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蓼科からのたより



今年の「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」で監督賞を受賞した「Anne Jennings」の渡部翔子プロデューサーからメールが届き、昨日「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」で「Anne Jennings」が準グランプリを受賞したそうです。

ロサンゼルス在住なので渡部プロデューサーはこの日のために来日、受賞できて良かったです。
故郷長岡での映画撮影と共にハリウッドで長編映画製作を目論む渡部プロデューサーにとって目標にまた1歩近づいたかと思います。

ちなみに蓼科のグランプリもこちらと同じく片岡翔監督の「くらげくん」だったそうで本当に強い!!

ともかく渡部プロデューサー、片岡監督おめでとうございます!

http://www.tateshinakougen.gr.jp/cinema/tanpen.html
↑審査員の「空とコムローイ」の三浦淳子監督の顔もあります。

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2010.10.31 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

その言葉があれば 元気になれる 君の言葉



昨晩のミーティングはこの一週間の出来事を柿を食べながらまとめて報告。
面白いこと、大変なこと、どうなるのだろうかと思うこと等々。
それと寒くなったからそろそろストーブをつけなければと。
あと今度の月曜夜は事務所に海外から当会メンバーが顔を出す予定です。

2010.10.30 | Trackback(0) | 当会の活動報告

風はセンチメンタル南向き



佐野:上映に先立ちまして皆様から一言づつご挨拶をお願いします
それでは西川監督からお願いします。

西川:本日はこんなにたくさんの方に映画を観に来て下さって
本当にどうもありがとうございます。
「あぜみちジャンピンッ!」は新潟県の南魚沼市、魚沼市、
あと新潟市で撮影された作品なんですけども
長岡からもたくさんの方がお手伝いにエキストラ役をおやりに来て下さいました。
本当にその節はどうもありがとうございました。
本日楽しんでいただけたらとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

大場:高野優紀役を演じさせていただいた大場はるかです。
今日は市民映画館をつくる会の方々がご招待いただき、本当にありがとうございます。
そして「あぜみちジャンピンッ!」を観に来ていただいた方々も
本当にありがとうございます。
耳の聞こえない女の子、高野優紀なんですけども、
この映画は高野優紀の人生、心情などが描かれているので、
ぜひ最後まで観てくれたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

上杉:こんにちは。「あぜみちジャンピンッ!」に観に来て下さってありがとうございます。
この映画は主役・高野優紀を中心に仲間の絆や親子の愛なども描かれているので、
そこを観てもらったらとても嬉しいです。よろしくお願いします。

西川:こんなに大人になってしまって、凄い挨拶も上手になってびっくりしました。

佐野:素晴らしいですね。
舞台裏の緊張感とは全く別にステージに出てきたら堂々たる話しぶりですね。
そしてこの映画は上映後にはですねトークショーを
やらさせていただきたいと思いますので、皆さん最後までお楽しみいただきたいと思います。
それでは映画「あぜみちジャンピンッ!」皆さんじっくりとご覧下さい。

「第15回長岡アジア映画祭」9月11日
「あぜみちジャンピンッ!」上映前舞台挨拶
西川文恵監督、大場はるかさん、上杉まゆみさん
司会 佐野護さん(FMながおか)


IMG_2996.jpgIMG_2993.jpg
IMG_3007.jpgIMG_3023.jpg

“「あぜみちジャンピンッ!」を観て泣いてしまったんですよ。”

映画祭が終わり当会メンバーで小さい娘さんがいるママさんが感激して感想を話してました。

“それならまた、5年後ぐらいに今度はお子さんと一緒にご覧になられたらいかがですか。”
と応えたらママさんは深く頷いていました。

舞台挨拶で上杉まゆみさんが話してた通り、
“仲間の絆や親子の愛”をなんのてらいもなく描き、
それだけに幅広い多くの人達の共感を得る好編「あぜみちジャンピンッ!」
嬉しいことに当映画祭で観た長岡市外のお客様がとても良かったとの声とともに
ぜひ自分達の街でも上映できないかと当会にお問い合わせがありました。
もちろんこちらでは判断できないので西川監督をご紹介しましたが、
人に薦めたい、観てもらいたい映画として環が拡がっていくことは確かなようです。

当映画祭にとって初めてお招きした“アイドル”大場はるかさんと上杉まゆみさんは
打ち合わせではとても神妙な顔でしたが、
いつしか二人ともいなくなってしまい、
そろそろトーク本番どこへ行ったのかと思ったら客席でずっと
後半部分の映画を観ていて終わったら目に涙を浮かべて出てきて本番となりました。
本当にこの映画が好きなんだなぁと。
これからも「あぜみちジャンピンッ!」とともに応援していきたいです。

冷たい風が吹き、もう冬が間近に迫ってくるなか、
寒さが身に沁みるとあの狂ったような夏の暑さが懐かしく思えるのも身勝手な話ですが、
ひと際暑かった今年の夏をこれから思い出すときは
西川監督と共に事務局長、名古屋特派員と共に「あぜみちジャンピンッ!」の
宣伝にまわった時に最後に目にした真夏の海を思い出すことになるのではと。
あの時にまわったおかげで小千谷からたくさんの人達が観に来ていただいたのは嬉しかったです。

「あぜみちジャンピンッ!」公式HP http://www.aze-michi.com/

「あぜみちジャンピンッ!」今後の上映

11月6日(土)船堀映画祭 18時10分~
公式HP http://www.t-yomiuri.co.jp/funabori_f_f/index.html 

11月13日(土)南魚沼市 南魚沼市民会館 10時15分~、13時45分~ 
http://park17.wakwak.com/~ikusei/

大場はるかさん公式ブログ http://www.oobaharuka.com/blog/index.cgi?num=1405

2010.10.29 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

フィールドワーク



「中越地方は語り部の世界で面白かったんですよ」

映画祭で「 瞽女さんの唄が聞こえる」上映と共に 瞽女文化の解説を
お願いした鈴木昭英先生に映画祭のお礼のあいさつに伺った際、いつしか話に花が咲きました。

そんななかで興味深く聞いたのが女性の盲目芸人“ 瞽女(ごぜ)”に対し、
盲目の男性芸人で“ちょんがり”と呼ばれた人達がかつていたこと。
幕末から明治で全盛を迎え大正と続き昭和で伝承する人も無く廃れてしまったものの、
この中越地域を中心に活動をしていたそうです。
鈴木先生はその末裔にギリギリ聞き取り調査をして、
見事な節回しだったという歌声を録音してあり、
“ちょんがり”の人気者になると女性に大変モテてたようで妾さんが何人もいたようだ、と・
本当はもっと取材に行きたかったが仕事もあったし、
瞽女も調査していたから時間が無かったと惜しい口ぶりで話してました。
歴史に名を残す偉人でなく、
歴史の陰にいた人々に光をあて耳を傾ける地味なフィールドワークを重ねた
鈴木先生の大きな仕事を垣間見る思いがしました。

その後も金峯神社のある蔵王の歴史から堀直竒の長岡中心部の
今に繋がるまちづくり等など幅広く知らなかったことをご教示いただきました。
そして長岡というのは歴史的、文化的にとても深い地域なんだと。
今更になりますが最近、神社・仏閣巡りに心落ち着くこちらは興味深かったです。

改めて今回の映画祭の準備の中で鈴木先生に出会えたことはとても大きかったです。

鈴木先生は来年、 瞽女唄と民話に関するイベントを企画しているそうです

2010.10.28 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

人間として観ていただきたい



9月12日 「クロッシング」上映前 舞台挨拶

小林:柏崎出身の小林三四郎でございます。
2008年に「クロッシング」は東京国際映画祭で上映されたんですが、
その後、なかなか国内で上映されませんでしたが、
去年パートナーズを組んでなんとかこういう形で上映することができました。
私としては真っ先に柏崎や長岡で、この作品を上映したいと思ったんですが、
柏崎には映画館が無くなってしまいまして
残念ながら私が生まれた時には五つありました映画館がもう一つも無くなりまして、
でもこうやって長岡で上映できて本当に嬉しく思っています。
そして今回ですね、
いろいろ問題を抱えているこの新潟に韓国からキム・テギュン監督が来ていただきました。
ご紹介します。キム・テギュン監督。
そして通訳をしていただくことになりました金成国さん。
まず、本当にわざわざ新潟に来て下さいましてありがとうございます。

キム:皆様、お越しいただきありがとうございます。

小林:昨日、夜8時くらいに僕が新潟空港に迎えに行ったのですが、
車に乗っている時に新潟の第一の言葉は「新潟、夜は暗いねぇ」
新潟の感想はそれですか?

キム:昨日の夜、到着した時は凄い暗いなぁという印象だったんですけど、
朝(長岡の)街を見た時は凄い平和な都市だなぁというふうに印象を残しました。
ここは拉致の問題もあったりするかと思いますが、
そんな中でも、ちょっと大変な都市だと印象を持っています。

小林:この作品を作るにあたって準備や仕掛けも大変だったと思いますが、
それはいかがでした?

キム:この映画に関してなんですけど、まず私は北朝鮮には一度も行ったことはございません。
ですのでいろんな研究、資料を勉強してそれで準備をいたしました。
特に政治的にもいろいろ問題があったり、誤解が生じることもたぶんあったと思います。
非常に期間を長く準備をしてこの作品に挑みました。
たぶんこの映画は政治的な感じで観られることもあると思いますが、
そういうことではなく人間としてどういうふうに生きてるか、人間として観ていただきたい。
そういうふうに思っております。

小林:本当に上映前なので皆さんに観ていただいて、
終わったら監督と一緒にロビーの方に上がりたいと思いますので、
その時にいろいろ皆さんの感想を伺わせていただきたいと思います。
最後にこの雨の中に来ていただいたお客様に一言メッセージをお願いします。

キム:今日は「クロッシング」を観に来ていただいて本当にありがとうございます。
皆さんの中でもこの映画を通していい時間を過ごしていただければと思います。
今日は本当にありがとうございました。

小林:それでは最後までじっくりご覧になっていただければと思います。
どうもありがとうございました。

「クロッシング」キム・テギュン監督×配給会社「太秦」小林三四郎取締役

「クロッシング」公式HP http://www.crossing-movie.jp/

2010.10.27 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

99年の愛



昨年の“震災フェニックス×長岡アジア映画祭”で「モノクロームの少女」上映と共に、
お越し下さったヒロイン、寺島咲さんが今度TBS開局60周年番組
『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』に出演します。

アメリカに渡った日系移民の物語で脚本を書いた橋田壽賀子の生涯のテーマ“戦争と平和”の集大成となる大作のようです。

主演は草剛と仲間由紀恵。
寺島さんは他に松山ケンイチ、大泉洋、中井貴一などの豪華キャストの中で、
主要な役で登場するようです。

演出は福澤克雄、しかも5夜連続放映だけに相当な力作と期待できるハズです。
また一回りも大きくなった姿を期待します。

『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』
11月3日(水祝)夜9時より五夜連続放送。
公式HP http://www.tbs.co.jp/japanese-americans/

