「映画を観ていてフィルムチェンジのパンチが映ると懐かしかった」 当会で映写技師助手として上映会や映画祭で35mmの映写機と格闘していたダイスケ君がスリランカの映画事情について話していました。 なぜか観に行った映画館は夜7時からの1回上映しかなく、これまでスリランカ映画のラブストーリーや「アリス・イン・ワンダーランド」を観たとのこと。 そして映画を観ててパンチ(スクリーンの片隅に映る黒点、フィルムチェンジの合図)が映ったら、当会上映会の映写室のことを思い出してたそうです。 スリランカ映画はやはりインド映画の影響下にあるのか、歌と踊りのミュージカル映画が主流。 しかしラブシーンやタバコを吸うシーンはタブーな代わりに、そこをミュージカルとして描く工夫をしているそうです。 ただ作品時間は2時間ぐらいで、こちらはインド映画より短いようです。 撮影所に見学に行ったところ、映画人は黒澤明監督を皆、大変尊敬してたと。 そんな話は日本人としてとても嬉しく思いました。 そして撮影しているフィルムはもちろん35mm。 今年の映画祭作品は35mmの映画が少なくなり、 寂しくなったと事務局長は話していましたが、 ダイスケ君が10月に撮影予定だという主演映画は当然のように35mmフィルムのハズなので、 これはある意味、とても贅沢な現場なのかもしれません。 ダイスケ君は長野県の佐久地方に育ち、病院に勤めてたお父さんと一緒にスマトラ沖地震のボランティアとしてスリランカで活動したこともあるそうです。 その話を聞いてて小林茂監督が撮影を担当した「地域をつむぐ」という佐久地方の病院をテーマに撮影された作品があり、もしかしたら小学生の頃のダイスケ君と小林茂監督はすれ違っていたかもしれません。 あともうひとつ、ダイスケ君が影響を受けた監督として杉田愉監督の名をいつも挙げるのですが、二人は同じ誕生日なんだそうです。 小林茂監督、杉田愉監督との出会いを考えると、ダイスケ君が当会に参加したのは必然という気がしました。 杉田監督が新潟日報で紹介されてます。http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/13062.html 画像はお土産のお菓子。後味が辛く舌に残ります。 しかしスリランカは毎回毎食カレーだそうで、さすがに当初は参ったそう。 日本から持ってきた“麺つゆ”をかけたりしてるそうです。 かの地での活躍大いに期待してます! 何よりもご自愛を!
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2010.06.29
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6月8日付けの新潟日報に当会新会長のインタビューが掲載されました。 それを読んで当会に興味を抱いた女子高生がいました。 進路にぜひ映画業界へと考えている彼女は参考のひとつにと。 しかし自宅から事務所までちょっと離れているので、 お母さんと一緒に車に乗って事務所を訪れました。 確かにお母さんも心配でしょう、よくわかります。 そして先日、やって来た時に事務所で待っていたのが西川文恵監督。 長岡の老舗居酒屋での驚きの体験を新会長に話した後、 西川監督はかつてのジブンのような女子高生に親身になって自身の体験を踏まえて映画業界のことを話しました。 もちろん楽しい話ばかりでなく、苦労や大変な世界であることも話していましたが、 それでも楽しいと語り、勧めていたのは脇で見ててなかなか感動的でありました。 こっちの方も新聞記事にして紹介した方がいいのではとも思ったりしましたが、こういったことを伝えるのがこちらの役目かと。 この女子高生が上京するのかどうかは未知数ですが、 仮に上京したとなったら東京での相談ごとの相手に、 西川監督なら今回の縁から、きちんと乗ってくれるだろうと。 彼女は監督を信頼できる人と感じたハズです。 これも当会の参加特典ではないかと。 翌日、西川監督は津南町へと向かい、今回の来県の目的でもある3D映画のテスト撮影に挑みました。 最先端の3Dと津南の風景の対比が面白い映画になりそうです。http://www.tsunan.info/page_top/top.php あと本日の毎日新聞新潟県版にインタビューが掲載されています。http://mainichi.jp/area/niigata/news/20100629ddlk15040003000c.html 「あぜみちジャンピンッ!」公式ブログhttp://ameblo.jp/aze-michi-jumping/
2010.06.29
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「ワガママな延長戦だと思うので、自分で決めたことだから、最後までやり遂げようと思います」 スリランカに俳優を目指して旅立ったダイスケ君が一時帰国をして、事務所にもやってきました。 「この三カ月というのは日本はどれだけ恵まれているのかよくわかった」 と語るように日本にいた時は考えられない不便な生活も強いられてるようで、 その分、鍛えられ逞しくなってました。 再会した一同、旅立つ前と明らかに一回り大きくなった姿に感心していました。 そして立て続けにかの地での生活について質問していました。 現在の生活は撮影所の見学をしながら様々な要人に紹介され、 語学の勉強にダンスのレッスン(!)に費やし、 空いた時間には脚本家きに精を出し、いづれは自分で監督作を発表するのが目標、 すでにこんな映画を撮りたいと屈託なく話していました。 確かに話を聞いてるとダイスケ君の環境はとても恵まれているので、 もしかしたら意外と早く実現するかもしれないと。 その前に7月にテレビドラマに、10月には主演映画が無事にクランクインできることを祈ります。 主演映画はもしかしたら日本ロケもあるかもしれないので、 実現したらぜひ見学をしたいものです。 そしてヒロインを紹介していただけましたら。 ちなみにかの国は日本に対して皆さん、とても良いイメージを持っているそうで、 30歳以上は誰もが「おしん」を知っており、 撮影所の人達は皆、黒澤明監督を大変尊敬していると。 ぜひ、ダイスケ君がスリランカと日本のかけはしになることを期待したりと。 別れ際に一同、握手をしてまたの再会を誓いました。 次回は事務所の廊下にレッドカーペットを敷かなければ。http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-885.html
2010.06.28
| Trackback(0) | 当会の活動報告
