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西川文恵監督のこと



「映画監督の西川です」

去年のちょうど今頃なのか事務所に女性の声で電話がありました。
えっ?なぜ「ゆれる」の監督が当会にと一瞬思いましたが、
もちろん西川美和監督でなく、それが当会と西川文恵監督との第一声でした。

魚沼で撮影した「あぜみちジャンピンッ!」は諸事情で劇場公開できず、
それならばと各地の映画祭に監督自ら声掛けをしている最中で、
その中に当映画祭も声をかけていただいたようでした。
映画祭での上映を機に知名度を上げて配給会社にも注目されるのが狙いかと。

以後、新潟に立ち寄ったら当会事務所にも顔を出していただき、
話を聞いてそれならばと協力できることはお世話になっているマスコミ等にご紹介したりしました。
ちょうど五藤利弘監督が当会に顔を出していただいた時のように。

とはいえ傍から見ててほとんど西川監督一人で劇場公開に向けて動いてるように思えて、
その姿は素人目に大変に映り、時に痛々しくも感じたりと。

縁あって当映画祭で「あぜみちジャンピンッ!」を上映できる運びとなり、いろいろとお話しをさせていく中で印象に残ったのが、
「ここで諦めたら業界から私はここまでと思われる」

おそらく今回の経験でかの世界の荒波に相当揉まれたのでしょう、腹の据わったその言葉を聞いてヘタな同情は禁物だと思ったりと。

現在、西川監督はLAにちょっとした留学中。
映画制作とその周辺について学んでいるようです。

9月11日の「あぜみちジャンピンッ!」の上映ではまたちょっと大きくなった姿でお客様の前に登場するのではないでしょうか。
期待します。

そして当会にとってもその姿はとても学ぶものが多いです。
これからもよろしくお願いします。
ついでにこれからの撮影予定作について話すとイキイキするのを見ていて、あ~根っからのクリエイターなんだなぁと。

画像は当会の紹介先で真っ先に話に乗っていただき、番組に出演させていただいたFMながおかの佐野護さんと。
映画祭当日はこれが縁でトークの司会を引き受けて下さいました。
お忙しい中、感謝!

9月11日(土)14時20分~ 「あぜみちジャンピンッ!」
日本語字幕付き上映、音声アシスト上映(要申込)
上映後 西川文恵監督、大場はるかさん、上杉まゆみさんトーク 司会・佐野護さん
(手話通訳付き)

「あぜみちジャンピンッ!」公式HP http://www.aze-michi.com/

ブログ http://ameblo.jp/aze-michi-jumping/

ツイッター http://twitter.com/fumienishikawa 

この記事を読むとhttp://ameblo.jp/aze-michi-jumping/entry-10635305725.html
LAにて「Ann Jennings」の渡部翔子プロデューサーともお会いしてるようで、狭いというか凄い偶然なのか必然なのか、、、

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2010.08.31 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

「瞽女さんの唄が聞こえる」について



 瞽女と書いてゴゼと読みます。遠い昔から全国の農村地帯で歓迎された旅回りの芸人さんたちですが、目が見えない女性たちだけでグループを作っていたことが特徴と言われます。
私が瞽女さんのことを知り、記録映画に残したいと思ったのは今から40年ほど前のことです。
そのころの我が国はいわゆる安保闘争の後、「消費は美徳」が流行語になるような時代で、人々は「豊かさ」と「便利さ」だけを追い求めているかのようでした。
 瞽女さんたちの生き方はまるで違っていました。口では言いませんが、金銭的な豊かさ以上に大事なものがある…と私自身が教えてもらった気がします。
 初めてカメラを回してから40年、ようやく瞽女さんの映画が完成しました。
 この映画は高田の瞽女さんを中心に撮影していますが、長岡もかつては大勢の瞽女さんを愛し、支え続けてきた土地柄でした。この度、まだ瞽女さんを知る人の多いゆかりの長岡で上映してもらえるのは本当に嬉しいことです。
「瞽女さんの唄…」はいま平成の時代にどのように届くでしょうか。
               
                  (瞽女さんの唄が聞こえる/監督・伊東喜雄)


伊東喜雄  監督・放送作家

昭和16年生まれ。東京都出身。
ラジオ、テレビのドキュメンタリー番組で、民俗芸能、障害者問題等に多く関ってきた。
映画作品としては「 瞽女さんの唄が聞こえる」が第一作。

9月8日(水)
14時30分~ 
「 瞽女さんの唄が聞こえる」
+解説 鈴木昭英氏
「越後 瞽女唄・葛の葉会」の 瞽女唄披露
対談 鈴木昭英氏×伊藤喜雄監督

2010.08.30 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

もうすぐ朝ね 独りの朝



「第15回長岡アジア映画祭」を写真入りで現在確認している範囲で、そいがあて、week!、にいがたタウン情報、KOMACHI、月刊ウインド、まるごと生活情報、新潟日報等でご紹介いただいてます。
誠にありがとうございます。
次は市政だよりに掲載予定です。

2010.08.30 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

件名 チケット予約

(C)2009ARP-MEDIAASIA ALLRIGHTSRESERVED

映画祭について九州から観に行くからと問い合わせがあったと知り驚きました。
九州とまでいかなくてもプレイガイドがお近くにない遠方の方は、

件名 チケット予約

と書いてこちらまで送信願います。
前売券を予約いたしますので、おってお返事いたします。
E-mail tsukurukai@lds5.com

2010.08.29 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

9月12日(日)の整理券について


© 2008 BIG HOUSE / VANTAGE HOLDINGS. All Rights Reserved.

パンフレットチラシや前売券に明記していますが、
9月12日(日)上映の「12:20 クロッシング」「14:30 キャタピラー」に
つきましては混雑が予想されますので当日9:30より入場整理券を受け付け、
整理券番号順にご入場していただきます。

現在「キャタピラー」は問い合わせが相次いでおり、お時間のある方は6日(月)13時~か8日(水)19時~の回での観賞もご検討願います。

チケットの払いもどしはいたしませんのでご了承ください。

2010.08.29 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

高田にて

*神出鬼没の映画祭宣伝、今夏もあちこちへと赴きましたが、やけに暑かったこの夏最後は“高田”です。

結構奇抜に映る高田駅

初めて目にした高田城


一面に広がる高田公園の蓮池。噂に聞いてましたが想像以上の広さで圧巻でした。


ここはぜひ足を運びたかった日本最古級の映画館、高田世界館。
明治に建てられただけに洋装のハイカラな外観は当時の最先端をゆくスポットだと想像できますが、100年の歴史の中、さまざまな映画上映を経て前身は日活の劇場に。
現在はNPO法人「街なか映画館再生委員会」の管理下ですが、
日活時代の管理者の方のご厚意で中を見学させていただきました。
ついでに映画祭チラシをロビーに置いていただきました。ありがとうございます。
貼ってあるポスターを見ると映画の上映会の他、チャボのライブがあったり、ピーター・バラカンのDJイベントがあるなど文化拠点となってるようです。


これは高田世界館の前ですが、雁木通りにはどこでも風鈴が飾られ一服の清涼となっていました。


今回の目的の一つは「 瞽女さんの唄が聞こえる」を上映するため、
「高田 瞽女の文化を保存・発信する会」事務局の方々に挨拶に。
画像は映画に登場する高田 瞽女三人が住んでいた町屋があった雁木通り。


十返舎一九が泊るなど、所縁のある飴屋さん“高橋孫左衛門商店”。

*町屋、雁木通り、寺町、洋館と目にする街歩きが楽しく、そして歴史と文化がうまく協調してる印象を持ちました。
大和撤退がここでも影を落としてるようですが、それでもメインストリートには若者向けの店が並び華やいだ印象が。
それにしても高田公園に広がる蓮池は感動を覚えました。
次回は満開の頃に、そしてこちらも噂に聞く桜の季節も凄いだろうなと。
道中、親切に道案内していただいた方々、快くポスター掲示などご協力いただきましたが方々、どうもありがとうございました。

2010.08.29 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

河を渡って木立の中へ



「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」の審査後、そのまま当会暑気払い会の会場“かちんこ”へと赴きました。

小林茂監督、東條政利監督(今年もゲバラTシャツで登場)、五藤利弘監督、ヨーグル・ビューラー先生、岡村毎日新聞長岡支局長とゲスト審査員も参加して交流を深めたりと。

その中で初参加となり、大阪から来た岡村支局長が審査の感想を述べて「大変勉強になった」と述べた後に、最近、長岡花火に家族を招いて一同で感激したことを話してました。
長岡モンが占めるだけに花火にはうるさい宴席は嬉しそうに聞き入っていました。

