今晩の上映企画室は東京スポーツ映画大賞に出席した事務局長の報告。 また「大林宣彦監督映画ポスター展」はながおか市民センターの他、 別会場でも開催できそうなのでその視察。 ポスターの方はシネ・ウインドやシネ・ウインドのスタッフからも協力を仰ぎ、 リストをみせていただいたらデビュー作の「HOUSE/ハウス」も展示できそうでこれは楽しみです。 あと久しぶりに事務所にやってきたメンバーとしばし雑談。 「ここはやはり落ち着きますね」 話しに来るだけでも構いませんのでぜひ事務所にいらして下さい。
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2011.02.28
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本日は毎年開催されているけやきの会 主催の映画上映会に “「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会“と 「この空の花」協力のお願いのチラシ配布に。 けやきの会の皆様のご協力をいただき毎年配布させていただいてます。 ありがとうございます。 今年の上映会はろうあ者をテーマにした「ゆずり葉 」 そこで会場ロビーには昨年の当映画祭で「あぜみちジャンピンッ!」の際に協力をいただいた方がおりました。 お話しをすると「この空の花」協力のお願いのポスター、チラシは手話で「I LOVE YOU」を表したデザインとなっており、手話を使ってくれたのがとても嬉しいと喜んでいました。 ろうあ者をテーマにした「風の歌が聴きたい」を大林監督は撮っているだけに手話にも詳しいようで、ちょうど1年前の小千谷で開かれた講演会でも手話の話から始めていました。 “「雲」の表現は全国で違うけど「I LOVE YOU」は世界共通語”だと。http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-787.html なるほど手話を話される方にもこの映画は関心が深いと知り、 それならば完成した暁には日本語字幕版を作ってはどうかと 今度「長岡映画」製作委員会 に話してみようと思いました。 まぁ、まだ完成は先だしこちらの話を聞いてもらえるかは未知数ですが、 せっかく手話をデザインに取り入れているだけに。 あとこの日のチラシ配布で知ったと思いますが小林茂監督報告応援会にも事務所に電話で予約が入りました。 お待ちしています。 「この空の花」協力のお願いポスターは↓こちらの画像です。
2011.02.27
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昨晩のミーティングはこのブログを読んでる方が初参加の中、 4月開催予定の上映会の進行状況を事務局長から。 また3月15日~3月28日にながおか市民センター1階にて 大林宣彦監督映画ポスター展を開催します。 これまで当会で上映した秘蔵の大林映画ポスターを中心に展示いたします。 来週月曜夜はその準備を致しますのでお時間のある方は当会事務所までお手伝いいただけましたら幸いです。 ちなみに明日の東京スポーツ映画大賞に当会から事務局長が出席します。
2011.02.26
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(c)2010 GNDHDDTW 先日、「新潟しゅわる映画祭」の実行委員が当会事務所に来て下さいました。 「第2回新潟しゅわる映画祭」の宣伝のために長岡をまわってたようです。 おつかれさまです。 “手話あり、字幕あり。目で見て、心に伝わる映画をお届けします。”をキャッチコピーに 「第2回新潟しゅわる映画祭」は3月11日(金)~3月13日(日)の日程で 今年はシネ・ウインドで開催されます。 「借りぐらしのアリエッティ」「育子からの手紙」の日本語字幕付き上映や 手話や副音声も活かした作品を上映します。 