ケーブルテレビのエヌ・シィ・ティの番組「ながおかNavi」の収録の合間に、 パーソナリティの芦澤梨沙さんは「あぜみちジャンピンッ!」のヒロインに西川文恵監督の姿が投影されているのではないかと、何気なく話したところ、思い当たることを感じ、そうかもしれないと西川監督は応えていました。 映画のヒロインは聾唖というハンディを背負った少女。 彼女がいじめや足を引っ張られながらもダンスチームの仲間と絆を結び、友情を育む姿と、 自身はロンドンの映画学校に留学中に様々な差別を受けた体験をこの日の取材でよく話していましたが、 確かにこの二つは監督が知らない間に繋がっていたかもしれないことを芦澤さんは指摘したようでした。 「あぜみちジャンピンッ!」は下記の理由でなかなか劇場公開に踏み切れず、http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-798.html 様々な形での応援を募っている段階にあります。 今回、長岡アジア映画祭での「あぜみちジャンピンッ!」上映プロモーションの中で西川監督を可能な限りたくさんの人達にご紹介をしました。 報道・マスコミの方々、長岡聾学校、長岡ロケなび、長岡市立劇場館長にドンドン太郎、長岡市福祉相談課の方、福祉行政に力を注ぐ方、演劇に情熱を注ぐ方、地球広場の方、ダンススクールの方々、たまたま手話を話していた方、偶然ばったり出会った老紳士(この方についていづれ書けたら)、老舗の居酒屋店主等々、皆さんに西川監督の情熱に触れ少しでも映画に関心を抱き、お知り合いやお仲間にご紹介いただけたらと願わずにいられません。 そして公開に向けての大変な道のりを歩んでる西川監督にぜひご紹介したかったのが、やはり小林茂監督。 まさに血の滲む思いで映画制作を続ける小林監督の姿と言葉に触れて、ぜひ何かを感じていただければと。 短い時間の中で応対していただいた小林監督は熱心にお話をして下さり、「あぜみちジャンピンッ!」のスタッフに丸池納撮影監督の名を見つけて興味を持ったようでした。 6月26日付けの新潟日報には、この日に取材をした西川監督のインタビュー記事が早速掲載されていましたが、取材の中で西川監督の言えない秘密が明らかになり、記者の皆さん驚いておりました。 言えない秘密だけにここでも書けませんが、公にしてもいいのでは?監督。。。
2010.06.27
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*昨年、当映画祭でも上映した入江悠監督作「SRサイタマノラッパー」の 続編「サイタマノラッパー2 女子ラッパー傷だらけのライム」が本日より新宿バルト9で封切られました。 今年の当映画祭でも上映を希望しましたが、諸事情で断念。 でも昨年の入江監督の姿に好感を一同、抱いたのでこれからも応援したいと思ってます。 S東京特派員に長岡からも公開のお祝いを入江監督に伝えて、レポートを送ってもらいました。 新宿バルト9初日の「サイタマノラッパー2女子ラッパー傷だらけのライム」を見てきました。 初日舞台挨拶はよくありますが、なんとこの映画は全回舞台挨拶あり。 私が見た初回も監督と女子ラッパー5人組が勢ぞろいし、最後はB‐hackの曲を披露。大いに楽しませてくれました。 今回は群馬の女子ラッパーたちが主人公で1作目の二人は脇役ですが、どうやらこの二人がいろんな土地に行き、その地元の人が主人公になるというパターンのようです。 シリーズものにはお約束のシーンもつきもの。 で今回は前作の市役所の名シーン以上の恥ずかしいプールのシーン、ラストの主人公の魂の叫びの感動的な長廻しなど、シリーズとしての新たな第一歩を感じました。 また今回の主人公アユムや相棒のミッツーも魅力的でこれ1本で終わるのも惜しいキャラクターでした。ぜひ再登場をお願いしたいものです。 *まずは封切おめでとうございます!ぜひ新潟でも劇場公開を望みます!! 公式HPhttp://sr-movie.com/
2010.06.26
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西川文恵監督にお越しいただき、 映画祭での「あぜみちジャンピンッ!」 上映のための 宣伝活動を東へ西へとまわってきました。 しかし思ったのは長岡はつくづく、親切な方がたくさんいること。 西川監督を巡って、ほとんどが初対面の方々が関心を持って話を聞いて下さいました。 とりあえずケーブルテレビのエヌ・シィ・ティ の情報番組「ながおかNavi」は7月5日(月)に放映。 お相手をしていただいた芦澤梨沙さんは映画を見てウルッときたと話していて、西川監督は感激していました。 そしてFMながおか の名物番組「ながおか・人の輪・地域の輪」は6月29日、30日の二日間に渡って朝8時半からと再放送は19時から放送されます。 名パーソナリティの佐野護さんは、やはり絶妙なトークで引き出して下さいました。 この日、話を聞いて下さった多くの皆様、西川監督が用意した特製名刺は足りなくなったほどでしたが、ありがとうございました。 写真は西川監督を囲んで芦澤さんと吉澤ディレクターです。
2010.06.25
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭
今年の映画祭はながおか市民センター内の“地球広場 ”と協働で企画を立ち上げて、 長岡の留学生に映画と共に母国の紹介をしてもらおうと進めています。 先日、長岡の留学生に映画祭の参加依頼をしに、 長岡技術科学大学、長岡大学に赴きました。 以前ならこういう依頼は単独で動いてましたが、 さすがに長岡在住の外国人の人達の交流の拠点である“地球広場”だけに、 すぐに話は繋がり、皆さん快く引き受けていただきました。 今年は中国、タイ、ベトナムの映画上映と共に、 留学生の方々が母国のお話しをして下さいます。 昨年のマレーシアからの留学生もそうでしたが、 やはり母国について日本の方々に知ってもらおうという思いが強いと、 お話しして感じました。 映画祭がそんな機会の一つにしてもらえれば光栄です。 そしてみなさん、とても明るいです。 というわけでよろしくお願いします。
2010.06.24
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭
