
6月14日の「キャタピラー」新潟試写会で若松孝二監督が観客に「ぜひ手にしてください」と力説していた「キャタピラー」のパンフレットが事務所にも届きました。
一般の映画パンフレットとは質も量も桁が違う読み応えで、いかに若松監督が渾身の思いで「キャタピラー」を世に問うのか、その意気込みがページの隅から隅まで読んでて伝わります。
この中の若松監督のインタビューはぜひ「キャタピラー」を観る前でも、観た後でも読んでいただきたいのですが、自身の子どもの頃の戦時中の空気から現在に至るまで世界で続いてる戦争に触れて「戦争によって人間が破壊されていくことはどういうことなのかを、正面から描きたかった」と映画に込めた思いを力強く語っています。
寺島しのぶさん、大西信満さんのインタビューはもちろん、田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏、鈴木邦男氏、寺脇研氏、四方田犬彦氏ら気鋭の論客が若松監督と「キャタピラー」について様々な解釈を唱え、沖縄集団自決、元BC級戦犯死刑囚、フィリピン残留日本人と戦争体験者の悲痛な証言も収められています。
また疎開先が長岡だった半藤一利氏の特別寄稿「昭和の大戦はなぜ起きたのか」からさきの大戦の年表、データも収録されており、これ1冊で第二次世界大戦を総括するように悲惨な歴史を振り返ることができます。
さらに「キャタピラー」シナリオ採録もあります。
1冊1000円で事務所でも発売してます。
また8月7日の「ハート・ロッカー」上映会でも発売いたします。
ぜひ「キャタピラー」を観る前に手にとって読んでいただきたいです。
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2010.07.31
| Trackback(0) | ごあいさつ

「ハート・ロッカー」は2004年夏のイラク・バクダットが舞台。
アメリカ軍はフセイン大統領を捕獲したものの、これですべてが解決というわけにはいかず、解決の糸口さえ見つからないまま、泥沼化する中でいつ爆発するかもしれない中、世界一危険な任務につく爆発物処理に従事する兵士を描きます。
そもそもありもしない大量破壊兵器を口実にイラク戦争を開戦を決断したのは誰か。
誰の指揮で最前線の現場で若い兵士が苦悩を抱えたまま死んでいくのか。
そしてイラクの罪なき人々が虐殺され、テロリスト(というか蜂起ではないかと)を生んだ土壌をつくったのは誰か。
その矛先を示しているものの、主人公の決断として“あの”ラストシーンを用意したことで、好戦、反戦との枠では収まりきれない重い現実、まさに戦争中毒と化したアメリカの断面を、かの地で起きてる現実の中に折り込みます。
先日BS1で「ビンラディンは生きているのか?」というイギリスのテレビ局が制作したドキュメンタリー番組が放映されました。
2001年の同時多発テロの首謀者ビンラディンの生死について考察していき、根強い死亡説が流れる中、アメリカ政府はオバマ大統領でさえ根拠なしに生存説を訴えてテロへの脅威をあおり、また2004年の大統領選挙前にビンラディンのビデオが放映されてブッシュ大統領に投票が有利に動いたなどと陰謀説も含めて、生死を問うとともにアメリカが今もビンラディンの幻影に脅える姿を捉えてます。
とはいえソ連のアフガニスタン侵攻時にはビンラディンにCIAが後ろ盾をしていたことはこの番組でも触れられ、世界中で時にハタ迷惑な諜報活動に熱心なアメリカの一端も感じる番組でした。
アフガニスタン紛争に続いてアメリカが選んだ敵としてイラクがあり、この番組の延長先に「ハートロッカー」の世界があることを思えば、同じようにリンクするのが今年の映画祭で上映する「アメリカ通り」です。
こちらは韓国の米軍基地を舞台にちょうどイラク戦争のただ中に撮影され米兵がイラクへと飛び立ってる間、夜の世界に生きる娼婦達の証言を収めたドキュメンタリー。
ロシア、フィリピン、カザフスタンとそれぞれ異国から来て米兵を相手にする娼婦たち、そしておそらくはかつて娼婦として生きてた韓国の老婆の証言で綴られ、それぞれの体験の中で“アメリカ”がどんな影響を及ぼしたのかをもテーマにしています。
灼熱のイラクで心身ともに疲弊していく米兵、
米兵がイラクへと渡ったために残された娼婦の苦悩。
「ハート・ロッカー」「アメリカ通り」どちらも世界の覇者としてエゴを押し通す、アメリカが内外にどんな影響を及ぼしたのかを “女性監督”が描き切ることに二つの作品の立ち位置の違いと共有が感じられるかと思います。
ぜひどちらもご注目ください。
2010.07.30
| Trackback(0) | 上映会