詳細は「新潟しゅわる映画祭」公式サイト http://www.syuwaru.jp/ トークショー参加監督に長岡インディーズムービーコンペティション審査員で毎年お世話になっている井上朗子監督と「あぜみちジャンピンッ!」の西川文恵監督の名が。 思えば「あぜみちジャンピンッ!」は昨年のしゅわる映画祭上映作品なのでもう1年なのかと。 あと上映作品の中で気になったのは“エロバリ”と称した「ナース夏子の熱い夏 」 監督の東ヨーイチって誰だ?と調べたら「サード」「絵の中の僕の村」「酔いがさめたら、うちへ帰ろう。」の巨匠・東陽一監督ではありませんか。 “エロバリ“=“エロティック・バリアフリー・ムービー”というジャンルに果敢に挑む巨匠の姿を見てみたいと思いました。
2011.02.25
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3月13日(日)長岡市立中央図書館2階講堂での “「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”では 昨秋に「チョコラ!」を撮影したケニアのティカまで映画を届けに行った 小林監督の報告会となっています。 よって「チョコラ!」の本編は上映いたしません。 ただし会場では「チョコラ!」のDVDをはじめ、 小林監督作「こどものそら」「ちょっと青空」のDVDも販売いたします。 こちらもご注目ください。 また現在、お問い合わせが相次いでおります。 当日の入場の予約を望まれる方は 市民映画館をつくる会 TEL/FAX:0258-33-1231 メール tsukurukai@lds5.com までお申し込み願います。
2011.02.24
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*池谷薫監督よりメールが届き抜粋して転載します。 『蟻の兵隊』の上映会があり、奥村さんが元気に上映後のトークに参加してくれました。 奥村さんは現在抗がん剤治療中ですが、体調がよいと伺い、また本人の励みになればと思って出演をお願いしました。 久しぶりの掛け合いだったのですが、言葉の一つ一つに「魂」が感じられ、やはり、かけがえのない人であると痛感しました。 お越しくださった皆さん、ありがとうございました! さて、私がプロデュースした『ちづる』(赤崎正和監督)上映会のお知らせです。ご高覧いただければ幸いです。 日時:3月6日(日)13:00から 会場:立教大学池袋キャンパス9号館大教室 主催:立教大学ボランティアセンター ※上映後に監督トークあり ※入場無料、申し込み不要 『ちづる』 2011/HD/カラー/70分/1:1.78 妹のことをどう説明したらいいかわからない。 だから言葉で伝えるかわりにカメラを向けることにした。 劇場公開の予定が決まらないうちにTV、新聞等マスコミでひと際注目を集めている作品がある。立教大学 現代心理学部 映像身体学科の赤崎正和が監督したドキュメンタリー「ちづる」。自身の卒業制作として企画されたこの映画は、重度の知的障害と自閉症をもった赤崎の妹・千鶴とその母を1年に渡り撮り続けたみずみずしくも優しい家族の物語である。最も身近な存在でありながら正面から向き合えなかった妹にカメラで対話した監督は、映画を撮り終える頃、家族との新しい関係を築きあげている自分に気づく。作者の精神的な成長がいみじくも映像に刻印されてしまった稀有なドキュメンタリーの誕生。“若さ”が成し遂げた映画の奇跡がここにある。 10月下旬から「ポレポレ東中野」「横浜ニューテアトル」でロードショー! なお、当日は12:00から『わたしが出会った子供たち ドイツ国際平和村』(山内 悠監督)を上映します。 「立教ジャーナル」で香山リカさんと対談しました。http://www.asahi.com/ad/clients/rikkyo/ 感謝を込めて 池谷 薫 映画監督・立教大学特任教授 「ヤマガタin立教」運営日誌。 http://road2yamagata.blogspot.com/
2011.02.23
| Trackback(0) | お知らせ
