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もう一歩踏み込んで、世界に何が起きているのか



「私は本当にこの映画の話を実行委員から受けた時に、ちょっと運命を感じたんですね」

“第15回長岡アジア映画祭”2010年9月11日。

「戦場でワルツを」の上映後、羽賀友信長岡国際交流センター長に
映画の核となるレバノンで起きたサブラ・シャティーラの虐殺について、
その背景にあるパレスチナ紛争についてパワーポイントを使って解説していただきました。

毎年、「市民講座」として映画の解説をお願いしてますが「今回が一番難しい」と語り、
イスラエルとパレスチナについて噛み砕いてとてもわかりやすく解説していただき、
お客様は食い入るように耳を傾けてとても熱を帯びた講座となりただただ圧巻でした。

運命というのは羽賀センター長は
イスラエル、パレスチナで国際協力に身を投じた体験があるため。
そして実際に原因となったテロのど真ん中にいて
大きな被害を間近に目にしながら運よく生きていること。
イスラエルとパレスチナの平和交渉を外務省から頼まれて
ここ長岡で学生の平和会議を開き中越大地震の後、
パレスチナサイドから
「深い悲しみに共感します」とメッセージが届き後日、義捐金が送られてきたと。
イスラエルからは参事官が義援金を持ってやってきて、
その時いろいろ話をしたら大使館から電話が来て
「羽賀さん、今アラファト議長が死んだよ」聞かされ、
まさかイスラエルの外交官から聞くとは思わなかったと。しかも長岡の地で。

「いろんなことが自分の周りで起きている。その中に自分がいるということは、
こういう映画を通じて少しでも皆さんにこういう世界のことを理解していただくよう、
お話しをしようというメッセージなのかなと思って今日はここに話しに来ています」

「ぜひ、この映画を観たことによってもう一歩踏み込んで、
世界に何が起きているのか、そこには家族がいて友人がいて、
そういった人達がある日否応なしに、ある日蹂躙されて殺されてしまう。
生きたいというメッセージが我々に届いてこないという状況があるということも
理解していただけるきっかけになればありがたいと思います」

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2010.11.30 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

ビッシビシ



本日の上映企画室は来年頭の当会活動のスケジュール確認などを打ち合わせ。

あと年賀状を購入したので宛名書き及びデザインをどうするかと。
とりあえず12月11日の望年会に早く来られる方に書いてもらったらどうかと。

また小林茂監督の「チョコラ!」ケニア再訪は「チョコラ!」公式HPから読めます。
http://www.chokora.jp/2010/11/post-96.html

2010.11.29 | Trackback(0) | 当会の活動報告

「モノクロームの少女」北海道上陸



五藤利弘監督の長編デビュー作「モノクロームの少女」が12月3日~5日に開催される
「第16回函館港イルミナシオン映画祭」で上映されます。

運営スタッフの小林三四郎さんの推薦もあり地域発の映画という枠で特別招待されます。
12月5日(日)11時からの上映で会場は函館山山頂・クレモナホール。
五藤監督も舞台挨拶に行くそうでとても喜んでいました。
お近くの方はぜひとも。

今年も函館は「キャタピラー」の若松孝二監督はじめ豪華ゲストが登場し充実、
他に当映画祭でも上映した作品では「クロッシング」「台湾人生」も。

とりあえず五藤監督にはお土産話を楽しみにしてます。

函館港イルミナシオン映画祭 公式HP http://hakodate-illumina.com/ 

2010.11.28 | Trackback(0) | お知らせ

損得なんかきっと どうでもいいのが 人生



昨晩のミーティングは伊参スタジオ映画祭、
それにシネ・ウインド25周年パーティの報告。

あと小林茂監督宅にお邪魔して協力のお願いと新作について聞いてきたことを。

そして次回上映会についてとりとめなく。

最後に12月11日(土)19時~からの事務所での望年会の段取りなどを。

しかし伊参のカレーライスは映画祭の雰囲気とともに絶品でした。。

2010.11.27 | Trackback(0) | 当会の活動報告

ゆめ



新潟市のミニシアター、シネ・ウインドを設立した齋藤正行代表の講演会があるのでお知らせします。

県立図書館ふるさと講座第7回

“新潟県映画館と観客の歴史 街の記憶 劇場のあかり”

日時 12月4日(土) 13時受付 13時半~15時

会場 新潟県立図書館ホール 1階
・県内映画館の百年の歴史について、映画に寄せる思いとともに、熱く語っていただきます。

申込方法はこちらから
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/

お問い合わせ先
 
新潟県立図書館 業務第2課
℡:025-284-6001 Fax:025-284-6832

講師 齋藤正行氏
1949年、新潟市に生まれる。
新潟高校に入学後、新潟出身の作家・坂口安吾の作品に触れる。進学のため上京し安吾作品に読み耽る。
帰郷し印刷会社に在職中の1985年3月、新潟市の名画座「ライフ」閉館に接する。この報に際し映画評論家の荻昌弘氏(故人)は新潟日報に「新潟の精神的威信に関る出来事」と記す。この一文に衝撃を受け、職を辞し同年5月「新潟・市民映画館建設準備会」を新潟の映画・演劇・文学愛好家らと共に発足する。2回の上映会を経て、12月7日「新潟・市民映画館シネ・ウインド」を開館。代表となり現在に至る。安吾の会、世話人代表。

2010.11.26 | Trackback(0) | お知らせ

Never ending  journey  出雲にて18

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「ひめゆり」出雲新年会の続き。

夕方になり出雲大社を後にした一行。
先に大兼久プロデューサーが出雲空港から東京に向かうため、
それまでどこか夕食をということで“出雲的文化人”岡嶋さんのお勧めのお店へ。

車に乗って約1時間ほど、いつしか山道をのぼり
一体どこへ連れて行かれるのだろうかと思い辿り着いたのは
一畑薬師の前にある文字通りのお店「もんぜん」。
http://www.tokusen.info/soba/monzen/index.html

ここは岡嶋さんの奥様のご実家だそうで二階に通され一同、
美味しい割子そばや釜揚げそばに舌鼓を打つ先にはそれはそれは見事なお月さまが。

食べ終わり一息ついて、先に大兼久プロデューサーが空港に向かった後、
一同は長い石段を登って一畑薬師に参拝。
最近、将棋の羽生名人も必勝の参拝に来てたそう。

すっかり暗闇に包まれた境内からの景は宍道湖がうっすらと浮かび、空にはここでも見事な満月。
この満月を見て濃厚な2日間の旅もここで終りと感じ深い充実感が。

そこへ事務局長から携帯に電話があり、
東スポーツ映画大賞授賞式で「ディア・ドクター」上映会のために
西川美和監督からビデオレターを撮影したとの連絡が。
高揚した気持ちで携帯を柴田監督に渡しました。

お月さまは輝いておりました。

*柴田昌平監督の「ひめゆり」今年最後の自主上映会。

●東京都 せんがわ劇場 (全5回上映)
11月27日(土)
①13:30~16:00/②17:00~19:30
①回目、及び②回目の上映終了後、大兼久プロデューサーのトーク 
11月28日(日)
③10:00~12:30/④13:30~16:00/⑤17:00~19:30
       
会場 せんがわ劇場: 東京都調布市仙川町1-21-5
       TEL 03-3300-0611

〈主催・お問い合わせ〉 仙川「ひめゆり」を上映する会
    TEL 03-3300-6211 (沖縄料理みやらび内、代表:竹原)

「ひめゆり」公式HP http://www.himeyuri.info/index.html

2010.11.25 | Trackback(0) | 当会の活動報告

リリック演劇祭vol.14  シアターゴーイング



お世話になってる方が汗を流してる演劇祭14回目の“シアターゴーイング”がリリックホールで開催されるのでお知らせします。

今年は『楽』をテーマに6劇団が登場します。

*第一スタジオ
11月27日(土)
15時~ WARP 「BIG BIZ~宮原木材危機一髪~」
19時~ Area-Zero 「命を弄ぶ男二ふたり」

11月28日(日)
15時~ Area-Zero 「命を弄ぶ男二ふたり」
19時~ WARP 「BIG BIZ~宮原木材危機一髪~」

12月4日(土)
13時~ 平成ぽこ 「楽しい時間」
17時~ 平成ぽこ 「楽しい時間」

12月5日(日)
13時~ 劇団お転婆ゲットバニー 「暁に三つ指ついて、闇を討て」
17時~ 劇団お転婆ゲットバニー 「暁に三つ指ついて、闇を討て」

*シアター特設ステージ
12月4日(土)
15時~ Cheap Theater ゆでたまご 「艹くさかんむり」
19時~ Cheap Theater ゆでたまご 「艹くさかんむり」

12月5日(日)
15時~ ユニット~T.G.V~ 「心レ猛」
19時~ ユニット~T.G.V~ 「心レ猛」

料金 1公演 1000円(当日200円増)
   フリーパス 2000円(限定30枚)

お問合わせ (財)長岡市芸術文化振興財団事業課 電話0258-29-7715

リリック演劇祭シアターゴーイングblog http://theater-going.seesaa.net/

2010.11.24 | Trackback(0) | お知らせ

僕はここにいる



目指して走った高速では霧の中を行き、ICを降りて快晴の下しばらく坂道をのぼり、紅葉まみれの山とシンボルだという嵩山の岩肌を目にして辿り着いたあの木造校舎。
群馬県中之条町の伊参スタジオ映画祭へと2年ぶりに行ってきました。
あの木造校舎を目にすると帰って来た感で胸が高まるのが不思議なのですが、
この日のメインゲストとして急遽参加が決定した山崎まさよしさんはこちらと比較にするのも失礼なくらい、深い思い入れと感慨深さがあったのではと想像します。