その後、岡村支局長は最近知った長岡の隠れた偉人について意気投合した(?)東條監督にしきりに映画化を進めていました。

ついでに宴席の端っこではなぜか寅さんの話となり、その中で以前、寅さんが健在だった頃、
映画と言えば寅さんというその方は、
東京出張中に時間が出来たので葛飾柴又・帝釈天を訪れたところ、
妙齢の寅さんファンの女性と知り合い一緒にお食事をしたなんて話が飛び出し、
同じく寅さんが好きで帝釈天を訪れたことがある他のメンバーは
「自分はそんなことはいっさいなかった」ととても羨ましがっておりました。
そんな寅さんみたいな、というか帝釈天で寅さんファンの女性と知り合うのはどのくらいの偶然が重なればいいのかと。

2010.08.29 | Trackback(0) | 当会の活動報告

帰りにうどん食べてくわ 明日が待ってるもん



昨晩のミーティングは届いたプリントからフィルムチェック。
また映画祭クロージング作「イエロー・キッド」上映後には真利子監督と長岡造形大生にトークをしてもらおうと思うので、その打ち合わせ。

しかしさすがに事務所は暑すぎるのではとメンバー一人が体調を崩して途中退場となりました。
なんとか映画祭までに復調してほしいものですが、この暑さは、、、

2010.08.28 | Trackback(0) | 当会の活動報告

開会式

繝√Λ繧キ陦ィ_convert_20100826190029(C)若松プロダクション

今年も映画祭の開会式にロマンダムールが登場しピアノとともに歌声で映画祭の幕を開けます。
そして寺島しのぶさんからいただいた今年の映画祭開会式向けのビデオレターを流してから、オープニング上映作「キャタピラー」に雪崩れ込んでいきます。
寺島さん、ありがとうございました!

9月6日(月)
12時40分~開会式

13時00分~オープニング上映「キャタピラー」
上映後 黒沢久子さん(「キャタピラー」脚本家)×
棚橋和博さん((株)ジョイフルタウン代表取締役) 

2010.08.27 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

小林茂監督からのご案内



小林茂監督作品「ちょっと青空」上映とランチ会、夕食会のご案内。
主人公の重度障がい者のマサヒロさん札幌から、筋ジスの画家、ノブオさん柏崎から、ゲスト出演

残暑お見舞い申し上げます。いつもお世話様です。長岡アジア映画祭が近づきました。今回、私の作品では「ちょっと青空」を上映します。上映後、主人公の重度障がい者マサヒロさんと、柏崎の画家で筋ジストロフィー患者の佐藤伸夫さんを交え、お笑い鼎談を開きます。なお期間中、伸夫氏の作品展をロビーで同時開催しております。
当日、ランチ会と、夕食会を計画しました。是非、お仲間をお誘いの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。ご参加の連絡をお待ちしております
■長岡アジア映画祭2010年9月6日(月)~9月12日(日)
会場:長岡リリックホールシアター(長岡市千秋3丁目1356番地6)TEL0258-29-7711
お問い合わせTEL0258-33-1231 市民映画館をつくる会
●小林茂の時間帯
9月11日(土)午後12:30~「ちょっと青空」上映(2001/カラー/16mm/31分)
    お笑い鼎談「人生を楽しく生きる方法―障がい者からの提言」(60分) 
    小林茂(映画監督)×佐藤マサヒロ「あおぞら介助の会代表」×佐藤伸夫(画家)
●ランチ会(人数10人程度・要予約9月3日まで)
9月11日 午前11時30~12時20分 
会場:リリックホールロビー、コーヒーショップあたり。画家の佐藤伸夫さんを囲む形で開催。もちろん、マサヒロさんも私も参加します。
会費:サンドイッチ300円、飲み物各自(当日ロビーのコーヒーショップ開店します)
●夕食会(要予約)
9月11日(土)午後6時~午後8時(定員20名)
会場:アトリウム長岡(長岡市弓町1-5-1)。JR 長岡駅東口より徒歩8分TEL0258-30-1250
会費 2000円(弁当) (飲み物各自、生ビール400円など)
お部屋を予約してあります。8月末までにご連絡ください。

小林茂

以上、お申し込み・お問い合わせは 
市民映画館をつくる会 小林茂監督、ランチ・夕食会までお願いします。
tsukurukai@lds5.com

2010.08.26 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

映画は祭りである。

撮影 吉岡 誠

映画は祭りである。
映画祭というではないか。
祭りとは日常の中から非日常に飛び込んで、われを解放することである。
そして、また、日常へもどっていく。ちょっとちがう自分を発見して。

長岡に映画館がすべてなくなった20年前、「市民映画館をつくる会」が立ち上がった。私が故郷にもどり「阿賀に生きる」を撮影中のころである。それは悲しい出来事だったが、そんな会を立ち上げる人々がいるということが誇らしかった。結成祝いの映画は「フィールド・オブ・ドリームス」。夢を実現するという映画である。
その後、自分たちの映画館はまだできていない。夢はあきらめてしまえば夢で終わってしまうが、あきらめないかぎり、それはまだ夢の途中である。
現に、その後はじめた長岡アジア映画祭が、もう15回目を迎えるという。
私はずっと見てきた。この会の活動によってどんなにか力づけられた人々がいたか。映画の力である。映画を上映しようとする人たちの熱が伝わるからである。
映画祭も進化して、映画に関連するイベントがたくさん用意されるようになった。監督や、専門家、はたまたアジアから長岡に移住した人たちや留学生が登壇する。プログラムを開いてみれば、ゲストの紹介コーナーが多い、多い。
映画祭に一作品でも見にきてほしい。会場に一歩足を踏み入れれば、そこはもはや長岡ではない。アジアに飛んでいる。良く見ると、白いスクリーンは時空を越えるタイムトンネルの入り口ではないか!

小林茂(こばやし・しげる)映画監督
 1954年生まれ。『阿賀に生きる』(佐藤真監督)の撮影を担当。監督(撮影)作品として、障がいのある子も一緒の学童保育所三部作『こどものそら』、脳梗塞後、重症心身障がい者の世界『わたしの季節』(毎日映画コンクール、文化庁映画大賞など受賞)、人工透析後、アフリカのストリートチルドレンの思春期を描いた『チョコラ!』を劇場公開。長岡市在住。
今映画祭では、札幌で自立生活を送る重度障がい者マサヒロさんとその仲間たちを描いた「ちょっと青空」を上映。上映後、その本人と、柏崎で生活する筋ジストロフィーで画家の佐藤伸夫さんを交えた「お笑い鼎談――人生を楽しく生きる方法」が9月11日に予定されている。



「ちょっと青空」

2001年 日本

9/11(土)12:30~

DATA

31分/日本語/16mm/カラー
英題 “A Patch of Blue Sky”
監督・撮影・ナレーター:小林茂
編集:カスヤフミヲ
録音・音楽:吉田茂一
製作会社:ちょっと青空製作委員会、小林茂プロダクション
提供:ちょっと青空製作委員会

福祉施設を出て、札幌でひとり暮らしをする佐藤マサヒロさんは24時間介助が必要な重度障害者である。その介助にヘルパー、ボランティアなど1週間に40人程がやってくる。カメラはその生活に密着しながら、マサヒロさんをとりまく人間模様を描き出す。おかしくて楽しくてジーンとハートにくるドキュメンタリー。今映画祭では、主人公マサヒロさんが登壇。そこに柏崎で生活する筋ジストロフィーで画家の佐藤伸夫氏を交えて、小林監督との鼎談が必見。

上映後、*お笑い鼎談「人生を楽しく生きる方法-障がい者からの提言」
小林茂監督×佐藤正尋さん×佐藤伸夫さん 

2010.08.25 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

小林ハルさんとともに



映画祭で「 瞽女(ごぜ)さんの唄が聞こえる」の上映後、
瞽女唄披露をしてくださる“越後 瞽女唄・葛の葉会”の須藤さんにFMながおかの番組に出演いただきました。

自身の 瞽女唄との関りについて熱く話していましたが、
収録の合間の打ち合わせで話してた、
小林ハルさん(長岡 瞽女の大家、人間国宝)との交流、
亡くなる直前のハルさんの耳元で 瞽女唄を唄ったら、
ハルさんの目から涙が流れていた、という話は心打たれてました。
この話は収録されていませんが、
他にもハルさんとの話や 瞽女唄への情熱など二日に渡ってステキなお話しが登場しました。