TeNYテレビ新潟で毎週水曜日21時54分~放映されている『きらり★夢ファイル』。
新潟に住む若者たちの夢を追いかけるドキュメンタリー番組です。
僅か3分の短い番組ですが登場する若者達の眩しい生きざまが魅力的に凝縮されて、学校の教材に使えないかと要望もあるそうです。
その『きらり★夢ファイル』に今度の当映画祭で『瞽女さんの唄が聞こえる』の上映と共に
瞽女唄を披露してくださる「越後 瞽女唄・葛の葉会」の金川真美子さんが登場するというので撮影を見学に行きました。
彼女は長岡造形大学に通う大学生です。
収録場所は魚沼・小出の民家。
なぜここが選ばれたかというとかつてここは 瞽女宿として、本物の 瞽女さんが毎年泊りに来てお礼に唄を披露していたそうです。
当時を知る老夫婦は「 瞽女さんは好き嫌いなくなんでも食べたが、味の素をかけたものだけは食べずにいたなぁ」
「帰る時は髪の毛1本も残さず、きれいにして出たものだ」等など。
昭和52年を境に 瞽女さんの旅は無くなったそうなので、 瞽女さんに関する思い出は一言一句がとても貴重な証言に思いました。
そんな由緒あるかつての 瞽女宿で三味線を手に金川さんが 瞽女唄を唄い始めました。
この日を知った近所の人達10人ほどを前に。
何しろ『 瞽女さんの唄が聞こえる』の伊藤喜雄監督が耳にして「彼女は本物だね」と賞賛し、
「越後・葛の葉会」を支える鈴木昭英先生はじめ「 瞽女唄ネットワーク」の方々がその成長に目を細めているだけに、張りのある唄声が室内に響き1曲終わるたびに盛大な拍手が贈られました。
さすがに小学校1年生から鍛えられた唄声でまさに圧巻でした。
9月8日(水)14時30分からの『 瞽女さんの唄が聞こえる』の上映後に金川さんが所属する「越後 瞽女唄・葛の葉会」の皆さんが 瞽女唄を披露して下さいます。
長岡 瞽女の小林ハルさんの遺志を受け継ぎ研鑽を重ねてるだけに大変魅了されることと思います。
ぜひご期待ください。
『きらり★夢ファイル』で金川さんが登場するのは8月25日(水)21時54分からの放映予定。
ぜひ見ていただけましたら。
ちなみにナレーターはあの仲村トオルさん!!
HPのトオルさんのメッセージを読むとローカル局のミニ番組にあの大スターが毎週喜んで出演しながら、自身もおおいに刺激を受けてるようで、この番組自体が新潟の宝のひとつでもあるように思います。
2004年からずっと全てのこの番組を手がけてるディレクターさんは金川さんを撮影したあとに、これから胎内へ行きますと駆け足で小出を後にしました。
『きらり★夢ファイル』HP http://www.teny.co.jp/kirari/
2010.07.29
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

当会新会長が先日、挨拶まわりに各所をおうかがいしました。
まわったところは地球広場、長岡ロケなび、小林茂監督のご自宅等々。
映画祭への協力のお礼と「ハートロッカー」上映会の紹介、今後の当会のあり方などについて説明をしました。
ちなみに地球広場の羽賀友信センター長と当会会長は長岡高校剣道部の先輩後輩という間柄。
当会会長が二年先輩なのでいつしか剣道談議へと花が咲いたりしました。
小林茂監督も長岡高校卒で当時の名物先生のことで話が弾んでおりました。
しかし長岡をまわると長岡高校OBの結束力の強さを度々感じたりします。
写真は新会長宅の愛猫じょろ。
貴婦人然とした優雅な姿を見に遠方からも猫好きの方々が駆けつけるそうです。
今はこんなですが語るもナミダの過去があったりします。
2010.07.28
| Trackback(0) | ごあいさつ

次回上映作「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督は前回の「ディア・ドクター」の西川美和監督に続いての女性監督作となります。
と書いててあまり“女性監督”というくくりはどうかと思うのですが、あれだけ長いハリウッドの歴史の中でこの「ハート・ロッカー」で“女性監督”がオスカーを初めて受賞というのもちょっと驚きました。
それも“あの”キャスリン・ビグローがということです。
というのもこれまでのフィルモグラフィーをなぞれば、“女性監督”らしくない屈強なアクション映画を撮り続け、どこか破綻したようなねじれさも持ち味でアカデミー賞などとは縁遠い位置にいた監督だと思っていました。
そんな彼女の実質的初監督作が「ニア・ダーク 月夜の出来事」。
最近でも人気の“吸血鬼”とのラブストーリーを描いた87年の作品。
吸血鬼の娘に恋した青年が吸血鬼となってしまうものの、自分が生きるためには人を殺してその血を吸わなければならない。しかしどうしても人を殺せない彼を見かねた娘は自らの手首を切って血を飲ます。
低予算のホラーを逆手にとって“女性監督”らしい繊細な愛情表現が強い印象を残す作品で今となってはカルト映画となってるのも納得。
出演者にランス・ヘンリクセンにビル・パクストンと、その後のビグローの旦那となり別れるジェイムス・キャメロン作品の常連俳優が登場したりするのもまた今となっては面白いです。
その後のビグローは「ブルースチール」「ハートブルー」「ストレンジデイズ」「K-19」と予算も規模も拡大し骨太でありながらも、なぜかいわゆるハリウッド映画と一線を画す爽快感を得ない、どこかいびつな映画を撮り続け、その多くが興行的には失敗しながらも、持ち前のチャレンジ精神を失わずに今回の「ハート・ロッカー」の栄誉に辿り着き、間違いなく映画史に名を刻みました。
その原点ともいえる「ニア・ダーク 月夜の出来事」を今はどんな思いで振り返ったりしてるでしょうか。
しかし当時、ホラーを手がけた“美人女性監督”としてビグロー以上に注目をしていたのが「ペット・セメタリ―」(89)のメアリー・ランバート。
マドンナのPVも多く手掛けた方でしたが、こちらは細々とB級を手がけているようなのが、ちょっと惜しいです。
2010.07.27
| Trackback(0) | 上映会