昨晩の上映企画室は“小林茂監督報告応援会”の宣伝展開の確認と今後について。http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110209ddlk15200044000c.html また現在4月の上映会を検討中、それに併せてポスター展を考えているのでその準備など。 正式に決まりましたらこちらに掲載します。 月曜夜は当会事務所にて作業、準備をしています。 お時間のある方はお手伝い願います。
2011.02.22
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昨日、『第21回にいがた国際映画祭 』へと足を運んできました。 お目当てはそこに名画座の残り香を嗅ぎとったジュリー主演の「太陽を盗んだ男」 満席が予想されたために上映1時間半前から並び無事に最前列に陣取ることができました。 上映前に実行委員長が本作への思い入れを語る中で東京での学生時代に名画座で本作が上映されるたびに足を運んだこと、その言葉の中に新潟にあった名画座「ライフ」の名前が出ましたが、いづれも話に聞く名画座ムーブメントや「ライフ」とも外れた所で生まれ育ち、僅かにシネ・ウインドで一時期盛んだったオールナイト上映に託してた心細い映画体験だけに今回の「太陽を盗んだ男」の上映はうってつけの機会でもありました。 もう20年近く前に当会メンバーから勧められてビデオで見た「太陽を盗んだ男」 当時は今と違って邦画低調期だっただけに終始衝動に突き動かされたようなストーリーやアクションに興奮し「ぜひこんな日本映画を観てみたい」と心底思っていましたが、 今回、再見してやはりあれからこれを凌駕する日本映画はまだ未だ現れてないという結論に達しました。予想されたこととはいえ。 もちろん随分、記憶と違うシーンがあったりしましたが原爆を手にしながらも何をしたいのか自分でもわからないジュリーの姿に70年代のウックツした閉塞感を、DJの池上季美子のコジャレた明るさにスカした80年代への橋渡しを感じたりと。 そして当時の東京が活写されているのは貴重な記録映像にも映り、途中ドキュメンタリータッチで変貌途中の歌舞伎町が現れるのはなかなか興味深かったです。 そしてもちろん全盛期のジュリーのキワドイ魅力、よくこんなアナーキーな役を演じたものだと、だから今でも正真正銘のスーパースターではないかと。 エンドクレジットが流れ助監督に“相米慎二”の名前にちょっと胸が熱くなり、 俳優さんの中に“森達也”と“香山リカ”の名を見つけ、当時は役者だったらしい“森達也”はともかく“香山リカ”はどうも別人のようですが、ちょっと驚いてました。 上映後はご年配の中に若い人達が混じってたような満席の客席から拍手が沸きましたが、例えば21世紀の作品で名画座で何度も上映される映画って何があるだろうかと観終えて思っておりました。 続いてクロージング上映の「エル・カンタンテ」 初めて名前を知るサルサのスーパースター、エクトル・ラボーの伝記映画。 クスリで破滅したミュージシャンは数多いるとはいえプエルトリコからの移民がサルサの歌声で成り上がると言うのが興味深かったです。 ただ主演俳優と女優(ジェニファー・ロペス!)がやたらと必要以上にイチャツくのが気になり後で調べたら実際の夫婦共演のようでなるほどと。 落ち目となった晩年、ガラガラのコンサート会場で歌う姿は大きな励みとなりましたが、その後の結末がとても厳しかったです。 それでも観て良かった、この日こちらを選んで良かったです。 実行委員の皆様、おつかれさまでした。
2011.02.21
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五藤利弘監督は映画監督、脚本家の顔を持つ傍ら、 テレビのドキュメンタリーも手がける硬派な一面もあり、 これまでにNNNドキュメントやNONFIXと貴重な民放のドキュメンタリー番組に作品を発表しています。 そういった意味でも日本のドキュメンタリー映像作家の一人でもあります。 今度2月23日深夜26時55分~27時55分(24日2時55分~3時55分)の フジテレビ「NONFIX」で五藤監督がプロデューサーとして作品に責任を持ち、 構成、撮影、取材も兼ね不妊治療をテーマにした「それでも私は産みたい」が放映されます。 ちょうど撮影時期が「雪の中のしろうさぎ」の準備と重なってたと思うのですが、 この度、無事に完成して放映されます。 ぜひ硬派な五藤監督の一面も見ていただけましたら。 と書きながらもこの番組は新潟県で放映されてないのが残念。http://www.fujitv.co.jp/b_hp/nonfix/index.html