FMながおか ながおか人の輪・地域の輪
http://www.fmnagaoka.co.jp/

8月25日(水)19時~ 8月26日(木)19時~ 

また今晩21時54分よりテレビ新潟の「きらり★夢ファイル」で同じく“越後 瞽女唄・葛の葉会”のメンバー、金川さんが登場します。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-996.html

瞽女さんの唄が聞こえる

2009年 日本 

9/8(水)  14:30~

DATA
34分/日本語/DVD/モノクロ・カラー

英題 “GOZESAN NO UTAGAKIKOERU”
監督:伊東喜雄
出演:杉本キクイ/杉本シズ/難波コトミ
製作:(有)地球村、オフィスITO

盲目の女性唄芸人- 瞽女(ごぜ)。 昭和46年に記録された“高田 瞽女“3人の暮らし、稽古風景や瞽女宿で唄う貴重な姿を記録。その後の聞きとり内容も記録し40年の歳月を経て完成した。
かつて隣村遠国にまで唄を届けた 瞽女。その 瞽女を研究する鈴木昭英先生と伊東喜雄監督の対談。 瞽女唄を継承する“越後 瞽女歌・葛の葉会”の 瞽女唄ともに、現代と 瞽女文化に焦点をあてます。

2010.08.25 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

<長岡アジア映画祭でお会いしましょう!>

directors still

「あぜみちジャンピンッ!」の監督の西川です。

先日、本作品の主演である優紀役:大場はるかさん、野梨子役:上杉まゆみさんとお会いし、映画祭への意気込みを聞いてまいりました。
ちょうど撮影は2年前となりますが、お二人のフレッシュさはかわらず、初々しいなあ…と思いました。 二人いっしょに映画祭での上映を体験出来るのは初めてとのこと。
思い入れのあるシーンや、このときは困った!というシーンなど、さまざまなことについてお話ししてまいりました。

「緊張するけれど、たくさんのひとに伝わるように上映後もちゃんとお話ししたい」
「この映画祭は、監督さんや映画関係者がたくさん来ると聞いたので(←私が言いました)、いろいろな監督の次回作にスカウトされるようにがんばりたい」 とのこと。

なんでも二人は、パーソナリティを勤めるインターネットラジオでのリスナーの方とのお約束として「映画祭のポストトークにおいて、大場さんは「みみたぶ」(という単語)、上杉さんは「じしゃく」(という単語)をしれっとつぶやいてきてください」と、ディレクターさんから指示を出されていました。
※もしかしたらこれは内緒なのかな? 私も指示を出されそうになり(「「若◯!」って呼び捨てで叫んでください」とか…)慌てて断りました。

お二人も「今回ばかりはまじめにやらせてください」と言ってたので、その約束が果たされることはないでしょうが… それでは、当日お会い出来ることを楽しみにしております!!

西川文恵(にしかわふみえ)映画監督

東京都出身。2002年、ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティング(現ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション)卒業。
脚本・監督・プロデュースを務めた『While you sleep』(2002)を第59回 ヴェネツィア国際映画祭に出品。
その後、多数の映画祭で出品される。
監督作に『あのころ・・・Summer Memories』(06)『soeur スール』(07)を発表した。
3Dによる短編映画作品を新潟で撮影したばかりである。

上杉まゆみさん(左)と大場はるかさん。

あぜみちジャンピンッ!

2009年 日本

9/11(土)  14:20~
DATA
85分/日本語/DVカム/カラー
英題 “The Azemichi Road”
監督:西川文恵
撮影:丸池納
音楽プロデューサー:D.A.I 演奏 : ARIA ASIA
出演:大場はるか/普天間みさき/上杉まゆみ/渡辺真起子
製作:株式会社チャーム
制作 : 株式会社ヴォストーク

ろう学校に通う中学生・優紀は同年代のダンスチームの一員に。耳が聴こえず悪戦苦闘しながら上達していくが、優紀を快く思わない仲間も。チームがこじれる中、ダンス大会が近づく、、、
 “聴こえない耳に、はじめて、音楽がとどいた-”魚沼の美しい田園風景の中で舞う少女達の汗と涙と絆を描く快作。世界中の映画祭で評価を受けて、今回は日本語字幕付きで上映。

上映後 西川文恵監督、大場はるかさん、上杉まゆみさんトーク(手話通訳あり)
司会 佐野護さん(FMながおか)

「あぜみちジャンピンッ!」公式HP http://www.aze-michi.com/

2010.08.24 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

功夫使いと少年

ベストキッド_convert_20100823124220 

「ブルース・リーみたいだ」

修業の成果を認めた師匠から決戦の前に白い功夫着を授けられた弟子の少年が声を洩らしましたが、
師匠役の俳優はかつて、食うや食わずの頃、神様ブルース・リーの取り巻きの一人として、
「ドラゴン怒りの鉄拳」で派手に蹴飛ばされて、
「燃えよドラゴン」ではポキリッと首を折られるなど
辛酸をなめるような下積みを体験をしてきた男、
そして神様亡きあとに独自のスタイルを確立し世界を制覇した男。

かつて怪しげな師匠にプーたれながら特訓を受けてた手に負えないヤンチャ坊主が、
いぶし銀に枯れた功夫使いで登場し、
正邪の区別がつかないチビッコ達に正しいカンフーを諭すように腕を振るった瞬間、
観客それぞれがジャッキー・チェンとの過ごした月日と思い出を振り返り涙を流してしまう、、、
のではないでしょうか。

「ベストキッド」
映画の王道を行く映画でした。
しかしヒロインが、、、

事務所にいるのはもう暑すぎて耐えられず避難した映画館で見上げたジャッキー・チェンに
映画を観る喜びをまた堪能しました。
この時期に観れて本当に良かったです。
そして映画好きが映画スターとともにトシを重ねることはとても幸福なことだと。

こじつけですが当映画祭ではかつて「ジェネックス・コップ」「ツインズ・エフェクト」とジャッキーが出演した作品を上映しました。
「ジェネックス・コップ」のジャッキーの姿にそろそろ第一線を退くのかなぁと思いましたが、
あれから10年以上、アクションスターとして新たなる境地に達したジャッキーに心から敬意を。
しかしインタビュー記事の写真を見たら相変わらずダブルピースを決めてましたが、これもまたステキです。

2010.08.24 | Trackback(0) | 当会ご案内

おひさまより早く部屋を抜け出して いそがなきゃ

 

今晩の上映企画室は映画祭まであと僅か、
参加者一同、汗をダラダラ流して作業に励んでいました。

事務所はクーラーは無く、小さな扇風機がただ空気をかき混ぜてるだけなのですが、
事務局長曰く、「こうして団結力を高めていく」と。
異論はありませんが、新潟から新幹線に乗って手伝いに来てくれたメンバーの差し入れの冷たい飲料水がありがたかったです。
何しろ事務所は冷蔵庫もありません。
お疲れ様でした!

2010.08.23 | Trackback(0) | 当会の活動報告

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」最終審査通過作品の審査評

 

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」予選通過作品の審査評です。

ゲスト審査員
小林 茂      (映画監督)   
東條 政利     (映画監督)
五藤 利弘     (映画監督)   
ビューラ ヨールグ (長岡造形大学 教授)
岡村 昌彦     (毎日新聞社 長岡支局長)

「ぐるぐる」監督  歌川 達人
* 普通の生活が母親の転落・入院で一変。その中で、やりたいことをやってみるというチャレンジが始まるコミカルな映画。発想がおもしろい。生活の具体的な描写が丁寧に描かれていたら、もっとちがったものになったのではないか。ストーリーにふりまわされている感じもした。(小林)
*お母さんがベランダから落ちたところは面白かったです。いろんなエピソードを詰め込みながらうまくまとめあげた作品だと思います。ただ、話しの筋に作品がよりかかりすぎて、こういう話でしたという印象しか残らないのが残念。(東條)
*出だしのカットのつながり、流れが面白い。プロっぽくない手づくり感が好感持てる。ひたむきにつくっている感じが伝わってきて、セミプロっぽい画のものが多いこの頃、かえって新鮮。でも、それだけに何を伝えたいのか、もっと強く見られたらよかった。紙飛行機のエピソード面白い。アイデア・発想が荒削りで面白いが、それを力で見せるか、整理してみせるか、方向づけに強さがあるともっとアイデアが引き立つと思った。アスト、ケガから治ったばかりのお母さんとお父さんからの重大発表がリアリティを感じられない。荒削りだが面白い要素がいっぱいあっただけにラストが残念。
*物語りを語る幸せ:面白い創意のあるアイデアの溢れるストーリー。特に映像の開始が素晴らしい。残念ながら存在感が少ない聞き取りにくい音声。(ビューラ)
*女子高生の日常の切り取り方に好感がもてる、主役の女性のとぼけた感がいい。紙ヒコーキのくだりなどユーモアのセンスもある、途中、アニメをはさむなど映像の工夫もいい。最後のオチも心温まる。(岡村)