音楽食堂で開かれた野本NIGHT Vol.20に出演したTHE SUGAR FIELDSこと原 朋信さんにリハーサルが終わった後にお話をさせてもらった時のこと。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-932.html
とても知的なイメージ通りの外見で、事前に凄い天才肌のミュージシャンと聞いていたのでアガリましたが、気さくにお話しをさせていただきました。
昨年の当映画祭のチラシを渡して原さんが音楽を担当した「モノクロームの少女」を上映したことをお伝えし、
出来たばかりの今年のチラシも渡して9月6日のオープニング上映の「キャタピラー」には脚本家の黒沢久子さんとの対談に棚橋和博さんにお願いしたことを話しました。
棚橋さんと言えば新潟の出版界を牽引する方、そしてインタビュー音楽誌「cast」を発行し新潟のミュージックシーンに常に目を光らせてる“ゴッドファザー”との異名もある方、そして新潟の深夜の長寿番組だった「音楽と髭」のパーソナリティとして活躍された方。
もちろん原さんもよくご存じです。
「キャタピラー」の脚本を書いた黒沢久子さんはかつて新潟の民放局“NT21”(現UX)のアナウンサーとして活躍されており、棚橋さんとは「音楽と髭」の前番組「MM.CLUB」で一緒に司会をされていたという関係が。
当時、故郷の三島町に住んでいた原さんはもちろん「音楽と髭」も「MM.CLUB」も見ていたのでとても関心を持ってチラシを目にしていました。
「MM.CLUB」からもう20年は経ったハズですが、あれから月日が流れてお二人がリリックのステージで語り合うというのは当時あの番組を見ていた新潟県民にとってとても感慨深いものがあるのではと。
お二人を紹介いただいた五藤利弘監督のお力添えにも感謝をいたします。
この夜のライブで目にしたTHE SUGAR FIELDSのライブはダンスミュージックをバックに終始躍動しながら祝詞を唄うという「モノクロームの少女」のイメージとはだいぶ違い、原さんってこんなに汗を流して唄う人なんだと、ちょっとした驚きがありました。
ちなみにこの夜のトリは長岡在住の近藤陽一郎さん。
アコースティックギターの弾き語りで唄った「ムーンライト」という曲が心に染みました。
“ムーンライトえちご”に深夜、長岡駅のホームからとび乗って早朝、新宿駅のホームに降りたことがある者はとても共感できるいい曲でした。
2010.07.26
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭
*S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は「第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」です。
この映画祭で先行上映された「美少年の恋」「後悔なんてしない」と当映画祭でも上映したので、いつも注目しています。

今年で19回になる長い歴史の映画祭で、アジア映画も上映されて興味があるものの同性愛者でもないものが行ったら場違いなのでは…などと後込みして最近まで行ったことがない映画祭でした。
あと同時期に他の映画祭も重なったということもあります。
初めて見たのは去年上映された日本のサイレント映画の弁士・伴奏つき上映。
そういうイベント的な上映だったせいもあるのかもしれませんが、戦前のマイナー映画なのでチープな場面、大げさな演技、そしてコメディ映画みたいなギャグに場内大笑いで盛り上がりまして、すごくいい映画体験ができてこの映画祭が好きになってしまいました。
なので今回は極力たくさんの作品を見ようと18日と19日にスパイラルホールに行って来ました。
面白いのはこれだけ同性愛テーマの作品ばかりを見てるとそれが普通に思えてくることです。
親友が実は自分のことを好きだったことを知った男の悩みも、息子が男の婚約者を連れてきた両親の戸惑いも全然普通の出来事に思えてきます。
また社会的マイノリティの問題を扱ってるので暗いとか重たいとかいうイメージがあったのですがほとんどは明るいタッチの映画です。それに場内の反応がまた楽しい。
同性愛者をネタにしたきわどい差別ギャグなど笑っていいのか一瞬戸惑ってると場内大爆笑です。
この反応はちょっと他の映画祭では味わえないですね。
マイノリティな映画がここでは普通になる、そんなところもこの映画祭の魅力でしょうか。
アジア映画では短編集の中の1本で韓国映画「ただの友達?」と台湾映画「ミャオミャオ」を見ました。
「ただの友達?」09年韓国 監督キムジョ・グァンス
兵役中の恋人に会いに行く男の話。兵役で別れ別れになる恋人の話はよくありますが同性愛者なのは初めて見ました。
周囲に恋人関係なのを知られないように必死になる様子はコメディタッチですが韓国のリアルも反映しているように感じました。
またいくらでも深刻にできる内容をあえて楽観的に描いた点も好ましく思えてました。
「ミャオミャオ」08年台湾 監督チェン・シャオツェ
女子高生の恋愛もの。日本から来た美少女を好きになる主人公は去年の東京国際映画祭で上映された「ヤンヤン」でも主役だったサンドリーナ・ピンナ。
ストーリーは少女漫画的というかちょっと有り得ないだろうという部分もなくはないのですが、それを吹き飛ばすのがサンドリーナ・ピンナの魅力です。
上映後の客席からもかわいいの声があちこちで聞こえました。
2010.07.25
| Trackback(0) | ごあいさつ

「それで柏崎はどこを回ったの?」
カフェ、et cetera [えとせとら]に涼みを兼ねて足を運び、柏崎へポスター貼りのお願いに回ったことを話すとママさんが関心を持って尋ねて下さいました。
一通り回った場所を話しながらも「喫茶めぐ」は郊外にあるようなので、行けなかったのが心残りなことを伝えるとママさんは「私はこの店を始める前に“めぐ”で働いてたの」と教えて下さいました。
「喫茶めぐ」は福祉に情熱を注ぐ方が経営され、障がい者の方々が働いているお店で以前食べに連れてってもらったことがあり、500円のランチはボリューム満点以上で食べ応えがありました。
福祉関係の仕事をした後でママさんは「喫茶めぐ」で働いてここに店を構えたようです。
それならばとめぐにポスターとチラシを頼んでもらえないかお願いをしたところ、快く引き受けて下さいました。
[えとせとら]は柏崎の中心部にある洒落て清潔なカフェで素材にこだわったメニューを提供しています。
このお店を一人で切り盛りするママさんは大のお話好きで熱心な映画ファン。
常連さんも映画好きが多いようです。
今年の映画祭の話を切り出し、「ちょっと青空」の上映後に小林茂監督、佐藤マサヒロさんとともに鼎談する佐藤伸夫さんについて尋ねると「柏崎ではとても有名でよく個展を開いてるのを知ってる」と教えて下さいました。
また上映作「キャタピラー」は栃尾の比礼の棚田、刈羽のひだまりの里、とともに柏崎・高柳のかやぶきの里で撮影されました。
それだけに紹介に回ってみて、柏崎の人達は映画が撮影されたことはよく知られていたように思います。
というわけで9月6日~12日の「第15回長岡アジア映画祭」と8月7日の「ハート・ロッカー」上映会は柏崎ではこの[えとせとら]がプレイガイドになって下さってます。
チケットをお買い求めの際はぜひママさんと映画談議に花を咲かせたらいかがと思います。
毎日がet cetera http://etcetera.blog.ocn.ne.jp/
2010.07.24
| Trackback(0) | 当会の活動報告