2010.10.26 | Trackback(0) | お知らせ

わが映画批評の五〇年



“新潟県内でも映画祭がありますよね。講演で招かれたことがあります。地道にこつこつとやってる印象です。今後はぜひ極東や樺太(サハリン)を中心としたロシア映画を集めたりして、さらに価値や意義のある映画祭になってほしいです。”

先頃まで新潟日報夕刊の連載企画『ひと・賛歌』に「銀幕の魅力、世に」と題して
新潟市出身の佐藤忠男先生のインタビューが10回に渡って掲載されていました。

幼少時から現在に至る映画批評家人生を振り返った読み応えのある記事でした。
中でも特に印象に残ったのが日本映画学校校長として次世代の映画人育成に意欲を注ぐ中、
最近では卒業生の李相日監督、松江哲明監督を高く評価し、
新人の頃から批評でバックアップしたとありました。

冒頭は映画祭をテーマにした章で映画祭の意義と世界各地の映画祭に参加した体験を踏まえ、
各地方の映画祭、特にアジア・フォーカス福岡国際映画祭を定着させた後の締めの言葉。
県内で佐藤忠男先生をお招きして講演を開いた映画祭はにいがた国際映画祭と
「第1回」の長岡アジア映画祭しかないハズなので、
当映画祭への叱咤も含めたメッセージだと思い読んで襟を正しました。

この度、佐藤忠男先生は長年の映画を通しての国際交流が高く評価され、
2010年の国際交流基金賞を受賞しました。
おめでとうございます。

http://www.jpf.go.jp/j/about/award/index.html

数年前の東京国際映画祭で香港映画の新作が上映され、
人気作なので長蛇の列となり、その中に文庫本を黙々と読みながら長い時間、
一般客と共に並んでいる佐藤忠男先生の姿を目にしてとても驚きました。
先生ほどの人なら並ばなくても特別に座れるものだと思いましたが、、、
頭が下がりました。

2010.10.25 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

パパの極意



お世話になっている「長岡市男女平等推進センターウィルながおか」よりご案内が届いたので紹介します。

「第24回ウィルながおかフォーラム」のメーンイベントとして
イクメンのカリスマ安藤哲也さんによるトークショーです。
参加費は無料で一時保育は500円です。

「イクメン応援!楽しく一緒に子育てしよーれ」

【日時】11月3日(祝)午後1時30分~3時30分 
【会場】ホテルニューオータニ長岡 
【内容】NPO法人Fathering Japan代表理事・安藤哲也さんによるトーク
「仕事も育児も楽しむ生き方」 
【定員】370人先着(手話通訳、要約筆記あり) 
【保育】10人先着(6か月児~小学校低学年。要予約)
【申し込み,お問合わせ】ウィルながおか
    電話(0258-39-2746)、FAX(0258-39-2747)

HP http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/will/will-foram10.html

2010.10.24 | Trackback(0) | お知らせ

子どもたちに映画を観せるために



みなさん、こんにちは!
監督の小林茂と申します。
今日は暑い中、ご来場頂き大変ありがとうございます。
今日はですね全編30分の映画なんですけども
「ちょっと青空」という作品を上映いたします。
少し前の作品ですけど久しぶりに主人公であるマサヒロさんも
ぜひ長岡に来たいということでいらっしゃって下さいます。
マサヒロさん、どうぞ立ちあがることはできませんが拍手をお願いします。
作品は少し前ですので今と違うとあまり言わないように。
そういうことで終わりましてから、今入ってきますけど、
柏崎の画家で筋ジストロフィーの佐藤伸夫さんの3人によります鼎談。
「人生を楽しく生きる方法」という催しになっています。
それでは結構楽しい映画でありますので大いに笑ってやってほしいと思います。
じゃ、あとでまた失礼します。


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2010年9月11日。

小林茂監督作「ちょっと青空」上映後、
映画出演者で北海道から駆けつけた重度障がい者の佐藤マサヒロさん、
小林監督の友人で柏崎に住む筋ジストロフィーの画家・佐藤伸夫さん、
そして三年前から透析を受けており内部障がいの小林茂監督の三人で
「人生を楽しくする方法 -障がい者からの提言」と題して鼎談を開きました。

小林監督の軽妙でありながら的を外さない進行で
「マサヒロさんといると日本の社会が見えます」
マサヒロさんとの交流を交えたエピソードを話し、
マイクをマサヒロさんに繋げると声をふりぼって独自の恋愛観を語り始め、
「これ以上、マサヒロさんにマイクを渡すとヤバそうなので一旦切ります」
客席からは笑いが起こりました。

30歳から一人暮らしを始めたマサヒロさんなりの介助、ヘルパー達との付き合い方、
「介護=人間関係という考えは重苦しい気がする」
それを声をふりしぼりながら大きな声で話す姿はまさに圧巻、
声を聞いてるだけで観客の皆さんは大きな力を得たように思いました。
札幌からマサヒロさんの介助に来た青年は
「マサヒロさんの側にいるといろんな所に連れて行かれるだけで勉強になる」と壇上で話していました。

また病院に入院した時に自分と同じ病気の人が亡くなっているのを目にし、
二十歳まで生きられないと覚悟しながらも乗り越えて、
中越大地震、中越沖地震と二度の震災にもめげず絵筆を握り、
映画祭期間中、ロビーにて絵画展を開いてた佐藤伸夫さんは
「過去のことをずっと引きずっているとは、
自分自身がそこですべて止まってしまうときような気がしたんです」
(病気)の進行があることでまた新たな自分を見つけられるようになってきました。
それは凄い大切なことだと思います」
と状況に合わせて前向きに生きることが楽しく生きること、
自分から楽しさを待つより、楽しさを作っていくことが大事な旨を話していました。

終盤には客席との質疑応答も盛り上がとても有意義な鼎談となりました。
ちなみに最後にマサヒロさんから小林監督へお土産を渡したのですが、
映画に合わせた食べ物で映画を観たお客さんからは笑い声が、
小林監督は絶句してしまうなど、マサヒロさんのユーモアセンスに脱帽してしまいました。

小林茂監督は本日、アフリカはケニアへと再び旅立ちました。
目的は自作「チョコラ!」に登場する子どもたちに映画を観せるためにです。
お身体のご自愛を願うばかりですが、お土産話を楽しみにしたいと思います。
しかし小林監督は帰国後、すぐにでも新作に着手するようです!!
これは大きな楽しみが増えました。

http://www.chokora.jp/2010/10/post-95.html

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佐藤正尋 (さとうまさひろ) 「あおぞら介助の会」代表
1951年、 東京都生まれ。生まれつきの脳性まひで、常時介護が必要。30歳で施設を出て、札幌で一人暮らしをはじめて29年。1日24時間の介護保障が認められたのもつかの間、「障害者自立支援法」で、戦いは続く。 重度訪問介護をセルフマネジメントする合同会社「あおぞら介助の会」設立、代表社員。自身の生活を通して障害者とは何かを伝えたい。

IMG_2898.jpg

佐藤伸夫(さとうのぶお) 画家
柏崎市鯨波生まれ。千葉県の筋ジストロフィー病棟へ入院。仲間の死を見つめ絵を描きたくて二十歳で故郷に帰る。スケッチ旅行を通し社会と関わり、友の出会いは問題意識を高め、福祉サービスを利用し地域生活が幸せ。動く指、想像する頭、暖められる心みんなだいじ。中越沖地震で家屋崩壊。「ゆさぶられたすな展」開催。今年60歳。

2010.10.23 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

『第12回長岡インディーズムービーコンペティション』講評



2010年9月10日「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」

作品上映と表彰後、岡村昌彦審査員(毎日新聞長岡支局長)講評

“簡単に今回のコンペティションの総評を短くしたいと思います。
審査は私も含め6人で最終審査をさせいただきました。
結論を言うと今日皆さん観ていただいた通り、質の高い作品で私は大変驚きました。

グランプリの「くらげくん」。
まずネーミングが絶妙だと思いました。
それと主演の男の子のレトロさと女装した男の子も組み合わせ、会話のユーモア、何をとっても本当に見事な、本当に心から感心しました。

準グランプリの「カヲリの椅子」。
グループホーム高齢者の描き方はヘタするとジメッとした感じになるんですけども、それをユーモアに示してうまく拾い上げてエンディングというかラストシーンも希望をというふうな終わり方をしてる。
そのセンスの良さ、これには本当に感服しました。

「よたか」(審査員特別賞)アニメ作品ということで海津監督には先程お伺いしましたら、音楽スタッフはいらっしゃるんですけども、基本はいつも一人で作られたということです。
映画の撮影だけで半年、コツコツ自分一人でなさったということでした。ちょっと例えが悪いかもしれませんども、きれいな映像を撮るだけでじゃなくててですね、人の神経をキッとするような感覚なんか、その独特の映像観や世界観は圧倒されました。

「Anne Jennings」(監督賞)審査で論議が分かれた作品でした。
まず皆さん観てお気づきになられたと思いますが、映像がですね他の作品とちょっとレベルが違うという風に感じられたと思います。
今、ロサンゼルスにいらっしゃるプロデューサーの渡部さん、長岡出身の女性の方ですけども、ちょっとお聞きしたらですね、この映画に使ってるカメラというのがアメリカの大学で映像を勉強してらっしゃるそうなんですが、大学でそういった映像の機材とか借りられるんだそうですけど、そのカメラが「ロード・オブ・ザ・リング」等で使われたカメラを同じカメラを向こうの学生は使えるらしいんで、スタッフが総勢80人。日米の映画作りの差っていうのが、なんかエゲツないものがあるなというふうに思いました。
海津監督は基本一人で作られているんで80対1かいっ!みたいな、どないやねっていろんな意味で驚かされた作品でした。

何回も言いますけど本当に質の高い作品ばかりだったと思います。
それではお一人づつ感想をちょっと述べていただけたらと、お願いします。”
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1150.html

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作審査評
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1032.html

2010.10.22 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

『第12回長岡インディーズムービーコンペティション』受賞作

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作の今後の上映などを掲載します。

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*グランプリ 『くらげくん』 監督 片岡翔

物静かながらも知的で才気あふれる印象だった片岡監督は「くらげくん」の他、
「Mr.バブルガム」や新作「ゲルニカ」なども含めて
今年の自主映画のコンペティションを総なめする勢いで旋風を巻き起こし、
「くらげくん」は現在10冠となったそうです。

「くらげくん」受賞歴など。

第32回ぴあフィルムフェスティバル*準グランプリ
那須国際短編映画祭2010*グランプリ
第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭*グランプリ
Shinsedai Film Festival 2010(カナダ・招待上映)
ひめじ国際短編映画祭2010*監督賞
長岡アジア映画祭2010*グランプリ
第2回下北沢映画祭*グランプリ&観客賞
ショートピース!仙台短篇映画祭2010(招待上映)
西東京市民映画祭2010*準グランプリ&観客賞
ふかやインディーズムービーフェスティバル2010*グランプリ