「デグチガナイ」監督 野村 律子
*マッチ箱に人が入ってしまって、いろいろな方法で脱出を試みるがまた、別な箱に移ってしまうだけで出られない。実写だが、こま落としを使用したのか、コミカルなアニメーション的な作品に仕上がっている。すごく短い作品だがおもしろく見た。この内容自体に現代の隠喩が含まれているのかもしれないが、もっとブラックユーモアがあったらおどうかなと思った。(小林)
*アイデアが面白いし動きも面白いです。女の子もチャーミングでいい表情しています。永遠に続く円環の一つという感じも、短い作品ながら、この出来事の前後の長い時間も想像させてくれてよかったです。曼荼羅の一つみたいに思えました。また見たいなあ。(東條)
*キャストの女の子が可愛いので見れてしまう。アイデア勝負という感じで面白いが映画的な何かが残ったら尚よかった。(五藤)
*面白いアイデアがあり、完璧なデジタル合成で短い演習の様な映像作品。相応しいサウンドトラックも気に入りました。(ビューラ)
*短い作品だが、テンポがあって面白い。何かのCMにでもなりそうな作品。(岡村)

「度一切空・PASSING - ALL IS NOTHING」監督 相内 啓司
*すべては「空」であるという仏教的世界感を映像化し作品。難解である。しかし、この言葉から想像する世界が次から次へと展開する作者のイメージの豊かさと力量は、作者の内面世界を見るようだ。(小林)
*ごめんなさい! 僕の想像力がついて行きませんでした。
デッサンのような絵のせいなのか、一枚一枚の絵がまだ未完成のようにも思えてしまいました。(東條)
*冒頭の煙の筋のようなものが体をくねらせたりする人のようにも見え、不思議な感覚に引き込まれる。続いて窓から眺める人、絵であり、写真のようであり不思議。その後も不思議な抽象画が次々と動いて現れる。まさにタイトルそのままの観念世界が広がる。とても面白いが「2001年宇宙の旅」のようなドラマ性がないので、映画としてどうか疑問。でも面白い。(五藤)
*特性がある情緒的でシュールな風景と登場した異形の生き物。今年の「イメージフォーラムフェスティバル」でも感動し、表現の魅力と変わっている内容の印象が残ったアニメーション作品です。(ビューラ)
*イメージ映像をつないでいく作品で、ユニークだと思うが、イメージでつなぐならもっとドキッとする絵を見たかった。(岡村)

「ナマケモノは食べられない」監督 谷口 未央
*後で知ったことだが、木にぶら下がる「ナマケモノ」という動物は争いをしない平和の象徴ということらしい。それを意図していたとしたら、それを映画の中で表現すべきだろう。しっかりした画面構成。老人と少年の交流。あわい恋心。よく描けています。「少年の成長」が伺えます。楽しさがあります。映画の中のリズムをもう少し意識したらどうでしょう。(小林)
*主人公の男の子の気持ちがさっぱりわかりませんでした。古本屋で会ったおじいさんの死が彼にとってどれだけのものだったんだろう? おじいさんの言葉は彼がどれだけ実感できたんだろう? 彼にとってナマケモノなんて果たしてそんなにこだわらなくちゃいけないもの? とか、いろいろ「?」でした。(東條)
*冒頭名前間違える女の子面白いが、これといった横の引きショットが淡々として延々と長くセリフが続くのでつらい。画のクオリティは高い。男の子の芝居が上手い。淡々とした狙いはいいが狙いすぎて観る側が苦痛になってしまう。もう少し見やすいとすごくよくなると思う。(五藤)
*聞き取りにくい音声のせいだけではなくて、かなり解りにくいストーリーです。魅力があるシーンもありますが、長回しの長いカットで退屈な感じになるところもあります。(ビューラ)
*戦争をテーマに少年と老人の交流を描いているが、あまりにテンポが遅い。この作品の長さと登場人物の少なさで、このテンポはちょっときつい。タイトルの面白さも薄れたようでもったいない。(岡村)

「初恋の嵐」監督 藤野 和幸
*恋にゆれる青年たちを描く。撮影はたいへんだったと思います。そして、作る側は楽しんだとも思います。しかし、見る側にはどこか散漫で、見終わって残るものがありませんでした。恋心がどこから生まれて、どう変化し、どう深まり、どこへ行こうとしているのか。
映画はシンプルなものだと思います。それが深まることで、ある普遍性をかちとるのではないでしょうか。技術はまたそのためにあるものだと思います。ひとつのシーンで言えることはひとつ、映画全体で言えることはひとつ。そんな映画にチャレンジしてみてはどうでしょうか。(小林)
*本当に好きかどうかよくわからないが本当は好きだという題材。非常に難しい題材だと思います。だから、二人の男女のできごとや思いをナレーションで説明していたのだと思うんですが、彼らの気持ちをナレーションではなく行動から感じたかったですね。不器用な中にも主人公の男の子を彼女が本当に好きだとしっかりと感じさせる行動、彼が彼女に思いをよせているとしっかりと感じさせる行動を、見ている者には伝わるが登場人物のお互いには伝わらないような形で見せることで、彼女の思いを映像で表現できればすごい映画になったと思いました。(東條)
*演劇風の出だし、面白い。画が綺麗。しかし、現実ドラマが始まる出だしは、もっと整理したほうが(芝居)気持ちが入り込みやすかった。テクニックで見せようとしているところがもう1つ成功しきれていない。却「初戀」ということであれば情緒的な見せ方をストレートにした方が気持ちが入っていきやすいのに残念。「死」という大きな出来事を描いているのに綺麗な画をつくれるので、情感の間合をつくれたらすごくよくなると思った。気持ちが入らない。強い画にナレーションを被せて弱めている。画の感性があるのでシナリオを勉強するとよくなると思う。(五藤)
*若者らしいラブストーリー。夢のシーンや異様なカメラアングルや会話の様なナレーション、など面白いアイデアが沢山。退屈にならない小さい話ですが、もうちょっと絞っても良かった。特に音の扱い方をもっと丁寧にして欲しい。(ビューラ)
*今時の若者の恋愛感はこんな感じかもしれない。けだるさや退屈感、ストレートに言わない気持ち・・・いつの時代にも共通するものかもしれないが、空気感は出ていたと思う。ただ、登場人物の「体温の低さ」の分、人物描写の甘さは否めない。彼女が年上の男の葬式で、彼の遺体を前に一人でしゃべる場面には違和感を感じた。主役の彼の友人同士の会話ももっとおもしろくしてほしい。(岡村)

「夜を翔ける」監督 磯部 鉄平
*念力を持った青年と「自分探し」の旅に出ようとする若い女性の恋物語である。どちらとも不器用な面がある二人の思いがラストの浮遊するシーンに表されているのであろう。それらは分かるが、しかし、もうひとつ、やはり「何を言いたいのか」と問いたい。(小林)
*なかなか自分から行動できない男が、最後の最後に自分の力で行動する。それがそれほどのことに感じなかったのはなんでだろう。二人が浮き上がったことがどうでもいいことにも思えてしまう。これだけいろいろ溜め込んでたんだから行動するだけでなく、爆発するぐらいした方がいいのかもしれない。(東條)
*この先どう展開するのか観る者を引き込む出だし。しかし、主人公の特殊さをどういうこととして描こうとしているのかがなかなか出ない。友人の勿体ぶらせ方も、無理矢理な感じがして、面白さにつながっていないのが残念。特殊な力があえて出てくる必要性のない物語だったので、冒頭の不思議さが残念。青春ものとしても気持ちがもう少し入りづらい。画が綺麗なので、シナリオを勉強するとずっとよくなると思う。(五藤)
*見やすいユーモラスなラブコメディー。キーシーンの商店街のロケーションですが、朝の雰囲気を出すためにもう少し魅力が有る場所を見つければ良かった。(ビューラ)
*ありふれてるようだが超能力を持ったネクラな青年という設定がいい。ほのぼのしたストーリーも好感がもてる。トイレットペーパーを巻きつけて商店街を走る男女の姿がほほえましい。ラストのオチはいいのだが、もうちょい浮遊感がほしかった。(岡村)