今晩のミーティングは映画祭に緊急事態が発生し、
その件について前向きに善処しようと。
ホントに実現したら当映画祭にとってはじめてのことになるのですが、
うまく実現して、いい報告ができたら。
その後はポスター展開など、今後の宣伝展開の確認。
と、現時点とこれからのプレイガイドのお願いについて等々。
2010.07.23
| Trackback(0) | 当会の活動報告

市民映画館をつくる会では今夏恒例の暑気払い会を開きます。
今夏は8月14日(土)18:00くらいから
会場 かちんこ(殿町)
参加をご希望の方はメールでご連絡願います。
E-mail tsukurukai@lds5.com
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-442.html
↑昨年「キャタピラー」を撮影中、陣中見舞いに訪れたのがこの“かちんこ”。
あれから1年を超えて、このお店で飲んでいた若松監督と大西信満さんが揃って「キャタピラー」の上映と共に当映画祭にお越しくださいます。
2010.07.22
| Trackback(0) | お知らせ

昨日のミーティングは映画祭チラシに広告協賛をいただいた各団体・企業にお礼状と招待券を同封。
またポスター展開の今後の確認について。
この猛暑の中、街へと飛び出すのはちょっと勇気がいりますが、
入江悠監督に「SRサイタマノラッパー2」の公開一か月前にお尋ねしたところ、
入江監督自らポスター貼りを何百枚も実行したなんて話を聞いて、
これは弱音を吐けないと。
とはいえポスター貼りに出る皆さま、水分補給は欠かさないよう。
そしてこちらで貼れるという方はご連絡いただけましたら幸いです。
それで作業をしながらメンバーと話していたのが、
昨年の映画祭で上映した「大丈夫であるように」に登場していた辺野古の海辺が、
少し前の報道番組の中でよく登場していたのが不思議に思ったと。
基地問題の要となっていたので、テレビにはよく辺野古が登場したぶん、
映画を先に観ていたので問題意識をより強く持ったのではと。
今年の当映画祭の作品も後からあの時に観ていて良かったと思う作品に、
出会ってほしいと思います。
2010.07.21
| Trackback(0) | 当会の活動報告

纐纈(はなぶさ)あや監督との懇親会の追記。
「祝の島」の他に祝島を舞台にしたドキュメンタリー映画が「ミツバチの羽音と地球の回転」。
「ヒバクシャ 世界の終りに」「六ヶ所村ラプソディー」とエネルギー問題について邁進する鎌仲ひとみ監督の新作です。
以前、三条の「六ヶ所村ラプソディー」上映会で鎌仲監督のパワフルな姿に触れただけにこれは興味深く思いました。
というのも小さな島でドキュメンタリー映画の撮影が同時期に重なったにも関わらず、この二班はあまり顔を合わすことは無かったそうです。
これは取材対象の違いが、そのままドキュメンタリー映画の方法論の違いになるのではと話題が広がりました。
懇親会にはすでに「ミツバチの羽音と地球の回転」も観た方もいて、両作を並べて相違点と核となる部分について話しとても参考になりました。
これで「ミツバチの羽音と地球の回転」も観てみたいと一層思いました。
ところで纐纈監督の師匠は「ナージャの村」等で知られ「祝の島」ではプロデューサーを務める本橋成一監督。
てっきり作品に感銘を受けて本橋監督のもとで映像を志したのかと思いましたが、そうではなく当初は事務方の仕事に着いたそうで二人は“自由学園”の年の離れた先輩後輩という間柄が大きいようでした。
とはいえ“自由学園”というのも知らなかったので尋ねてみると、なかなか大層な校風のようでその場の一同で纐纈監督の話に聞き入っていました。
しかし改めて書きますが、この場の参加者の方々は博識の方ばかりで、話題は絶えずに溢れてとても勉強となりました。
こんな場にも参加できるのも当会の参加特典ではないかと思ったりと。
その中で当会上映会のプレイガイドにもなっていただいてる豆腐屋さんの『豆腐』はうまいのはもちろんだが自家製『なまあげ』は日本海側で一番だと推す声があり、後日確かめに食べに行きましたが確かにこれは絶品でありました。
一つ151円、お勧めいたします!
画像は「偉そうだから載せないでほしい」と笑いながら纐纈監督に言われましたが、それでもカッコイイと思ったので載せました。すみません。
2010.07.20
| Trackback(0) | 当会の活動報告

「祝(ほうり)の島」長岡上映会に協力とチラシ配りを兼ねて参加しました。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-893.html
映画の舞台は山口県の瀬戸内海に浮かぶ祝島。
豊かな海の恵みとともにあるこの小島に原発建設の話が持ち上がってからは島民の間は賛成派と反対派に分断。
などと書いてますが、正直この映画のことを教えてもらうまでに祝島も、この問題についても恥ずかしい限りでしたが知らずにいました。
纐纈(はなぶさ)あや監督はこの島に二年の間、住んで島の人々の声を聞き取り、思いを映画に込めました。
主催者の予想を上回るお客様が集まった上映後、拍手とともに登壇した監督のイメージとしては運動部のキャプテンのような溌剌とした印象。
女性としても大変魅力的な方で、映画を観た人達との白熱したディスカッションではしっかりと耳を傾け、自身の言葉に思いを込めて語っていました。
懇親会にも参加させていただきましたが、重い問題を抱えた、その地に住む人々の暮らしに寄り添って描いた映画はその場の人達から「阿賀に生きる」を想起させるという声が挙がり、その賞賛に監督もとても喜んでいました。
その後はドキュメンタリー映画について様々な意見が飛び交いましたが、「ドキュメンタリーの監督は破綻してる印象がある」という感想が出たら監督は「決してそんなことはない」と苦笑いをしていました。
現在、東京ではポレポレ東中野でロングラン公開中。
ぜひこの島の現況について知ってほしいと、毎日上映後に舞台挨拶をしているそうです。
それならばと出来たばかりの当映画祭のポスター、チラシを劇場にお願いしました。
しかしこの懇親会の参加者が監督も含めてとても個性的な方々で勉強になりました。
上映会や映画祭の宣伝でいろんな場に顔を出しますが、「犬も歩けば~」の例えのとおり、こんな時は確かにプラスになります。
お誘いいただきありがとうございました。
あと纐纈監督、いつかの機に当会のメンバーもご紹介をしたいです。
構想中の次回作に期待をしますが、まずは「祝の島」の全国公開の成功を祈念します。
「祝の島」公式HP http://www.hourinoshima.com/
2010.07.19
| Trackback(0) | ごあいさつ