「くらげくん」今後の上映予定

第13回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭 10/30(土)
http://www.tateshinakougen.gr.jp/cinema/

北海道大学クラークシアター2010
http://www.clarktheater.jp/index.htm
「SAPPORO de SHORT」プログラム
10/30(土)、11/1(月)、11/3(水)
*他作品『hero』『28』『Mr.バブルガム』同時上映

山形国際ムービーフェスティバル2010 11/13(土)
http://www.catvy.ne.jp/ymf/index.html

福井映画祭2010 11/20(土)
http://www.f-eiga.atz.jp/

ぴあフィルムフェスティバル地方開催
http://pff.jp/32nd/index.html
10/27(水) 京都シネマ
11/6(土) 神戸アートビレッジセンター
11/6(土) 福岡市総合図書館
11/27(土) 愛知芸術文化センター

片岡翔監督 HP http://www.nekomefilm.com

 カヲリの椅子

*準グランプリ 「カヲリの椅子」 監督 横山善太

横山監督は「第9回」で審査員特別賞を受賞した「See you」でも授賞式に出席。
その時と比べて一回りも大きくなった印象でした。
「See you」は男女関係のすれ違いをシニカルに描いてましたが、
「カヲリの椅子」はグル―ホームを舞台にしたハートウォーミングな作品で
作風が随分と拡がったと思いました。

ショートストーリーなごや」の大賞作を監督した「カヲリの椅子」。
この時、監督を選考したのは熊沢尚人監督だったので、
横山監督に熊沢監督の印象を訊いておけばよかったとちょっと悔やんでます。

「カヲリの椅子」「See you」はともに三重県で開催される「アート亀山」にて
11月3日上映されるようです。
http://artkameyama.yume16.com/

横山善太監督ブログ http://www.s-story.org/yokoyama_blog/

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*監督賞 『Anne Jennings』 監督 吉川 仁士 、プロデューサー 渡部 翔子
授賞式には渡部プロデューサーのお母様が代理として登壇。この夜の打ち上げはモアリズムの皆さんも参加し、お母さんが一番リーダーのナカムラさんとお話しをしていました。
ファンの方が見たらさぞ、羨ましがるだろうなと思ってました。
LA在住の渡部プロデューサーは先日、長岡に帰省しお話させていただき、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1142.html
この時に書ききれない豪快な武勇伝はわんさかありましたが、言葉の折々に聞こえる映画への情熱に心打たれてました。
吉井監督は留学先の大学の先輩になり、吉井監督も次回作の企画に動いてるそうです。

「Anne Jennings」はロサンゼルスムービーアワードで6部門受賞した他、
http://www.thelamovieawards.com/2010_Winners.html

全米各地の映画祭で受賞をしており、
日本での次回は「くらげくん」と同じく
「第13回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」で上映されるそうです。
http://www.tateshinakougen.gr.jp/cinema/

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*審査員特別賞「ガクセイプロレスラー」監督 今成 夢人

多摩美大学の卒業制作「ガクセイプロレスラー」は
「イメージフォーラム2010」で観客賞を受賞後、
http://www.imageforum.co.jp/festival/
カナダのバンクーバー国際映画祭正式招待、「日韓海峡圏映画祭」日韓ムービーアワード2010の「奨励賞」を受賞。

しかし現在、名古屋で働いてる今成監督は長岡生まれであり、
ツイッタ―で感動的な受賞の報告をつぶやいてます。
http://twitter.com/yumehitoimanari/status/21831121484
この気持ちに応えるため、いつか「ガクセイプロレスラー」、それもノーカットで上映できたらと。

よたか静止画1

*審査員特別賞「よたか」 監督 海津研
「よたか」をほとんどすべて一人で完成させたという海津監督は千葉県在住だそうですが、実は新潟生まれだそうです。
今回の受賞作のうち3本も新潟に深い縁がある作者の作品です。

「よたか」の今後の上映は
アースビジョン地球環境映像際の2次選考公開上映会としてエコギャラリー新宿にて10月22日に上映。
http://d.hatena.ne.jp/Best-of-EARTH-VISION/20101022/p1

10月23、24日は千葉県我孫子市で開催される「ジャパン・バードフェスティバル」。
http://www.birdfesta.net/jbf/area-abista.html#floor2
(アビスタ2階・菅原安さんの「野鳥映像上映」と同時上映)

11月3日には大阪府高槻市で宮沢賢治作品の朗読をされている方の”朗読ワークショップ”の中で上映。
http://www.art.zaq.jp/polepole/スペシャルWS.html

11月8日には六本木のライブハウスでのイベントの中で上映。
http://blog.livedoor.jp/kaizuken1/archives/51082939.html

等など精力的に各地で上映活動を展開しています。

海津監督の近況として「ひめゆりアニメプロジェクト」の製作に取り組んでいると連絡がありました。

海津研監督ブログ http://blog.livedoor.jp/kaizuken1/

受賞者の皆様、おめでとうございます!
そして益々のご活躍をこれからも期待してます!!

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作審査評
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1032.html

2010.10.21 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

『第12回長岡インディーズムービーコンペティション』授賞式

12インディーズ
9月10日。
「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」授賞式。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1066.html

審査員特別賞を受賞した「ガクセイプロレスラー」の今成夢人監督はお仕事のため欠席、
監督賞の「Anne Jennings」は監督、プロデューサーがともにアメリカにいるため
渡部翔子プロデューサーのお母様が代理で登壇しました。
表彰後のスピーチを採録します。

*グランプリ『くらげくん』 監督 片岡翔

片岡翔監督
・皆さん観て下さってありがとうございます。
「くらげくん」を監督しました片岡と申します。
この作品はですね、子どもの魅力を伝えられたらいいなという思いと、
映画で語っているのは自分でなかなか思うようにいかない人生を
ぶつかった時にどう生きていくかというのを少し柔らかく伝えればいいなと思って作りました。
スタッフは少ないんですけども、僕は素人なんですけども
楽しみながら作っているので、それがスクリーンに表れていたのかと思います。
今日、このような大変大きな賞をいただき、本当に感謝していますし、
この賞に恥じないようこれからもっといい映画を作り続けていきたいと思います。
ありがとうございました。

*準グランプリ 『カヲリの椅子』 監督 横山善太
横山善太監督
・「カヲリの椅子」の映画の監督をさせていただきました横山です。
本日は遅い中、皆さん観て下さって本当にどうもありがとうございます。
この映画は二年前に撮影をして、僕結構久しぶりに観たんですけども、
やっぱりおばあちゃん達が凄い元気でいいなぁっていうふうに
自分の映画なんですけど思いました。
本当におばあちゃん達はほぼ素人のおばあちゃん達なんですけども、
現場でも凄い楽しくやってくれて
今、愛知県のおばあちゃん達なんですけども喜んでいると思います。
僕もあんな感じで年を取っていけたらいいなというふうに思いました。
皆さんも何か感じられていただいたら凄い嬉しいです。
これからもがんばって映画を作り続けていこうと思ってるのでよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。

*審査員特別賞 『よたか』監督 海津研
海津研監督
・本日は観にいただいてありがとうございました。
僕の話は宮澤賢治の『よだかの星』っていう話が基になっているんですけど、
タイトルが『よたか』って“た”に点々がついていので
どうしてそうなんだろうって審査員の方から言われたんですけど、
それはもともとの原作は動物を擬人化したり、台詞も使って書いてるんですけど、
それを実物に近いというか、そういう動物で台詞も使わずに生きてる姿で描こうと思って、
その時に図鑑を見たら、今、だいたい“よたか”って“た”に点々が付いてないっていうふうに書いてあるのでそういう名前にしました。
観ていただいてありがとうございました。

*監督賞 『Anne Jennings』 監督 吉川 仁士 、プロデューサー 渡部 翔子 
渡部翔子プロデューサーのお母様
・ごめんください。渡部翔子の母です。
本日はこのように素晴らしい賞をいただきまして本当に感謝しています。
本来ならば本人達が出席しなければならないところ、代理の私で申し訳ありません。
ここに本人達の感謝の手紙が届いてますので読みあげさせていただきます。

監督した吉川さんからですが、
「本日は監督として栄誉ある賞に受賞できて嬉しく思います。
また次回の作品に精進したいと思います。
来年も長岡の皆様に観ていただければいいなと思っています」

プロデューサーをした渡部翔子からですが、
「本日はこのような素晴らしい賞を地元の長岡で受賞できて嬉しく思います。
いつかハリウッドで学んだことを生かし長岡で撮影できたらなぁと思います。
本日は本当にありがとうございました」

私は監督でもないし、
どうしてこういう映画になったのかちょっとわからないのですけども、
ただわかっていること、実はそういう映画の題材になるところでアルバイトしていたので、
きっと生殖医療ですかね、そういうところでアルバイトしていたので、
そこにいてヒントを得てこういう作品を作ったのかなと思いました。
それからですね、今、五年間くらい向こうの方に行ってるんですが、
今年卒業式で初めて私達もアメリカに一回も五年間行ったことがないのに行きました。
その時、卒業式できたのが日本人がうちの子、一人だけだったので
親元離れてもがんばってやっててくれたんだなぁと思って感激しました。
一銭も親の方から実は全然出していなくてそういうアルバイトとか、
お金を貯めて映画を作ったらいしいので、
やっぱり自己責任の国にやって良かったのかなぁと、
いろいろ親として考えています。本当にありがとうございました。

岡村審査員
・皆さん、ここにいるメンバーの顔を覚えてください。
必ず日本映画を背負って立つ人材が出てくると思います。
どうかよろしくお願いいたします。
このインディーズコンペというのは12回、12年前からやっている12回ということで、
この表現をする場を続けているという、繋がるというのが物凄く大事なことで、
でなければ彼らは出てこないわけですから、
この映画祭のスタッフには心から敬意を表したいと思います。
ではもう一度、皆さん彼らに大きな拍手をお願いします。

「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」受賞作審査評
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1032.html

2010.10.20 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

心配ごと尽きないけれど でも甘えちゃおう



昨晩は臨時総会を事務所にて開き、
映画祭の反省や今後の活動などケンケンゴーゴーとなりました。
唯一、決まったのは12月11日(土)の夜に事務所にて今年も望年会を開こうとなり、
すぐに今年も調理担当者にほかほか鍋の創作を検討するよう依頼しました。
詳細はまたこちらに掲載します。

あと最近度々登場する支局長が書きました五藤利弘監督の新作の記事です。
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20101018k0000e040059000c.html

2010.10.19 | Trackback(0) | 当会の活動報告

命がけのロードショー!!