2011.02.20
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遅ればせながらキネマ旬報 2010年ベストテンで当会上映作品は 「ハート・ロッカー」が批評家5位、読者3位。 「キャタピラー」が批評家6位、読者5位で寺島しのぶさんが最優秀主演女優賞受賞。 「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」が批評家6位でした。 また「ハート・ロッカー」はスクリーン誌では第1位。 あとキネマ旬報文化映画部門では当会にご縁のある「ひめゆり」の柴田昌平監督の新作「森聞き」が7位に入っていました。 「森聞き」は3月5日よりポレポレ東中野より順次全国公開され、 ポレポレでは連日、柴田監督がゲストとトークを開くようです。 「森聞き」公式サイト http://www.asia-documentary.com/morikiki/ 「森聞き」ツイッター公式アカウント http://twitter.com/morikiki_movie
2011.02.19
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「まずタレをつけないで食べてみて」 『雪の中のしろうさぎ』十日町駅ロケの後、時間がだいぶあるので、 十日町に来たついでにとチラシ配布にまわってました。 小林茂監督報告応援会と「この空の花」の製作協力のお願いのチラシです。 特に小林監督の新作は合併して十日町市となった旧松之山町を中心に撮影されてるので関心があるのではないかと。 それで事前の東京特派員のリサーチで十日町駅近くの中華料理店『北京』の餃子が美味しいと聞いてたので「ごったく」の方に教えていただき辿り着きました。 食指が動いたのは東京特派員の一言「宇都宮の人もここの餃子を食べにくるそうです」 年季の入った店構えの中に入るとカウンターの中でご主人は餃子の皮を一枚づつ手延べ棒で伸ばしていたところ。 餃子を注文し長岡から食べに来たことを伝えるとご主人は出来あがった餃子を前にまず言ったのが冒頭の言葉。 なるほど素のままでアツアツの餃子を食べると確かに皮がプリプリし食感が一味違い、 具の方もうまみがほとばしりました。 続いてご主人自ら小皿に黒胡椒と酢を混ぜてみて「これで食べて」と。 さらに餃子を奥深く味わえるような。 話を聞くと宇都宮はもとより全国各地から餃子好きが食べに来るほか、 生の皮だけでも全国から発注があるそうです。 ただしテレビのグルメ番組の取材には応じない主義のようです。 店内にあるチラシを手にしたら“十日町でぎょうざを作りつづけて50年”とありさすがに伊達ではないと。 1個、1個深く味わいながらいただいてました。 美味しさの秘訣は「皮に一手間かけること」 手延べ棒で皮を伸ばす様子をみて頷けました。 ぜひまた食べに行きたいです。ごちそうさまでした。 その後は十日町シネマパラダイスへ。 観賞したのは『未公開映画祭』 の『ビン・ラディンを探せ』 監督も兼ねるモーガン・スパーロックが子どもが生まれることをきっかけにより平和な世界を熱望、世界を脅かすテロ撲滅のため元凶のビン・ラディンを探しに中東諸国を駆け回るもののそこで目にし気付かされたのは、、、、 ちょうどエジプト革命直後だっただけにタイムリーな観賞でした。 あの革命が起きなかったらエジプトが独裁政権の圧政だったことなど知らずにいたかもしれませんが、ムバラクのへの不満をまくしたてる民衆が映し出されててすでに萌芽のようなものがこの映画撮影時にあったように思いました。 