東京では映画人と映画ファンの垣根をなくした懇親会「シネマDEりんりん」が開かれています。
これまでに当映画祭でお招きした映画人では「モノクロームの少女」の五藤利弘監督、「台湾人生」の酒井充子監督等がいるようです。
代表の林さんは今年、来岡した際にお話しをさせていただきましたが、映画への愛情はもとより、交流の場をつくることに対して熱心に話していました。
素晴らしい活動だと思います。
次回のゲストには「あぜみちジャンピンッ!」の西川文恵監督が登場するようです。
作品の予告編を流してこれまでの公開に向けての活動や今後についてサポートのお願い等の話をするようです。
余談ですがその前には海南友子監督、鎌仲ひとみ監督とエネルギッシュな監督をお招きしたようで、さぞ盛り上がったのではと想像します。
西川監督のここまでの道程を聞いていると、様々な困難を乗り越えてる芯の強さを感じたりします。
そして自作について愛情をこめて話す姿は凛々しいですが、先日の3D撮影のことになるとまた別の面で熱く話す様は根っからの創造者に写ります。
そんな西川監督に触れるいい機会だと思います。
☆日時:平成22年7月22日(木)19:00~ 22:00
☆場所:交流サロンSHU http://www.shu-yu.net/
東京都港区西新橋2-13-6ミタニビル3F ℡:03-3504-2387
☆会費:3500円(トークイベント+懇親会の飲食込みです!)
☆ゲスト:西川 文恵監督
☆聞き手:林 康弘(楽生曾シネマDEりんりん)
楽生曾・シネマDEりんりんHP
http://www.cinemaderinrin.com/
☆お問い合わせ&連絡先
林康弘 ℡:090-9290-5143 mail:hayashi6593@s8.dion.ne.jp
☆締め切り:基本、当日参加も可能ですが、会場の都合などもありますので、なるべく、7月20日(火)ころまでにご連絡下さいませ!みなさまのご参加お待ちしております!!
以上、シネマDEりんりんblogから抜粋しました。
詳細はこちらをご覧ください。
*また当映画祭での「あぜみちジャンピンッ!」の上映は
9月11日(土)14時20分~
日本語字幕付きで上映し、長岡音声アシストの会の協力で音声アシスト上映も行います。
(音声アシストをご希望の方は事前に予約下さい)
上映後の西川文恵監督と大場はるかさんのトークには手話通訳付きで開きます。
2010.07.18
| Trackback(0) | お知らせ

「第15回長岡アジア映画祭」のパンフレットチラシ制作に関して以下の企業・団体より協賛広告をいただきました。
この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
本当に感謝いたします。
ありがとうございます。
BADEN-BADEN
国際映像メディア専門学校
シネ・ウインド
まるごと生活情報
FMながおか
MY NET
Bar SAVOY TEL0258-39-8077
フラワーショップ リアン TEL0258-84-7700
Amber Moon TEL0258-33-2300
大衆酒場 みづよし TEL0258-36-0886
ロマンダムール
味の割烹 一平 TEL0258-36-6764
株式会社 長井印刷所
串鐵 TEL0258-37-3730
BADEN-BADEN Hof
ゲームセンター テクノポリス
株式会社 旗野住研 TEL0250-68-5123
居酒屋 風流四季 TEL0258-36-0056
ラ・ボントーン
株式会社 山崎組 TEL0258-35-7131
いろは商店 TEL0258-32-1333
インド料理店 バンヤン TEL0258-29-1000
ワキヤ歯科医院 TEL0258-35-5210
関歯科医院 TEL0258-33-3598
株式会社ブロードマネージメント
シネマチャオ
et cetera
玉源株式会社
株式会社いわしや 悠久堂医科器械店
鎌倉茶房書斎亭 TEL0258-34-3432
雑本堂古書店 TEL0258-37-3512
がらしゃRORO TEL0258-32-6060
佐田酒店 TEL0258-32-3517
cafe&wine キャラメルママ TEL0258-34-5033
クックテール くぼた TEL0258-36-3055
株式会社 関矢設計事務所 TEL025-799-2122
自然学校ねぎぼうず
写真のナンバー.ワン TEL0258-27-5100
文信堂書店 長岡駅CoCoLo内 TEL0258-36-1360
HAPPY LIFE CAFE
喜多町鍼灸院 TEL0258-28-2101
居酒屋 長岡藩 TEL0258-35-2188
西時計店 TEL0258-33-1719
R´s
長岡米専
アジア映画の映茶会126
アウトドアショップ パーマーク
でくのぼう
Omake
長岡グランドホテル
どさん子 蓮潟店 TEL0258-28-2530
(有)清水プレス工業所 TEL0258-24-0878
(株)日本ビデオセンター NVC TEL0258-33-1104
FRORIST GARNET TEL0120303163
グローバル・ワールド「ナルニア」 TEL025-248-5664
山下歯科医院 TEL0258-34-6480
(有)林米穀店 TEL0258-32-2667
有限会社アルトアソシエイツ
長岡市民劇場
cosa-roba
かちんこ TEL0258-36-6739
串屋 和蔵 TEL 0258-34-1466
caf'e grazie TEL0258-52-2441
長信酒店 TEL0258-32-0287
以上、順不同。
改めてご協力をありがとうございます。
2010.07.17
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