今年で10回目となるこの映画祭で第一回目から毎年上映してる「月とキャベツ」
あの木造校舎でスタッフ、俳優が合宿し中之条周辺で撮影された本作。
歌手デビュー1年目で映画に抜擢、もちろんスタッフとともに山崎まさよしさんもここで寝泊まりをしながら撮影に明け暮れたようです。
しかしデビューしたばかりなのに創作意欲を失くしたミュージシャン役というのは面食らってたと笑いながら。

上映前のトークは松岡周作プロデューサーの司会のもと、山崎さん、篠原哲雄監督、矢部一男照明監督、上野彰吾撮影監督、谷口正晃助監督(今年「時をかける少女」で監督デビュー)が勢ぞろいし、伊参が生んだ「月とキャベツ」のエピソードに花を咲かしていました。
毎年上映されているとはいえ山崎さんが映画祭に参加するのはこれが初。
超満員のお客さんを前に何もわからないまま、いきなり主役として参加した当時を振り返っていました。
その中で全国で上映されるフィルムを同じく全国をツアーでまわる自身になぞらえて話していたのが印象的でした。
それは上野キャメラマンの言葉、毎年1回必ずここで35mmフィルムで上映されることは撮影した者にとって本当にありがたいことだと。
制作した人達、上映する人達、スクリーンで観るために足を運ぶ人達。
1本の映画を巡って毎年幸運な関係が続いてることは素晴らしく、そして羨ましく思いました。

今回の伊参行きは五藤利弘監督から誘われてのこと。
新作の要件で長岡入り後、伊参へ行くので一緒に行かないかと。
昨年の伊参に参加したことがきっかけで映画プロデューサーと出会い新作の撮影ができたこともあり、五藤監督にとっては思い入れの強い映画祭だそうです。

そのおかげで五藤監督より「時をかける少女」の谷口正晃監督、上野彰吾撮影監督、「ソフトボーイ」の豊島圭介監督、出演してる広澤草さんをご紹介いただきました。
休憩時間に校舎の校庭で普通に映画人とお話しできるのも垣根のないこの映画祭の特色かと。
この日一番に観た「ソフトボーイ」は脱力のギャグも挟み込みながら、ブレない熱血スポ根で後味のいい映画でした。
中でも素人同然のソフトボール部員を鍛える顧問がかつて当会で上映した「ピンポン」の中で、どんなに努力をしても天才には敵わないことを思い知らされ、ラケットを置く悲劇を演じていた大倉孝二というのが、あのキャラに共感していただけにとても良かった。

豊島監督の新作「裁判長!ここは懲役4年でどうですか」は12月25日よりシネ・ウインドでも公開なのでこれで楽しみになりました。

そして映画祭のハイライトであるシナリオ大賞の発表と昨年の受賞作の初公開。
この1年の集大成と来年への出発というルールが交差する場に客席で身を置くのはいつもスリリングなものです。

何度か足を運んでいること、そして当映画祭にも縁のある方、
この場で再会でき温かい気持ちになれたのもとても嬉しかったです。

ようやく食べることができた名産のカレーライスに自ら収獲できるキャベツと、
そのおもてなしにご馳走さまでしたとスタッフの方々にお礼を。
もちろん連れてきていただいた五藤監督にもお礼を。
ありがとうございました。

しかし「月とキャベツ」は脚本の段階ではダイコン畑だったそうで、
それがロケハンにまわったらやたらとキャベツ畑を目にしたので
こちらになったと篠原監督が笑いながら話してました。
笑い話とはいえヘタしたらタイトルは「月とダイコン」になってたかもしれないと。

伊参スタジオ映画祭公式HP http://www8.wind.ne.jp/isama-cinema/

20101121125714.jpg
あの木造校舎には当映画祭のポスターも!

2010.11.23 | Trackback(0) | 当会の活動報告

祝島



今年、出雲で開かれた「ひめゆり」新年会で出会い、
大変お世話になった“サイタマノフリョウ”から、今度「祝の島」上映会を
企画したと連絡がありましたので紹介します。
「ひめゆり」もそうですが、自分の五感でこれはと思う映画を積極的に
上映会を企画する生き様は、敬愛するロックに通じるものがあると思います。

「祝の島」に関しては実際に今夏、山口県の祝島を訪れ、
現地の姿を目の当たりにし上映会を企画したようです。

今年、当映画祭に「あぜみちジャンピンッ!」を観に深谷からわざわざお越しいただき、
いづれはこちらも上映会を考えているようです。

*シアター名月座第1回上映会
映画「祝(ほうり)の島」上映 ~海の幸・山の幸・人の幸~

日時 12月5日(日)
1、10時~ 2、13時~ 3、16時~ 4、19時~
各会上映後、纐纈(はなぶさ)あや監督トークあり

料金 前売1000円 当日券1300円
ドリンク付(“祝島”特産ビワ茶) 高校生以下500円(当日券のみ販売)

主催 シアター名月座 
問  電話08056957817(18時過ぎ)
   メール Meigetsuza@gmail.com

「祝の島」公式HP http://www.hourinoshima.com/

*またサイタマノフリョウが「ひめゆり」上映時に知り合った
“エイサー隊”の友達のアイヌの方よりお知らせで奇しくも「祝の島」が封切られた
ポレポレ東中野と同じビルにあるポレポレ坐でライブがあるそうなのでこちらもおススメだそうです。

11月29日 「三つ巴モダンルーツセッションライブ」
会場:ポレポレ坐  開場:19時
http://za.polepoletimes.jp/news/2010/11/20101129.html


ミツバチ6

*そしてお世話になっている方々から上映会のお知らせがありました。
こちらも12月5日、同じく祝島が舞台の鎌仲ひとみ監督作「ミツバチと羽音と地球の回転」です。

「ミツバチと羽音と地球の回転」柏崎上映会

日時 12月5日(日)
10時~と14時~の二回上映。上映時間120分
12時半からは「ヒバクシャ~世界の終りに」紹介 75分

入場無料

主催 「ミツバチと羽音と地球の回転」を観る会
連絡先 0257235185

「ミツバチと羽音と地球の回転」公式HP http://888earth.net/index.html

*7月に「祝の島」長岡上映会のお手伝いをした時にこの映画を観ましたが、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-893.html
それまで恥ずかしながらこの祝島という、
小島が原子力発電所の建設で揺れていることは知りませんでした。
豊かな海の幸に恵まれた1000年の歴史と引き換えに建設はできるのか、
以後、祝島について関心を持つようになったのはやはりこの「祝の島」を観たことがきっかけに思います。
長岡上映後、実行委員の方々と、とても魅力的な
纐纈あや監督を囲んでお話しさせていただきましたが、
「祝の島」「ミツバチの羽音と地球の回転」の両作とも観た方が、
同じ島で撮影しながら相違点について話し、
それはドキュメンタリーの方法論としてとても興味深いと思って聞いてました。

現在、祝島では埋め立ての強行と抗議によって退去などと
のっぴきならない状況のようですが、こんな時期だからこそ
ひときわ観る価値のある映画だと思います。

ともかく“サイタマノフリョウ”盛会祈念します。

2010.11.22 | Trackback(0) | お知らせ

放課後



長岡市教育委員会主催の「いきいき教育推進懇談会」がリリックホールで開かれ、
小林茂監督が短編映画「放課後」の上映と共に講演会を開きました。

上映に先立ち「放課後」の撮影の経緯についてまずお話があり、
97年に札幌でウガンダの子ども達を撮影した写真展を開いた際に
学童保育所「つばさクラブ」の吉田泰三指導員が「アフリカだけでなく日本の子ども達も見てほしい」と誘われて「つばさクラブ」を訪ねたのがきっかけ。
そこで目にした障がい児も健常児もごくあたりまえに一緒になって遊ぶ姿を目にして、衝動的にともかく「カメラをまわしたい」と。
当時、小林監督は北海道の炭鉱をテーマにした藤本幸久監督「闇を掘る」の撮影にきており、その余った16mmフィルム2ロール、約20分を用意して「つばさクラブ」で半日かかって撮影。
上映時間は20分、よってフィルムをまわした時間がほぼ作品時間という希少なドキュメンタリー映画が誕生し、これが小林監督の初監督作になった次第。

しかし自らカメラをまわし、フィルムの残り時間を頭に入れて何を撮影し、何を撮影しないか、子ども達の動きを見て撮影するのは並大抵ではないように思い、
よって今回も16mmのフィルムで上映された「放課後」はとてもスリリングで
あっという間に終わりました。
凄いのはこの映画がきっかけとなり各地で障がい児を受け入れる学童保育所が増えたそうです。

そしてこの時、アフリカの写真展を見に来て小林監督に声をかけて
「つばさクラブ」を紹介した吉田泰三指導員が、
その後「チョコラ!」の撮影監督として小林監督と共にアフリカは
ケニアに赴き子ども達に向けてカメラをまわすことになるのも運命的なものを感じます。

客席は教育委員会主催だけに先生やPTAの方々らしき人達が中心のようでしたが、
アフリカの子ども達の話も含めて、
自身の少年時代にまで及んだ小林監督独自の視線から繰り出す
教育論に皆さん聞き入り、盛大は拍手が送られました。