昨年の映画祭で上映した「大丈夫であるように」 繰り返し、繰り返し辺野古の海辺が登場し、そこに現れたジュゴンの映像が流れてました。 あれから1年もたたない中で辺野古が大きな焦点となって、 政治が激変してしまいました。 今年、Coccoは多くの夏フェスに登場するようですが、 どのようなメッセージを放つのでしょうか。 2月末に松江で開かれた“「ひめゆり」春の宴”は、 「ひめゆり」という1本の映画を上映するために並大抵でない努力をした 人達とお会いして圧倒されて帰ってきました。 しかしそれがうまくこちらから発信できないもどかしさを感じたりしてます。 そして宴では当時も熱く揺れていた基地問題について、 沖縄の女性である大兼久プロデューサーに尋ねたりしましたが、 そのことについては話していただくタイミングが合わなかったことがちょっと悔んでます。 とはいえ大兼久プロデューサーの思いを聞くのは時間がいくらあっても足りなかったかもしれません。 先の「キャタピラー」新潟試写会において若松孝二監督は声をあげるたびに、 「正義の戦争などない」ことを力を込めて話していました。 そして普天間の基地は東京湾に移転すればいいだろうと、 これ以上、沖縄が犠牲となってはいけないと。 現在、沖縄では「キャタピラー」が先行公開され、 若松孝二監督、寺島しのぶさん、大西信満さんが舞台挨拶に訪れ、 大変な盛況だったようです。 若松監督は最初の公開は沖縄からと考えていたと。 そして若松監督はひめゆりの塔への献花や元ひめゆり学徒隊の方とお話ししたり、 ひめゆり学徒隊の少女が重症患者を看病した当時、病院だったガマに足を運び、 戦争への強い憤りを再び覚えたようです。 当映画祭に若松監督が来て下さった時、 この沖縄で感じた怒りも話してほしいと思ったりしました。http://www.wakamatsukoji.org/blog/
2010.06.23
| Trackback(0) | ごあいさつ
当会のお母さんことH東京特派員が御主人のお墓参りのため、 ご家族と長岡にきました。 そこでお食事会のなかで、新会長とさっそく意見交換をしていました。 真面目な話、当会発足後から参加し、 長岡にいたころは会計のかじ取りをしていて活躍していました。 お母さんがいないととっくに沈没していた局面がが多々あったハズです。 そして東京に行ってからも良き相談相手となっています。 次はぜひ映画祭でお会いできましたら。
2010.06.22
| Trackback(0) | 当会ご案内
シネ・ウインドが2007年に発行した「街の記憶 劇場の灯り」は新潟県全ての映画館を網羅した大変な労作、そして郷土史としても比類なき1冊でした。http://cinewind.exblog.jp/6945612/ 発行後に大きな反響となり現在「月刊ウインド」にて、その後を補足や追記となる「-新潟映画行進曲 第二部-」が連載されています。 三条でその第二部の取材があるというので邪魔にならないよう参加してきました。 「松竹館の“駅馬車”公開時に学校の窓から東三条の通りに宣伝のため馬車を走らせてるのを見ましたよ」 とても70歳を超えているとは思えない、若々しい方が目の前で三条の映画館と自身の映画へのつきない思い出を語っていました。 最近「街の記憶、劇場の灯り」を手にして編集部に連絡をしたそうです。 松竹館、常盤館、旭館、パレスと今は亡き三条の劇場の名と現在の位置を重ねて地図を書き示しながら、それぞれの劇場への思い出話、中には貴重な半券のコレクションを手にして楽しそうに話していました。 ミュージカル映画が大好きなハイカラな方のようで、主に洋画を中心にマリリン・モンロー、エリザベス・テーラー、オードリー・ヘップバーンと写真を手にし往年の大スターへの憧れをなんの照れもなく語り、特にいくつもの資料から抜き集めたという「七年目の浮気」のあのモンローの有名なスカートが地下鉄の風に吹かれるシーンを別角度から様々なカメラマンが写した何カットもの写真を収集し解説していたのは圧巻でした。 また三条にはその昔、自前の劇場を家に作り、夜な夜な自室でコレクションしたフィルムを上映していた伝説のカツキチがいたのですが、そのカツキチのまさに“ホームシアター”に呼ばれて一緒に大変貴重な映画を観ていたという証言も耳にしました。 本職は地元の出版社に勤める傍ら、図書館で講座を開くほどの郷土史家のようですが、身も心も映画に魅せられた方でした。 何度も書きますがとても70代にも見えないほど若々しかったです。 とはいえ子どものころから収集したと思われる映画雑誌等の数多くの資料は6年前に三条を襲った“7、13水害”で残念なことにほとんど消失したそうです。 それでも「映画は楽しいですね」と静かに話すのはとても素晴らしく聞こえました。 この日の取材は秋頃、発行の「月刊ウインド」に掲載されるそうです。
2010.06.21
| Trackback(0) | 当会の活動報告
「第13回長岡アジア映画祭」上映作『貝ノ耳』の杉田愉監督より 新作『花に無理をさせる』が6月23日~6月29日に開催される ロシアの「18回サンクトペテルブルク国際映画祭」にて ワールドプレミア上映されると連絡が届きました。 この新作は監督の故郷であり、在住している柏崎で撮影。 “柏崎の雄大な四季を背景に、少女が大人に、やがて母になるまでを映像詩的に綴った 「時と色」が幾何学的に交錯する物語”になるそうです。 サンクトペテルブルク国際映画祭はモスクワと並ぶロシア最大級の映画祭で、 レニングラード州の州都であるサンクトペテルブルクにはあのエルミタージュ美術館があるなど、 大変、芸術に対し理解のある都市なんだそうです。 そこで新作が初上映となるのは非常に光栄なことと、杉田監督は喜んでいます。 これまでに日本からの上映作は「ハウルの動く城」「武士の一分」「おくりびと」等、 錚々たる作品が並びますが、今年の日本映画は『花に無理をさせる』が唯一の上映作になるそうです。 サンクトペテルブルク国際映画祭公式HP http://www.filmfest.ru/ 『花に無理をさせる』の英題は“MOTHERS” 『花に無理をさせる』は完成までに3年、 前作『キユミの肘、サユルの膝』からもう4年の歳月を思えば、 杉田監督の寡黙というか、作品に対して妥協をしない姿勢は今作でも発揮されることと思います。 そしてこれまでの杉田監督作と同じく新作もサンクトペテルブルクをスタートに 世界中の映画祭で上映が決まっていくことと思います。 ちなみに杉田監督はもう次作の編集に入ってるそうで、 映画祭の出席はスケジュールとの兼ね合いになるそうですが、 できたら参加していただき、お土産話を楽しみにしたいですが。 おめでとうございます! ところで当会メンバーでスリランカに俳優を目指して旅立ったダイスケ君がhttp://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-885.html 昨日の新潟日報で大きく紹介されていました。http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/12731.html ダイスケ君が初めて参加した時に杉田監督の一言一句と創作姿勢に刺激を受けていたと思います。 新潟日報に紹介されたことを杉田監督に伝えるとダイスケ君にと、 ステキなメッセージを送って下さいました。 おそらくダイスケ君にとって大きな励みになると思います。 ありがとうございます。