2010.08.23 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作審査評

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作、ゲスト審査員の審査評を掲載します。

ゲスト審査員
小林 茂      (映画監督)   
東條 政利     (映画監督)
五藤 利弘     (映画監督)   
ビューラ ヨールグ (長岡造形大学 教授)
岡村 昌彦     (毎日新聞社 長岡支局長)


◎グランプリ作
「くらげくん」監督 片岡 翔

*転校が近い女装の男の子が、大きな男の子を誘って海に行き、「好きだ」と打ち明ける。二人の小学生の微妙な関係がさわやかにおもしろく描かれている。とっぴな設定にも思えるが、女装の男の子が本当に女の子らしく、リアルな感じがする。「子どもはなんでも知っている」と私は思っているのだが、二人には二人の世界観があるのだと思う。審査の段階になって、ふと、強い印象が残っていることに気がついた。映画らしい作品だと思う。(小林)
*最初のキャッチボールがいいですね。何かを相手に投げて相手にしっかりとってもらう。相手が投げる何かをしっかりこちらが受け止める。何かこの作品のテーマを予感させます。そして、二人の会話。大人の言葉で会話させているが、これが二人の少年には消化しきれてないなか言わされている感じがして残念。けど、くらげくんという発想は面白いですね。じゃんけんを通じて思いを表現するという目のつけどころも秀逸だと思います。神様や両親は裏切れるけれど自分の好きな男の子は裏切れないくらげくんの悲しそうな表情。その一点にいままでの出来事の全てが収斂している様は非常に素敵だと思いました。(東條)
*出だし、女の子の姿をした男の子の現れ方が面白い。タイトルの出方も洒落ていていい。コミカルな掛け合いの中に深い問題を考えさせるセリフが平気で入っていて面白い。パーを出すと言うくだりなど、面白い要素がいっぱい詰まっていて楽しくなる。が、それが消化しきれなくて読めてしまうところが勿体ない。もう少し丁寧に芝居をつくったら凄くよくなる。子供たちの演技が健気で好感持てる。音楽も合っていて心地いい。ラストは色々考えられるので好みが分かれそう。(五藤)
*今年の映像の中で一番印象が残っている作品。演技は二人の子供に限られているのに、演技指導と演出、ストーリーテリングで恋愛や性的指向 (セクシャル オリエンテーション)、運命と自由意志という大人の内容を伝えます。特に魅力がある「くらげくん」に感動します。グランプリおめでとうございます!(ビューラ)
*おもしろい。「くらげくん」という設定がいい。子ども2人の会話にもユーモアのセンスが溢れているし、「くらげくん」のセリフから彼の生活環境が伺えるようになっていて、バツグンの出来。キャスティング、音楽もいい。文句なしです。(岡村)


 カヲリの椅子
◎準グランプリ
「カヲリの椅子」 監督 横山 善太

*痴呆症が進行しつつある母カヲリを息子は商店街の中にあるグループホームに入れた。昔、父母がこの商店街に住んでいたことがあったからという。カヲリさんの子どものような心に立ち戻るような演技がすばらしい。また、悪口ながら友だちなる同居おばさんがまたすばらしい。実際にはもっとひどい状態があるから、そこが不満という意見もあったが、私は、どこかファンタジーで夢の中にいるようなこの作品がいいと思った。監督は連続して参加してくれているようだが、作風ががらりと変わった作品らしい。未来を感じる。続けて撮ってほしいと思う。(小林)
*主人公のカヲリさん、色気あります。いいストーリーです。彼女の存在が何故か心地いいです。 老人が走る躍動感というのはなかなか見ることのできない映像でした。(東條)
*出だしの画と音で情緒を感じさせる。演技の難しさ、設定、テーマの難しさがあるものを敢えて作った勇気は凄い。ストーリーがもう少し分かりやすいと、とても気持ちも入り込める。惜しい。特養老人ホームが舞台か?取材してから作るともう少しリアリティが出ると思う。更に頑張ってほしくなるつくり手のひたむきな姿勢が感じられる。老人仲間たちとのクライマックス(前のシーン)は何気ないシーンだが意外とジーンとくる。奇をてらわなくても伝わることを感じさせられた。(五藤)
*軽くて見やすくても考えさせる作品。老人ホームや年寄りの認知症の重い内容なのに、意外と明るいにこにこ笑えさせるストーリー。面倒を見る老人ホームスタッフの仁愛と平然な態度を尊敬します。準グランプリおめでとうございます!(ビューラ)
*ドキュメンタリータッチの描き方がいい。グループホームのお年寄りたちの表情もいい。カヲリさんが髪を切って大屋政子さんのような顔になったのは笑った。今の日本の社会のどこかにある風景。人間関係の描き方もいい。ただ、認知症の老人のケアは、現実はもっと大変ではないか、という点が気になった。(岡村)


◎監督賞
「Ann Jennings」監督 吉川 仁士 、プロデューサー 渡部 翔子

*アメリカの学生作品だが、プロデューサーが長岡出身の女性であり、監督も日本人青年のようだ。精子バンクで生まれた女性の結婚相手の父親が、その精子の提供者であったという現代的な問題をテーマにした作品。完成度はすばらしい。ただ、その女性のお母さんが精子提供の父親に会いに行っていいというところが、よく分からない。そこがきちんと描かれていたら、ラストが想像できるストーリーから抜け出せたのではないかと思う。(小林)
*精子バンクからの精子を提供されて生まれた子供の話というのは題材としては非常に興味深い。これを、結婚相手と同じ父親だったというオチで片付けてしまっているように感じるのが残念です。
 父親が単に精子提供者だという娘の気持ちはどうなんだろう。母親すら自分の娘の父親を見たことがないなんて。そして、その娘が父親に会いたいなんて母親にはどういうこと何だろう。
 応募された作品の中でも、映像作品の作り方としては非常にしっかり作られていたので残念です。(東條)
*照明などしっかり当たっていて、画のクオリティが高い。画づくりがしっかりしている。ただ幻覚が画がしっかりカッチリしすぎて、現実との違いや、その心理的に迫る怖さも伝わり方が弱い。生殖医療をテーマにしているとのこと、興味深いテーマに挑んだのが凄い。しかい、それが作品だけでは伝わらない。画は凄く上手いがストーリーに気持ちがついていかない。なぜこんな幻覚を見るほど病んでいるのか、この女性のキャラクターからは分からない。(五藤)
*下世話で「Shit Happens」と言う内容で欠陥のないストーリー。満点のタイミングでのストーリーテリングと素晴らしいカメラワーク。至れり尽せりの演技で、技術的にも優れた映像作品。監督賞おめでとうございます!(ビューラ)
*全作品中、完成度が飛び抜けている作品。精子提供者とその娘という日本ではなじみの薄
いテーマだが、米国では珍しくないのでしょう。発展した医学の一方で、親子とは何か考えさせられました。途中に出てくるキリンの仮面の男、それにブラックな結末と脚本も見事。このまま一般公開できるような作品。(岡村)