9月12日。
小林三四郎さんと当映画祭のおつきあいはもう10年前の「第5回」の映画祭。
ゲストの仲村トオルさんトークのお相手をお願いしてからです。

当時の三四郎さんは東京では舞台俳優として活躍してる他、
県内のラジオパーソナリティとして著名な方でした。

それがいつしか映画配給会社“太秦”を立ち上げ、
「チェチェンへ アレクサンドリアの旅」「台湾人生」「黄金花」等の話題作、ヒット作を連打、
数多ある配給会社の中で徐々に地位を高めていくのは快挙だと思っていたら、
今年度必見の1本「クロッシング」を配給し、難しい題材ながらも
大ヒットロングランを成し遂げたことは今年の映画界でも重要な出来事のハズです。

今回の映画祭でも「キャタピラー」上映と共に
若松孝二監督、大西信満さんのトークの司会ばかりか
「クロッシング」上映も快諾いただきました。
それならば「クロッシング」配給に込めた思いを話してもらおうと、
上映前に挨拶の時間をとってスケジュールに組みこみチラシを完成致しました。

その後、ポスター、チラシ展開を開始してから三四郎さんからキム・テギュン監督の
当映画祭への舞台挨拶の打診があり、こちらは信じられない思いで準備を進めていました。

当日、キム・テギュン監督の舞台挨拶はお客様から盛大な拍手が贈られ、
映画上映後もまた客席から拍手が沸いてました。
キム・テギュン監督も上映後にロビーに来て下さり、
気さくにパンフレットにサインを書いていただきました。
これも三四郎さんのお力添えのおかげです。

その光景を見ながら、10年前はこんな事態になるとは誰も予想しなかったことだろうと。
最も大きくなったのは三四郎さんではないかと。
今回もいろいろと叱咤を受けましたが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

「クロッシング」は10月22日までシネ・ウインドで公開されています。
発売中の月刊ウインド10月号には三四郎さんが寄稿した
“「クロッシング」公開に関して”という文章が掲載されています。
柏崎出身だけに拉致事件と重ねて本作を観た衝撃と公開までの険しい道程が綴られています。
まさに“命がけのロードショー!!”です。

また三四郎さんが故郷の柏崎に思いを込めたエピソードとして
「キャタピラー」の村人役で登場する三四郎さんの言葉、
あれは新潟弁でなく柏崎弁で通したと打ち上げで話していました。

「クロッシング」公式HP http://www.crossing-movie.jp/ 

2010.10.18 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

音楽食堂



現在開催中の「音楽食堂7周年イベント」にて
今年の映画祭でのライブが本当に素晴らしかったモアリズムが10月31日(日)に、
「第2回」で主演映画「HOBOS」の上映と共にライブを開いた
長岡出身のTSUNTAさんが11月3日に登場しますのでお知らせします。

*10月31日(日) 開場18時 開演18時半~
料金:予約/前売 2000円(+1ドリンク) 当日 2300円(+1ドリンク)
出演 モアリズム(東京)/稲田伸太郎+イリエカズオ/中田健 他

モアリズム公式HP http://www.morerhythm.net/ 

*11月3日(水祝) 開場18時半 開演 19時~
料金:予約/前売 1500円(+1ドリンク) 当日 1800円(+1ドリンク)
出演 TSUNTA(東京)/Three Piece Of Communication(東京)/吉田陸with Sect/The Mandums

裏TSUNTA http://black.ap.teacup.com/tsunta/

お問合わせ 音楽食堂 
電話0258-32-9336
公式HP http://ongaku.xbs.jp/index2.php

ちなみに「第2回」の映画祭、「HOBOS」上映に飛び入りで東京から
車で駆けつけて下さった熊沢尚人監督は現在、新作「君に届け」がT・ジョイ長岡で公開中です。

「君に届け」公式HP http://www.kiminitodoke-movie.com/index.html 

2010.10.17 | Trackback(0) | お知らせ

HOLLYWOOD SCANDAL 



今年の長岡インディーズムービーコンペティションで監督賞を受賞した「Anne Jennings」。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1066.html
全編英語でハリウッドで活動する俳優、スタッフで作り上げた作品。
プロデューサーの渡部翔子さんは長岡の出身で現在LAより帰省中です。

そこで審査を務めた支局長とともに居酒屋にてお話しを聞きました。
日本の居酒屋は久しぶりということで、あちらでの外食事情から。
よく耳にするリトルトーキョーは韓国人が、チャイナタウンはベトナム人が現在幅を利かせてるそうで、真っ当な日本食にはなかなかありつけないと。
しかし、聞いてて凄いと思ったのは仕事の打ち上げに使った高級お寿司屋さんに行ったらセレブご用達らしくその時、別室にはタランティーノが打ち合わせに、カウンターにはベッカムが子どもと一緒にお寿司を食べていたと。
日本の放送局のLA支局で働いてるそうなので、他にも著名人を目にする機会が多く、広いようで意外と狭い世界なんだなと。

放送局で生殖医療について取材した元に脚本を書いたのが「Anne Jennings」。
起こりうるであろう問題を含んだサスペンス作なのですが、実際の現場でのもっと凄まじいエピソードを聞き、日本と違うアメリカの倫理観に報道人である支局長が大変感心を抱いたようでした。

モンティ・パイソンの「ライフ・オブ・ブライアン」をフェイバリットフィルムに挙げ、現在様々な人脈を広めて映画制作をかの国で活動を続け、次から次へと破天荒な話や武勇伝が飛び出し、大阪から来た支局長は「こんなコは長岡にも大阪にもいない」と賞賛しておりました。
確かに日本のウジウジとした閉塞した社会が合わず、飛び出した先のロサンゼルス、そしてハリウッドが肌に合ってるように感じました。
ちなみに初めて映画館で観た映画は安室奈美恵の「Tha’ts カンニング!」。
シネマチャオで観たそうで、シネマチャオを懐かしがりながら、いつか長岡でも映画を撮りたいと。

それで支局長は先の五藤利弘監督のこちらとのエキストラ体験の珍道中を話して、それとなく渡部プロデューサーが手掛けるであろうハリウッド映画への出演をアピールしておりました。
いづれにせよ活躍を期待します。

ところでお母さんが心配なのかちょくちょく電話がかかり、あちらにいる時も毎日国際電話が来るそうで自立した立派な女性にも関らず「母は私を中学生の妹と変わらない感覚なんですよ」というのはちょっと可笑しかったです。

「Anne Jennings」は10月30,31日開催の
「第13回 小津安二郎記念蓼科高原映画祭」にて上映されます。
http://www.tateshinakougen.gr.jp/cinema/

2010.10.16 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

午前十時の映画祭



かつての名作をニュープリントで上映する“午前十時の映画祭”。
新潟県内はT・ジョイ新潟でしか開催していませんが、
10月23日(土)~10月29日(日)に
以前にも書きましたが、今年で20年となる当会最初の上映作
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-979.html
「フィールド・オブ・ドリームス」が公開されます。

ちょうど20年となる当会とこれも何かの縁かとご紹介します。
当時の国民的映画スター、ケビン・コスナーの野球映画として「さよならゲーム」に続く傑作、
“父と息子のキャッチボール”は日米の観客、どちらも琴線に触れて語り継がれる名シーン。
個人的に注目が傍目にはおかしな行動をとる旦那さんの側に立って励ます
エイミー・マディガンの良妻賢母ぶり。
「ストリート・オブ・ファイヤー」の女兵士とは一転したキャラですが、
どちらも骨のある女っぷりがイイです。

出演作が少ないのが残念なことと、できたら「ストリート・オブ・ファイヤー」も
このラインナップに入れてほしかった。

今のアメリカ映画にはこんな良心作が減ったのが残念に思いますが、
永遠に色あせない名作に触れるとてもいい機会かと。

こちらは当然、劇中のケビン・コスナーのトシを上回ったハズですが、
もし足を運んでスクリーンを見つめたらどんな感慨を抱くでしょうか。

ちなみに11月6日からは「ある日どこかで」が公開されるそうで、
あの幻の名作がスクリーンで観れるのはこのラインナップの中でも特筆、事件といっていいかもしれません!

午前十時の映画祭公式HP http://asa10.eiga.com/ 

2010.10.15 | Trackback(0) | お知らせ

オカンの嫁入り 新潟公開



呉美保監督
2回目の釜山国際映画祭に来られて本当にうれしいです。
デビュー作の『酒井家のしあわせ』に続いて家族を描く作品となったが、いろいろな人を見てその人のバックグラウンドを考えたり想像することが好きなので、“家族”は、これからも描き続けていきたいテーマなんです。
私の中では、ソウルは東京、釜山は大阪というイメージがあるので、大阪が舞台の『オカンの嫁入り』が釜山の人に共感してもらえるとうれしいです。

10月12日(火)16:30~
釜山市海雲台(ヘウンデ)釜山国際映画祭特設野外舞台にて

監督・脚本:呉美保
原作:咲乃月音 『さくら色 オカンの嫁入り 』宝島社文庫
出演:宮あおい 大竹しのぶ 桐谷健太 絵沢萠子 國村隼 ほか
©2010「オカンの嫁入り」製作委員会
配給:角川映画
公式サイト http://www.okannoyomeiri.jp/

開催中の「第15回釜山国際映画祭」に呉美保監督の新作「オカンの嫁入り」が上映され、大好評だったようです。

呉美保監督は「第3回長岡インディーズムービーコンペティション」でグランプリを受賞。
その後、「酒井家のしあわせ」で劇場公開デビューを飾り、
「第12回長岡アジア映画祭」で映画上映と共に、主演の森田直幸くんと一緒にトークでお越し下さいました。

その間にスクリプターを担当した「なごり雪」を当会が上映した際にもお話しに来て下さりました。
長岡に来るたびに一回りもふたまわりも大きくなっています。

「オカンの嫁入り」は全国公開より遅れて、新潟県内では今月16日よりワーナーマイカル新潟で公開されます。

東京での初日に観た東京特派員からは「宮崎あおいがとても良くて泣けた」と感想が届きました。
楽しみにして観に行きたいと思ってます。
また長岡でお会いできましたら。

2010.10.14 | Trackback(1) | お知らせ

2010年10月10日

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「おいしいの前に感情を込めたお芝居をしてください」

女優さんがてんこ盛りの茶碗のご飯を一口食べて
「おいしい」とニッコリとほほ笑むという1シーン。

林君と共にカポックを持ち、女優さんとカメラの間で撮影を体感していましたが、
西川監督はこの1シーンをリハーサルも含めて何度も粘っていました。
女優さんはその度に一口とはいえご飯を食べておりました。

西川監督とは「あぜみちジャンピンッ!」の映画祭上映を機に、
何度かお話させて頂き、お人柄も存じていたので、
この撮影現場の姿はどうなるのかが、一番の興味の的でありました。
もしかしたら現場では豹変し“鬼”のようになるのではと。

しかし先程から演出している姿は周囲に気配りをし、
時に手が空いたら自ら機材を持ち運び、
笑顔で役者さんやエキストラ、スタッフの皆さんに指示を出すという、
よく知っている西川監督の人柄のままの姿でした。

ただどの場面でもわりと演出は粘っており、
先程のシーンは締めとなるような大事なシーンのようでしたが、
他にも素人目でOKではないかと思ったカットでも
モニターから顔を上げて「もう1回」と自分が納得するまでカメラを回していたのが印象でした。