2010.06.20
| Trackback(0) | お知らせ
*S東京特派員の映画祭巡礼記。 昨年に続いて“ショートショートフィルム・フェスティバル&アジア2010 ”です。 ついに短編映画も3Dの波が押し寄せてるようです。 「変わりゆく地、プーケット」のアーティット・アッサラット監督 短編映画をまとめて見る機会として毎年楽しみなショートショートフィルム・フェスティバル&アジア。 今年も原宿のラフォーレミュージアム原宿、横浜のブリリアショートショートシアターなどを会場に開催されました(20日まで)。 アジア映画を中心に見てきましたが、見れなかった作品も多数。短編映画祭なのでとうぜん作品数が多いのでしかたありませんが残念。 それでは見た作品のうち、アジア映画の感想を書いていきます。 その日が来る When the Day Comes(タイ 2008)監督Supparerk Polsawad ストップ!温暖化という部門で上映された作品。手書きの油絵風の画面がどんどん変形していくアニメーションで見せる作品。地球温暖化に繋がる様々な場面が現れ、それが一体になって地球を形作っていく。素朴な絵本風な絵柄も魅力でした。この部門はメッセージ色が強いものもありますが大半はひねりが利いていて面白い作品が多かったです。 警告 Warning(中国 2009)監督Long Li これもストップ1温暖化部門。病室のベッドに横たわる瀕死の病人=地球というわかりやすいメタファーですが、そんなに悪くないです。最後のトリック撮影がおもいっきりアナログなのも映画的でよかったと思います。 ツリーロボ TREE ROBO(韓国 2005)監督キム・ムンセン 今年はじまった3Dプログラムの中で上映された作品。短編映画も3Dです。これは3DCGアニメ。ずいぶんきちんとしたお金もかかっていそうな作品だなあと思ったのですが、あとで2005年の愛・地球博の韓国館で上映されたものだと知りました。どおりで立派な作品だったわけです。荒廃した未来の地球で緑の大地を復活させようと旅する少年とそれを支える相棒のロボット。しかし彼らは離れ離れに。韓国らしい泣けるファンタジー。ちょっと宮崎駿はいってます。人生の長い年月と、それを超える人間と機械の友情という夢を描いていて感動しました。 名作の条件 Dreaming For a Masterpiece(韓国 2009)監督Moon-su Choi なんとしても傑作を描かないと後がない芸術家。そのプレッシャーが引き起こすもう笑うしかないような悲惨なできごと。後半かなり血まみれ、なのにとぼけた終わり方という奇妙な作品でした。 八月十五日 August 15th(中国・アメリカ 2008)監督Xuan Jiang これは今回見た中でもっとも衝撃的な作品でした。中秋節の帰省客を乗せたバスが山中で強盗にあいます。そして主人公の若い女性は恋人の前で強盗にレイプされてしまいます。強盗が怖くて彼女を助けず無視してしまう乗客たちの残酷さ。恋人も怖気づいてなにもできません。強盗がまずはひどいが乗客たちの行動もひどい。しかし自分が居合わせたら行動できるのか。そんな問題を突きつける作品でした。そして最後、なんともやりきれないオチがつきます。 生徒会長 A School Rep.(韓国 2008)監督 Sang-joon Park 次期生徒会長とだれもが認める優等生の少女ソナ。自らもそれが当然と思っていたが、ある日その自信を覆す事件が起こる。主人公のソナを演じるのは「ミスにんじん」でも中学生を演じていたソウ。85年生まれなのに中学生役はすごいですが、この映画でも体は成長してるのに精神はまだこどもというアンバランスな感じを出していてよかったです。 遊ぶ男 Toy Man(台湾・シンガポール 2009)監督Chun-Yi Hsieh 公園で女の子と遊ぶ中年男。女の子の母親が来て中年男から女の子を引き離す。かなしげな男。男は市場に行き、そこで遊ぶ別の女の子をじっと見つめる…怪しい男の行動の意味は何なのか?それがわかるラストはなんとも悲しいものでした。モノクロの画面が効果をあげています。 撮影禁止! No Photography(イラン 2009)監督Bahman Moshar 無許可で撮影をしていた女学生が連行されて取り調べを受ける。取調べの兵士はなかなか帰してくれない。ところがふとしたことで若い取調官が写真好きだとわかる。対立よりも対話を、というメッセージが希望を抱かせます。オタクは世界を救う。ちなみにこの取調べのところはほぼ監督の実体験だということです。 宿題 Familyship(韓国 2009)監督Hye-ryeom Yoon 銃を突きつけられておびえながら問題集を解く男の子という異様なシーンからはじまるブラックコメディ。銃を持つのは母親。韓国の教育熱をおもいっきり茶化したような状況です。おびえながら必死に公式を思い出すのがムチャクチャおかしくて困りました。凶悪なコメディです。しかもその後のオチがまた人を食っていて笑いました。 変わりゆく地、プーケット Phuket(タイ 2009)監督アーティット・アッサラット 2008年の東京国際映画祭で上映された「ワンダフル・タウン」の監督、アーティット・アッサラットによるプーケットの観光PR映画。プーケットに観光で訪れた韓国のスター女優はどこに行ってもファンに囲まれ気が休まることがない。見かねたホテルの運転手が彼女を連れ出す。結婚を控え不安な気持ちから子供時代の思い出の土地に来た彼女と夢を実現できないまま中年になってしまった運転手の交流がじんときます。プーッケット行ってみたくなりました。成功ですね。韓国の女優役はイム・スジョン。運転手役はソーラポン・チャートリー。「キング・ナレスワン」や「マッハ弐」で主人公の師匠的な役を演じていた人なので運転手としては立派過ぎますが、豪華な共演が楽しめました。 ルミナス・ピープル(ポルトガル 2007)監督アピチャッポン・ウィーラセタクン 日本人監督の作品を集めたNEO JAPANプログラムの最後にサプライズ上映としてアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の「ルミナス・ピープル」が上映されました。2008年の東京国際映画祭で上映された「世界の現状」というオムニバス映画の中の1本です。他の日本人監督のまっとうな短編映画の最後に異色過ぎる映画でした。なにしろタイの河でボートから散骨をする一家の様子をえんえん荒れた画面で映し出すだけでとりたててなにかストーリーがあるわけでもない映画なのですが、徹夜でショートフィルムを見てぼーっとしている状態で見てもなぜか気持ちがいい。そういえば「世界の現状」でも他の監督の映画では爆睡したのにこの映画は眠くならなかったなと思い出しながら見ました。カンヌ映画祭受賞記念の上映だったようです。アピチャッポン監督おめでとうございます。