◎審査員特別賞
「ガクセイプロレスラー」監督 今成 夢人

*恋愛、学業などにおいて、あまり「カッコイイ」とはいえない学生たちが部活動としてプロレスに打ち込むエネルギー満杯のドキュメンタリー映画。おもしろいし笑える。その真剣さと連帯感は「ガクセイプロレス」の興行として成り立たせるほどである。最初に紹介され、主人公として位置づけられていた学生をもっと浮き上がらせても良かったのではないか。笑いの中にもしんみりした内面も描き出せたのではないかと思う。部活動の紹介的な面が濃すぎた気がする。(小林)
*オープニングのプロレスシーンの動きから目が惹き付けられます。世間的にしょうもないことをやっているヤツらを全面的に肯定的に描いているのが圧倒的に素晴らしい。面白かったです。僕も大学時代は柔道部で同じような感じでした。学生プロレスと違って柔道はスポーツだったから周りからの理解も得られやすかったかなあとも思います。
 ただ、ここでは見ることのなかった彼も存在していると思います。単に学生プロレスに熱中しているだけのノーテンキでもないと思います。いろいろな不安を抱えていたりとか、その不安で学生プロレスやめるヤツがいたりとか、あんまりいい例が思い浮かびませんが、そういった所も描いた上で、学生プロレスしているヤツらをしっかり肯定したらすごい作品になると思います。(東條)
*タイトルを見てキワモノかと思ったら、引き込まれる画と人物の力がある。バカを真面目にひたむきにやる男たちのパワー・熱気が伝わってくる。会話が若者らしくバカっぽく面白いのだが、清々しさや本気さがその奥に感じられる。「遊ぶ」ための基礎をしっかりつくっているからこそ「遊び」が面白い。(五藤)
*早いカットとテーマに合わせた未加工のスタイルでよくできたパーソナルドキュメン
タリーです。知らない世界には臨むことができましたが、残念ながらその世界には興味が少ない。審査員特別賞おめでとうございます。(ビューラ)
*色んな意見があるかもしれませんが、とにかくおもしろい。ネット全盛の中、童貞でエネルギーを持て余したバカ丸出しの学生らが、マットの上で繰り広げるプロレスにはひきつけられる。主役の彼の卒業後を見たい気になった。(岡村)

◎審査員特別賞
「よたか」監督 海津 研
*宮沢賢治の「よだかの星」を原作にしたアニメーション。原作とは異なり、作家本人の映画紹介にもあるように、食物連鎖を肯定的にとらえ、自然界の生命感あふれる作品。緑、光、影、森の中の動物や鳥の動き。たのしく見た。よだかが主人公ではあるが、原作とはあまりに違うので、異なるタイトルをつけた方がよかったのではと思った。(小林)
*日頃は目にしない森の中。それをそのものではなく絵で見たのですが、ここまで普段注意して葉っぱとか、生き物とかみることがないので、非常に新鮮な経験をさせてもらいました。葉っぱの動きが面白いですね。それぞれの生き物の動きも非常に興味深いですね。惹き付けられました。ただ、「よたか」という題名にせず、宮澤賢治さんへのオマージュとしての作品にしても良かったのかなあと思います。全く違う作品ですから。(東條)
*アニメーションの画に温もりと優しさを感じた。画の構成、動きが綺麗。誰がいい悪いではなく自然の営み、生の営みを豊かに感じさせる。しかし、原作が宮沢賢治ということで、コンペとしてドラマ性を評価することが不可能。画から情感が伝わってくるだけに、出来ればオリジナルを見せて欲しかった。画のつくりは秀逸。(五藤)
*美しい情緒的な背景画像を使って「植物連鎖」を表現した特性のあるアニメーション。少し長くなってしまいました、まとめて縮めても悪くないと思います。審査員特別賞おめでとうございます。(ビューラ)
*独自の映像感覚は圧倒的に素晴しい。光の使い方や、映像の質感に独特の感性を感じる。ただ、宮沢賢治の「よだかの星」をベースにしているようだが、なぜタイトルが「よたか」なのかはピンと来ない。(岡村)

2010.08.23 | Trackback(1) | 長岡アジア映画祭

鈴木昭英先生



今回の映画祭「 瞽女さんの唄が聞こえる」を上映するにあたって、
瞽女唄の継承に努める“越後 瞽女唄 葛の葉会”の方に相談した際、
真っ先に言われたのが「鈴木昭英先生に挨拶に伺うこと」でした。

話を聞くと 瞽女研究の第一人者であるばかりでなく、
長岡 瞽女の継承に尽力、最高峰である小林ハルさんの孫弟子にあたる“越後 瞽女唄 葛の葉会”の皆さんを全面的にバックアップし、精神的な大きな支えにもなっているようでした。

鈴木先生に挨拶をしないで 瞽女に関するイベントを長岡で開くことはできないと言ってよく、
おそるおそるといった感じで“葛の葉会”の方とご自宅に訪問しました。

鈴木先生の第一印象は明治の頃の文士といった風貌。
原稿用紙と筆で生きてきたようなスゴミを覚えました。
そしてお話しをさせていただき、長岡でこんな博学な知識人がいらっしゃる事をこれまでに存知なかったことに恥じる思いがしました。
民俗学の権威として特に 瞽女文化を語る際の真摯な口ぶりに思わず襟を正す思いで聞き入ってましたが、
決して難しい話ばかりでなく、時にくだけた感じで柔和な笑みを浮かべながら話す姿もとても魅力的に映りしました。
住職でもあるので語り口にも魅了されてました。

周囲の方に聞いてみると畏れ多くてとてもお話しできる方ではないらしく、
そんな雰囲気もよくわかるのですが、その溢れんばかりの知識に触れてとても光栄に思いました。

今回の企画で是非壇上に上がっていただき、お話しを願いたいと思い、
伊東喜雄監督との対談を快諾いただきました。

その鈴木先生が映画祭の前に出演したラジオが放送されます。

NHKラジオ第二 「聞いて聞かせて  瞽女が歩んだ道」 
8月29日(日)19時30分~20時00分
http://www.nhk.or.jp/fukushi/shikaku/

鈴木昭英 (すずきしょうえい)  文学博士
1932年 長岡市生まれ。大阪市立博物館学芸員、長岡市立科学博物館館長、長岡市郷土史料館長を歴任。現在、 瞽女唄ネットワーク会長、 瞽女文化を顕彰する会理事長、日本宗教民俗学会顧問、日本山岳修験学会理事、日本民俗学会評議員、民俗芸能学会評議員、新潟県民族学会理事など。『伊平タケ聞き書 越後の 瞽女』(共編著)『 瞽女 信仰と芸能』『越後 瞽女ものがたり 盲目旅芸人の実像』 等、著作多数。

9月8日(水)14時30分~
「 瞽女さんの唄が聞こえる」上映
解説 鈴木昭英氏
“越後 瞽女唄・葛の葉会” 瞽女唄披露
対談 鈴木昭英氏×伊東喜雄監督  

2010.08.22 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

三浦淳子監督より長岡の皆さまへ



はじめまして。
このたび、私が7年にわたって、タイの山岳民族の子供達を撮影した、ドキュメンタリー映画
「空とコムローイ~タイ、コンティップ村の子どもたち~」が、長岡アジア映画祭で、上映されることになりました。
この映画は、タイ、最北端の街、メーサイで麻薬や人身売買、エイズなどの危険にさらされながらも、助け合って生きる子供達の姿を描いています。タイの山岳民族の子供達に比べれば、経済的には豊かな私達ですが、自分の事だけであくせくして、行き詰まってしまいがちなところがあります。日本とは全く違うアカ族の村の、子供達の姿を見ながら、人間本来の優しさ、幸せ、心の豊かさなどについて、感じていただければと思います。
この映画は、昨年、2月に東京で劇場公開された後、あいち国際女性映画祭、京都国際子ども映画祭(長編部門グランプリ受賞)岡山映画祭、高崎映画祭などの映画祭や劇場(大阪、名古屋、横浜、飯田、京都、札幌)パリ日本文化会館などで上映されましたが、長岡でも上映していただけるのは、とても貴重なことです。是非お誘い合わせの上、ご来場いただければ幸いです。
上映の9月6日には私も、上映後、トークをしにうかがいます。
長岡の皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

三浦淳子監督プロフィール

三浦淳子(ドキュメンタリー作家)
1960年 横浜生まれ。
早稲田大学卒業後、劇団転形劇場を経て、広告代理店に勤務しながら、私的ドキュメンタリー映画を制作。1992年 『トマトを植えた日』(8mm)がイメージフォーラムフェスティバル大賞を受賞。
1997年 多摩美術大学卒業制作の『孤独の輪郭』(16mm)が、ポンピドーセンターシネマデュレール、釜山国際映画祭に招待。
2004年 東京都現代美術館アニュアル展に出品。
2009年 7年かけて撮影した『空とコムローイ~タイ、コンティップ村の子どもたち~』が劇場公開。

20090509ユ..