本日のミーティングは念願の映画祭ポスター、チラシ、チケットが納品されたので、
参加者で汗だくとなってチケット組み作業に勤しんでいました。
そして台所では新会長が徹底的に掃除をして見違えるように綺麗になりました。
チラシは早速、ながおか市民センターにお願いし置いていただいてます。
今後も各所に配布に回ります。
見かけたらぜひ手に取って下さい。
またチラシを置いたりポスターを掲示してもいいよ、という方、ご連絡をいただけたら幸いです。
そしてチケットをお願いしたプレイガイドには随時こちらで更新いたします。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-970.html
件名は先日“出雲的文化人”高嶋さんから届いて、ひいた出雲大社のおみくじに書いてた言葉。
まさか出雲の神さまが「三銃士」を愛読しているとは想定外でしたが、
(それとも「月夜の願い」がフェーバリットフィルム?)
その後には「和議、忠恕、堪忍は人としての永久の基本と心得て、意志堅固にして業務に精進しなさい。」とありました。
肝に銘じたいと思います。
2010.07.16
| Trackback(0) | ごあいさつ

出雲大社の参拝を終えた後に“出雲的文化人”高嶋さんがご案内いただいたのは、
観光客の姿もない静かな路地を歩いた先にたたずむ命主社(いのちぬしのやしろ)。
本当に小さな神社ですが、“ひっそりと”という形容詞がつかないのは、
社の前のムクノキの巨樹がまさに神木として聳え立っていたからです。
樹齢千年は超えるらしく、幹に触れると命の根源に触れたような感覚に陥りました。
“命主社”とは凄い名前です。
高嶋さんは「ひめゆり」上映会で知り合った友人の結婚式をここで挙げさせたいと語っていました。
大樹が見守る中での挙式、その場を想像しましたが新郎新婦と家族・仲間の晴れやかな姿が思い浮かぶようだと。
2010.07.15
| Trackback(0) | 当会ご案内

1990年7月14日長岡市立劇場にて当会主催(当時は「市民映画館をつくる準備会」)の第一回上映会「フィールド・オブ・ドリームス」が開催されました。
今、当会事務所に出入りするメンバーでこの日を知る人は数少なくなりましたが、
記念すべき第一回の上映会という意識はほとんどなかったのでは、
いづれ出来るであろう映画館に向けての通過点でしかないと足を運んだ多くの人達は思ってたのではないでしょうか。
この日、1日で3000人もの人々が「フィールド・オブ・ドリームス」を観に市立劇場に足を運びました。
これは今では驚異的な数字です。
同年2月19日、長岡観光会館の閉館にともない立ち上がった当会の自主上映会として最初に上映されたのが「フィールド・オブ・ドリームス」だったのが何やら象徴的に思います。
「それをつくれば、彼はくる」という啓示を受けた農夫が周囲に呆れられながらも、トウモロコシ畑を野球場に変えて長年の夢を実現させるというストーリー。
あの日からもう20年。
右へ左へとぶれて、様々な紆余曲折を経て、幾度もの危機に見舞われながらもなんとか20年を迎えることができました。
いまだ“それ”をつくることもできてませんが、おそらく300本近い映画を上映してきました。
そしてたくさんの人達が支えてくださってます。
次回の市立劇場上映会は第88回の例会、20周年記念上映会として8月7日の「ハート・ロッカー」。
9月6日~12日にはリリックホールで「第15回長岡アジア映画祭」を開催します。
2010.07.14
| Trackback(0) | 当会ご案内

本日の上映企画室は今週金曜に映画祭、ポスター、チラシ、チケットが出来るので、
それに合わせての準備作業。
また「ハート・ロッカー」のチラシに上映会情報を切り貼りしていました。
あと映画祭などの取材が電話も含めて3件ありました。
ありがたいです。
それと久しぶりに来たメンバーに新メンバーを紹介したりと。
名前に反して映画館はなかなかつくれませんが、
当会で知り合って仲間はつくってほしいです。
また7月10日付の毎日新聞新潟県版にダイスケ君の記事が掲載されました。
http://mainichi.jp/area/niigata/archive/news/2010/07/10/20100710ddlk15040083000c.html
*「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」の作品受付は締め切りました。
昨年よりも応募作が多かったです。ありがとうございました。
2010.07.12
| Trackback(0) | 当会の活動報告