2010.06.19
| Trackback(0) | ごあいさつ
今晩のミーティングは新しく大学生が参加したので、 新会長含めて当会の活動を説明し協力をお願い、 チケット組み作業も手伝っていただきました。 これからもよろしくお願いいたします。 その後は明日からの活動計画についてスケジュールを立てていました。 これまた、たくさんやらなければならないことがあってタイヘンです。
2010.06.18
| Trackback(0) | 当会の活動報告
当映画祭で上映できる素材。 35mm、16mm、DVカム、HDV、ミニDV、DVD、VHS等々。 上映できそうなもの。 ブルーレイ、ベータカム。 上映できないもの。 HDカム、デジタルベータカム。
2010.06.17
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭
昨晩の上映企画室は手分けをして「ハート・ロッカー」上映会のチケット組作業を行っていました。 少し前は事務所にあるプリンターでチケットを制作してましたが、 それでは間に合わないので最近は事務局長が印刷、裁断してきたチケットを 事務所に持ってきて、捺印をし10枚一組にまとめます。 それから封筒に宛名書きをして予め書いてたプレイガイド事の伝票に沿って、 チケットを封詰めしていきます。 流れ作業ですが、人出が多いほどスムーズにいきます。 早速、プレイガイドに頼みに行ったところ、 文信堂書店と長岡市立劇場にはすでにお買い求めに来たお客様がいたそうで、 あぁ、間に合わなかったかと悔んでました。 せっかく足を運んだのにまだ納品しておらず、申し訳ありません。 これからhttp://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-896.html のプレイガイド欄にお願いしましたら、常時更新していきたいと思います。
2010.06.16
| Trackback(0) | 上映会
「キャタピラー」の試写会が新潟・i-MEDIAの実習棟で開かれました。 若松孝二監督、主演・寺島しのぶさんの舞台挨拶と記者会見も開かれるという豪華な布陣。 特に若松孝二監督には今年の映画祭で「キャタピラー」の上映と共にゲストとしてお越し下さるので、映画祭実行委員で挨拶に伺いました。 取材の合間にお話をさせていただきましたが、「キャタピラー」に込めた思い、そして“国家と戦争”について歯に衣を着せず、自身が子供のころに体験した戦時下の日本に触れながら「戦争は正義でもお国のためにでもない」と語気を高めて力強く話していました。 正直、一言一句に痺れていました。 こちらは長岡が空襲で戦災に遭ったこと、山本五十六元帥の出身地であることを話すと関心を持って聞いて下さったようです。 「キャタピラー」には当映画祭で毎年ゲストのお相手を引き受けていただいてる小林三四郎さんも村人役で出演しています。 というわけで当然、今年の映画祭でも若松監督のお相手を引き受けて下さいました。 現場について知る三四郎さんは司会として最もふさわしいのではないかと。 しかも東京では若松監督の事務所と御近所でもあるそうです。 また以前から若松監督を通して寺島しのぶさんにも映画祭にお越しいただけないか、お願いをしていたものの、 残念ながらスケジュールが合いませんでしたが、 寺島さんの夫役の大西信満さんは若松監督の口からこの場で映画祭に来て下さると教えていただきました。 若松監督とお話しをさせていただくと、 その数々の修羅場をくぐり抜けた体験から醸し出される強烈なオーラと言動、 その強烈な個性にいつも圧倒されますが、 それがこれまでの生きざまに裏打ちされた強靭なものだけに、人間味となってたまらない魅力を感じ、いつも引き込まれて話を聞いています。 そして一貫して「若者達を信じる」という姿勢を貫いてるのも素晴らしく、 今回、お昼ごはんの美味しそうなサンドウィッチが余ったので、それを目にした若松監督は一瞬の躊躇もなく「若い奴に食べさせよう」と気を配ってる姿に、ちょっとジンときました。 それだからこそ歴史を勉強させないとと語り、これまでの戦争や現在の世界情勢について強い口調で持論を述べて 「“キャタピラー”は若者に特に観てほしい」と。 試写会後の共同会見では観終えて衝撃を受けた記者達が興奮冷めやらぬ口調で若松監督、寺島さんを質問攻めにしていましたが、 机上のベルリン映画祭の受賞トロフィー(!)を前に、寺島さんは 「監督にここまでかと思われないよう」と演技に身を投じがらも、ロケ地の水田に入ったらヒルに襲われて大変だったと笑いながら話せば、若松監督は 「今の女優で大きな画面で演じられるのは寺島さんだけしかいないだろう」とサングラスの中の目を細めて称賛し「それに“モンペ”が最も似合う」と話すとドッと歓声がわきました。 舞台挨拶と記者会見が終わってお二人すぐにパンフット売り場に直行し、 パンフを買った人達に即席のサイン会が開かれました。 寺島さんも喜んでサインをしながらファンの感想に耳を傾け、 中には握手をしたりと大変気さくな姿にほれぼれとしていました。 この日、観に来た人達は一生の思い出になるのではと。 このパンフは1000円の値段では勿体ないほど、 とても読み応えがあり、映画とともにぜひ!! 寺島さんには映画祭にお越しいただけないものの、ビデオレターの撮影の快諾をいただきました。 その撮影後に昨年のエキストラで参加した際に現場で撮らせていただいた、写真を引き伸ばして贈ったところ、もんぺに都会的な眼鏡をかけた(しかし立ち姿がとても美しくさすが大女優だと)自身のギャップある姿に爆笑していました。 贈り物を喜んでもらえてとても嬉しく、美女が笑う姿はホントに人々を幸福にさせてくれると思ったりと。 いただいたビデオレターは映画祭の開会式で流したいと思います。こちらもご期待下さい。 そして若松監督にも現場で撮った赤ちゃんをあやす監督の姿がとてもステキだったのでこちらも記念にと贈ったところ、笑いながら「この子はもう大きくなって走り回ってるよ」と一緒にカメラに収まっていただいたのがこの記事の写真です。 サングラスにも関らず、目も微笑んでるのがわかるかと思います。 「キャタピラー」についてはこれからも紹介したいと思いますが、若松監督の渾身の叫びが結実した傑作なのは間違いありません。 映画祭では上映後に若松監督自身の言葉で映画に込めた思いを、これまでの「戦い」といっていい生きざまを話してもらおうと思っています。 ぜひご期待ください。 この日、挨拶ができるようにご協力をいただきましたシネ・ウインド、国際映像メディア専門学校、新潟県フィルムコミッション協議会の関係者の方々、ありがとうございました。 「キャタピラー」公式HP http://www.wakamatsukoji.org/