小林監督が子ども達に伝えたいのは、
広い世界をみてほしい、みんなと故郷をつくっていこう、自身の足元を掘り下げてみてみようといった主旨でした。

そして最後に映画の撮影について苦労が多くて本当に大変だが、
完成して公開も上映も一通り終わると、また映画の現場へ行きたくなると、
今の目標は次回作の撮影と意欲を燃やしてました。
何度も映画は苦労が多くて大変だと語りながらも、
その現場を渇望する姿に映画人としてのサガを感じました。

2010.11.21 | Trackback(0) | 当会の活動報告

モンテカルロの花、サレルノの詩

モンテカルロの花

以前に紹介しました杉田愉監督作『花に無理をさせる』が
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-914.html
12月2日からモナコ公国モンテカルロで開催される
「第8回モナコ国際映画祭」に正式出品されることとなりました。
公式HP http://www.angelfilmawards.com/main.htm

ポール・マッカートニー等の呼びかけで人間愛を謳った映画を持ちあげていこうと始まった
この国際映画祭はかつて『受験のシンデレラ』で寺島咲さんが主演女優賞を受賞したこともあります。

モナコといえば映画ファンにとってはハリウッドスターからモナコ公妃となった
グレース・ケリーの名を思い浮かべますが、
花を愛した彼女の地で『花』の名がつき、日本の美しい四季の花が描かれてる映画が
選ばれ上映されることに杉田監督は運命的なものを感じてるそうです。

杉田監督は国際電話で映画祭顧問ディレクターより直々に出品と映画祭への招待を告げられ、
開幕に合わせて脚本家、女優達と共にモナコに乗り込みレッドカーペットを歩き、
公式記者会見に登場します。

『花に無理をさせる』
監督:杉田愉 脚本:湯本眞子/杉田愉 撮影:サーシャ・ソクローフ
出演:丸山桃子、富永りつ子、品田涼花、甲斐真弓

また同じく以前にも紹介した新作『キユミの詩集 サユルの刺繍』が
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1172.html
イタリアの「第64回サレルノ国際映画祭」でのヨーロッパプレミア上映も決定しました。
公式HP http://www.festivaldelcinema.it/default.htm

ヨーロッパでの初上映地は今後の海外展開に置いて大変重要な意味を持つようで、
ベネチアに次ぐ歴史と伝統を誇るイタリアの映画祭での上映は大変栄誉に思ってるそうです。
柏崎から世界を見つめて、柏崎から世界に飛躍していく杉田監督は
日本映画という括りにとらわれない稀有な映画人であると思います。
益々の活躍を期待します。

2010.11.20 | Trackback(0) | お知らせ

かまぶろ温泉にて



「ケニアで“チョコラ!”を上映出来て良かったよ」

ケニアから帰国したばかりの小林茂監督のお伴でかまぶろ温泉に浸かり汗を流した後話を聞いてきました。
たぶん小林監督の趣味のひとつが長岡の日帰り温泉巡りで時間があればあちこちに繰り出して身体をいたわてるようです。

撮影地ティカからタクシーで1時間かけて病院のあるナイロビまで透析に行ったこと。
登場する子どもたちの姿が現地にいる日本人でもわからなかいことがわかったこと。
タクシーの運賃や食堂の一食分の値段等々ほかにも元気に話して下さいました。
今回の訪問でも同行した方々が写真やビデオを撮影してきたのでいづれ報告会を開ければと思いました。

こちらは先日の予備撮影で目にした松之山の人や風景の報告。

「撮影に入る前にいろいろ考えるんだ。
“阿賀に生きる”で新潟に戻って来てからもう20年以上、
今回は足元をみつめて撮りたい」と。

まず身体を休めて体調体力が回復次第、本格的に活動をはじめるようでした。

「まぁ、お互いぼちぼちとやっていこうよ」

明日13時半よりリリックホールにて長岡市教育委員会主催の
“長岡の夢づくり教育 ~夢を描く力と生き抜く自信をはぐくむために~”をテーマにした
「第9回いきいき教育推進懇談会」のプログラムの中に
小林茂監督の「放課後」上映と講演会があります。
(14時25分~16時)

映画「放課後」は北海道の学童保育のいきいきとした子ども達の姿にカメラを向けた秀作。
その後の「自転車」「雪合戦」とともに「こどものそら」という作品としてまとめています。
入場は無料なようなのでこの機会にぜひとも。
目にしたばかりのチョコラ達の話もあるかもしれません。

問 長岡市教育委員会・学校教育課  電話0258-39-2249

また映画「チョコラ!」次回上映会は12月5日(土)13時50分より
東京都東村山市 サンパルネ2F コンベンションホールにて開かれ、
小林監督のトークもあります。

http://www.chokora.jp/schedule.html

2010.11.19 | Trackback(0) | 当会の活動報告

行きずりの街



“「第15回長岡アジア映画祭」開催おめでとうございます。仲村トオルです”

今年の当映画祭に仲村トオルさんから不意打ちのようにビデオレターが届きました。
黒でキメたとてもラフな装いですが、さすがに気品溢れて大人の男の佇まいでした。
折をみて会場で流していましたが、勿論とても好評でした。

出演した「第5回」の『ジェネックス・コップ』、
「第11回」の『パープル・バタフライ』の上映と共に映画祭に参加した思い出を話した後、
“久しぶりの主演作”ということで紹介したのが『行きずりの街』。

“僕にとってはとても思い入れがあり、運命を感じる作品。
大好きな自信を持って観ていただける作品です。”
と語り新潟の皆さんもぜひ観て欲しいと。

公開に向けて仲村さんのインタビュー記事が各雑誌で掲載されていますが、
本作への思いと共に愛妻家で子煩悩と家族思いなプライベートの姿も気さくに語っているのが、
読んでてとてもステキに思いました。
そして強く印象に残るのが、あまり話してなかったように思うある映画の降板エピソード。
大変落ち込みながら、その映画のために押さえたスケジュールを使って
パキスタンをテレビのドキュメンタリーの仕事で訪れ、
そこでの様々な過酷な体験によって逆境を跳ね返した旨が語られていき、
今では不動の地位を確立し日本を代表する俳優となっても
とても謙虚な姿なのはこのエピソードが大きいように思いました。

『行きずりの街』は志水辰夫のハードボイルドの名作を、
監督・阪本順治、脚本・丸山昇一、撮影・仙元誠三、
そして“故郷”と語るセントラル・アーツが制作と
これまたハード・ボイルドな面々が固め、
小西真奈美をヒロインに迎えて曲者揃いの助演陣とともに
俳優生活25周年、映画出演50作目の仲村さんの記念作を盛り上げているようです。

ますますのご活躍を期待し、映画の公開を楽しみにしたいと思います。
ビデオレターありがとうございました。

11月20日よりT・ジョイ長岡で公開されます。

『行きずりの街』公式HP http://www.yukizuri.jp/ 

2010.11.18 | Trackback(0) | お知らせ

新潟町歩き



新潟市白山の出版社ジョイフルタウンへとお邪魔しました。
“月刊にいがたタウン情報”“Pas magazine”“cast”等、
タウン誌、ファッション、音楽と新潟の若者なら誰もが目にする雑誌を発行しています。
忙しさが一目でわかる編集部の中、申し訳ないが
棚橋和博代表取締役に会わせていただけないかお願い。
棚橋さんは多忙で不在なことが多いものの、
この日は幸運にも机にいらしたので映画祭の協力のお礼とともに雑談となりました。

今回オープニング上映の「キャタピラー」上映後、
脚本を書いた黒沢久子さんとともに棚橋さんには対談を引き受けていただきました。
二人とも五藤利弘監督の知り合いでこの顔合わせは五藤監督の協力で実現、
新潟のテレビ局のアナウンサーだった黒沢さんと棚橋さんは
かつて新潟の伝説の音楽番組「音楽と髭」のMCをしていたという旧知の仲。
運命の糸といっては大袈裟ですが、
月日の流れの中でさまざまな引力が重なり実現した対談でした。

対談の中で棚橋さんは黒沢さんに「そいが~」をはじめ長岡弁講座を実施し客席が沸き、
実は大学卒業後、最初に勤めたのが長岡駅前のお堅い会社だったと告白していました。
長岡に縁があった人だっとは。

雑談では五藤監督の新作に話が及び、棚橋さんも協力をしており、
こちらはエキストラ参加と共に撮影現場を見学したことを話しました。

帰り際、紹介されたのが別冊で発行した「新潟町歩き」。
http://www.joyfultown.jp/other/machiaruki.html

“月刊にいがたタウン情報”に6年にも渡った連載を1冊にまとめた本。
文字通り県内の足で歩ける“町歩き”にこだわり、
商店街を中心とした各地域のみどころがよくわかり、
読み進めて行くうちに担当者の新潟県への愛情がひしひしと伝わる労作。
ページを開くごとに実際に町を歩いてる気にさせられました。
新潟版「ブラタモリ」かと。

あと特徴を挙げれば例えば三条ならジャイアント馬場さんが好んだ“豆大福”等、
その土地土地の名産を流行りの“B級グルメ”などという呼称を使わずに
紹介してることも好感を持てました。
その方が安っぽくならず、その土地で昔から愛されてる感じが際立つように思いました。

ここ数年、映画祭前は見知らぬ地に赴き飛び込みでポスター貼りをしていますが、
もし次の機会があればこの本をお伴に町歩きもいいなぁと。

棚橋さんといえばこちらはまさに「音楽と髭」の人。
それがまさかこんな形で映画祭に関っていただくとはとお礼を伝えて、
また機会があれば協力をお願いをすると快諾いただけたのは嬉しかったです。
しかしテレビでは小柄な印象だったのに、目にするととても背が高くダンディな方でした。

2010.11.17 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

呉美保監督「オカンの嫁入り」新藤兼人賞受賞



第3回長岡インディーズムービーコンペティション」で「由布院源流太鼓」でグランプリを受賞。
その後、森田直幸くん主演「酒井家のしあわせ」で劇場公開デビューを果たし、
第12回長岡アジア映画祭」に上映と共にお招きした呉美保監督が、
この度、新作「オカンの嫁入り」で新藤兼人賞を受賞しました。
おめでとうございます!