アメリカでの公開は2008年。 「誰もが政府の不満を語り、黒幕はアメリカだと言う」 しかし十日町の宝として“雪まつり”“大地の芸術祭”“きもの”“へぎそば”“北京的餃子”“妻有ポーク”など数多く挙げられるでしょうが、この十日町シネマパラダイスも十日町の大きな宝だと改めて思いました。 『未公開映画祭』の公開はもちろん予告編に流れる作品のラインナップを観てるだけで凄いこだわりを感じました。 あと設備の素晴らしさはもちろんいつも清潔な点も含めて東京でもここに敵うミニシアターはそうそう無いように思いました。 当然こちらにもチラシのお願いをしようとしたところ、 すでに小林茂報告応援会のチラシが置いてありポスターも掲示。 当会メンバーでもう誰か来たのだろうかと思ったら受付の方が 「今日、小林茂監督が来てポスター、チラシを置いてきましたよ」 この時、小林監督は松之山で撮影に1週間ほど来てましたが 何かの用事で十日町に来た際にここへ依頼に来たようでした。 監督自らチラシ配布をしていただき恐縮です。 十日町シネマパラダイス公式サイト http://www.t-cinepara.com/
2011.02.18
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*池谷薫監督より続けてメールが届きましたので抜粋してご紹介します。 「第11回長岡アジア映画祭」でも上映した『蟻の兵隊』の上映会が開かれます。 奥村さんとは映画の主人公・奥村和一さんのことで戦後も戦い続ける元・残留兵、旧中条町、現新潟県胎内市出身です。 *『蟻の兵隊』上映会 東京の雪、豪雪地帯にお住まいの人には申し訳ないですが、たまにはいいものですね。 さて、久しぶり、『蟻の兵隊』http://www.arinoheitai.com/ 上映会のお知らせです。 日時:2月19日(土) 13時30分から 会場:すみだ中小企業センター サンシャインホール 上映後に僕がお話をさせていただきます。 そして・・・、もしかすると奥村さんがサプライズ出演?! お仲間にお知らせください。 感謝を込めて ・上映協力金 500円 ・連絡先 03(3629)0362 (澤井) *『ちづる』劇場公開決定! 東京スカイツリーはもうすぐ600メートル。上からの眺めはどんなものになるのでしょうか。 さて、僕がプロデュースしました映画『ちづる』(赤崎正和監督)が、10月下旬から 「ポレポレ東中野」と「横浜ニューテアトル」でロードショー公開されることになりました。 『ちづる』のこと、それから僕が大学で取り組んでいることを知ってもらいたくて、 大学HPに掲載される「立教ジャーナル」で、精神科医で立教大学教授の香山リカさんと 対談させていただきました。お読みいただければ幸いです。http://www.asahi.com/ad/clients/rikkyo/ 映画『ちづる』を一人でも多くの方にご覧いただきたいと願っています。 上映委員会をつくって学生たちとともに宣伝活動に励みます。 今後ともご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 感謝を込めて 池谷 薫 映画監督・立教大学特任教授
2011.02.17
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“ごったく”とは十日町の方言で“さわぐ”という意味のようです。 その名を冠したのが“十日町を有名にし隊「ごったく」”。 十日町を全国に大きくアピールするのが目的のようで特産品や名産品、 何よりも信濃川を中心にした雄大な自然が大きな資源としてあり、 それを活かした地域活性化としてのロケ誘致を目的に結成されたのが「新潟市十日町市ロケ応援団」。 今回の五藤利弘監督作「雪の中のしろいうさぎ」はロケ応援団有志が全面的にバックアップ。 十日町の民芸品が物語の鍵となる脚本制作に関しても五藤監督に貢献したと思います。 その応援団の力を様々と実感したのが小嶋屋総本店でのロケ。 