2010.06.15
| Trackback(0) | 当会の活動報告
出雲大社に思わず感心してしまうのは、 境内にはアトラクションといっては語弊がありますが、 いろいろと楽しめる施設が充実していること。 10年前に発見された古代の巨大な柱跡を目にしかつての社を想像し、 神有月の10月に神様が宿泊する施設はご丁寧に蛇の形をしたしめ縄が、 そして巨大なしめ縄に圧倒されたかと思うと参拝客が嬉々としながら小銭を投げていました。 どうやらしめ縄に小銭が挟むと縁起がいいらしいのですが、 なぜ縁起がいいのか? 本当に縁起だけなのか? と疑問に思う間もなく、当然柴田監督はじめ一同、しめ縄めがけて小銭を投げておりました。
2010.06.14
| Trackback(0) | 当会ご案内
三条市の繁華街“本寺小路”の奥に構えている三条別院。 東別院と呼ぶ方が通りがいいかもしれませんが、 そこで小林茂監督の「チョコラ!」が上映されました。 ちょうどワールドカップ南アフリカ大会の只中、 世界中がアフリカに目を向けてる中、梅雨入り前の熱い太陽の下、 アフリカンドラムのライブパフォーマンスやアフリカ料理の屋台が並ぶ中で お寺の本堂内で「チョコラ!」の上映はとてもふさわしく思いました。 今回のイベント“別院フォーラム”は若手の僧侶達が企画し実行するもので、 今回は記念すべき20回目。 足を運んでお寺を記号でなく地域に開かれたもの、 そして地域との垣根を越えた交流を目指す趣旨がよくわかりました。 そうでないと違和感なくアフリカのビートが刻まれないのではと。 そしてスタッフの皆さんは当然、お坊さんなのですが、 いくら真宗大谷派とはいえみなさんカジュアルな装いが、 お坊さんのイメージと良い意味でかけ離れておりました。 今回、チラシ配りをさせていただきました。ありがとうございます。 本堂の畳敷きに腰かけながら始まった「チョコラ!」もお寺との相性がとてもよく感じ、 ちょうど野外上映会の自由な趣も。 上映後の小林監督のトークも白熱し、 「子ども達を心配する側だったのが、逆に子ども達が私を気遣ってくれた」ことから アフリカの現状を見て「援助する側、援助される側」という考えは止めようという言葉で締めくられました。 それにしても「チョコラ!」の躍動感あふれる子ども達のサッカーシーン。 アフリカで開催されてるワールドカップの最中に観るだけに余計、 あのカメラワークの躍動感は世界中で量産されてるサッカー映画に引けをとらないのではと確信してました。
2010.06.13
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今年はなぜか例年以上に当会事務所に取材の記者が来て下さってます。 中には時間があるから寄ってみたという記者もいて、 お話ししたら偶然にも東京で勤務した時に小林茂監督の取材をしたことがあると聞き驚きました。 また映画やお芝居に造詣の深い記者の方もいて、 取材で山田洋次監督に最後の“寅さん”「男はつらいよ 寅次郎紅の花」について深く尋ねた際の感動的なエピソードを聞いたのは映画ファン冥利につきると思いました。 『長岡アジア映画祭』として初めて取材を受けたのは、 「第1回」の前の『長岡アジア・プレ映画祭』の時のこと。 「恋する惑星」をメインにしましたが、映画祭などは初めての試みだったので 開催のリリースを手当たり次第にマスコミに流したところ、 わざわざ新潟から記者が来て下さいました。 こちらは初めての取材、それも新潟から来て下さると聞き、 取材に慣れてる当時の当会会長をわざわざ読んで同席してもらいました。 若い男性の記者は熱心に聞いて下さり、 会長の助言をいただきながらなんとか取材をこなしたところ、 帰り際に記事にする場合、広告費のご検討をと見本誌を出してこの枠なら幾らと、 話し始めました。 こちらは広告費など考えたこともなく、 聞いた額はとても払える額じゃないので止む負えずお断りしましたが、 なんとなく世間の仕組みを知ったように思いました。 後日、発売された媒体にはまるまる1ページ、映画祭の記事が掲載されており、 お礼の電話を編集部にしたところもうその記者は辞めていました。 人づてに耳に入ったのは、その記者はもともとやめる気でいたらしく、 去る前にどうしても映画祭の記事を載せてと、編集部に懇願してから辞めたそうです。 その記者の男気にも、ホントは業務外にも関らず載せてくれた編集部にも 心意気に打たれたりしました。 今もその媒体を目にすると当時を思い出し、 あれからもう15年ですが、書いていただいた記者はまさか15年も続くとは 思ってなかったでしょうが、お元気だろうかと。 念のため当会の告知は今も広告費は出しておらず、 それだけに告知・掲載のご協力をいただいてる媒体様は本当に助かっています。
2010.06.12
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今晩のミーティングは映画祭スケジュールの検討を中心に。 特に「クロッシング」について上映方法も含めて意見を出し合っていました。 まだまだ詰めなければならないとはいえ、 上映スケジュールの叩き台を本当に叩いていると形になってきたと思いました。 しかし、そんなこちらの思惑とは別に、 “すくらんぶる”最高の愛読者である“ひなパンダ”が当会の現状を見たいと、 事務所の視察に訪れてミーティングにも参加し檄を飛ばして噛みつく一幕もありました。 ひなパンダさん、お手柔らかにこれからもよろしくお願いします。 やはり笑顔がとてもカワイイです。 あと来週月曜14日夜の上映企画室はこの日のみ翌15日(火)夜に変更いたします。 「ハート・ロッカー」のチケット組作業を行いますのでお手伝いいただけましたら。
2010.06.11