今年で15回目の新藤兼人賞の最高賞である、金賞を受賞。
新藤兼人賞の主旨は“現役のプロデューサーのみが審査員をつとめ、今後、この監督に映画を作らせたいといった観点から選ばれる日本で唯一の新人監督賞。”

呉監督は受賞の知らせお聞いたのが故郷伊賀での公開前日で、
家族や地元の方々と喜びを分かち合ったそうです。

「オカンの嫁入り」は「酒井家のしあわせ」に続いて秘密を抱えた家族の行方と決断を描き、
家族に寄せる情としての監督の世界観はさらに深化しています。
宮崎あおい、大竹しのぶの母娘の自然な振る舞いの中の互いを思う気持ち、
そして二人を思う桐谷健太の甘さ、國村隼の渋さが絶妙なさじ加減で描かれています。
呉監督はまた大きくなったようで嬉しく思いました。

「オカンの嫁入り」は現在、T・ジョイ長岡で公開中です。

2010.11.16 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

愛され過ぎることはないのよ



今晩の上映企画室は講師をお迎えして勉強会。
今後の当会の行方を左右することでもあるので聞き入っていました。
しかし吃驚する話が続出し、講師への質問ともども白熱しました。
講師の方、お忙しい中、ありがとうございました。

また昨日は船堀、南魚沼と「あぜみちジャンピンッ!」の上映が成功した
西川文恵監督が当会を訪れ今後の公開に向けての考えを聞いていました。
もちろん当会も応援します。

2010.11.15 | Trackback(0) | 当会の活動報告

在高速公路上游泳



当映画祭で上映した「延安の娘」「蟻の兵隊」の池谷薫監督からお知らせがありました。
「ヤマガタ in 立教」次回は台湾映画「ハイウェイで泳ぐ」です。
池谷監督曰く
「久々に頭を殴られるような衝撃を受けた青春ドキュメンタリーの傑作」

「ヤマガタ in 立教」vol.11 

上映作品:『ハイウェイで泳ぐ』 
山形国際ドキュメンタリー映画祭1999 小川紳介賞受賞作品
監督:呉耀東(ウー・ヤオドン) 台湾/1998/カラー/ビデオ/49分

作品解説:30歳の男、不安を抱えている。26歳の友人、カメラを持っている。
HIVウィルスに感染しながら生きていく男の生きざまを撮影しながら展開する
ふたりの関係を、パーソナルなところから見つめる作品。カメラを向けられ、
年上の男は映画の被写体になることと戯れる。監督はその姿に悩みながら
撮影を続ける。動かしようのない事実を前にした二人の真摯さが感動的だ。
(映画祭公式HPより)

日時:2010年11月16日(火) 入場無料
開場/18:00  上映/18:30~
※上映終了後、「開かれたトークショー」をおこないます。
会場:立教大学 新座キャンパス 6号館 3階 N636教室(ロフト2)
アクセス:
・東武東上線「志木駅」より徒歩15分、スクールバス(無料)約7分
・JR武蔵野線「新座駅」より徒歩20分、スクールバス(無料) 約5分
※お車でのご来場はご遠慮ください。
主催:立教大学現代心理学部映像身体学科
問合せ:「ヤマガタin立教」実行委員会(立教大学学生有志)
Mail:roadtoyamagata@live.jp
http://road2yamagata.blogspot.com/

また「延安の娘」次回上映会は以下の通りに開催

日時:11月28日(日) 13:00から
会場:東京ワンダーサイト青山
※入場無料。上映後には池谷監督のトークあり。

詳細:http://www.tokyo-ws.org/archive/2010/11/open-studio-201011.shtml

池谷監督曰く
「尖閣問題で揺れるこんな時こそ、ひとりでも多くの人に観てもらいたいと願っています」

2010.11.14 | Trackback(0) | お知らせ

Hurry,Hurry up Joe!



昨晩のミーティングは小林茂監督作の松之山予備撮影の報告。
それに五藤利弘監督が先日、撮影を終えた挨拶をしにお越しいただいたので、その報告。
この二本の新作の他にも映画製作の話があるので当会がどのように協力していくのか話し合っていました。

また今度の日曜日にお世話になった映画人が長岡入りするのでその確認。

あと今年の長岡インディーズムービーコンペティションで監督賞を受賞した「Anne Jennings」の長岡出身、渡部翔子プロデューサーが掲載された毎日新聞の記事はこちら。
http://mainichi.jp/area/niigata/archive/news/2010/11/12/20101112ddlk15200168000c.html

ちなみに五藤利弘監督は先頃亡くなったジョー樋口さんのツルツル頭を少年時代に触ったことがあるそうです。
というわけで Watch out give-up 合掌。

2010.11.13 | Trackback(0) | 当会の活動報告

第10回伊参スタジオ映画祭

ユー

~山の中の小さくて大きい映画祭~
「第10回伊参スタジオ映画祭」が11月20日(土)~22日(月)の三日間開催されます。
群馬県中之条町にあるとても立派で趣のある旧木造校舎で開催されます。
以前、映画祭実行委員の皆さんが大挙して研修のため当会事務所を訪れて下さいました。
実際に伊参へと足を運んだらからっ風をもろともせず会場の熱気は凄いものがありました。
そして杉田愉監督作「貝ノ耳」はこの映画祭で誕生。

今年は伊参ロケをした小栗康平監督「眠る男」、篠原哲雄監督「月とキャベツ」の上映。
篠原監督最新作で中川翔子主演「恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない」、
本年度の話題作「時をかける少女」(リメイク)、「ソフトボーイ」に加えて
この映画祭の目玉である今年度シナリオ大賞授賞式、及び昨年の受賞作の完成披露は勿論、
10周年を記念して「シナリオ大賞」歴代受賞者が顔を揃えたオムニバス「ISM」がクロージング上映されます。
その中には「第10長岡インディーズムービーコンペティション」で「博士の部屋」が準グランプリとなった赤羽健太郎監督の名前もありました。

10周年おめでとうざいます、そして盛会祈念いたします。

『ISM』 伊参スタジオ映画祭10周年記念特別作品 11月22日15時5分~
監督・脚本/宮本亮、外山文治、外山文治、高田徒歩、室岡ヨシミコ、金井純一、赤羽健太郎、石田摩耶子、上原三由樹
*伊参スタジオ映画祭10周年を記念して「シナリオ大賞」歴代受賞者が大集結。彼らに届いた伊参からの絵葉書。それを元に各作家が5分間のオリジナルショートストーリーを紡いでいきます。まさに10年間の足跡となる記念碑作品。(2009年/DV/45分)
画像は赤羽健太郎監督作「U(ユー)」。

伊参スタジオ映画祭公式HP http://www8.wind.ne.jp/isama-cinema/

2010.11.12 | Trackback(0) | お知らせ

愛に関するすべてのこと

*S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は「第23回東京国際映画祭」です。
「ボンベイ」「ディル・セ 心から」のインドの巨匠マニラトナムは「ラヴァーン」で健在のようです。
ヒロイン、アイシュワリヤ・ラーイはかねがね“世界一の美女”と呼んでおり、今も主役を張ってるのも嬉しいです。
ついでにアン・ホイ監督「愛に関するすべてのこと」のヒロイン、ヴィヴィアン・チョウの名前を聞いただけで涙を流すいにしえの香港映画ファンもいたのではないでしょうか。
正統派にして清純派のアイドルでありました。

東京国際映画祭2010

東京国際映画祭を見に六本木に行ってきました。
今年もなかなかの作品ぞろいで、見れなかった「ブッダ・マウンテン」や「鋼のピアノ」などの中国映画などもよかったという評判ですし、今年はかなりレベルが高く充実した映画祭だったようです。
それでは私が見た作品の感想です。

ゼフィール

「ゼフィール」(10年トルコ)監督ベルマ・バシュ
祖父母に預けられて山深い村で少女ゼフィールは毎日母親の帰りを待って暮らしていた。ある日、待ちかねていた母親が村にやってくる。しかし待ち望んでいた母親と暮らす夢はかなえられず、ゼフィールはある行動をとる。
感心したのはゼフィールの田舎暮らしのディテールで、草や虫、動物など身近なものがその全てという世界、動物の死から「死」に対して非常に興味持つことなど子供らしい狭い世界ですが、子供のときってこうだったよなあと思い起こさせるものでした。後半、大人の事情などわからない子供と、子供の気持ちを知ろうとしない大人の間で起こる悲劇は痛ましいですが、ラスト思いもよらない形でゼフィールに救いが訪れ、ちょっと涙がでそうなぐらい感動しました。あと食事がおいしそう。バターミルクとか飲んでみたくなりました。しかし山の風景はあまりアジアという感じではないですね。トルコ映画をアジアに含めるのはちょっとムリがありそうです。