空とコムローイ ~タイ、コンティップ村の子どもたち~
2008年 日本

9/6(月)15:20~上映 上映後、三浦淳子監督トーク

DATA
90分/日本語、英語、タイ語/DVカム/カラー
英題 “The Sky and Khomroy”

監督・撮影・編集:三浦淳子
プロデュース: 岩永正敏   
構成: 伊勢真一
制作:Tristello Films
(C) tristellofilms

STORY
タイ北部の街メ―サイ。山岳民族アカ族の子どもと女性達150人が暮らす施設。ここの卒業生でエイズに感染してることがわかったユイは娘のファの将来を案じて施設に戻り、みんなと暮らし始める。
麻薬や人身売買の危険にさらされ続けるタイの山岳民族アカ族の子ども達や女性達と、施設を運営し彼らを支えるイタリア人の神父等の交流を7年に渡って撮り続けたドキュメンタリー映画。

2010.08.21 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

平日1日券



今年の映画祭で新たに設けたチケットが「平日1日券」。
平日のみですが、これ1枚あれば1日中、作品を観賞できます。
当日券1800円も用意しておりますが、
前売券1500円の方が断然お得。
日にちによってはこれ1枚で5本も観れます。
9月6日~10日の平日にお越しいただく方はぜひお求めください。

2010.08.21 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

Did you see me coming?



今晩のミーティングは残りわずかとなった映画祭まで何ができるか、しなければならない確認などをしていましたが、膨大な数をこなさなければならず茫然呆然となっていました。

言えることは映画祭中もそれまでもお手伝いしていただける方が不足しています。
お手伝いいただける方、随時募集していますのでご連絡願います。

あとながおか市民センターの地球広場が今までにない大変なこといなっています。
ぜひ足を運んで下さい。

2010.08.20 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

上まゆ!



「あぜみちジャンピンッ!」の中で印象に残るのが、
ヒップホップダンスチームにヒロインの大場はるかさん扮する優紀が入団することによって、
さざ波が起こる中、これまでのチームの仲間と努力によって優遇されるものの新人なので嫉妬の対象となる優紀の間で板挟みになり、葛藤を抱える野梨子役の上杉まゆみさん。

チームの中で潤滑油として欠かせない存在ながらも、
心の傷が増えて背負うタイプ、それも最も小柄なだけに痛々しさも余計に感じます。
だからこそ余計に感情移入が出来、感動もひとしおなのですが。

その上杉まゆみさんも急遽、映画祭にお越しいただくことが決定しました!

9月11日(土)14時20分~「あぜみちジャンピンッ!」上映後に、
西川文恵監督、大場はるかさんとともにトークに参加下さいます。
トークには手話通訳者が通訳して下さいます。

上杉まゆみさんプロフィール
http://www.charmkids.net/profile/uesugi_mayumi/index.html

2010.08.19 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

風流四季



長岡駅東口の居酒屋「風流四季」。
以前カウンターでちびちびとお酒を飲んでいたところ、
隣に座ってたサラリーマンの方と打ち解けて長岡のラーメンはどこがいいかという話になりました。

その方は生まれは大分で現在は大阪でお仕事をしてる出張族とのこと。
長岡で仕事を終えてどこかいい店は無いかと、たまたま目にした「風流四季」に入ったそうです。

いつしか御主人や周囲のお客さんも交じって長岡のラーメン談議で盛り上がってました。

旅人が気軽に入れる店構えとレトロな内装と気さくな御主人のせいで、
この夜のラーメン談議などは日常茶飯事なんだろうと思いました。

先日、その「風流四季」が閉店したと知りました。
当会としても上映会や映画祭の打ち上げなどはよくこのお店を利用していました。

昨年の映画祭も小林茂監督、酒井充子監督、早川由美子監督を囲んで遅くまで、
わいわいと映画談議にふけていました。

他にも当会メンバーもこのお店への思い出は多々あり、とても残念です。
おつかれさまでしたとありがとうございました。

それにしてもここの「モツ煮」は絶品でした。
もうあのモツ煮が食べれないのかと。

2010.08.18 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

晩御飯はすき焼きだし うきうきする



予備審査を経た11作全てを見終えた審査会場。
急遽参加が決定した小林茂監督がスムーズに各審査員の意見を1作品ずつ聞いて、
意見をくみ上げていき各受賞作が決定していきました。

それを見ていたのが審査会を見学していた当会メンバーで映像業界志望の学生二人。
もちろん初めての経験でしたが、映画のプロ達が真摯に作品と対峙する姿、
初参加となる審査員が非常に面白くとても勉強になったと感想を述べてただけに
審査員が真摯に意見を交わす姿はきっとタメになったハズです。

受賞者の皆さま、おめでとうございます。
惜しくも賞に漏れた方々、またの機もお願いします。
初参加の方がいる中でもう何度も応募してる方の名を見ると、
映画作りを続けてる姿を想像しとても励みになります。

2010.08.17 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

第12回長岡インディーズムービーコンペティション 審査結果報告



第15回長岡アジア映画祭 第12回長岡インディーズムービーコンペティション
審査結果報告
 
グランプリ    「 くらげくん 」  監督 片岡 翔 (28才・東京)

準グランプリ   「 カヲリの椅子 」 監督 横山 善太(27才・愛知)

監督賞      「 Anne Jennings(アン・ジェニングス) 」 
監督 吉川 仁士 、プロデューサー 渡部 翔子(26才・新潟)

審査員特別賞   「 ガクセイプロレスラー 」 監督 今成 夢人(24才・愛知)

審査員特別賞   「 よたか 」 監督 海津 研(33才・千葉)

最終審査について
日時    2010年8月14日(土)  9:50~17:45
場所    長岡商工会議所 3階会議室

ゲスト審査員
小林 茂      (映画監督)   
東條 政利     (映画監督)
五藤 利弘     (映画監督)   
ビューラ ヨールグ (長岡造形大学 教授)
岡村 昌彦     (毎日新聞社 長岡支局長)

審査員
菅野 勝一(第15回長岡アジア映画祭実行委員長)
司会 関矢 茂信(市民映画館をつくる会 事務局長)

最終審査に残った他の作品
「 ぐるぐる 」  歌川 達人 ( 19才・京都 )
「 デグチガナイ! 」  野村 律子(33才・ニューヨーク)
「 度一切空・PASSING - ALL IS NOTHING 」  相内 啓司 (61才・東京)
「 ナマケモノは食べない 」  谷口 未央 (31才・東京)
「 初戀の嵐 」  藤野 和幸 (36才・大阪)
「 夜を翔ける 」 磯部 鉄平 (31才・大阪)

*事前審査につきましては、長岡アジア映画祭実行委員会により行いました。

*最終審査の評につきましては8月23日をめどにブログ、ホームページにて掲載予定です。

表彰式・作品上映
日時   2010年9月10日(金)19:00よりの
「第12回長岡インディーズムービーコンペティション+モアリズム ライブ」の中で行なわれます。
※インディーズは19:00開始です。
場所   長岡リリックホール

※上映作品は9月上旬にブログにて発表予定。
皆様のご来場をお待ち申し上げます。

2010.08.16 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

出雲崎にて



「栃尾の休日」の翌日、西川文恵監督を連れだって事務局長、ひょっこり顔を出した名古屋特派員と共に今度は長岡市の各支所へと映画祭の紹介にまわりました。

長岡は合併を重ねてついに佐渡島より大きな面積となったそうで、今回は川口、越路、小国、三島、和島といった旧町役場、村役場と小千谷市役所などを。
各支所には必ず福祉関係の部署があるので、そこへ赴き映画祭上映作の「ちょっと青空」と西川監督を紹介して「あぜみちジャンピンッ!」の宣伝のため手話サークルなどに映画を紹介できないかと相談に。

この日も猛暑で車を降りるだけで億劫になりましたが、映画を観てもらうために西川監督は少しの弱音も吐かずに各地各所をまわっていただきました。
お疲れさまでした。
しかし先々で監督でなく出演者ではないのかと尋ねられてましたが納得できます。

とはいえまさに夏真っ盛りの田園風景と空に浮かぶ夏雲に西川監督は目を輝かせておりました。
こちらは川口なら中越大震災で最も大きい震度7を記録した地、越路は三波春夫の出身地、小国は和紙、三島は丸太切りなど各地をガイドしながら、暑い日だったのでぜひ食べてもらおうと紹介したのが和島の道の駅にある“ガンジーソフト”。
耳を疑うような名前ですが、ガンジー牛という希少な牛から絞り取ったミルクを使った濃厚な味のソフトクリーム。
ガンジー牛自体が頭数が少ないそうで大量生産ができず、ぜひ和島に来たら手にとってほしいシロモノです。
もちろん西川監督も喜んで口にしておりました。