宴席のシーンとして並べられた品々、名産の妻有ポークのしゃぶしゃぶに角煮、山菜の天ぷら、ぜんまいのにしめ、コシヒカリのおむすび、もちろんへぎそば! その中に栃尾のあぶらげも入ってたのが五藤監督らしいこだわりに思いましたが、 これらが宴席の本番シーンでは実際に出演者の皆さんはもちろん エキストラまで食べることができ驚嘆、特に口の中で蕩けるようなしゃぶしゃぶの美味さに驚愕でした。 それとは別に昼食も用意されて出演者の皆さんはここでもへぎそばの美味さを讃えていました。 これは出演者のみならずスタッフの皆さんも東京に戻ったら話の種から広まるのではないでしょうか。 ちなみに十日町は蕎麦に山葵でなく辛子をつけるのが特色のようです。 十日町ロケ応援団のマニフェストとして“「ロケめし」日本一を目指す”ことが挙げられていましたが、確かにこういったお店が協力・味方となるのは大きな強みに思えました。 ごちそうさまでした。 また今回も林君や長岡造形大生がスタッフとして現場につくなどすっかり五藤組の一員と化していましたが、現場でテキパキと動くセカンドの助監督の女性がおり、撮影が終わったらこちらに声をかけてきました。 誰だろうと思ったら数年前にシネ・ウインドで専従をしていた方でした。 いつの間にかいなくなり風のうわさで東京へ行ったと聞きそれっきりでしたが、確か当会の暑気払い会にも来てくれたことがあるハズ。 とはいうもののメガネをかけてるだけでなくすっかり面影が変わっていたので全く気付かずにおり、正直まるっきり別人に映りました。 まさか映画の現場で働いてたとは。 現場での働きぶりを見ると相当、経験を積み重ねたようで面影が変わったのも自信の表れのように思いました。 こんな再会ってあるんだと。 というわけで撮影はあと1日あるようですが完成後は「第3回沖縄国際映画祭 」で上映。 その後に十日町で上映会を開くそうです。 五藤監督作は青春ファンタジーが続いてましたが、今回は芸達者な吉本芸人が出演しているので喜劇の面が大きくなるものの、五藤監督の根っこは変わらないハズです。 何より強みは自分で脚本を書けること、そして心強いサポーターにいつも恵まれていることだと思います。 期待します! 新潟県十日町市ロケ応援団公式サイト http://www.10city-loca.com/
2011.02.16
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大雪が前夜から激しく降る中、早朝長岡を林君の車で出発。 林君は今回「雪の中のしろうさぎ」現場でも制作助手として参加。 途中、除雪車もまだ始動しない道に雪が降り積もり、 激しくスリップをしながら6時過ぎにこの日、最初の撮影地の十日町駅に到着。 ここは阪本順治監督の傑作「顔」の冒頭が撮影された場所です。 監督はじめ次々とスタッフが到着しすぐに機材がホームに運ばれ、 こちらはまた「ごったく」のメンバーとしてエキストラのお邪魔を。 駅の待合室でジャンバーを着て呼ばれるのを待っていました。 「撮影は順調ですか?」の問いに、 「ええ、でも初日は午前2時ごろまでかかってました」と監督は笑いながら。 小嶋屋総本店で撮影してた初日、こちらが帰った後も場所を移してずっと遅くまで撮影をしていたようです。 この日は「ごったく」メンバー役のあべこうじさん、ノンスモ―キンのお二人、そしてエキストラの皆さんで芸術家役の岩尾望さんを駅でお出迎えするシーン。 十日町駅の全面協力を得ないとここまで出来ないだろうと。 実際に岩尾さんが乗った電車がホームに着き、 降りたら皆さんでお出迎えという場面を一発録り狙い。 そのために俳優の皆さんが到着したらすぐにエキストラも含めてリハーサルを開始。 見ていてサスガだと思ったのがあべさんとノンスモ―キンのお二人の台詞の やりとりが立て板に水のごとくとてもテンポよく話されていたこと。 おそらくこのシーンのために相当な練習を三人で重ねたように思いました。 こちらはその後ろで「ごったく」の幟を持って上下に揺らしていたりしました。 そのうち「ごったく」のメンバーだけのシーンで本番。 角度を変えて何度も撮影し、そのたびに俳優さんは同じ台詞を繰り返しNGは一度もありませんでした。 