ラヴァーン

「ラーヴァン」(10年インド)マニラトラム監督
ビーラーという男が頭目のならず者集団に支配された地方に赴任した警察長官デーウ。しかしビーラー捕縛は叶わず、逆に警官は残酷なやり方で殺され、デーウの妻も誘拐されてしまう。妻を救出するためにデーウは警官隊を引き連れてビーラー一味が潜むジャングルの奥に入っていく…
ラーマナヤのラーマ王子が魔王にさらわれた姫を救出した話を魔王の視点から、支配者に対する被差別階級の反抗として描いた作品。まるで過去にさかのぼってしまったようなジャングルの描写、永遠の反抗を運命づけられたような主人公がその最後に愛を得て消えていく「美女と野獣」的なストーリー展開とか、悲劇ではありますがとにかく堂々として感動的な作品でした。

「ドッグ・スウェット」(10年イラン)ホセイン・ケシャワルズ監督
イランの大都会で暮らす富裕層の若者たちを中心に、イラン人といってもいろんな人がいるんだよ、ということがわかる映画。ここに出てくる若者たちは生活水準も高いので、その分いろんな制約の中で生きているのがわかります。酒も買えない。未婚の男女はホテルにも行けない。一方で年上の男性と不倫する若い女性や同性愛者も登場します。イランの反体制的な若者を描いた作品で「ペルシャ猫を誰も知らない」がありますが、あちらが悲劇的な結末で終わっているのに対し、この映画は現実的で、不自由な社会と折り合いをつけて何とかやっていく姿を見せてます。楽観的かもしれませんが、現実にイランで生きている人たちはこちらのほうに近い気がしますし、希望を感じさせて好ましく感じました。

「追伸」(10年ウズベキスタン)ヤルキン・トゥイチエフ監督
村の電気修理人の主人公はある日落雷に当たり奇跡的に一命をとりとめる。都会に出ていて軽薄な暮らしをしていた弟が帰ってきて同居することになる。都会にいたときと変わらず小難しいことを言うばかりで役に立たない弟。それに関係があるのか、主人公は家族にも不可解な行動を取り始める。
日常的な村の生活と弟の非日常的な言葉の世界、主人公によって変えられていく村といった不条理な光景がさっぱり意味がわからないながら面白い作品でした。

ハイソ

「ハイソ」(10年タイ)アーティット・アッサラット監督
映画俳優のアナンダが撮影中の映画のロケ地にアメリカにいたときの恋人がやってくる。この恋人と過ごす様子が前半。後半はバンコクでの日常が舞台。映画が大きく2つに分かれていること、同じ状況の反復、という構成はホン・サンスを連想しました。でもホン・サンスほどどうしょうもない登場人物ではなく感情移入できる映画でした。タイの日差しを感じさせない温度の低い画面も魅力的です。
アナンダ・エヴァリンハム主演で、本人を彷彿とさせる映画俳優役というのも面白かったです。
Q&Aで観客に「もうちょっと商業的な作品を撮ったほうがいいのでは?」と聞かれて「商業的な作品のつもりなんだけど…」とへこんでいた監督がおかしかったです(2度も言われてました)。まあ確かにスターが出たアート映画って感じでしたが。

ズームハンティング

「ズーム・ハンティング」(10年台湾)チュオ・リー監督
マンションで同居する姉妹。姉は小説家で妹はカメラマン。ベランダで写真を撮っていた妹は向かいのビルの一室で夫婦ではない男女の情事を目撃する。興味を持った彼女はやがてある事件に巻き込まれていく―
主演のチャン・チュンニンは最初は姉役をオファーされたのですが、つらい境遇の役ばかりをやるというイメージに悩んでいたそうで、それと個人的にカメラに興味があったので妹役を選んだのだとか。本来は姉が主人公だったのに妹が主人公になったことが微妙に映画に影響しているように感じました。
台湾映画でミステリー映画というのは珍しいらしく、全体的に混乱しているのは慣れてないためだと思うのですが、人物のすり替えトリックなどミステリーらしいこだわりは面白かったです。

「台北カフェ・ストーリー」(10年台湾)シアオ・ヤーチュアン監督
美人姉妹が経営するちょっと風変わりなカフェの物語。―と聞いて雰囲気だけの映画かとちょっと不安になったのですが、若い女性が自分の居場所を見つけていくしっかりとした成長物語でした。美人姉妹なのに恋愛要素がないなんておかしい!と思ってみているとちゃんとあって、それがまた実に現実的で納得できるのもよかったです(やはりルンメイの相手はこんな人か…みたいな要素も含めて)。
しっかり者の(でも夢見がちな)姉のグイ・ルンメイはもちろんいいのですが、ふらふらしているように見えて、意外と生活力のある妹に扮するリン・チェンシーがまたいいのです。映画は初めてという新人でゲストで現れた彼女は映画の中以上にぶっきらぼうで芸能人らしくなくて面白かったです。

虹「虹」のシン・スウォン監督

「虹」(09年韓国)シン・スウォン監督
映画監督になる夢を追う女性の日々を描いた映画。スターも出ていない低予算ビデオ撮り作品ですが東京国際映画祭で最優秀アジア映画賞に選ばれました。
主人公は夫と中学生の息子を持つ中年の主婦。映画監督になるべく、自作の脚本を手直しする日々がもう数年も続き、家族には呆れられている。映画会社の態度も冷たくなり、他の会社に移るものの今度はさまざまな注文を受け、映画は当初の内容からかけ離れたものになっていく―
映画製作を扱った映画はいくつもありますが、脚本作りという映画製作でも初期とところを描いていて、ラストに至るも映画撮影までたどり着かないというのは新鮮でした。でも考えてみればこういう形で終わることも現実ではあることで、そういう人たちの人生を描く映画があってもいいわけです。母親の話と平行して語られる息子のバンドの話もよく、ラストのほうの主人公と息子の会話には感動しました。

「愛に関するすべてのこと」(10年香港)アン・ホイ監督
サンドラ・ンとヴィヴィアン・チョウ共演。このふたりが同性愛者のカップルを演じること、ヴィヴィアン・チョウの13年ぶりの映画出演ということで話題になった作品。ということですが、香港は保守的らしくあまりヒットしなかったとか。主人公のような同性愛者(男性とも関係を持って妊娠するので正確にはバイセクシャルなんでしょうけど)はまだまだ社会に受け入れられてないようです。映画はそんな彼女たちのつらい現実もちりばめつつ(会社でのいじめなど)コメディタッチでラストも理想的なぐらいハッピーな形で終わらせます。このへんのファンタジーを観客に信じさせるのがアン・ホイのすごいところでしょう。

「妖術」(10年韓国)ク・ヘソン監督
TVドラマで活躍としているク・ヘソンの初長編監督作品。映画出演の前に監督としてデビューするのだから驚きです。主人公のヒロインは別の役者が演じてますがク・ヘソンも出番はすくないながら謎めいた人物の役で出演してます。
「虹」の主人公はプロデューサーから韓国ではファンタジーは受けない、音楽ものはヒットしないと真っ向から否定されてましたが、この映画はファンタジーだし音楽学校を舞台にしてるし、おまけに暗い。
それでも製作できたのはスターが監督したからかもしれませんが、自分のやりたいことをやるのだ、これ1本にすべてつぎ込むんだっ、という覚悟を感じさせる映画でした。台湾映画の「言えない秘密」を連想させる映画ですが、より幻想的で耽美的。また、あちらがSF的な論理で描かれたのに対して、こちらは映像の論理で描かれた映画といえるでしょうか。タイトルの「妖術」は奇妙なタイトルですが英題は「MAGIC」。そのタイトル通り観客に魔術をかける映画でした。ク・ヘソン監督はこれからも楽しみですが、うれしいことにもう2作目も準備中だとか。こちらは明るいものになるそうです。

以上が東京国際映画祭の感想ですが、最後に付け加えたいのがもうひとつ。
去年から東京国際映画祭となぜか同時に開催されてアジア映画ファンを困らせている(?)のがNHKアジアフィルムフェスティバルです。今年は新作4本のうち1本だけ見ることができました。

「明かりを灯す人」(10年 キルギス・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ)アクタン・アリム・クバト監督
監督はアクタン・アブディカリコフ名で「あの娘と自転車に乗って」などが日本で上映されたこともある人。
今作では主人公も自分で演じてます。近代化が進み美徳がすたれていく中、村の生活の向上を素朴に願う電気技師がキルギス人の矜持を守ろうとしたがために葬り去られていく悲劇を描いた見ごたえのある作品でした。

このほかにも「スラムドッグ・ミリオネア」でアカデミー賞を受賞したA・R・ラフマーンが作曲を担当したインド映画「デリー6」、台湾で活躍しているマレーシア出身のシンガーソングライター、アニュウの初監督作品でアンジェリカ・リー主演の「アイス・カチャンは恋の味」、ロカルノ映画祭で最高賞を受賞した中国インディペンディント映画「冬休みの情景」など、面白そうなラインナップなのにぜんぜん見れず残念でした。
例年通りなら来年にはNHKBSで放送されると思いますが、ぜひ、NHKさんにはアンコール上映をおねがいしたいです!(他の映画祭にかぶらない時期に)