今年の映画祭で上映する「 瞽女さんの唄が聞こえる」の伊東喜雄監督が5月に来岡しました。
旧知の画家・渡部等さんの作品展が“ギャラリー創”で開かれ、
詩人の国見修二さんも訪れるので東京から足を運んだようです。
渡部さん、国見さん共に 瞽女に関する作品を創作しており、
その縁で関係が深いようでした。
(画像は左から伊東監督、渡部さん、国見さん)
せっかくなので事務所にまで足を運んでいただき、
「 瞽女さんの唄が聞こえる」を試写した後に新聞社の取材を受けてもらいました。
パイプを揺らしながら作品と共にこれまでの半生も語り、
放送作家として活動していた時、
東京では学園紛争などの騒然とした最中に高田に幾度も訪れ、
高田 瞽女の貴重な姿を映像に残し、その後40年経って作品として完成したこと。
高度経済成長という大きな時代の変化の最中に、
村から村へと足を運び 文化の伝統を受け継ぐ 瞽女の姿に大きな感銘を覚えたようでした。
“ギャラリー創”に案内をしたところ、
偶然「越後 瞽女唄・葛の葉会」の最年少メンバーの女子大生が 瞽女唄を披露していました。
長岡 瞽女の小林ハルさんの孫弟子にあたり、すでに小学校1年生から 瞽女唄を習っていたという、筋金入りの歌声を聴いて伊東監督は「彼女は本物だね」と賞賛していました。
これまでに 多くの 瞽女唄に触れたであろう、伊東監督が口にするのだからこれは余程のことだと。
幸いなことに9月8日の「 瞽女さんの唄が聞こえる」上映時はまだ大学は夏休みなので、
彼女も「越後 瞽女唄 葛の葉会」の皆さんとともに唄っていただくことになっています。
ぜひともご期待ください。
その前に三条で「越後 瞽女唄 葛の葉会」の皆様の 瞽女唄披露があります。
*名誉市民小林ハル生誕110年記念
木下晋が描いた小林ハル展
7月17日(土)~22日(木)午前9時~午後6時
・17日は、午前9時半開場式
会場 三条東公民館 入場無料
同時展示 「写真で見る 瞽女の風物詩」
同時開催イベント *各定員100名
○木下晋氏のギャラリートーク
7月17日(土)午後1時30分~午後3時
◎「越後 瞽女唄・葛の葉会」さんの 瞽女唄披露
7月18日(日)午後1時30分~午後3時30分
○「小林ハルさんとの出会いふれあいを語る」ほか
7月19日(祝)~22日(木)午後1時30分~午後4時
http://www.city.sanjo.niigata.jp/shougaigakushu/event00049.html
主催 三条市
問 三条市生涯学習課文化振興係 電話0256-34-5511内線(244)
2010.07.11
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-794.html
↑この時に“ら・なぷぅ”さんが呼びかけたマイケル・ジャクソンのトリビュートダンスが本日の大手通りダンスコレクションの演目が終わった直後に披露されました。
http://blog.livedoor.jp/nagaokamichael/
「今夜はビート・イット」のあのイントロが流れると先陣を切った男性ダンサーのソロに続いて、次から次へと観覧していた人々が加わって総勢100人以上が乱舞する圧巻の1分半のホコ天ステージとなりました。
見ていた人々、そしてダンサーの皆さんが盛大な拍手が沸き起こった後にすぐさまアンコールとなり、その中には一際喜んでいた“ら・なぷぅ”さんの姿も。
本当にお疲れさまでしたと成功おめでとうございます。
やはりこれは見てるより参加した方がずっと楽しいだろうと。
ところでダンスコレクションの終盤を見ていましたが、ダンス教室の先生のグループに交じって、
小学生のヒップホップダンスグループが出場していました。
素人目にも見事なダンスとフォーメーションで盛り上がり大喝采を浴びていましたが、
ぜひ「あぜみちジャンピンッ!」を見て欲しいと思いました。
絶対に共感してくれるだろうと。
どこに紹介に行けばいいのだろうかと思ってます。
あと“ら・なぷぅ”さんは旧店舗の側のスタジオチャオに引っ越し新装オープンしています。
「ハート・ロッカー」上映会のチケットも発売しています。
2010.07.10
| Trackback(0) | ごあいさつ

今晩のミーティングはまず、届いた映画祭上映作の予告編を見て感想を述べ合っていました。
そして大学生メンバーにチラシ制作の依頼や今後のスケジュールについて打ち合わせ。
そしてハガキ作戦のDM書きをお願いしていました。
2010.07.09
| Trackback(0) | 当会の活動報告
当映画祭で上映した「土徳」の青原さとし監督、
「ひめゆり」の柴田昌平監督などの師匠であり、
そして民族映画研究所の所長として、
その膨大な作品群が日本の記録映画界の大きな足跡となってる
姫田忠義監督が代表作「越後奥三面 ―山に生かされた日々」を監督の講演とともに
県内を回ります。
出雲的文化人の高嶋さんによると柴田昌平監督は民映研に「無給でいいから働かせて下さい」と懇願。
また、その昔、青原監督の池袋のアパートで民映研の作品をビデオで見せてもらいましたが、
当時はその価値に触れるのは早すぎて、もっとしっかりと見ておけばと悔んだりしています。