そして感じたのはホントに撮影現場が好きなんだなぁということ。
イキイキと凛々しく現場で立ち振舞う姿はとてもステキに映りました。

あと絵コンテを見せてもらいましたが、
監督が描いたようで見やすくとてもうまかったです。
今度、何か描いてもらおうかと。

以前、監督のブログに
「世界で一番かっこいい職業って、現場のスタッフだと思っています。
地に這いつくばって働いている自分たちを誇りに思っています」と確か書いてあり、
男性が多く占めるスタッフ達に敬意を表しながら、
問題が起きたらミーティングをしたうえで指示を出したり、
頷いたりとうまい具合にまとまった現場のように映りました。

そのせいか撮影初日のこの日は途中、雨のために中断しながらも予定通りに無事に終了。
まだ日が暮れないので監督はエキストラの皆さんを集めて
翌日のシーンのリハーサルに入ってました。

というわけで撮影はこのあと数日続き、林君はじめ造形大生も参加するようです。
完成したCMはいつ頃、どこで見れるのか定かではないのですが、楽しみに待ちたいと思います。

隘ソ蟾晄聴蠖ア・ソ蜀咏悄・医▽縺上k莨壹・繝輔y繝ュ繧ッ繧咏畑・・P1030854隘ソ蟾晄聴蠖ア・ソ蜀咏悄・医▽縺上k莨壹・繝輔y繝ュ繧ッ繧咏畑・・P1030882
隘ソ蟾晄聴蠖ア・ソ蜀咏悄・医▽縺上k莨壹・繝輔y繝ュ繧ッ繧咏畑・・P1030849隘ソ蟾晄聴蠖ア・ソ蜀咏悄・医▽縺上k莨壹・繝輔y繝ュ繧ッ繧咏畑・・P1030850

帰り道もビューラー先生の車に乗せていただき、
車中、林君と感想を話していましたが、なるほど林君と
見方・体験はこちらと違っていたのは面白かったです。

というわけで西川監督はじめ現場の皆さま、
関係者の方々、ビューラー先生や造形大の学生の皆様、
お邪魔をさせていただきありがとうございました。
あとお弁当もいただきまして、こちらもご馳走様でした。

余談ですがこの日は2010年10月10日。
“One Day On Earth”というプロジェクトがあり、
世界各地でこの日の様子を収めたビデオをネットを通じて募集し、
一つの作品としてまとめるそうです。

http://www.onedayonearth.org/

ビューラー先生は学生にメイキングビデオの他、
このためのビデオの撮影も指示していました。
2010年10月10日。
津南にて西川組の撮影があったと。

本隊の撮影隊が宿舎に帰った後「なじょもん」の田んぼは陽が沈みかけ、
木立の上の雲の流れがとても美しくなり、
それを見た林君はすでに車に片づけたカメラと三脚を取り出して撮影を始めました。
ビューラー先生は「静かに!」と声をかけた後、
林に向かっていき虫の鳴き声や風の音を録音しはじめました。
すると予期せぬことに雲の合間にこれまた美しい三日月が登場したりと、
まさにこの日の撮影の締めにふさわしい現場となりました。

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2010年10月10日。
撮影が終わった後に美しい三日月を撮影していたと。

*「あぜみちジャンピンッ!」は11月6日(土)に
東京都江戸川区の第二回船堀映画祭にて上映されます。
「船堀映画祭」公式HP http://www.t-yomiuri.co.jp/funabori_f_f/index.html

「あぜみちジャンピンッ!」公式HP http://www.aze-michi.com/ 

2010.10.13 | Trackback(0) | 当会の活動報告

西川組 米編

隘ソ蟾晄聴蠖ア・ソ蜀咏悄・医▽縺上k莨壹・繝輔y繝ュ繧ッ繧咏畑・・P1030800

「あぜみちジャンピンッ!」の西川文恵監督が津南でCM撮影を実施、
そこに長岡造形大学のビューラー先生のもとで、
映像を学ぶ生徒さん達が現場実習も兼ねて参加。
ビューラー先生からこの話を聞かされ、
「一緒に行かないか」と誘われホイホイと車に同乗し津南の撮影現場へとお邪魔してきました。

この話をまとめると“地域の経済と映像振興”を主旨にしたもののようで、
この地域の特産のお米や温泉のCMに西川監督が抜擢され、
そこに長岡造形大学が協働で参加するというもののようでした。
「あぜみちジャンピンッ!」の撮影と上映のためにまわった成果の一つのものではないかと。

車三台を連ねて長岡より約二時間かけて津南は秋山郷の入り口、見玉不動尊に到着。
豪雪地帯として知られるこの地域、奥深い山里は稲刈りが終わり、紅葉はまだのようでしたが、
先日目にした栃尾とはまた違った美しい木々や川辺を目にして辿り着きました。

この見玉不動尊は金剛力士像が出迎えた後、
急な石段を登っていくと杉の巨木におおわれ、途中に滝が流れていたりと、
もうこのトシになると神社・仏閣めぐりの方に惹かれてしまう者からすれば絶好のスポット。
観光地でもあるようですが、こんないい雰囲気の場所を撮影に選んだと感心していました。

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ここでは石段を登った境内に流れる滝を背に商品であるお米の撮影がメインのようで、
かなり大がかりな照明機材に囲まれてカメラが固定されてる中で
西川監督は納得のいくまでカメラの先の商品とモニターに目を通し撮影に励んでいました。

お昼を挟んで、続いて「農と縄文の体験実習館 なじょもん」という施設の前の田んぼに移動。

今回、造形大生の皆さんは二手に分かれて、
一班は西川監督の現場について準備や撤収も含めて
撮影のお手伝いとメイキングビデオの撮影、
もう一班は後日撮影する温泉地に赴き美術の設営のお手伝いのようでした。

こちらはというとビューラー先生の後ろで
黙って邪魔にならないように見学が主旨だったものの、
ボーッと突っ立てるのが一番邪魔ではないかと理解し、
学生のみなさんと一緒に撮影の手伝いになるべく邪魔にならないよう参加しておりました。
しかし西川監督以外の現場の皆さんは学生に交じって、
学生に見えないトシの男がウロチョロしてるのが目に入ってさぞ不思議だったのではと。

造形大生の中にはもちろん林君も参加。
先回の五藤組では“スマイリー”と呼ばれてたことを訊くと、
「現場にいるのが楽しくてそれで笑顔だったからじゃないかと」
この現場でも積極的に現場を行き来し、慣れさえも感じていました。

主に照明部についていたのですが、機材の持ち運びや
“バタフライ”と呼ばれる光線を集める大きな幕の設営や移動を主にやっておりました。

“バタフライ”の設営は単純作業とはいえ、
これの設営と撤収を撮影地が変わる度に行うのはなかなか根気のいることだと。

ただし指導して下さる照明の方がとても親切に作業を教えていただいたのが大変助かりました。
もうこの仕事をして20年経つと話していましたが、
照明だけでなく小道具や特殊な機材の使用など、
撮影のあらゆる場面で登場し、西川監督はじめ現場で大変心強い方のように見受けました。
そこへさらにこちらも含めた学生達に親切に指導するのは
なかなかできるものではないのではと。
怪我をされてはということもあるでしょうが、
幾分緊張しているこちらに親切な言葉使いで接してくれたのは改めて助かりました。

「風が冷たくなった、雨が降るかも」

照明の方が声を出したとたんに小雨がぱらつき、次第に本降りなりましたが、
この日の天気は曇りの合間に日差しが差し込むという大変移ろいやすい天気。
それが本降りになり、撮影は中断。
撮影時間が限られているだけに西川監督は内心気が気ではないように思いましたが、
おくびにも出さす冷静なのか携帯で天気予報をチェックしていたようでした。
幸いにもすぐに雨は収まり、撮影は無事に続行されましたが、
前日は一日中雨だったことを思うと、この場合天気を味方につけるのも監督の力なのではと。

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「なじょもん」の稲刈りのすでに終わった田んぼに移ってからは
役者さんとエキストラを集めての撮影がメイン。
このCMは西川監督らしくミュージカルになるようで、
事前に録音された楽曲を流して一家族とその後ろに
モンペ姿のエキストラの皆さん(地元の劇団の人達?)が歌い踊るシーンを中心に撮影。

ここの中で林君とともに娘役の女優さんにカポックと呼ばれる
白い板で光を集めて女優さんの顔を中心に当てるという大役を照明の方より任命。
林君は太陽と女優さんの位置を確認しながら板を調整、
こちらはどこがどう違うのかよく理解できないまま、林君に合わせておりました。

そこで見た西川監督の姿とは、、、、
(長くなったので次回へ)

2010.10.12 | Trackback(0) | 当会の活動報告

ひろみ



“新潟で上映するのが希望だったので嬉しく思います。
新潟でのお仕事は冷やかしがあるのではとちょっと怖かった。
しかし温かく迎えて下さり、これからも新潟でのお仕事をしたいです。
私の願いを叶えて下さったスタッフの皆さん、ありがとう”

シネ・ウインドで映画「nude」の公開初日に
新潟出身のみひろさんが舞台挨拶を行いました。
満面の笑みを浮かび故郷への凱旋となりました。

自伝小説を映画化した「nude」。
故郷・新潟から上京しAV女優となる決断までの葛藤を描くこの映画を観て、
彼女の到達点の一つにこの地元の劇場での舞台挨拶があるとよく納得できます。

「nude」で登場する新潟は実際のロケ地は違うと思いますが、
そこで交わされる言葉は馴染み深い新潟弁。
客席からは、自分達の方言・言葉がスクリーンから聞こえるので、
クスクスと笑い声が起きてましたが、
これって結構大事じゃないかと思いました。

特にひろみの親友役、佐津川愛美の全編に渡る新潟弁には
寄り添い、突き放す複雑な心情がよく伝わり印象深かったです。

もちろんみひろとひろみを演じた渡辺奈緒子の体当たりの姿、
甘い言葉と態度が一層裏側も想像させられた光石研のマネージャーと、
誰もがリアリティを感じさせる姿でした。
新潟弁とともに誰もが本気を感じさせました。

劇中、その後どうなったのか気になる実際の親友は
この日、映画を観に来ていたとシネ・ウインドの支配人から聞いてホッとしました。
新潟もんはみひろさんの成功を喜んでるとはいえ、
映画の中の彼女のように東京へ踏み出せない心情に共感できるんじゃないかと。

ちなみに当会事務所の台所に貼ってる「SRサイタマノラッパー」のポスターを持参し、
みひろさんより「ありがとう」の文字と共にサインをしていただきました。
こちらこそありがとうございます。
また台所に貼りました。