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このブログは同じFC2のブログをなさってる方が開くと足跡がつきます。 先日、その“訪問者リスト”に渡辺真起子様のブログが。 そのことを先のミーティングで報告したら、 一同驚き「愛の予感」や「愛のむきだし」といった渡辺様の代表作の話で盛り上がり、 当会でも上映した「殯の森」の渡辺様の姿を思い出してました。 みんなをまとめるグループホームのリーダー役はまさに適役だったと。 それに何より今度の映画祭で上映する「あぜみちジャンピンッ! 」にも渡辺様は出演しています。 それでおそるおそるといった感じで映画祭で「あぜみちジャンピンッ!を上映することをお伝えすると、 大変丁寧なメールが届き渡辺様のブログでもご紹介いただきました。恐縮です。go go makimaki http://gogomakimaki.blog73.fc2.com/blog-entry-824.html 「あぜみちジャンピンッ!」の渡辺様は聾唖のヒロインのシングルマザー。 娘をしかと見守り、支える姿はそのまま「あぜみちジャンピンッ!」という映画を見守り、支えとなっている重しのような役目に映ります。 渡辺様が出ていることで、その卓抜した存在が映画への信頼と保証が得られていると。 渡辺様のブログに書かれている“丸池さん”とは丸池納撮影監督のこと。 「眠る男」等で知られる大ベテランで西川文恵監督はいつか恩返しとして、 35mmフィルムの映画で丸池キャメラマンと仕事がしたいそうです。 当映画祭に来られた新人監督作でいえば、 東條政利監督の「9/10 ジュウブンノキュウ」は高間賢治撮影監督。 五藤利弘監督の「モノクロームの少女」は芦澤明子撮影監督。 と、名も腕もあるベテランスタッフが新人監督をバックアップするのは、 映画界ではよくあることだそうで、 いつも話を聞いてて映画界の良き伝統だと感心したりします。 渡辺様、ありがとうございます。 いつか長岡にお越しいただけましたら。 主演作「トルソ 」をぜひ観たいと思います。 そして「あぜみちジャンピンッ!」は「眠る男」に続いて 当映画祭で上映する丸池納撮影監督作となります。 御期待下さい!!
2010.06.10
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以前にこのブログで紹介したタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督に カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の祝福メールを当映画祭から送ったところ、 丁寧なお返事のメールが届きました。 活動の中でごく稀に、疑問に思う態度で接する映画人もおり、 そういった場合かなりヘコむので、映画界の頂点に君臨しながらも、 やはり律儀なアピチャッポン監督をますます応援したくなりました。そして励みになると。 受賞作「ブンミおじさん」の日本公開を楽しみにしています。 お返事のメールには添付ファイルが貼りつけてあり、 クリックしたところアピチャッポン監督の新作(?)「Magic boy」の映像が流れました。 30秒に満たない、その名の通りの作品なのですが、 繰り返し見てるとその浮遊感に釘づけになってしまうのはアピチャッポン監督らしい、 などと言ったら言い過ぎでしょうか。 それにしても映像で応えてくれるのはやはりさすがのセンスです。 「Magic boy」をご覧になりたい方は事務所までいらしてください。http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-882.html
2010.06.09
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昨晩の上映企画室はこれまでの映画祭チラシを引っ張り出して、 上映スケジュールを検討していました。 作品にふさわしい客層を想定して時間帯などを割り振っていましたが、 毎年のこととはいえ答えのでないジグソーパズルのようで、 結論は出ずに持ち越しとなりました。 映画祭上映作「クロッシング」のポスターが届いたのでルート351沿いに貼ったところ、 それを目にした方から早くも問い合わせのお電話がありました。 9月に上映とお伝えすると、まだ先のようでちょっと驚いてたようでした。 とはいえ9月はあっという間なので気を引き締めていけたらと。 お問合わせありがとうございました。 素晴らしい映画なのでぜひいらしていただけましたら。 また今朝の新潟日報に札幌で中国人観光客向けホテルが開業という記事がありました。 “道東を舞台にした中国映画のヒットもあり”、中国からの観光客が増加と書かれてましたが、 この中国映画は当映画祭で上映する「狙った恋の落とし方」なので、 ぜひ記事に題名を入れて欲しかったと。 こちらもご注目ください。 『第15回長岡アジア映画祭』上映決定作品http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-888.html
2010.06.08
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先日、映画祭実行委員で長岡造形大学を訪れました。 映画祭には先生方のご協力、また上映会では売店にチケットを預かっていただいたりしてるので、何度か足を運んだことがあるのですが、今回の目的は学長にお会いして映画祭の紹介と協力をお願いしました。 お忙しい中、時間を取っていただいた学長に『長岡インディーズムービーコンペティション』の紹介、 また昨年で言えば映画祭には五藤利弘監督や入江悠監督といった映画人がお越しいただき、交流ができたというメリットを伝えぜひ学生達も参加をと呼びかけました。 こちらの宣伝ベタもあり、学長は映画祭についてはあまり知らなかったようですが、 昨年の映画祭ポスターを持参し、デザインをしたのは造形大の卒業生カーラさんと伝えたら関心をもって聞き入ってたようです。 そして今年卒業したダイスケ君がスリランカで俳優目指していると伝えるとさすがに驚いてました。 最も誰でも驚くでしょうが。 案内されたのが学長室でしたが、さすがに造形大だけに洒脱でとても綺麗でありました。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。 その後、映像を教えているヨールグ・ビューラー先生に会って昨年シネ・ウインドでも公開された「Kamos」を見せていただきました。 上映方法も趣向を凝らし、田園地帯にステージをこしらえ、はさ木に作品を映写しその前に主演のダンサーが生で踊るパフォーマンスをしていたのは面白かったです。 そしてビューラー先生のもと、今年度から新規で作られた編集室と録音室を見学し最新の機材に見入ってました。 パソコンを前に熱心に生徒の皆さんが映像を編集していましたが、 ぜひ造形大からもインディーズの作品応募があることを期待したりと。 他に先日完成した第3アトリエ棟を見学しました。 その近未来的という言葉しか思いつきませんが、キューブリックの映画のシーンに出てきそうなどと呟いたりしていました。 今回の「長岡インディーズムービーコンペティション」の審査員にヨールグ・ビューラー先生も快諾をいただきました。 長岡造形大学HP http://www.nagaoka-id.ac.jp/
2010.06.07
| Trackback(0) | 当会の活動報告