【“愛に関するすべてのこと”の続きを読む】

2010.11.11 | Trackback(0) | 当会の活動報告

松根広隆撮影監督のこと



「まさかここで温泉に一緒に入るとは思わなかったね」

小林茂監督の新作の予備撮影で松之山入りした松根広隆キャメラマン。
前日まで台湾で撮影をしていたものの連日、
ホテルのシャワーだったので日本の温泉に喜びながら話してました。

橋本信一監督「掘るまいか 手掘り中山隧道の記録」、小林茂監督「わたしの季節」(小林監督との共同撮影)、酒井充子監督「台湾人生」、そして橋本信一監督「1000年の山古志」と当映画祭では松根広隆撮影監督がてがけたドキュメンタリー映画を多く上映しています。

日本映画学校時代は照明を学び、ひょんなきっかけで「妻はフィリピーナ」の撮影を担当。
高く評価されて以後、映画、テレビのドキュメンタリーを中心に活躍しています。

小林茂監督が撮影を担当した藤本幸久監督作で
北海道の炭鉱をテーマにした「闇を掘る」の小林監督の撮影助手につき、
以後も小林茂監督作「こどものそら」の撮影助手に参加するなど大きな信頼を得ています。

ちなみに五藤利弘監督がプロデューサーとして手がける
テレビのドキュメンタリー番組の撮影もよく担当しており、
五藤監督が先日再び栃尾で映画を監督したと伝えると「五藤さん、凄いな」と驚いていました。

こちらが初めて知り合ったのが2003年のこと。
小林監督と訪れた「掘るまいか」の山古志先行試写会でとても気さくに声をかけてくださり、
以降橋本監督と事務所を訪れていただいたり、
またこちらが困っている時に手を貸していただいたりと。

そんな意味でひょんなことからこんな形で素っ裸で一緒に
松之山の温泉に浸かり話し込んだりするのも不思議に思っていました。

萱かり場での撮影は汗を流して萱を刈る人々、休憩中の団欒、ススキの野原などを
中心にカメラをまわしていましたが、
撮り終えると自分から進んで激しい労働の中に身を置き
シャツがびしょ濡れになるほど汗を流し、
夜は庵を囲んで木暮さん達の話に耳を傾け、時に意見を交わしていました。
ただしお酒を全く飲まないのはとても意外、その代わりヘビースモーカーのようでした。

「掘るまいか」「1000年の山古志」と山古志の人々に耳を傾けて行動し、
信頼を得て撮影をした経験をこちらに話した中で、
山古志と松之山の人達の似ているところや相違点を見つめながら空気を掴んでいるようでした。

本格的な撮影についてはまた小林茂監督と相談してからはじめるようでしたが、
ともかく小林監督にとっては心強いキャメラマンの筈です。

木暮さんのお宅でとても美味しい新米やおかずを食べながら、
「台湾もごはんが美味しかったけど、何しろ三食とも中華でしょ」と。

台湾での仕事は「台湾人生」に続く酒井充子監督の新作。
小林監督の作品と並行してこちらも撮影を進めるようで、
内容を聞くとても興味深い題材でこちらも完成が楽しみに思えました。

ドキュメンタリー映画の現場ではビデオが主流となり、
もう16mmフィルムは廃れてしまったとのこと。
1ロール11分の撮影に集中する16mmフィルムの手応えを話し、
そんな意味でドキュメンタリー映画の現場で16mmにこだわった
最後といっていい「わたしの季節」はあの時代ではもうとても貴重な作品だったと。
そんな話を聞いてまた「わたしの季節」が観たくなってました。

小林監督、松根撮影監督の正式なクランクインを心待ちにしています。

今回、松之山でお会いしました方々、どうもありがとうございました。
そして素晴らしい体験の機会を与えていただいた小林監督にも感謝します。

2010.11.10 | Trackback(0) | 当会の活動報告

風と土の人



「自分が失った皮膚感覚みたいなのを撮りたいんだ」

以前、小林茂監督に寺宝温泉へと連れてもらった帰り道、
次回作についての思いを聞いてました。

今回の予備撮影で宿泊などで大変お世話になった木暮茂男さんは
かつて新宿のホームレスを撮ってたカメラマン。
小林茂監督とは東京の上映会で知り合い新潟県内の写真展の開催などで親しくなっていき、
その縁で新潟を行き来していくうちに松之山を気に入り移り住んでもう9年になるそうです。

事前に想像していた姿とは違い、都会的で話しぶりも大変スマートな人。
松之山では萱葺きの古民家に住み、田畑を耕し萱葺きの大工として各地に赴くなど、
大地に根差した生活を送りながら、この地域、集落に溶け込み文化も含めた将来像を描き活動をしているようでした。

とはいえ話を聞き言葉の端々からこの地域との軋轢を感じ葛藤を抱えているようでしたが、
それらを乗り越えていくんだという熱い意思と情熱を感じました。

松之山に何度か足を運び、小暮さんはじめ、この地域の魅力的な様々な人との出会いが一因として小林監督が映画を撮りたいという気になったのではと。
予備撮影にきた松根広隆キャメラマンは今回のなかで会った人々を振り返りながら、
まだまだ入口だと、これからどんな人とこの映画を通して出会えるか楽しみにしているようでした。

様々な人達がやってきた小暮さんの家の庵を囲み酒を酌み交わして話しているうちに、
実は小暮さんが長岡アジア映画祭で上映した作品の仕掛け人だと、
この場の仲間の小川久美子さんと話していてわかりました。

「第10回長岡アジア映画祭」で上映した
青原さとし監督の「雪国木羽屋根物語~新潟県松之山町~」。
松之山に住む木羽職人の倉重徳次郎さんが、
ご自宅の屋根の木羽葺きの張替に密着したドキュメンタリー映画を
同じく東京から松之山に移住した小川久美子さんとともに
青原さとし監督に依頼し制作に漕ぎつけたようで、
映画祭の上映時には倉重さん、小川さんとともに
会場のリリックに駆けつけたと話をしていて知りました。
そればかりか倉重さんの見習いとして映画にも登場してるとのこと。
だとしたら当日舞台裏でお会いしたことがあるということで、
こちらは全く気付かずにいてかなり恥ずかしく失礼をしました。

この上映時に倉重さんとともに舞台挨拶をした小川久美子さんは
かつて民族文化映像研究所に所属しており、
その縁で青原さとし監督に撮影を頼んだそうですが、
だとすると青原監督と同じく民映研に所属していた
「ひめゆり」の柴田昌平監督のことも旧知の仲のようで、
こちらは邪魔をしてたとはいえ先程まで同じ地でかやがりに汗を流し、
庵を前に酒を飲み話してる小川さんが小林茂監督、柴田昌平監督と
そして小暮さんとも映画祭で繋がっていたとはと。
松之山が繋いだ不思議な縁を感じ驚いたりしていました。

「雪国木羽屋根物語」の木羽職人・倉重徳次郎さんは
ここから5分ほどの場所に家を構えて健在らしく、
機会があったらご挨拶をしたいと思い小川さんにはよろしくお伝えくださいとお願いをしました。

ちなみに小暮さんからこの辺に住む気はないかと聞かれ、
なんでも近くに格安というかタダ同然で住める家があるそうで、
一瞬心が揺らぎましたが、その後に携帯の写真で厳冬時、
4メートルもの雪が積もり覆われた小暮さんのお宅を見せてもらい言葉が詰まってました。

2010.11.09 | Trackback(0) | 当会の活動報告

風が踊る



「今度、“かやかり“があり、キャメラマンが来るから手伝いに同行してくれないか」

アフリカに旅立つ前に小林茂監督が新作の撮影地でかやぶき屋根に使う萱を刈る“かやかり”という作業があり、予備撮影と現地の空気を知ってもらうため、撮影監督が東京から来るのでその助手みたいなことを頼まれました。
撮影監督は小林監督とすでに何本もお仕事をしている松根広隆キャメラマン。
全く役に立たないのはわかってましたが、好奇心が先に立ち喜んで引き受けました。

小林茂監督の仲間のAさんと長岡駅で待ち合わせし、松根キャメラマンをお迎えしてAさんの車で松之山の深い山里へ。
道中は標高が高くなるにつれて、紅葉が盛りの美しい山々が見えた他、長岡の平地ではセイタカアワダチソウの侵攻で少なくなったススキの野原を目にしていました。

そして辿り着いたのは松之山・裏田集落の萱ぶき屋根の古民家、出迎えたのはここのご主人でかつては写真家だったらしい小暮茂男さん。
その夜は近くのといっても車で30分ほどの温泉に浸かり、その後は酒盛り、しかも新米までご馳走になってしまいました。
ごはんをおかずにごはんがいけるほど美味しかったです。

翌朝は今回の目的である萱かりの場所、萱場へ。
近所にある萱場は少し前に降った雪で押しつぶされたので、車で30分ほどの津南の萱場へと。

しかしこちらはそもそも“萱”がなんなのかわからず、一体何を刈るのだろうかとずっと疑問に思ってましたが、萱場で目にしたのは一面に広がる“ススキ”でした。
恥ずかしながらかやぶき屋根のかやがススキであるとは全く知らず、松根キャメラマンの周りを2度ほど三脚を持ってうろちょろしてた他はカマを手にし、作業の輪の中へ萱を根元から刈っておりました。