2010.10.11 | Trackback(0) | 当会の活動報告

山あり谷ありの映画づくりですが、

*以前、当映画祭で上映した「延安の娘」「蟻の兵隊」の池谷薫監督より、
「ヤマガタin立教」のご案内がメールで届きましたので抜粋して掲載します。

馬先生

恒例の「ヤマガタin立教」(山形国際ドキュメンタリー映画祭定期上映会)ですが、
10月は中国映画『馬先生の診療所』を監督を招い て上映します。
先日一足先に観たのですが、心にしみる素晴らしい作品でした。
今回は日曜昼の上映ですので、学生だけでなく一般の方にもたくさんお越し願いたいと思っています。
メンバーの学生たちは夏休みに合宿をはって映画を通じての市民との交流を検討しました。
お仲間へのご紹介よろしくお願いいたします。

新作の準備のためチベットをひと月ほど旅しました。
山あり谷ありの映画づくりですが、なんとか完走したいと思っています。
感謝をこめて

池谷 薫


「ヤマガタ in 立教」vol.10 

上映作品:『馬先生の診療所』 

山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 日本映画監督協会賞受賞作品

監督:叢峰(ツォン・フォン) 中国/2008/カラー/ビデオ/215分

作品解説:馬先生の東洋医学の診療所は甘粛省の山間の村にある。
不作続きで、働き手は男女問わずに建設現場、農作業、炭鉱・・・と出稼ぎに行く。
風邪をひいた子どもを連れてくる母親、労災をかかえる様々な男女に加え、
別の村からも来訪者が絶えない。体の痛みを訴える診療所は、さながら人生の待合室のごとく、
互いに生きることの苦楽を分かち合い、カメラもじっと耳を澄まし目を凝らす。
表情豊かに語られる様々な人生や死生観を編み込み、1枚のタピストリーが織り上がる。

(映画祭公式HPより)

日時:2010年10月17日(日) 入場無料
開場/13:00  上映/13:30~
※上映終了後、ツォン・フォン監督を囲んでトークショーをおこないます。
会場:立教大学 新座キャンパス 6号館 3階 N636教室(ロフト2)
アクセス:
・東武東上線「志木駅」より徒歩15分、スクールバス(無料)約7分
・JR武 蔵野線「新座駅」より徒歩20分、スクールバス(無料) 約5分
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.html
※お車でのご来場はご遠慮ください。
主催:立教大学現代心理学部映像身体学科
問合せ:「ヤマガタin立教」実行委員会(立教大学学生有志)
Mail roadtoyamagata@live.jp

2010.10.10 | Trackback(0) | お知らせ

かやぶき



9月8日。
長岡アジア映画祭「キャタピラー」の上映前。
“長岡ロケ・サポートの楽しさ”と題し長岡ロケなびの戸田さんと、
ロケ地となった刈羽村にあるひだまりの里の古民家で
“子どもたちのための古民家再生委員会”の活動をしている佐藤代表と伊知地さんに
「キャタピラー」ロケを支援したフィルムコミッションと
古民家再生委員会の活動や、ロケ地でのエピソードを中心にお話しいただきました。
また詳細はいづれご紹介したいと思います。

トークの中で佐藤さんは古民家の「屋根葺き修理」の
お手伝いを呼び掛けていたのでお知らせします。
広報誌「かやぶき」によれば10月17日まで、
茅葺の経験がなくても作業をご協力をいただける方の募集をしています。
指導できる人がいつもいるそうなので、その方の指導に従っての作業となるようです。

「キャタピラー」や「手のひらの幸せ」の舞台となった古民家です。
http://locanavi.jp/db/dt/Kw090504-029

「屋根葺き修理」作業についてのお問合わせ先は
“子どもたちのための古民家再生委員会”
佐藤茂代表 電話0258-32-1547
までお願いします。

2010.10.09 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

みひろ



上京して深い挫折を味わい、サイタマに戻るも退屈な毎日の中で
再会した同じクラスのボンクラの甘すぎる夢を追う姿に罵声を浴びせ、
再び自身は淡い夢を掴むため重い荷物を持ち駅の階段を上っていく。
その孤独な後ろ姿に注ぐ監督の視線が温かく感じたのがこの映画の白眉の一つでした。

「SRサイタマノラッパー」で女優として躍進を遂げた、
新潟出身のみひろが明日、シネ・ウインドに自身が原作を書いて映画化された
「nude」の初日と共に舞台挨拶を行います。

10月9日(土)12:30と14:50と17:10の3回開始時に、
料金は一般2000円とシネ・ウインド会員1500円です。

お問合わせは電話025-243-5530
シネ・ウインドまでお願いします。
公式HP http://www.wingz.co.jp/cinewind/

「nude」公式HP http://www.alcine-terran.com/nude/

当会事務所の台所には昨年シネ・ウインドでの「SRサイタマノラッパー」公開初日時に
来館した入江悠監督はじめ俳優の皆さんから書いてもらたサイン入りポスターが飾ってあり、
これを持参したらみひろさんからサインを書いてもらえるでしょうか。

2010.10.08 | Trackback(0) | お知らせ

@tochio




五藤利弘監督が再び栃尾で撮影した新作。
実は前作「モノクロームの少女」の前に企画されたもの。
それだけに五藤監督の思い入れも強い作品ではないかと。

「モノクロームの少女」は新潟県内では大きな話題となり、
実際に映画を観て劇中に登場したロケ地やお祭りに足を運んだ方が大勢いらっしゃいました。

また栃尾の人達にとっても自分達の故郷の美しさを再認識されたことと思います。
なんでもない橋が若者達の未来を映す重要な場所となったり、
広がる棚田はスクリーンで観ると息をのむ美しさとして登場したこと、
通りすがりのバス停の大木からは大杉漣さんが飛び出したりと。
いわば栃尾がこの映画のために作られたセットのようだといっても過言でないかもしれません。
映画を観た多くの人達がこの風景の中に足を踏み入れたいと感じた筈です。

それだけに欲を言えば北海道から九州・沖縄まで全国で公開されてほしかったと。
現在、DVDがレンタルできますが、
やはりスクリーンで観るのが醍醐味だと頑なに思っているだけに。

ぜひこの作品が完成したら全国で公開される映画になってほしいと願ったりします。
それと栃尾自身も映画のロケ地マップを作って積極的に紹介してほしいとも。
いろいろ難しいこともあると想像しますが、
また県内の盛り上がりが今度は全国的な拡がりになることを期待します。

撮影を見学した限りでは前作よりも大がかりな機材を使用したり、
スタッフも拡充されており、そのぶん五藤監督は演出に集中していました。
主演女優達はこれからの飛躍が期待されるフレッシュな若手陣、
注目に値することと思います。

この度は五藤監督、プロデューサーの方はじめスタッフ、出演者の皆さま、
見学させていただきありがとうございます。

ところで五藤監督は本作の撮影前にネットムービーを完成させてます。
こちらは秩父にあるこれまた景観のいい、素晴らしい地で撮影されています。
昨年の当会望年会に五藤監督と参加して下さった三浦景虎さんが父親役で出演し、
その三浦さんのブログで作品が見れます。
あとあと坂井昌三先生も出演してます。

「けさらんばさらん」
http://tigertora.exblog.jp/11948015/

栃尾ではあぶらげを登場させてましたが、こちらも地元の美味しい名物なのか、
やけにお蕎麦がうまそうです。

2010.10.07 | Trackback(0) | 当会の活動報告

芦澤明子撮影監督のこと



中野俣でのエキストラに参加した日の夜。
かちんこでの反省会の中で支局長、ご主人とも現場で印象に残ったことに
撮影監督が女性だったことを挙げていました。
特に日活ロマンポルノの男優だったご主人(映画のことは頑なに“本編”と呼んでます)に
あの方はピンク映画で下積みをしていたらしいと話すと驚いた様子でした。

「モノクロームの少女」に続いて五藤利弘監督とコンビを組む、
芦澤明子撮影監督が撮影した作品には
「東京島」篠崎誠監督、「60歳のラブレター」深川栄洋監督、「南極料理人」沖田修一監督、「恐怖」高橋洋監督、「しあわせのかおり」三原光尋監督、「きみの友だち」廣木隆一監督といった最近はちょっとクセのある映画作家の話題作でもジャンルを横断。
そして黒沢清監督の傑作群「LOFT」「叫」「トウキョウソナタ」、、、、
さらに遡れば平山秀幸、荒戸源次郎、錦織良成、佐藤寿保、五十嵐匠、瀬々敬久といった錚々たる気鋭の映画作家の撮影を担当。
間違いなく日本を代表するキャメラマンとして大活躍です。

特に仲村トオルさんの鼻もちならない姿が絶品だった万田邦敏監督の「UNloved」。
登場人物達の暗い眼差しにあった映像が強く印象に残っていたので、
五藤監督が短編作「想い出はモノクローム」の撮影に
芦澤さんを撮影に考えていると教えてもらった時は
凄い人が参加するなぁと期待が高まりました。
ちょうど黒沢清監督の「LOFT」をシネ・ウインドで観た後だったこともあります。

その後、運よく「想い出はモノクローム」のロケハンで
栃尾を周った時に車に同乗させていただき、
特に「UNloved」についてお話しをうかがったのは映画好きとして大きなヨロコビでありました。
大変気さくに話していただきながらも栃尾の風景の中で、
それも雨の中に身を置き思索している姿が印象的でした。

今回、五藤監督は長岡造形大学で映像を学ぶ林君と
その仲間達にボランティアスタッフとして現場を手伝ってもらってました。
現場では林君はモニターを動かしたりケーブルを巻いたり、
また他の造形大生はプロのスタッフに交じってマイクを手にしたり、
レフ板を動かしたりと皆、当然ですが真剣に映画と格闘していました。
東京や関西の映像学校ではこういった形で
プロの現場で実習する機会は多々あるのかもしれませんが、
この長岡では滅多なことでは無いので、映像を志す学生に機会を作ることも
五藤監督なりの故郷への恩返しに感じ本当に素晴らしいことだと思いました。

映画は無事に昨日クランクアップしたようで林君に
「芦澤さん、ステキだっただろ?」と訊いたら、
「いや、ステキとかじゃなくて凄い人でオーラを感じていた」と話し
とても勉強になったようでした。

ちなみにこの現場で最初に芦澤さんに挨拶した際に
「この子、スマイリーって現場で呼ばれてるのよ」と手招きして呼んだのが林君でした。
思えば林君と初めて会ったのが昨年の「モノクロームの少女」の
栃尾での完成披露試写会の時のこと。
その時は随分クールな学生だと思ってましたが、それが“スマイリー”かと。

芦澤さんのインタビューをネットで探したら↓が圧巻でした。
http://www.flowerwild.net/2007/08/2007-08-13_144807.php
ゴダールの作品がデートコースだったという映画少女が自主映画、
ピンク映画での下積みを経て、CF、劇映画へと一本立ちしていく中で
大変な苦労があったことが読み取れます。
そして様々な人との出会いによって支えられたことも語ってるので、
だからこそ今回の造形大生にもオープンに現場での姿を示して接したのではと。

撮影が一段落しお昼休みに入った頃に記念撮影をお願いしたところ、
「じゃぁ、みんなで一緒に写りましょう」と学生達や若いスタッフを
呼んで撮影したのが冒頭の写真です。
写真を見ると母と子のようにも写ってるように見えるのは、
芦澤さんが彼らにこの現場で無償の愛情を注いでるからのように思ったりします。

あともう一つネットにはライフワークとなる木造校舎について書いたもの。
「モノクロームの少女」は栃尾の旧・塩川小学校。
今回の新作は和島の旧・島田小学校と木造校舎が舞台に選ばれてますが、
http://www.dp-ashizawa.com/news.html
“懐かしいという郷愁とはほど遠い、もっと生々しいエロテックな情動”
と木造校舎について語るのは芦澤さんのクリエイティブな面を知る思いがします。

“私にとって「栃尾」を撮ることは、もう一人の主役を撮ることであった。”
当会発行のフリーペーパー“すくらんぶる№60”の「モノクロームの少女」特集号に
寄稿いただいた芦澤さんの一節ですが、現場でテキパキと動き回り指示を出し、
ファインダーを覗く芦澤さんの姿を思い出すと、
今回は栃尾の姿をどのように収めたのか一層楽しみです。

旧・島田小学校での見学を終えて事務局長と帰路につく時、
芦澤さんが深々と一礼をして大変恐縮いたしました。
これからもご活躍を期待しています!

