞれが凄くクオリティ高かったんですけどもグランプリは「しあわせならたいどでしめそうよ」という結果になりました。

 だいたい審査員みんなそんなような感じの話をしていました。
とはいってもお二人凄くクオリティが高いのでおめでとうございます。
ちょっと余計なことになるのかもしれないですけどグランプリじゃない所はそういう所かなって僕なりにこれをヒントにし、次作を作ってもらえればなという感じでお話させていただきました。
とはいえおめでとうございます。とても皆さん素晴らしかったです。

*『第14回長岡アジア映画祭』
「第11回長岡インディーズムービーコンペティション」
グランプリ  『しあわせならたいどでしめそうよ』   佐藤福太郎監督
準グランプリ  『ネコ魔女のキポラ』    藤原智樹監督
審査員特別賞  『魔眼』     伊藤淳監督

上映後、五藤利弘監督審査講評

2009年9月20日 

2010.01.20 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

恋の神様ちょっと 幸せで怖いわ 寂しい時期も 無駄じゃないんだね



昨晩の上映企画室は寒さ厳しい中、久しぶりに台湾出身のメンバーが登場。
酒井充子監督から届いた年賀状を見せて喜んでいました。
初めて過ごした日本のお正月や台湾のお正月について尋ねたり、
来月旧正月に帰省するので日本のお土産は何がいいかとあ~だこ~だと話してました。
やはり新潟はお酒だろうとお勧めしましたが、台湾で和食のレストランをお父さんは経営してるほど、日本酒通でもあるようなので今更ということになり和菓子と漬物に落ち着きました。
もし台湾旅行した際、お父さんのレストランに行く機会があったらサービスをお願いと悪ノリしたりと。
あと今度、ご両親を長岡にお招きするそうなのでその時はぜひ桜の季節がいいと、
長岡なら悠久山と福島江と一同おススメしました。
ともあれこうなると長岡は他にどこを案内したらいいかと言葉に詰まったりと。
台湾映画といえば「悲情城市」なので舞台の九份には行ったことがあるか?と尋ねたら、
あると答えて「シブい町」だそうです。
しかしこの連日の大雪の中、マイカー通勤、先日の猛吹雪の日は視界が見えなくなったと驚いて話してました。
確かにそれは驚くよなぁと、それでもよく運転できるなぁと感心しながら聞いていました。
そんなわけで今年もよろしく、と。

2010.01.19 | Trackback(0) | ごあいさつ

僕の無事を祈ってくれ

「第20回にいがた国際映画祭」が2月13日~2月21日に新潟市民プラザやシネ・ウインド、クロスパルにいがたの三会場で開催されます。
今回は20周年記念として「アラビアのロレンス 完全版」を堂々上映する他、「さらば、わが愛 覇王別姫」「グッドフェローズ」「二キータ」等の世界の名作を無料上映する企画もあるようです。

新潟未公開作としてシャー・ルク・カーン主演の「たとえ明日が来なくても」の他、香港からはベニー・チャン監督「コネクテッド」が登場。
香港と言えばすっかりジョニー・トーがそのアクの強い作家性で世界から脚光を浴びていますが、ベニー・チャンは香港活劇の伝統を継承するエンタテインメントに心血を注ぐ今となっては貴重な映画作家。
「アンディ・ラウの逃避行」「ジェネックス・コップ」「インビジブル・ターゲッド」と現代を舞台にした申し分のない香港活劇を放ち、中でもジャッキー・チェンと組んだ「WHO IM I?」や「香港国際警察」は数多いジャッキー映画の重量級の傑作の中でも見応えが存分にありました。
今作はハリウッド映画「セルラー」を香港に置き換え、予告編を見るとまたボルテージの高いアクションシーンを連打してるようですが、すっかり劇場公開作が減ってる香港映画で奮闘するベニー・チャンの活劇魂にぜひご注目を!