木暮さんを先頭にこのために足を運んだAさんはもちろん、地元の人やいつしか東京からボランティア隊が車で駆けつけ、とりあえず一通り撮影を終えた松根キャメラマンも皆、カマを手にし2メートルは超えてる萱を刈り、束ね、担ぐという力仕事。
幸いにも秋晴れの中、皆さん汗を流し流し懸命に働いていました。

こちらは日頃の無精がたたり、要領も悪く、さらに束ね方が弱いという注意を受けてしまったりとすっかり足手まといとなってましたが、この地で汗を流す人々がテーマの一つとしてある小林監督の狙いの輪郭をちょっと感じたりしていました。

労働を終えた後は昨日と同じ松之山の温泉へ、こんなに気持ちいい湯に浸かったのは本当に久しぶりでした。
萱の中で情けないことに限界を感じながら空を見上げた時、ススキの穂は風に揺れていました。

2010.11.08 | Trackback(0) | 当会の活動報告

ダマスカスの詩

damascus logo sak2

「第13回長岡アジア映画祭」で上映した「貝ノ耳」の杉田愉監督の新作
「キユミの詩集、サユルの刺繍」が本日11月7日から11月13日まで開催される
「第18回ダマスカス国際映画祭」(シリア・アラブ共和国)でワールドプレミア上映として正式招待されます。
公式HP http://www.damascusfest.com/

前作「花に無理をさせる」が今年6月のロシア「18回サンクトペテルブルク国際映画祭」でのワールドプレミアを皮切りにポルトガル、スイス、イタリア、ペルーと世界各地での上映が次々と決まっていることを思えば、杉田監督の“最高傑作”とすでに称賛されている、この新作はさらに次元の高い世界での上映がダマスカスから約束されるのではないでしょうか。

「キユミの詩集、サユルの刺繍」は新潟県内ではにいがた国際映画祭などで2回しか上映されてない「キユミの肘、サユルの」の続編。
前作に引き続き丸山桃子さん、品田涼花さんの二人がそのまま成長し中学生となった姿で登場。
あらすじを読むと繊細な思春期の姿を杉田監督独自の美学で描き切ったように受け取りました。
そして出身地であり頑なに活動の拠点に置く“柏崎”で全編オールロケを敢行、その映像美で地元の美しさを世界に発信し続ける稀有な映画監督を持つ柏崎は幸福なことのように思いました。

杉田監督から届いたとても素晴らしく美しいスチール写真が否応なしに想像力が膨らみます。
さらなる活躍を期待します。

2010.11.07 | Trackback(0) | お知らせ

おいらく幻想曲

2009FH010017

昨年「第11回長岡インディーズムービーコンペティション」のグランプリ受賞作
佐藤福太郎監督「しあわせならたいどでしめそうよ」に先生役で出演し、
授賞式に駆けつけて下さった女優・今村有希さんが所属する「激弾BKYU」の
25周年公演第2弾、「~おいらく幻想曲~」が11月8日~14日に
「阿佐ヶ谷アルシェ」で開催されます。

今回は『Band-a-part』公演となり、
“全ての役(a part)が各俳優の自己演出による演出家不在の集団(Band)。台本は一ヶ月前にに渡り、俳優の創造した役を合わせるセッションは本番一週間のみに限る。俳優にとっては刺激的な公演。”
となるようです。

激弾BKYU25周年 番外編!
「おいらく幻想曲」
11月8日~14日

料金 2800円 平日昼 2000円 全席自由(要予約)
予約・問合わせ 08043892800

詳細は「激弾BKYU」公式HP http://www.bkyu.com/

2010.11.06 | Trackback(0) | お知らせ

望年会のお誘い 2010



いつもお世話になっております。
市民映画館をつくる会です。
当会恒例の望年会のご案内を致します。
本年も当会の活動にご理解とご協力をいただきまして誠にありがとうございます。
これから年の瀬に向けて慌ただしくなりますが、
ぜひとも望年会にご参加いただき楽しいひと時を過ごしていただけたらと願います。
日時、会場、会費は下記のようになります。
毎年好評の“ほかほか鍋”を用意してお待ちしております。
寒さが厳しくなっていきますが、どうぞご自愛ください。

市民映画館をつくる会



日時 12月11日(土)午後7時~
会費 お酒飲む方 2500円
    お酒飲まない方 1500円
    学生 1000円
*持ち込み歓迎!!

会場 市民映画館をつくる会事務所
    長岡市東坂之上2-2-2スズランビル4F

2010.11.05 | Trackback(0) | 当会ご案内

何か心が震えるような体験をした時に、



三浦:今日は「空とコムロ―イ ~タイ、コンティップ村の子どもたち~」の上映にご来場いただきましてありがとうございます。監督の三浦です。

小林:監督ようこそ。横浜からお見えで長岡は初めてですか。

三浦:ええ、初めてです。こういう機会じゃないと来れないので、はい。

小林:三浦監督とは昨年、岡山映画祭でちょっとご一緒して。

三浦:はい。岡山の映画祭で小林監督は「チョコラ!」を上映されて。懇親会は楽しかったです。

小林:それで長岡の方でアジア映画祭があるのでこの作品をぜひ上映してほしいということで監督の方からアプローチされたという。

三浦:そうですね。こういう映画はなかなか東京、横浜はあっても上映するのは難しいんですけども、私の友達が長岡にいたりということで。
背中を押されて、その友達に助けてもらって、こういう上映ができることができ、今回は本当に観ていただけるのが嬉しいと思ってます。

小林:ありがとうございます。わざわざ来ていただきまして。
「空とコムロ―イ」でしたね。何年もかけて作った映画だということで。

三浦:これはタイの北部のメ―サイという小さな町に、山奥に初めて行ったのが2000年だったのですけども、それ以来そこの人達に魅せられて、毎年少しづつ撮りためて2008年に完成しました。

小林:そしてなおかつ自分でフィルムを持ってあちこち行ったという。
そういう意味で手作りですよね。

三浦:そうですね。大きな、それこそ「キャタピラー」とは違うんですけども、まず自分一人から出来ることを、カメラを廻してね、そして編集して上映も皆さんの助けがあってできることなんですけども、ポチポチやってます。

小林:本来は映画が終わった後に私が聞くことだったんですけども、今日は私が透析の日にあたってまして、岡山でもご一緒して縁がございますので頭の10分ほど監督とこうやってトークをさせていただきます。
ちょっと私なりにこの作品を観てですね、ポイントを幾つか絞り込みました。
まず自分でこの映画は“プライベートドキュメンタリー”というふうに言ってますね。
これはどういうことでしょうか。

三浦:映画っていうのはですね、監督というのは椅子に座って用意スタート!と言ってる人みたいな感じで、たくさんのカメラの人とか、照明の人、いろんなスタッフがいるというイメージがありますけど、私の場合はまず自分の普段の生活の中で出会った人達と、あっ!何か心が震えるような体験をした時に、この人を撮ってみようと。カメラも自分が廻して、そしてその人の交流を作ること、そういうことを大切にしたいと思ってる映画なんです。なので自分でカメラを廻し、音も一緒に取りながら編集を大事にしながら、そして上映にもこうして立ち合って皆さんの意見を聞きながら、そういうことまでやっぱりやれるのが楽しいことですね。

小林:最初の頃のきっかけの映画がですね、ご自分のおばあさんが少し今でいえば痴呆的な状況になられて、自分はアナウンサーだというふうになってソファーでアナウンスの、、、

三浦:そうですね。「孤独の輪郭」というのを1997年に作ったんですけども、それはたまたま私の祖母がそういうふうにそんな経験がないのにいろんなアナウンサーだと思って毎朝7時30分に放送してたんですね。あっ!人間ってこんなことができるんだ、そんなイメージが拡がっちゃうんだな、そのことに衝撃を受けて一人でそのことを撮ったっていう経験がありまして、やっぱり自分にとっての深い体験というのが、どんな映画作家の人にとっても大切なことかなと。

小林:そうですね。そういうことでいえばあえてカメラは三脚につけた安定なものとして撮ってないですね。

三浦:そうですね。ある方にとってはいろいろ動いてテレビとは違う不安定な感じっていうふうにご覧になる方もいらっしゃるかもしれないんですけども、やっぱりそこに私の心の動きとかが反映されているので、そんなことも楽しみながら観ていただければ。時にはね、動きすぎてなんか目がまわるわっていう方もいらっしゃるので、ちょっと目がまわりそうだなって思ったら、多少休んでいただいても差し支えないので、その辺は一緒に旅をしていく、こういうところを体験していくみたいな、そんなつもりでお楽しみいただければ。

小林:村を訪ねて挨拶をする時に握手をする挨拶をする習慣があって、それを三浦さんがカメラを廻しながら自分の手が映ってるシーンなんか、とても面白く見えましたけど。

三浦:ありがとうございます。カメラのプロの小林さんにそう言っていただいて。

小林:ですからそういう映画だということでお考えいただきたいということですね。
それからもう一回、背景みたいなことを言いますと北部の国境地帯にあるいわゆるトライアングル、、、

三浦:ゴールデントライアングル。

小林:そうですね。麻薬のケシの栽培とか、人身売買なんかが問題になっていて、、、

三浦:ちょっと前には「闇の子供たち」という劇映画がありましたけど、、

小林:阪本順治監督の、、、

三浦:そうですね。あういう本当に悲惨なことが起きてるエリアなんですけども、あえて私の映画はそういうことで生々しく見せるものではないんですけども、その子ども達の背景にはあういうことがすぐに後ろに迫ってるエリアの話なんですね。