*ドキュメンタリー映画『祝(ほうり)の島』上映会の協力依頼がありましたのでご紹介します。『祝の島』 公式HP http://www.hourinoshima.com/ 監督:纐纈(はなぶさ)あや 製作総指揮:本橋成一 撮影:大久保千津奈(KBC映像) ナレーション:斉藤とも子 ◎十日町会場 7月18日(日) 開場 13:00 上映 13:30~15:30 監督トーク 15:30~16:00 会場 十日町情報館 視聴覚ホール 主催 「祝の島」上映実行委員会 連絡先 大嶋 TEL/FAX025-752-4581 前売券取扱 家楽、キジマ、イトー楽器、わらべ村、フランク理容室、えことぴあ、津南新聞社 ◎三条会場 7月18日(日) 開場 18:30 上映 19:00~20:45 監督と刈羽女性の対話 20:50~21:30 会場 三条市立中央公民館 音楽視聴覚室 主催 「祝の島」を見る会 連絡先 神田 TEL0256-33-7793 FAX0256-33-7810 前売券取扱 エコロジーショップみずすまし ◎長岡会場 7月19日(月・祝) 開場 13:00 上映 13:30~15:15 監督と刈羽女性の対話 15:20~16:00 会場 長岡市立中央図書館 2F講堂 主催 映画「祝の島」上映実行委員会 後援 長岡市、長岡市教育委員会 連絡先 阿部 TEL09048285661 前売券取扱 市民映画館をつくる会、長岡市民劇場、文信堂長岡店、とうふやわむ、味噌星六、アニュー、ら・なぷぅ、ハーブ談話室、でくのぼう ====================================== 入場料 前売1000円(当日 1200円) 中学生以下 無料
2010.06.06
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「第9回長岡アジア映画祭」で上映した「最後の恋、初めての恋」の当摩寿史監督が新潟県出身なこと。 長岡で撮影された「故郷は緑なりき」という映画があることを教えていただいたこと。 そして三条高校のOBの中に日活で活躍した脚本家・寺田信義がいて研究してることなど、 このブログではYさんと表記していた当会会員でもある吉田健明さんが、ついにその研究の成果を月刊ウインドにて『一期一映』というタイトルで連載を始めました。 自身も三条高校で映画部に所属し、8ミリカメラを手に日々映画製作に情熱を傾けていただけに、その最初の連載は当然、三条高校映画部の先輩にして創立者である寺田信義の生涯を熱く書いてます。 詳細はぜひ発売中の「月刊ウインド 」6月号を開いてください。 なおシネ・ウインド では6月12日~6月18日に昨年の当映画祭でも上映したインド映画の傑作「家族の四季-愛すれど遠く離れて」が公開されます。
2010.06.05
| Trackback(0) | ごあいさつ
今朝の新潟日報に当会新会長のインタビューが掲載されていましたが、 それを受けて今晩のミーティングは新会長の所信表明、改革の第一歩は まず事務所の大掃除からと、近々召集をかけることとなりました。 その後は新たに当会に上映会の協力依頼があり、 担当の方と宣伝展開などを確認していました。 そして8月7日(土)長岡市立劇場での 当会20周年記念「ハート・ロッカー」上映会の役割分担を。 ここで時間切れとなり、映画祭検討については 明日、リリックホールで『育子からの手紙』長岡上映会があり、 映画祭と「ハート・ロッカー」上映会の仮チラシを用意し、 チラシ配り等をさせていただくので、その時に時間を作ってやろうとなりました。 『育子からの手紙』上映時間は10時、12時半、14時45分の3回上映です。http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-844.html
2010.06.04
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*東京S特派員が静岡で5月30日に開かれた『芝居とトークの静岡祭り~シナリオが映画や芝居になるまで~』に足を運びその報告が届きましたので御紹介します。 杉田愉監督も柏崎から参加したようです。 第2回となるSBS学苑パルシェ校の「芝居と映画とトークの静岡祭り」に行って来ました。 第1部は芝居で劇団きさく座による「それとなく鉄幹」。 夫鉄幹の納骨の夜、与謝野晶子の元に訪れたのは元妻と愛人の幽霊。 この3人による文学ディスカッションという抽象的な会話劇。 こういうのは映画では難しいだろうなぁと演劇と映画の違いを感じました。 第2部は上映される作品の監督である3人によるトーク。 テーマからシナリオが実際に作品になる時にどういった変化が起こるかというような話が聞けるかと思ったのですが、杉田監督のシナリオはほとんど使わないというオリジナル過ぎる話にみんな呆気にとられてしまった感がありました。 第3部は映画の上映。杉田監督の短編と予告編集。杉田監督の作品は映像がいつも美しいですが、少女の顔の印象的でした。 坂井先生の「つゐ臆」は画質がよくなくてちょっと残念な鑑賞になりました。 石田麻耶子監督の「ヤング通りの住人たち」は伊参映画祭の大賞受賞作。 埼玉のDシネマ映画祭で「求愛」という作品を見て以来この映画祭の受賞作は注目してまして、「ヤング通り…」も荒削りながら美容室のお客さん役の俳優さんたちがちゃんと映画の中で髪を切っていて感動しました。 それに夫に逃げられた美容室の女主人役のヒロイン北川真依子がかわいいのも良かったです。 終了後に杉田監督とちょっとだけ話しましたが、来年には新作が出来るとのこと。楽しみに待ちたいと思います。
2010.06.03
| Trackback(0) | 当会の活動報告
*長岡在住・小林茂監督の「チョコラ!」が再び三条で上映されます。 無料上映のようなのでお近くの方はぜひ!! 今年の「長岡アジア映画祭」に小林監督は監督作「ちょっと青空」とともに参加の予定です。 別院フォーラム 2010 20th Anniversary 融合 MEETS BEATS AFRICA -いのちのリズム- 日時 6月13日(日) 会場 三条別院(東別院) 入場無料 12:00~15:00 ■フリーマーケット ■ライブパフォーマンス オスマン・オランド・ビングル(ガーナ共和国) アフリカンドラム JUNJUN(新潟) ■フード&ドリンク ■その他 イベント多数 15:00~17:00 『チョコラ!』 上映&小林茂監督トーク 主催:別院フォーラム実行委員会 お問合わせ先 別院フォーラム2010事務局 電話0256-33-2805
2010.06.02
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