民映研ジャーナル http://deepjapan.blog55.fc2.com/から上映会の詳細を載せます。
*越後奥三面にあった四十二戸のうちの一戸である、
移築先民家で「越後奥三面 ―山に生かされた日々」が上映されます。
2010年7月18日(日)/13:00開場(13:30上映~)
私たちが失った本当の“豊かさ” 越後奥三面
会場: 阿賀野市自然養生園「スカラベ庵」
〒959-1926 新潟県阿賀野市出湯498
(JR豊栄駅12:30発/JAささかみ12:50発 送迎あり)
参加:上映会500円 / 懇親会4,500円 / 上映会+懇親会+宿泊10,000円
要 参加申し込み
お問い合わせ:NPO食農ネットささかみ事務局 北橋・高橋
FAX 0250-62-1426 / TEL 0250-62-2410 / hanbai@ja-sasakami.co.jp
*三面集落の閉村から25年。
「越後奥三面 ―山に生かされた日々―」が、地元・新潟の方々の手で上映されます。
旧朝日村三面集落閉村二十五年
「越後奥三面 ―山に生かされた日々―」映画上映会&姫田忠義講演会
2010年7月19日(月祝)/13:00開場(13:30上映~)
会 場: 新潟市民プラザ
〒951-8061 新潟県新潟市中央区西堀通6-866 NEXT21ビル6階
チケット: 前売1,000円 / 当日1,500円 (定員400名)
新潟・市民映画館シネ・ウインド、新潟県民会館等でお買い求めいただけます。
お問い合わせ: 新潟・市民映画館シネ・ウインド(TEL 025-243-5530)
主催/にいがた「越後奥三面」を観る会(代表 小山芳寛)
2010.07.08
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当映画祭で上映した「延安の娘」「蟻の兵隊」の池谷薫監督より
「ヤマガタin立教」山形国際ドキュメンタリー映画祭作品定期上映会のご案内が届きました。
学生ばかりでなく広く一般市民にも呼びかけて一人でも多くの方にご覧いただきたいと願っているそうです。
====================================
上映作品 、『長江にいきる』(フォン・イェン監督)
2007年の小川紳介賞(グランプリ)受賞作
日時:7月16日(金) 17:30~ (開場17:00)
会場:立教大学新座キャンパス 6号館N636(ロフト2)
東武東上線志木駅南口からスクールバスが出ています。
運行情報→ http://www.rikkyo.ac.jp/kohoka/info/schoolbus/bus_shiki_campus.html
*上映後 山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局の藤岡朝子さんのトークショー
作品解説:
三峡ダムが完成することによって移住させられる113万人の多くは農民。
そのひとり、気概あふれるビンアイの7年間にカメラが寄り添う。
移住を推し進めようとする役人と烈しく渡り合う姿とは対照的に、
時に土を耕しながら時にろうそくの火に灯されながら語る不安、
そして家族や結婚について話すときに見せる繊細な横顔。
ビンアイの心の機敏を監督は粘り強く見つめ、可憐な素顔を引き出し、
そこに残ろうと彼女を駆り立てる土地に対する慈しみを掬いだす。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ヤマガタin立教」 山形国際ドキュメンタリー映画祭作品定期上映会@立教新座
「ヤマガタin立教」は、山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品された優れたドキュメンタリー作品を、立教大生だけでなく広く一般市民にご覧いただき、世界の現状を知ってもらうとともに、様々なアプローチで表現と格闘する作家の試みに触れようというイベントです。
上映は、毎月1回、立教大学新座キャンパス内にある本格的なシアター(定員178名)で行われ、上映後には学生を中心に毎回熱いトークセッションが繰り広げられています。もちろん入場は無料です。
昨年5月にはじまった上映会は、次回で8回目となり順調に動員を増やしておりますが、残念ながら一般市民の参加が少ないのが実情です。私としては、めったに見ることのできない映画を通して学生と一般市民が交流を深めるイベントに育てたいと考えております。お忙しいなか大変恐縮ですが、お知恵を拝借願えれば幸いです。
感謝を込めて
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
池谷 薫(いけや・かおる)
映画監督
立教大学特任教授
==================================
*ちなみに監督は先月、上海で『延安の娘』の上映があり、
待ちに待った本土初公開なものの、すでに海賊版で観ているといわれ苦笑するしかなかったそうです。
『蟻の兵隊』もぜひ中国で公開が実現してほしいですが。
2010.07.07
| Trackback(0) | お知らせ

本日の上映企画室は印刷所の方が足を運んでいただいて、
映画祭のポスター、チラシ、チケットの納品日の確認。
来週中に完成をしたいと考えているので、
デザイン担当者とメール、電話で何度もやりとりを。
また「ハート・ロッカー」上映会ののミニポスター制作、
これまでのプレイガイドやポスター、チラシ配布先の報告など。
あと栃尾メンバーに来てもらって、
栃尾方面のポスター貼りをお願いしました。
市政だよりに上映告知が掲載されたせいか、
問い合わせが相次いでます。
準備、作業は毎週月曜夜に当会事務所で開いてます。
お時間のある方はぜひお手伝いにいらしていただけましたら幸いです。
2010.07.05
| Trackback(0) | 当会の活動報告

「さすがに疲れるね」
長岡のコレクター、長谷川さんが4階の事務所まできて笑いながら呟きました。
昨年の映画祭ロビーでは長谷川さんのコレクションである、
昔の映画のチケットを展示し、毎日、長谷川さんが足を運んでお客様に解説をしていただき好評でした。
今年はさらにパワーアップして、チケットに加えて今は無き厚生会館の資料も展示するため、
企画書を事務所まで持ってきて下さいました。
もちろん、今年も長谷川さんは連日、解説にリリックに来て下さいます。
今から張り切ってるので、ぜひご期待下さい。
あと新潟県立歴史博物館では現在、「友の会の10年、博物館との10年」と題して
長谷川さんのコレクションも含む展示会が7月11日まで開催しています。
2010.07.04
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

何を送ろうかと考えましたが、やはり「これ」でしょう。
映画祭のお仲間と運をためしてください。
“出雲的文化人”こと高嶋さんより出雲大社のおみくじが届きました。
早速、独身メンバー限定でひいてみました。
見附から参加してる女性メンバーは思いのほか、いい結果が出たようで大喜び。
南がいい方角とあり「宮内に行けばいいのかと」
でも、宮内は近すぎるでしょ、と。
ダイスケ君もひきましたが、縁結びに関してとてもいいことが書かれてると。
しかしスリランカの現況は女性との出会いの機会がほとんど無いと。
まぁ、男女間だけでなく、仕事に関しても人と人との出会いは縁ではないかと。
そんな形で盛り上がってました。
高嶋さん、ありがとうございます!
思えばこれだけ世界中に溢れてる数多くの映画の中で、
当映画祭で上映する映画も何かの縁かと。
それがお客様との縁結びの場を作るのも役目ではないかと。
ようやく上映作品が出揃ったので、近々このブログに掲載したいと思います。
良縁になることを願います。
2010.07.03
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

「モノクロームの少女」の音楽を担当したシュガーフィールズが長岡・音楽食堂でライブを開きます。
くるり、スネオヘアーを見出したことでも知られ、長岡・三島の出身、いわば凱旋ライブとなります。
野本NIGHT Vol.20
~2周年記念スペシャル~
2010年7月16日(金)
開場:18:00
開演:19:30
前売:1,500円+1ドリンク(500円)
当日:1,800円+1ドリンク(500円)
長岡市音楽食堂
℡ 0258-32-9336
長岡市大手通1-4-17
http://ongaku.xbs.jp/
出演
永易さちお
稲田伸太郎
小柳誠 with FRIENDS
シュガーフィールズ
近藤陽一郎
詳細はこちらのホームページにお願いします。
http://homepage2.nifty.com/hue/event/
この日、出演する稲田伸太郎さんは栃尾、近藤陽一郎さんは長岡出身のアーティストになるそうです。
また「モノクロームの少女」はDVDレンタルがスタートしています。
耳に溶け込むシュガーフィールズの音楽もぜひご注目ください。
2010.07.02
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