2010.10.06 | Trackback(0) | 当会の活動報告

木造校舎の思い出

20101003095900.jpg

栃尾での撮影の翌日、今度は事務局長と共に焼き芋を手土産に陣中見舞いと見学へ。
舞台は和島の旧・島田小学校。
ここは廃校となりましたが、貴重になった木造校舎が残されており、
木造校舎に愛着のある五藤監督、芦澤キャメラマンにとってはうってつけの場所かと。

昨日に続いて秋晴れの中で映える木造校舎の教室で
長岡のとある高校の生徒の皆さんがエキストラとして参加し、
主にヒロインと活発なクラスメイトのやりとりのシーンがメインのようでした。

20101003124603.jpg

校舎の中に入ってまず目にしたのは生徒を役30人を引率してきた高校の先生。
五藤監督の「モノクロームの少女」やその前に撮影された
短編「想い出はモノクローム」から、
クラスメイトのエキストラはこの先生が引き受けてロケに引率しているようです。
五藤監督作の他では「手のひらのしあわせ」も確かこの高校ではなかったかと。
いろいろ面倒なことがあるのではと思いますが、
それでも理解があり毎回協力をしてくれるこの先生はとても大きな存在ではないかと。
この日は朝から夕方まで撮影でシーンごとに生徒達は教室を出たり入ったりしていました。

教室の中では五藤監督がヒロインとそのクラスメイトの女優を
中心に演技指導をつけながらリハーサル、本番という流れ。
その脇では芦澤撮影監督がカメラの位置を決めて、
助監督がエキストラの生徒達に丁寧にシーンごとを説明してまとめていました。

20101003113841.jpg

主人公のヒロインは活発な生徒役に対して終始受けの演技を。
とても清楚な優等生といった感じに受け取りましたが、
実際にすでに何本か映画に出演しているため落ち着いた印象でした。
しかしやはりオーラが凄い。
佇まいとか雰囲気とか些細なことでも輝きが違うというか。
そして今日の相手役となってる女優さんはポニーテールにし、
こちらも大きな瞳が強い印象を放ちますが、どこか挑発的に映るのが、
活発で奔放そうな役柄にハマっていました。
しかし昨日で出番が終わった女優さんとともに、
これだけの美少女達が栃尾の地に足を踏み入れたというのは、
この映画が公開された後は大きな語り草になるのでは。
いづれも大きな飛躍を遂げているような気がします。

撮影の見学をしている人の中でどこかで以前見かけたことがある人がいたので
声をかけたら、「第13回」の映画祭で「想い出はモノクローム」を上映した際、
五藤監督に呼ばれて檀上でお話しをされた栃尾の目黒さんでした。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-293.html

20101003123542.jpg

事務局長とは「モノクロームの少女」の見学の時にお話しをしていたそうなので、
打ち解けながら今回の映画に参加してる感想を聞いてました。
今回も車両係という役目を担い、ほぼ毎日俳優さん達を
バスで宿舎から現場まで運転しているそうです。
マラソンが趣味ということで年齢以上にお若く、
お元気で映画作りに参加していることを嬉しそうにお話しくださいました。
先程の高校の先生もそうですが、喜んで毎回協力をしていただく方を
味方につけているのも五藤組の強味ではないかと。

撮影は夕暮れまで続くそうなので、差し入れを渡して五藤監督、
プロデューサーにお礼を伝えて帰りました。

その前にお昼のハヤシライスをいただきましたが、
前日も実は昼食をご馳走になってしまい新米なのか本当に美味しく恐縮でした。
ご馳走様でした。

あと昨晩の上映企画室で事務局長とこの日の感想を話していましたが、
完成した時はここの体育館でも上映会を開くのもいいんじゃないかと。
確かにとても雰囲気のいい木造校舎でした。

2010.10.05 | Trackback(0) | 当会の活動報告

とどの森には帰れない なくした夢はもどらない



中野俣の炊き出しのシーンを撮影した後、撮影隊は杜々の森へと。
「今度のシーンの方が面白いよ」
ベテランの助監督がこちらに話しかけましたが、
現場で始まったリハーサルを見ていると確かにこの映画の中で重要なシーンのようでした。

杜々の森ということで名水百選に選ばれた清水での撮影かと想像していましたが、
そこから離れた大きな池の周辺にある秋麗に輝く野原の中での撮影でした。
秋晴れで鳥のさえずりや虫の鳴き声を耳にする
最高のロケーションの中での撮影隊を遠目で見ると、
この風景にも撮影隊が美しく溶け込み、
雰囲気として映画創世記に遡ったような錯覚を感じたりと。

「モノクロームの少女」よりもファンタジー色が濃くなった青春映画のようで、
こちらのシーンには先程のヒロインに加えて、
炊き出しのシーンには登場しなかったもう一人のヒロインが参加していました。
こちらも長い黒髪がとても美しく、
また初々しくも意志の強さが瞳に感じられる神秘的な美少女。

二人のヒロインが向き合いながら、お互いの気持ちを伝えあうというシーン。
美少女が目の前に二人いるというだけでドキドキ、
そして演技を見ていると一層鼓動が高鳴っていました。

途中、付近の稲刈りのコンバインの音や観光客の声で中断したりしましたが、
同じシーンを寄りや引きも含めて別角度から何度も撮ったりと
順調に撮影は続いていきました。

撮影は芦澤キャメラマンがカメラを置くポジションを決め、
助監督が各パートとともに段取り等の流れを、
五藤監督は俳優に台詞の強弱や気持ちの込め具合などの指示を出してリハーサルをし、
構図を決めた芦澤キャメラマンがモニターを見ている
五藤監督に確認をしてもらってから本番を迎えるようでした。

20101002102950.jpg

「本番!」の声とともにはじまる高揚感と緊張感、
そしてこの1シーンに賭けて挑む俳優とスタッフ達の集中力は
今までのどこの現場でも感じましたが映画撮影の大きな醍醐味ではないかと。
無論、最終的には五藤監督が全責任を持つので、
普段知っている五藤監督と違い現場では近寄りがたいものがありました。当然ですが。

この日の撮影の山場と言えるシーン。
「さらに表情を撮りますよ」
「二人の距離感はとてもいいので離れないように」

ヒロイン達の演技と表情が熱を帯びたせいか、
芦澤キャメラマンが声を高めながら、
クレーンカメラでの移動撮影でヒロイン達を撮っていました。
カメラを抱えた芦澤カメラマンの後ろ姿はこのヒロイン達の最高の表情を
なんとしても収めようとする意気込みがよく伝わってきました。
そしてモニターを見つめる五藤監督は手応えを感じていたのではと。
完成した暁にはこの時のこの現場、この空気、この熱を思い返しながら映画に浸ろうと。

杜々の森での撮影は11時過ぎから昼食をはさみ午後2時過ぎくらいまでかかって撤収。
このシーンに登場したもう一人のヒロインはこれが最後の撮影。
五藤監督から花束を受け取り、満面の笑顔で記念写真を撮っていました。
本作が映画デビューのまだ新人らしく今後の活躍が期待できると思いました。

この日、撮影隊はここが終わりでなく次のロケ地へと移動。
これ以上、お邪魔するのは悪いので見学の許可をいただいた
五藤監督とプロデューサーに挨拶をしてこちらはお開きに。
自分へのお土産に清水をペットボトルに汲み終えた後、芦澤キャメラマンがすれ違い、
「まだ清水を飲んでないので、これから飲みに行くのよ」と笑顔で話してました。
名水の喉越しは気に入っていただいたでしょうか。

2010.10.04 | Trackback(0) | 当会の活動報告

#tochio



「トトロが出てきそうだな」

今春、大阪から長岡に赴任した新聞社の支局長が呟いてました。
秋晴れとなった道中、目にした緑や森が印象深かったようで
「だから五藤監督が栃尾にこだわるのはわかる気がする」と。

現在、「モノクロームの少女」に続く五藤利弘監督の新作が再び栃尾で撮影中です。
前回の時には見学者としてお邪魔しましたが、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-154.html
今回はエキストラとしてまたも文字通りお邪魔しました。

全国百名水に選ばれた清水の湧く“杜々の森”へ行く手前にある中野俣地区。
ここで中越大震災後の避難所の炊き出しに並ぶという舞台設定のエキストラに参加しました。

栃尾の奥に朝7時集合、到着したらすでにスタッフが忙しく動き回り、
また炊き出し役のご婦人方も、集まったエキストラも地元の人達中心といった印象でした。
そしてスタッフの中には映画祭に映写担当で活躍した林君とその仲間の長岡造形大生の姿も。

現場では五藤監督、芦澤明子撮影監督を目にしたのでご挨拶を。
五藤監督はすでにこの日の撮影に集中、
前作に続いての仕事となる芦澤キャメラマンは
こちらのことを覚えていてとても嬉しく思いました。

20101002083811.jpg20101002063115.jpg
*モニターを見る五藤監督とおすましの芦澤キャメラマン

今年の長岡インディーズムービーコンペティションに五藤監督と共に審査を担当した支局長は、
五藤監督よりこの撮影の話を聞き、真っ先に取材も兼ねて出演希望を伝え、
そのために念入りにキャラクター設定をして挑んできました。
一方、こちらも避難所の被災者と知り、役作りと称し無精髭を伸ばしたりと。
二人ともあわよくばいい位置で映れないかと下心満載でありました。
そしてもう一人、その昔日活ロマンポルノの俳優として活動し、
今は長岡の繁華街・殿町で居酒屋かちんこで包丁を握るご主人も
この話を聞いてかつての血が騒ぎ勇んで参加。