にいがた国際映画祭公式HP
http://www.info-niigata.or.jp/~eigasai/index.html

にいがた国際映画祭公式ブログ
http://niigata-eigasai.cocolog-nifty.com/blog/

2010.01.18 | Trackback(0) | お知らせ

シネマチャオにて



「観終えて暖かい気持ちになっていただけたら」

予定が変更になり上映前に俳優としては最初にシネマチャオの舞台挨拶に立った浅利陽介さんは、初主演作「手のひらの幸せ」に込めた思いを述べていました。

また自身の見どころについて初めて手にしたフルートを演奏するシーンを挙げていましたが、
確かに劇中、素晴らしい演奏を披露する長岡商業高校の吹奏楽部の輪になっての共演は大変だっただろうと想像しながらも見事にこなしていました。

映画はブレずに端正な演出でしっかりと感動を与えていました。
館内には子どもたちの姿も目につきましたが、
熱心に見入って映画が伝えたいことをしっかり感じ取ってたようです。

観賞前は新潟県と特定されず田園地帯のある田舎という設定なのかと思ってましたら、
きちんと新潟県という設定で長岡、それに三条が舞台なことがはっきりと示されており、
この映画が全国で公開されるのは地元にとってはプラスになると。
そして三条だけにカレーラーメンが登場しましたが夜食としては力がつくだろうと。

ただ物語の本筋とは関係ないことで気になったのは、
友人は「田舎で燻ぶるのはイヤだ」と吐いて東京の大学を選択しますが、
主人公は様々な思いを抱えて新潟大学の受験を目指します。
去年の当映画祭で「モノクロームの少女」「SR サイタマノラッパー」と
上京か否かで葛藤を抱えた主人公を目にしただけに、
最近の青春映画で地方が舞台となるとそんな選択肢に敏感になってます。
本作の主人公は地元に残り幸福な家庭を築きあげていきますが、
はたして田舎に住んでる者にとっては耳の痛い台詞を吐いたあの友人は
どんな人生をその後に送ったのかと。

シネマチャオでは3週間は公開するそうなので、
長岡で撮影された映画はぜひ長岡の劇場で。

エンドクレジットにはプロデューサーの方が出演もしていたようですが、
どんな役だったのかわからずこちらも気になりました。
というのも当会副会長と同姓同名だったので。

2010.01.17 | Trackback(0) | ごあいさつ

涙が流れる素敵な瞬間 ぐっすり眠れる平和が好き



昨晩のミーティングは大雪で中止かと思いましたが、豪雪地帯から来る事務局長は這うような形で事務所に来ました。
“雪かき”や“雪下ろし”というレベルでなく“雪掘り”という最もハードな雪との格闘を連日こなしてるそうです。

ミーティングは上半期のスケジュールを並べて、分担して企画案をこなしていこうとなりました。

2010.01.16 | Trackback(0) | 当会の活動報告

まちなか今昔



今朝の新潟日報の連載記事「変わる大手通り 長岡まちなか今昔」に“映画館”をテーマにコレクター長谷川さんが思い出話を語っています。

長岡駅前中心部にあり柴田観光が経営していた長岡観光会館の中の劇場で当初から働いてた長谷川さんが語るだけにその盛衰記はとても説得力があります。
この劇場が無くなったことから当会もスタートしただけに他人事のように読みばすことができないこともありますが。

連載記事が始まったのはおそらく昨年の新潟県で最も衝撃的だったニュースの一つに数えられる老舗デパート“大和”の新潟、長岡、上越の三店閉店を受け、大和長岡店が顔でもある長岡のメインストリート“大手通り”を見つめようという趣旨だと思います。

ただ今と昔はあっても、ここはこの前まで取り壊されていたのにいつの間にこのビルは完成したのか!
と大きな変貌のただ中の大手通りのこれからについてはまた取材をしてほしいと思います。

大和長岡店は当会上映会の前売り券のプレイガイドとしてもご協力いただいてます。
昨秋の「花の生涯 梅蘭芳」上映会はご年配の方を中心に観に来ていただいたものの、
大和長岡店のシニア券の売り上げが大きかったです。
今まで大和で買っていただいたお客様が今後はどこで買っていただけるか、当会にとっても課題の一つです。

奇しくも今朝の新潟日報の1面には長岡店は今年4月25日に閉店が決定したとありました。

2010.01.15 | Trackback(0) | ごあいさつ

「手のひらの幸せ」初日舞台挨拶、シネマチャオでは


(C)ドリームワンフィルム/ドロップオブスター/ランテル・メディエール/シージェイネットワークス/T―artist

長岡で撮影された「手のひらの幸せ」の初日舞台挨拶が急遽決定したとシネマチャオより連絡がありました。

1月16日(土)シネマチャオには主演の浅利陽介さんと主題歌を歌う施鐘泰(JONTE)さんがやってくるそうです。
浅利陽介さんは現在「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命THE SECOND SEASON」に出演中!
http://ameblo.jp/yosuke-asari/
舞台挨拶は15:30の回の上映後のみ行うそうです。