一通り回り、予定時間もオーバーしたものの西川監督の協力が嬉しかったのか、ハンドルを手にした事務局長が「こうなったらサービスだ!」と向かったのは日本海と出雲崎。

まさに一面に夏となったきらめく日本海を目にしながら海沿いの町、出雲崎にある天嶺の里へと。
ここは「恋人たちの聖地」と呼ばれる“夕凪の橋”があり、ここの柵にカップルが名前を書いた南京錠をかけると永遠に結ばれるという伝説が。
実際に歩いてみると本当にカップルがカギに名前を書いていたので、ある意味驚きましたが、西川監督に「こうしたいわれは柏崎にある“恋人岬”が先のようですよ」などと知ったかぶったことを話しましたら、後日新潟日報の記事に実際はこちらの“夕凪の橋”の方が先のようでまたとんだ恥をかいてしまったと。

ちなみにここのお土産屋さんにはカギをかけて成就したカップル達の写真が飾っているのですが、当会メンバーもしっかりとありました。

その後は事務所に戻り日本経済新聞と長岡新聞の取材を受けていただきました。

ただしわざわざ東京から足を伸ばしてもらい、あちこちへと同行していただき宣伝にまわりながらも、かといって集客が確定できる自信も確信もおぼつかないのでどこか申し訳ない気もあったのも事実。
しかし先日長岡市役所に相談に行ったところ福祉相談の方が、長岡は県内初の試みとして最近、各支所でテレビ電話を通して手話で長岡市役所の担当者とお話しできることになり、これで耳の不自由な方は難しい手続きや相談もこのテレビ電話を通して話せることができ、早速三島支所から耳の不自由な方が「あぜみちジャンピンッ!」のチラシを手にして「映画を必ず観に行きます」と笑顔で手話でテレビ電話の前で話してたと聞きました。

はたして配ってるこのチラシ1枚はどこに渡るのだろうかと時々思うのですが、きちんと協力をしていただける方を通して映画を必要としてる人に届いてることを知り、ちょっと感激しておりました。
ともかく良かったです。

ちなみに「あぜみちジャンピンッ!」は劇場公開に向けての協賛金を集めています。
詳細はこちらを。
http://save-our-snow.net/

この日、一日中あちこちへとまわり、すっかり意気投合をしたような名古屋特派員と西川監督は「あいち国際女性映画祭」での再会を誓ったりしておりました。
「あぜみちジャンピンッ!」は長岡の前に「あいち国際女性映画祭」でも上映されます。
http://www.aiwff.com/

ところで出雲崎は良寛さまの出身地として著名な場所。
最近はジェロの歌詞に出てきて脚光を浴びていますが、地名の由来はかつてこの地が出雲の国との交流があったという説もあると知りました。

2月末の「ひめゆり」春の宴で知り合った出雲の方々に「長岡の隣は古来に出雲と交流があったそうです。隣だから当然、長岡も交流があったハズ」等と今思えば話せば良かったなぁと。

*画像は和島の道の駅の駅長さんと。
ガンジー牛について丁寧に教えていただきました。ありがとうございます!

2010.08.16 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

炎が子どもを焼かないように 甘い飴だまがしゃぶれるように

 (C)若松プロダクション

8月15日、65年目の終戦記念日に若松孝二監督は「キャタピラー」とともに大阪、京都、名古屋、静岡と1日で各地をまわるそうです。

寺島しのぶさんのベルリン国際映画祭最優秀主演女優賞受賞直後なら興行的にもっと盛り上がるものの、あえて寝かせて、6月23日は沖縄、8月6日は広島、8月9日は長崎と先行公開させ、そして終戦記念日を前に全国公開。

風化しつつある先の大戦にたいして、映画を通して関心を持たせようとした戦略、それには若松監督自ら全国をまわり、観客を前にして語ることは自作だから当然とはいえ並大抵のものではないハズです。
さらにその間にはレバノン、韓国の映画祭にも赴いたりとその意気込みには頭が下がる思いです。

とりわけ暑い夏となった今年、「キャタピラー」公式HPを見ると全国を「キャタピラー」とともにまわった若松監督の最終地点は今のところ9月12日の長岡アジア映画祭のようです。

総括の意味も込めて若松監督にはお話ししていただきたいと思いました。

「キャタピラー」公式HP
http://wakamatsukoji.org/

「戦争は正義でもお国のためでもない」
若松監督が新潟で、おそらく各地で話してる言葉だと思いますが、終戦記念日だと一層染みる思いが。

2010.08.15 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

里帰りをした日はちょっと 楽しいの



長岡駅前でせわしなく携帯で話してる男性が。
どこかで見た顔だと思ったら小林三四郎さんでした。
これからバスで帰省先の柏崎へ向かう所。

大ヒットを記録した「クロッシング」を配給する“太秦”の代表として忙しく走り回る日々のようですが、久しぶりの里帰りのようです。
もちろん毎年、当映画祭の司会者としてゲストとのトークを盛り上げて下さってます。感謝!

今年の映画祭も9月12日の「キャタピラー」上映後の若松孝二監督、大西信満さんのトークもお願いし、
「クロッシング」上映前には映画への思いを語ってもらおうと思いましたら、急遽キム・テギュン監督をお招きすることができました。感謝!!

ちなみに本日全国公開され、県内ではシネ・ウインドと十日町シネマパラダイスでは初日の「キャタピラー」には村人役で出演しています。

2010.08.14 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

Tochion Holiday



小出郷文化会館での「あぜみちジャンピンッ!」試写会の後に西川文恵監督に長岡に来てもらいました。
最近は忙しくて休日がないというので、それならばとS副会長と共に栃尾へご案内。

西川監督は映画をきっかけに新潟を何度も行き来する中で“越後のミケランジェロ”こと江戸時代の彫刻家・石川雲蝶に興味を持ったようなのでまずは秋葉神社・奥の院へと。
ここには雲蝶作の酔っぱらった天狗が調子に乗って若武者と決闘をする物語がダイナミックに彫られており、関心を持って見入ってました。

その後は栃尾なら「モノクロームの少女」となり、西川監督も称賛していたのでロケ地巡りへと。
神明橋、南部神社・猫又権現、雁木通り、道の駅とちお、比礼の棚田、静御前のお墓等など。
美しい風景の中にひっそりと歴史が佇んでいるような栃尾の姿を見つめて喜び、こちらはぜひ猫又権現と神明橋をご紹介したかったので良かったです。

しかしロケ地巡りでは終わらせず、栃尾だからやはりあぶらげという西川監督にS副会長お勧めのお店であぶらげ定食を食べた後、お店の方に「あぜみちジャンピンッ!」の紹介のため監督を担ぎ出したのは、もはやこちらのサガといっていいかもしれません。
ありがたいことにお店の方は喜んでポスターを掲示していただきました。
しかし行く先々で会う人とは「モノクロームの少女」の話題となり、あの映画がこの地にすっかり根付いてることがよくわかりました。

昨日の新潟日報の夕刊の連載企画、新潟県内で撮影された映画のロケ地を紹介する「ロケっち旅行記」で「あぜみちジャンピンッ!」が紹介されてました。
映画の中で印象的に登場するダンスチームの練習場、そこは実際は農作業場なのですが、所有者の農業のベテランが撮影当時を思い出し、一生懸命に演じてる少女たちを見て「自分も農業に夢を持って頑張らなくちゃと、気持ちが新たになった」というコメントにはちょっと感動しました。
映画を観てこれはぜひヒロインと同世代に観てほしいと思いましたが、なるほどご年配の方もこんな感想を抱くのかと。
こんな力を得ることができる映画かと。

ついでに昨日で連載が終わりましたが、新潟日報夕刊には当映画祭でも「青-chong-」を上映した新潟出身の李相日監督の生い立ちからふりかえる自伝インタビューが掲載されてこちらも連日、読みごたえがありました。

写真は秋葉神社境内の芭蕉の歌碑と。

2010.08.13 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

ながおか市民センター みぎひだり



現在、ながおか市民センターの入口から入って左側には「第15回長岡アジア映画祭ポスター展」を開催中です。

そして右側の地球広場にて映画祭上映作の予告編をエンドレスで1日中流しています。
こんな形でご協力をいただけるのは初めてになるのでぜひながおか市民センターを訪れたらこちらも足を止めて下さい。
地球広場の中でも映画祭について飾りつけがはじまってます。

2010.08.12 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

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