その後準備も終わり、助監督がエキストラ達を集めてグループをつくりはじめました、、、、
結果はというとこちらは支局長とともにどのグループにも割り振られることもなく
ポツンと取り残されてしまい、これではマズイと判断した支局長の後を追って
炊き出しをいただく列の最後に並んでしまいました。
どうもキャラクター設定も無精髭も効果がなかったような、と。
それに支局長もこちらも栃尾の人間じゃないし、異質なものを助監督の方は感じたのか、
それとも邪な下心が災いしたのか、、、

20101002085438.jpg*炊き出しにならぶエキストラの皆さん

その一方でかちんこご主人の方はさすがに現場を熟知していただけに、
監督や助監督に進んで自分をアピールし、あれよあれよと炊き出しを渡す側という比較的、
大きな役を掴んでいました。
しかも隣に並んだ俳優の岡村洋一さんとすっかり意気投合をし
カメラがまわると芝居の掛け合いをするまでとなり、
確かに素人とは違う発声でさすがに役者だったと。

岡村洋一さんは大林宣彦監督作や行定勲監督作にも多数出演し、
今年は大河ドラマ「龍馬伝」にも登場していますが、
「モノクロームの少女」をご覧になった方は喫茶店の
少しダンディなマスター役で印象深いと思います。
五藤監督はラジオ番組で知り合って以来、とても懇意にしているようです。

多くの現場で活躍してるだけに自ら率引してエキストラの人達に
声をかけて退屈しないようムードメーカーとして場を盛り上げていました。
子どもの名前を聞いて「じゃぁ○○君と台詞の中に入れるから」などと。
確かに五藤監督が黙っていても信頼を寄せていることが実感できました。
その岡村さんも「匂いを感じた」というだけ、
かちんこのご主人のぬぐいきれない役者の匂いは只者ではないようでした。
今度、岡村さんは長岡に寄ったらかちんこに顔を出すようです。
20101002075241.jpg*岡村さん(左)とかちんこのご主人。

そんなかちんこご主人の活躍を横目にこちらは粛々と列の最後尾に並んでいたところ、
炊き出しの豚汁やおにぎりを被災者に渡す役の女優さん二人の寄りのシーン、
その相手役として偶然にも支局長と共に出番が回ってきました。
そのためこちらは準備している間に本作のヒロインと僅かばかりとはいえ
机を挟んで向き合うという幸運に恵まれることとなりました。
大きな瞳と長い黒髪がとても印象的なまぎれもない美少女、
それと大変清楚でこちらは視線を合わせることができず、横目で見るだけでも罪深いと。

そしてもう一人の女優さんからは本番はアドリブで台詞を振って下さり、
緊張しながら生返事をしてしまいましたが、
実はこの方にきちんとお礼を伝えるのもここへ来た目標のひとつでした。

五藤監督のこの新作はまだ作品名も女優さんの名前を書くのも秘密だそうなので、
いづれ解禁された折には現場でのこの女優さんのステキな姿を書けたらなと思ってます。

エキストラが参加する撮影は予定よりもずっと早く9時過ぎには終わり、
撤収後は撮影隊は次のロケ地の杜々の森へ。
支局長は次の取材現場へ、ご主人は居酒屋の仕込みのためにどちらも中野俣を後へ。
こちらはヒマなので次の現場の杜々の森に見学へ。

そこで見たのは次の機会にということで、その夜は当然、支局長とかちんこで反省会。
どうしたらご主人のように現場に溶け込まれるのかと
栃尾のあぶらげをつまみに振り返ってました。
いつしかご主人もテーブルに加わって話を聞き心得を伝授してもらいましたが、
カメラの位置まで計算しながら芝居をしていたと話してすっかり脱帽しておりました。

支局長は芝居心があるものの、映画の撮影現場は初めてで大いに刺激を受け、
ご主人に至ってはなんとこれが25年ぶりの映画出演となり、
役者の血が再び大きく燃えたようでした。
二人とも本当に今日は楽しかったとお酒を飲みながら、
夜がふけても談笑は終わりませんでした。

今回、栃尾の小さな集落に、栃尾の自然と人達を愛する映画監督が
一流のスタッフと一線で活躍する俳優とともに地元の人達と映画撮影をしたのは、
まさに映画による地域活性だと。
本番の際のエキストラの人達の緊張と生き生きした表情が混じった姿を振り返れば、
まさに映画は祭りなんだと。

秋の長雨が続いたこの地域ですが、この日も含めて撮影日は好天が続き、
天気も味方にした五藤組の祭りは今も続いてます。

あとあと炊き出しに用意されたおにぎり、豚汁、あぶらげや山菜のにしめは
そのまま、いただけたのですがもちろんとても美味しかったです。
御馳走様でした!

20101002073627.jpg*テスト撮影中の芦澤キャメラマン、カッコイイです!

2010.10.03 | Trackback(0) | 当会の活動報告

第20回アジアフォーカス・福岡国際映画祭 続集

*引き続いてS東京特派員のアジアフォーカス・福岡国際映画祭レポート。
「あたしが踊る」のボイスオーバー上映というのは初めて知りました。



「夢追いかけて」(インドネシア)
リリ・リザ監督
去年アジアフォーカスで上映された「虹の兵士たち」の続編ですが前作は未見で見ました。
インドネシアの離島で貧しい家庭で暮らす3人の少年たちが夢を追って羽ばたいていくまでを描いた青春映画。友情や未来への希望などがまったくてらいのない描かれ方で語られ、とても純粋でまっすぐでそれが新鮮でした。退屈な部分がなくもないと思ったのですが、これだけは書いておきたいのはラストシーンの素晴らしさ。ここにたどり着くためにも見てよかったと思える名シーンでした。

「トゥルー・ヌーン」(タジキスタン)
ノシール・サイードフ監督
気象観測士のキリルはタジキスタンの辺鄙な山の村でただ一人のロシア人。家族はロシアに引き上げてしまい、無線も機械が古くロシアの本部と連絡もつかず望郷の念を募らせていた。それでも親切な村人を愛し、観測の手伝いをしてくれるニルファは優秀で孫娘のように思って心和ませていた。そんなニルファの結婚式が二日後に迫ったとき、突然軍隊が現れ村の間に通っていた国境線に鉄条網を敷き村は分断されてしまう。ニルファの婿は鉄条網の向こうになってしまった。結婚式を無事に挙げようとキリルは一計を案じるのだが…
この映画は去年NHKアジアフィルムフェスティバルで上映された作品ですがそのときは時間が合わずこの作品だけが見れませんでした。1年後まさか福岡で見る機会が来るとは思わなかったのですが、見逃していたのがこんな傑作だったとは。国家による分断がもたらす悲劇を描いた寓話的な作品ですがユーモラスな登場人物たちが和ませ、悲劇の中にも希望を感じさせるラストも感動的でした。この作品は観客賞に選ばれています。またNHKBSで10月に放送されますのでぜひごらんください。

「11時10分前」(トルコ・フランス・ドイツ)
ペリン・エスメル監督
老朽化したアパートを取り壊そうとしたところ住人のひとりの老人がそれに反対する。老人は50年もの間住み続けその間に雑多なコレクションを溜め込んでいた。老人の反対でアパートを立替えられない住民は役所に通報してコレクションを処分させる。老人は処分を免れるために管理人にコレクションを地下に運ばせるが、コレクションの価値をしった管理人は老人に内緒でそれを売りに出す。
人生が終わろうとしても全く頑迷な老人とそれを利用するだけの管理人という悲惨な人間関係で見ていて暗くなりましたが、後半はこのふたりが関わりあううちに変わってきて救われました。しかしコレクタションもほどほどにせねばと思わせる映画でした。老人の部屋のセット、かなりすごいです。

「あたしが踊る」(中国)
フー・シュー監督
この作品は07年に上映されたもので、今回はボイスオーバー上映会として上映されました。
元の音声を流しながらそこに日本語のセリフを生でかぶせるというもので大学生のボランティア15人が役を演じてました。字幕が読めない子供にも外国映画を見てもらうための上映会でしたが、あまり浸透してないようで子供の姿は多くありませんでした。映画は少数民族の頑固な女の子がダンス大会に出るために奮闘する、という明るく楽しい映画だったのでちょっと残念でした。ボランティアの人もうまかったし、頑張って続けていってほしいです。

豆満江

「豆満江」中国・韓国・フランス)
チャン・リュル監督
去年の「イリ」に続いて登場のチャン・リュル監督の新作です。大好きな監督ですが今回も傑作でした。
舞台は北朝鮮と中国の間に流れる豆満江の中国側の朝鮮族が住む村。冬は川が凍結するので北朝鮮から川を渡って中国に来る者が後を絶たない。祖父と姉と暮らすチャンホは病気の妹のために越境した少年ジョンジンと知り合う。祖父と姉はジョンジンをもてなし食料を持たせて帰す。しかし村にやってくる北朝鮮人は増え、やがて悲劇が起こる―
実際に起こっている問題を取り上げている作品で、現実が重過ぎるためかあえて悲劇を強調せずに希望をにじませているのが前作までとの違いでしょうか。チャン・リュル監督の新たな一歩を感じさせる作品でした。

砦あまぼろしの

「まぼろしの砦」(アゼルバイジャン)
シャーミル・ナジャフザデ監督
キリスト教徒の軍勢と戦ったイスラム教徒の君主の砦の遺跡が残る村にこの砦を舞台にした歴史劇を作ろうと映画の撮影隊がやってくる。村の輝かしい歴史が映画になると浮き立つ住民。砦あとにセットの砦が出来、撮影が開始されたとたん、主役のケガで撮影はあっけなく中止。撮影隊はひきあげてしまう。残されたのはハリボテの砦だけ。そんなとき突然戦闘が起こり住民たちは避難を余儀なくされる。
しかし主人公たちはハリボテの砦に立てこもり抵抗を決意する。
民族紛争を扱った作品ですが映画製作という要素が入ったことで現実と虚構が交わる不思議な雰囲気を持った作品になっています。映画スタッフは早々に逃げ出しますが映画に感化された主人公たちは現実と戦います。ラスト、彼らの無事を祈らずにはいられませんでした。

「10月のソナタ」(タイ)
ソムキアット・ウィットゥラニット監督
70年代から80年代半ばまでの、タイの民主化運動を背景にした男女のすれ違いメロドラマ。
意外でしたがタイでは政治的な要素は映画ではタブーらしく、この映画でも大きな要因ながらメロドラマの背景として語られているだけにとどまっています。
最初は無学だったヒロインがしだいに自立できるようになるのもこの時代がもたらした恩恵だけど、彼女が恋に落ちる学生ラウィーの人生を変えてしまったのもこの時代の情勢。そんな歴史の流れが現在から見てノスタルジーを持って描かれているのがこの映画の独自さでしょうか。ヒロインを演じるラチャウィン・ウォンウィリアの美しさも特筆もので、美男美女のラブロマンスを見る楽しさをあじわいました。

2010.10.02 | Trackback(0) | ごあいさつ

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