*詳細はシネマチャオまでお問い合わせください。
電話 0258-38-0737
シネマチャオ公式HP
http://cinemaciao.net/movie/index.html

2010.01.14 | Trackback(0) | お知らせ

新年会のお誘い 2010


2010年、当会恒例の新年会を以下のように開催します。
ご参加を希望の方は当会まで事前にご連絡願います。
TEL/FAX:0258-33-1231
メール:tsukurukai@lds5.com

日時  2月6日(土)午後7時~
会場  串屋 和蔵
     長岡市台町1-7-42 サトウビル1F 
     電話 0258-34-1466
会費  3500円

2010.01.13 | Trackback(0) | お知らせ

第19回東京スポーツ映画大賞ノミネート発表



当映画祭も審査に参加した“東スポ50周年記念・第19回東京スポーツ映画大賞”のノミネート作が決定したようです。
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=6579

昨年の当映画祭で上映した作品が2作ノミネートされていますが“同志”はどこだろうか、とちょっと気になりました。
はたして受賞なるか審査委員長のジャッジメントを楽しみに待ちたいです。
当映画祭が推した作品について知りたい方は事務所までお越しください。

2010.01.12 | Trackback(0) | お知らせ

風吹く良き日



「映画の話が出来て良かったよ」

事務局長と小林茂監督のご自宅へお年始に行ってきました。
シネマチャオで公開される「手のひらの幸せ」の紹介から始まって、
大学時代の京都の話から次回作の構想まで。
多岐にわたって幅広くあっという間に時間は過ぎました。

昨年は全国へ「チョコラ!」とともに忙しくまわり、
その中で愛知県で行われた上映会について感慨深く話していました。
昨年の当映画祭では助監督についた師匠の柳沢寿男監督作「そっちやない、こっちや」の上映とともにお話しいただき、劇中の福祉施設と行政との摩擦について触れていましたが、
久しぶりに訪れた地域は行政の方が当時と随分考えも変わり、
「そっちやない、こっちや」の上映も希望されたそうです。
「そっちやない、こっちや」に登場してた人達も観に来ていたのも嬉しかったことのこと。

こちらは最近観た韓国映画について感想を話すと、
当映画祭で観た「八月のクリスマス」「おばあちゃんの家」「シークレット・サンシャイン」が
特に印象に残ったと挙げて、
80年代初期に東京で通常とは違う形の上映会で観た
アン・ソンギ主演「風吹く良き日」について話し、
今とは随分違う日本での韓国映画の扱いについて知らなかったことを教えていただきました。

また当映画祭についても忌憚のない意見を話して下さり、
またの協力をお願いし、快諾をいただきました。

今年はちょっとゆっくりして次回作への構想と準備にあてたいと話すと、
新潟の人は雪に囲まれ、雪かき以外はじっと家で考えてるので、
それが今はいいんじゃないんですか。
と事務局長が話すと頷いていました。

ぜひ今は静かに力をためていただき、また新作が動き出しますことを。

2010.01.11 | Trackback(0) | ごあいさつ

両方の手に幸せをもらうと 涙がふけないよ・・・

「手のひら」メイン..
(C)ドリームワンフィルム/ドロップオブスター/ランテル・メディエール/シージェイネットワークス/T―artist

昨年、長岡を中心に新潟県内各地で撮影された「手のひらの幸せ」が、
1月16日(土)より休館中のシネマチャオでも公開されます。
当会にシネマチャオよりポスター貼り等の協力依頼がありましたのでご紹介します。

「手のひらの幸せ」

監督 加藤雄大  原作 布施明「この手のひらほどの倖せ」

出演 浅利陽介 河合龍之介 
   村田雄吉 生稲晃子 角替和枝 六平直政 永島敏行
   仲間由紀恵 西田敏行

公式HP
http://www.dreamonefilms.com/tenohira/

1月16日(土)~終了日未定
劇場 シネマチャオ
   長岡市要町1-8-50
   電話 0258-38-0737

シネマチャオ公式HP
http://cinemaciao.net/movie/index.html

1月16日~22日(1週目)

10:00,13:00、15:30,18:30 1日4回

*これが初監督作になる加藤雄大監督は大林宣彦監督作の撮影監督と知られ、
これまでに「なごり雪」「理由」「転校生~さよならあなた~」「22才の別れ」のカメラを手掛けています。
「22才の別れ」は確かシネマチャオが新潟県内唯一公開をしていました。

2010.01.10 | Trackback(0) | お知らせ

変わることを 畏れずに走る 今日から この瞬間から 大きくジャンプ!