次の電車が本番なものの、到着までまだ時間があるので待合室で俳優さん、 エキストラ共々出番まで休んでいました。 ホームとはいえホントに寒い、その寒い中監督はじめスタッフは打ち合わせを重ねてたりと。 あべさんはムードメーカーとして時折、場を盛り上げ、岩尾さんは人見知りなのかとても物静か。 こちらは個人的に本当に個人的に岩尾さんにお礼を伝えたいことがあったので言いそびれておりました。 とはいえその場の皆さんで俳優さんと共に記念撮影をしたのは嬉しかったです。 やがて大雪で遅れてる次の電車が到着する時間が迫り、 その電車に乗るために岩尾さんはスタッフと車で隣の駅へ。 到着の5分前になったら「ごったく」のメンバーはホームで撮影隊共々いよいよ準備を。 待ち時間が長かったためかあべさん「お願いします!」と大声で気合を入れてホームに。 目前に迫って来た電車がホームに到着。 しかし先頭車両のドアは予定よりも後ろに着いたので一同、少し位置がズレてしまいましたが岩尾さんが降る前から本番。 緊張の一発撮りは岩尾さんとあべさんの掛け合いが見事に決まって当然OK! 後ろでボーッとしていたこちらもたぶんNGじゃなかったのでOKだったと思います。 ちなみに一般客の皆さんは助監督のお願いのもと、2車両目から降りてました。 というわけで無事にこのシーンは終了。 いつしかここで出番は出番が無かったマドンナ石橋杏奈さんも合流。 機材を片づけたら石橋さんと監督を真中に囲んで十日町駅の前で一同記念撮影をしたら、 すぐに俳優、スタッフは次の現場へまたたく間に移動。 この日も夜まで撮影のようでした。 そしてこちらは取り残されたように、いただいたお弁当を待合室で食べておりました。 ごちそうさまです。 *映画のクライマックスのスキー場のシーンは参加できなかったのですが、 事務局長は準備に参加してきたそうで、 昨晩のミーティングで感想を話してました。 あべこうじさんのブログにはその様子が載っていました。 あべこうじのHAPPY日記。http://abekoji.laff.jp/blog/2011/02/post-55f3.html *追記 本日夕方18時台のUXテレビニュースにて五藤監督が電話で生出演するそうです。 *さらに追記 結局他のニュースが沢山入り五藤監督の生電話はなくなりました。 しかしこの中で映画はスネオヘアーが音楽を担当と伝えられました。
2011.02.15
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「石橋さん、すみませんって言ったらカット。そのまま止まってて下さい」 あえてヒロインというよりマドンナの石橋杏奈さんに五藤利弘監督の声が響きます。 五藤監督の新作で十日町ロケ映画「雪の中のしろうさぎ」に取材を兼ねた支局長と共にエキストラとして参加しました。 たまたま帰省してた東京特派員も見学者として同行。 場所はへぎそば発祥の小嶋屋総本店。 沖縄国際映画祭で上映する地域発信型映画として十日町が選ばれ新潟ならばと監督に五藤監督が指名されました。 やはり「モノクロームの少女」が認められた成果だと思います。 映画は吉本興業が全面協力。 主演に岩尾望さん、助演陣にあべこうじさん、ノンスモ―キンのお二人が参加。 そしてマドンナとして石橋杏奈さんが起用され現在十日町はこの話題で包まれているようです。 この日の撮影は岩尾さん扮する芸術家を十日町活性化のために活動する団体「ごったく」のメンバーが接待として宴席にお招きするシーン。 そして岩尾さんとマドンナ石橋さんの最初の出会いとなる重要なシーン。 こちらは実際の「ごったく」メンバーに交じって特製ジャンバーを着て末席に座り成り行きをみていました。 「ごったく」のリーダーながらも酒癖の悪いあべさんが岩尾さんに絡み、ノンスモ―キン扮するメンバーがなだめその場の一同がヒヤヒヤするシーン。 リハーサルを重ねて何度も芝居を俳優、スタッフと共に確認し場を温めながら本番を迎えるという流れ。 これは前作でも見た五藤監督の演出する姿でした。 また岩尾さんとマドンナ石橋さんの初対面となるシーン。 