小林:そうですね。それで少数民族のアカ族が舞台ですね。

三浦:あの子ども達は山の上にもともと住んでまして村に小学校が無いんですね。
学校が無いと読み書き勉強ができない、例えば今は交流が深まってタイの街の中に出てくることがあるんですけども、言葉が出来なくて騙されてしまったり、自立のための仕事ができない。そうすると結局売春というようなことで仕事をするということになってしまったり、だから学校に行くことはとても大切なので、これから映画でお見せする自立支援施設がありまして、そういうところでみんなが自立できようにという背景があります。

小林:そこを名付けてコンティップ村というふうに呼んでるわけですね。
そこで出てくるある修道会から派遣されてもう30年以上いらっしゃるペンサ神父さん、いい顔してますね。

三浦:ステキな方なんですよ、イタリア人の方で。

小林:そうですね。母親代わりのノイさん。
三浦:はい、タイのねお母さん、肝っ玉母さんみたいな方なんです。

小林:そうですね。それから2歳から9歳くらいにならないかな。大きな主役をつとめるファちゃん。向こうでは“空”という意味らしいですね。映画の中に入ってましたけども、その子をちょっとお話しいただけませんか。

三浦:私が二回目にその村に行った時に、その子がお母さんに連れられて。この施設は小学校一年生以上の子が集まってるんですけども、一人だけ2歳の子が、赤ちゃんの子がいたんですね。そしたらそのお母さんがもうエイズにかかっていて、自分の子どもがエイズではないけれども、自分が万が一の時にちゃんと大きくなれるように自分の出身校、故郷にあるこのコンティップ村にその子を連れて来たと。

小林:毎年の成長ぶりがなんとなくこの映画を支えてるような気がしますね。

三浦:そうですね。まずその子をずっと撮ってしまう。なんかこう目がそらせないという感じで。

小林:それとあの「空とコムロ―イ」っていう、“コムロ―イ”が何かなかなかわからないんですけども、それは映画の中で楽しみにしていただきたいと思うのですけども。
監督がこの“コムロ―イ”のタイトル、あるいは“コムロ―イ”そのものに、何かわかりませんよ、映画を観ていただきたいんですけども、それに込めた思いをちょっと聞かせていただきたいんですけども、、、

三浦:私達はこういう日本に暮らしていてタイのこども達はもっとやっぱり私達よりも生命の危険に晒されてるようなところもあるんですが、遠い国の地から少しでも幸せに育ってほしいなぁと祈りを込めてというか、そんな気持ちを込めたり、、、

小林:そうですね。“コムロ―イ”なんだろうと思いながら映画観てもすぐにわからないですよね。それでなんだろうなんだろうと思いながらコムロ―イを観るんですけども、その時の気持ちがやっぱりこの映画の全てではないでしょうかね。どうもいろいろとありがとうございました。長い時間前もってちょっとこんな話をしてから観ていただきますが、どうぞお楽しみいただけますように失礼します。また監督の話はあとでございます。じゃ、よろしくどうぞ。

三浦:どうぞごゆっくりお楽しみください。どうもありがとうございます。

2010年9月6日 第15回長岡アジア映画祭
「空とコムロ―イ」上映前 三浦淳子監督×小林茂監督対談

「空とコムローイ」公式HP http://www.tristellofilms.com/scom.html 

2010.11.04 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

旅人が歌う歌は みんな嘘に変わっちまう



「米沢まで行く道はかつて 瞽女さんが歩いた道なんですよ
私はいつか 瞽女さんと同じ道を歩いてみたい」

“越後・ 瞽女唄葛の葉会”のリーダーがかつて話していました。
この日は現在、各地でソロ活動を行ってる葛の葉会のメンバー4人が久しぶりに顔を合わせ、
新しい演目で小林ハルさんが演じてた忠臣蔵のエピソードがテーマの“祭文 松阪 義士伝 赤垣源蔵~徳利の別れ~”を一人一段、4人で披露し観衆の拍手を浴びていました。

ちなみに演目のせいなのかこの日はいつも以上に男性客が多く、
その中には映画祭で興味をもったらしい当会元会長の姿もありました。

10月30日 アトリウム長岡

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オープニングアクトの中田健さんのライブに拍手を贈るナカムラさんと目が合うと、
握手をしていただき、この前の映画祭でのライブのお礼を伝えました。

もちろんトリで登場したこの夜のライブはいつも以上に長めの自己紹介MCから圧巻のステージ。
音楽を自在に操り観客のボルテージはずっと最高潮のままエンディングへと雪崩れ込んでいきました。
改めて凄いバンドだと。
嬉しかったのは映画祭で初めてモアリズムを知ったというお客さまがこの夜に駆けつけて下ってたことでした。

10月30日 音楽食堂

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「長岡ではアジア映画祭で主演作をかけてもらったことがあります。
次はその時の主題歌“やがて風は吹くだろう”」

ピアノを叩くように弾き、叫ぶように歌うTSUNTAさんのステージはまたひと際大きくなって圧巻。
観客はその歌声に引き込まれ釘づけとなってました。

「やがて風は吹くだろう」は紛れもない名曲。
この夜のお客様にはぜひこの曲が高らかになり響く「HOBOS」を見てほしいと思ってました。

新曲も交えながらも時間の関係でこの夜のステージは短め。
もっと聴きたいという気持ちでしたが「また長岡に来ます」の言葉を残したので次の機会に。

11月3日 音楽食堂

2010.11.03 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

夏はミステリアス一時雨



「やっぱり、ここは落ち着きますね」

俳優目指してスリランカに渡ったダイスケ君が
一時帰国をして事務所にやってきました。
来るとは知らなかったメンバーがとても驚き
あちらの生活についていろいろと尋ねたりしてました。
そして事務所のパソコンからFACEBOOKでスリランカの知人とチャットを始めて一同驚いたりと。

あちらではテレビドラマの端役に出演したものの、
スリランカの国民性に戸惑うことが多く悪戦苦闘をしてるようでした。
しかも一日三食カレーで、さすがにそれが一カ月も続いた頃は大変だったと。
しかし友達も多くでき、夜になると部屋の中にホタルが舞う幻想的な場面を話し、
一同聞き入っていました。

ダイスケ君の目的はとあるミッションを任命されての長岡入りで、
この話はとてもとても面白いものの、
なかなか困難を伴う話になり、実現に向けて当会もできる限り協力したいと。

2010.11.02 | Trackback(0) | 当会の活動報告

お金で買える夢は夢じゃない 



シネ・ウインドの株主総会に出席しました。
今年で25周年となるシネ・ウインドは今後、会員会費の改定を行ったり、
子ども向け映画を積極的に公開しようとするそうです。
現在はシネ・ウインドに限らず映画館に足を運ぶのは
ご年配の方が多くなってきており、このままでは映画人口の先細りが危惧されるので、
子どもの頃から映画に興味を持ってもらおうという企画も始めるようです。

その後の懇親会はよりによって当会会長と同席、しかも隣だったので
おとなしくしておりました。

するとにいがた映画塾で活躍するYさんがやってきて、
昨年は三条高校出身の脚本家・寺田信義について教えていただきましたが、
今回は「新潟県の映画監督30人」という資料を作ってきて読ませていただきました。

その名の通り新潟県出身の映画監督を書き連ね、
現役では森達也監督、石井克人監督、李相日監督など、
故人では山本迪夫監督、近藤喜文監督等々、
そして長岡アジア映画祭で上映した監督は小林茂監督、当摩寿史監督、杉田愉監督、東條政利監督、五藤利弘監督、野上純嗣監督等の名前がありました。
他に初めて知るような監督が多々ありながらも、
新潟は著名な漫画家の出身地としてマンガ王国と呼ばれていますが、
映画監督も相当な名を輩出していると思いました。

中でも目が止まったのは柏崎出身という村山三男監督。
現在、シネ・ウインドで公開中の「樺太1945年夏 氷雪の門」の監督とあり、
それまで村山監督が柏崎出身とは知りませんでした。
この作品の配給は小林三四郎さんが代表の太秦であり、
三四郎さんも柏崎出身となるので、映画界の大先輩への思いがあるがあるのだろうかと。
今度、機会があったら尋ねてみようと思いました。
村山監督のフィルモグラフィには多くの戦争映画を手がけた半面、
当時の香港最大の映画会社ショウ・ブラザーズに招かれて
かの地でも監督作を手がけたようで、
日本の優秀な映画人が香港に呼ばれて技術指導をし、
香港映画をレベルアップさせたのは映画史の中でも有名なので、
そこに村山監督が連なるのも初めて知りました。
昨年に続いて教えていただいたYさん、ありがとうございます。

「氷雪の門」は11月5日までシネ・ウインドで公開されてます。
シネ・ウインド公式HP http://www.wingz.co.jp/cinewind/

また11月7日は見附市アルカディアホールで上映されます。
http://cinemaciao.net/movie/index.html

「氷雪の門」公式HP http://www.hyosetsu.com/

・発売中の「月刊ウインド11月号」に当映画祭実行委員が書いた映画祭レポートが掲載されています。
ぜひ読んでみてください。

2010.11.01 | Trackback(0) | 当会の活動報告

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