昨晩のミーティングは休館中のシネマチャオより協力依頼のあった
今度、公開する映画のポスター貼りをどこにお願いに行くかを検討。

また次回上映作及び上映企画案を発案していました。

その他、当会のオフィシャルの新年会を2月初めにでも開催できたらと。
決定しましたらこちらにも告知します。

あと来週11日(月)は成人の日で祝日なので上映企画室はお休みします。

2010.01.09 | Trackback(0) | 当会の活動報告

LAST LOVE, FIRST LOVE



昨年の望年会には↓こちらでもご紹介しました
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-632.html
にいがた映画塾のYさんも参加くださいました。
新潟県内で撮影された映画や出身の映画人について造詣が深く、
望年会では三条高校出身の脚本家・寺田信義について独自の調査・取材を続けており、
その後、どうやら新津出身ということが明らかになったそうです。
近々中間報告を「月刊ウインド」に寄稿すると自己紹介で話していました。楽しみです。

Yさんは“寺田信義”が立ち上げた三条高校の映画研究会に所属していましたが、
三条高校出身の映画監督には当摩寿史監督がいます。
第9回の映画祭では監督作で渡部篤郎 、シュー・ジンレイ共演の上海を舞台にした
ラブストーリーの佳作「最後の恋、初めての恋」を上映した際、お越しくださいました。
その年はあの中越大震災が起きた年なのですが、
その前に三条の嵐南地区が水没してしまった“7,13水害”があり、
三条高校も浸水し大きな被害を受けました。
ニュースで見た当摩監督からは母校の地がある三条の様子を
電話で尋ねとても心配された様子でした。

映画祭の前に三条高校へ「最後の恋、初めての恋」の宣伝に訪問したところ、
応対していただいた教頭先生は卒業生が映画監督になってたことをとても喜んでいました。
そして浸水の傷跡を示して当時の苦労話を語っていました。

映画祭での当摩監督の印象は物腰が柔らかく、それにとてもダンディ。
またお酒が強く遅くまで打ち上げにお付き合いいただき、
撮影のエピソードをいろいろとお話し下さいました。
ただし三条高校の映研には所属してなかったようです。

三条高校はその後、新校舎を建ててお引っ越し。
浸水した旧校舎の体育館では映画「マリと子犬の物語」の避難所という設定で
撮影が行われましたが、現在は取り壊されて更地に。
周囲は鉄板の塀で囲まれたりしています。

新年、当摩監督からのお年賀には新作の企画が動き始めたとありました。
無事に完成しますことを期待します。

2010.01.08 | Trackback(0) | 当会ご案内

鎌倉茶房書斎亭にて



先日、鎌倉茶房書斎亭へランチを食べに行ったところ、
ご主人から「うちの店が去年女性セブンに紹介されたんですよ」と声をかけられました。
なんでも大桃美代子さんおススメのお店として、
このお店が掲載されたそうです。

取材の方は大桃さんは映画監督からこのお店を紹介されたと話してたとのことで、
誰だろうという話になりましたが、
やはり五藤利弘監督が大桃さんに紹介したのではないかと。
確か五藤監督は当会の新年会でこの店にお邪魔したことがあるので。

それでお店にある昨夏に発売された“女性セブン”を読ませていただきましたが、
小さいスペースとはいえカラーで大桃さんおススメのお店として紹介されており、
これを読んだらしいお客さんが結構食べに来たそうです。

その号では数ページに渡って大きく花火をはじめ、
大桃さん推薦の新潟県内の幾つかのスポットやお店が紹介されていましたが、
改めて大桃さんて郷土への想いに満ちた、郷土愛に溢れた方なんだと感心しました。

大桃美代子さんブログ 「桃の種」
http://ameblo.jp/momo-tane/

鎌倉茶房書斎亭は隠れ家的雰囲気のお店をモットーに特に女性から人気のあるお店です。
電話 0258-34-3432

2010.01.07 | Trackback(0) | 当会ご案内

2年越しのアリガトウ ヨロシク



例年、新年正月3日は帰省したS東京特派員を囲んで、
寂しがり屋さんが集まってこじんまりと新年会を開いてます。
今年は愛知特派員も帰省帰りに駆けつけて下さいました。

S東京特派員は劇場で年間250本も映画観賞を誇るツワモノ。
そこへ当会、長岡メンバーで最も劇場に足を運ぶ副会長が持論を述べて、
昨年の映画をあ~だこ~だと振り返ります。
もちろん映画だけでなく芸能、世相、スポーツに北陸新幹線など幅広く話題は尽きないのですが。

ともあれ日本人が最も好きな現役の映画作家はやはり山田洋次監督ではないか、
ということでなんとなく(まぁ、酔っぱらっていたので)まとまりました。

しかしその応酬に加わわったり、客観的に思っていたのは
新年であり10年代最初に観た製作費200億ドルの超超大作よりも、
昨年の当映画祭で上映した製作費200万円の映画の方が
ずっとずっと心に染みいり突き刺さっていたことでした。
何を今更と言われることも、
製作費云々で映画を決めつけることも野暮なことは承知ですし、
思い入れの差もあるとは思うのですが、
はたしてこれは当会を活動していくことにとってどうなのか。

東京特派員に愛知特派員、またの再会を楽しみに
お互いやれるところまでやっていけましたら。

2010.01.06 | Trackback(0) | 当会ご案内

大歩向前走



昨晩の新年最初の上映企画室は届きました年賀状の感想、
当会とご縁のある方々が、それぞれの場所で活躍をしてることを嬉しく思いました。

その後は今回も予備審査依頼のありました“東京スポーツ映画大賞”の選定の確認に続いて、
今年の当会の方針、活動について。
厳しい言葉が交わされる中でともかく頷けたのは後ろ向きの言葉はやめようと。
前を向いて大きく歩こう、と。

2010.01.05 | Trackback(0) | 当会ご案内

MOYO



当会には時折、アフリカはケニアより封書が届きます。
開けてみると松下照美さん主宰の「モヨ・チルドレン・センター」が
発行する「モヨ通信」が入っています。

ケニアのティカでNGOを立ち上げストリートチルドレンのために尽力している
松下さんの姿は小林茂監督作「チョコラ!」でとらえられてます。

今回の「モヨ通信」は昨年の日本での「チョコラ!」上映とともに
「子どもたちの家」建設ご協力依頼キャンペーンの報告と、
ようやく念願の「子どもたちの家」が着工にこぎつけ起工式のセレモニーを中心に綴られていました。

昨年、「チョコラ!」長岡上映とともに松下さんの講演を開いた際、
間近でお姿をみていましたが、
まるで修行僧のように自身への厳しさと他者への慈悲深さを感じました。
これからもアフリカの大地でのご活躍を祈念します。

松下照美さんのブログ
http://teru.moyo.jp/

モヨ・チルドレン・センターを支える会
http://moyo.jp/

2010.01.03 | Trackback(0) | 上映会

世界中の歌が 聞こえるような 距離になるさ



今年も当会に年賀状を贈っていただきました方々、どうもありがとうございます。
しかしこちらからはまたも大晦日に投函してしまいましたので、
お手元に届くのはまだ先になるかと思います。
前年もそうだったような。
いづれにせよいただきました年賀状には、
故・平山征夫画伯に倣って必ずこちらからもお贈りいたします。

いただきました年賀状は当会事務所に掲示しています。
今年は晴れ着姿がとても綺麗な女優さんからの年賀状はぜひ目にしていただけたらと。

2010.01.02 | Trackback(0) | ごあいさつ

映画は映画だ



謹賀新春。
今さらですが昨年の映画祭で上映した韓国映画「映画は映画だ」。
映画スターに憧れてたヤクザが、
ひょんなことからヤクザ映画の主人公に抜擢されてひと騒動起こす物語。
ヤクザからみた映画界の内幕ものとして、
乱闘シーンは本当に殴るのか否かと、
まさに映画への命題を突き付けていた傑作でした。
しかし無事に映画は完成し打ち上げへと席を移しかけた時に、
ヤクザにとってしょせん「映画は映画だ」でしかないことを示し、
想定されたお約束事を排した吐き気を伴うラストシーンに、
観客は居心地の悪さを感じて映画は幕を降ろします。
しかしそれもしょせん「映画は映画だ」と。
それ以上でもそれ以下でもないと。
ただそれでもそこにかじり続ける覚悟の価値があるものか否か。
今年は当会にとって正念場になるように思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2010.01.01 | Trackback(0) | ごあいさつ

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