この流れに五藤監督の組み方を見て岩尾さんとあべさんがこうしたらどうかとアイデアを出し、よりよいシーンにしようと皆さん一丸となって工夫していました。 考えればM1とR1の覇者であり、お笑い最前線で戦う者同士がいいものを作ろうとする姿を垣間見ているだけにこれにはちょっとした凄味を覚えていました。 また若手のノンスモ―キンの二人には岩尾さん、あべさんともに熱心にアドバイスを送ったりと吉本芸人の先輩後輩関係はこうして築かれていくのかと、これもちょっと垣間見てました。 そして先程、宴席の末席に座ってたと書きましたがこれがまさか至福の場所となるとは。 この席のおかげでマドンナ石橋杏奈さんを間近で見ることができました。 小柄でホントに可憐な容姿、そしてビックリするほど瞳が輝いていた女優さんでありました。 と台本にして1ページくらいのシーンでしたが、そのためにリハーサルも含め寄りや引きのシーンを何度も重ねて11時から始まった撮影は結局5時間も時間をかけていました。 エキストラはここまででしたが、これからさらに屋外の雪のシーンのため場所を移して撮影は深夜まで及んだようです。 それにしても宴席のシーンに並べられた料理の品々、これらについてはまたいづれ、、、 十日町の魅力スクリーンに 雪の市内でロケ順調 http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/19898.html 沖縄国際映画祭 地域発信型映画 http://www.oimf.jp/jp/program/local_movie.php
2011.02.14
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*スリランカに俳優目指して渡ったダイスケ君よりメールが届きました。 ドラマの主演作を撮影したそうでタイトルは「セネへ・アラナ」 日本語に訳すと「愛・寺」という意味なんだそうです。 これはぜひ見たいので楽しみに待ちたいと思います。 皆さんお久しぶりです。 去年は少し苦労をした年でありましたが、今年は無事に撮影をスタートとしクランクアップすることが出来ました。 企画はスリランカではスペシャルドラマとして4月に放送される予定です。時間は30ほどです。また現在他国(オーストラリアとアメリカ)の映画祭と交渉しており上手く話がまとまると僕も招待されるらしいのですが…期待しますがはたして… 内容ですが、日本人の男性(20代)とスリランカの女性(40代)が出会うところから始まります。 実は日本人の男性は女性が日本にいるときに出産した隠し子で母に会うためにスリランカ向かうという内容になります。 僕の撮影は顔を使ったリアクションが多くさらに歌も歌いました。 演技を振り返ると自信がありませんが、監督がOKを出してくださったので完成を見守っています。 日本には今月の20日に帰りますのでお土産に作品を持っていけたら持って帰ります。 皆さんに会える日を楽しみにしております。 菊原大資
2011.02.13
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「俺、この海岸線が好きでもう4本ここで撮ってるよ」 先程の駅から日本海を北上し車で1時間。 着いた先は新潟市西蒲区旧巻町の越前浜の夏は海の家として賑わうであろう民宿“だるまや”。 ここでまず男が海の見える部屋で食事をするシーン。 俳優さんを座らせてキャメラポジションを決めたらすぐに食事を用意、 周りに長机を並べてセッティングを終えたらすぐに食事シーンを「本番!」 えっ?リハーサルはと思う間もなく「カット!」の声が。 続いて男の寄りでおそらくここに至るまでの思いを巡らせながらご飯を食べるという感情の入ったシーン。 ここではリハーサルをしたところこの日、初めて若松監督の厳しい怒鳴り声が。 監督は一挙一動を自分が手本を示して俳優に指示。 張り詰めた空気となりましたが監督が本当に怒る時はまだまだこんなモノではないだろうという思いも。 時に罵声を浴びせながらもようやく納得のいくシーンを撮り終えて「演技をしようとするな!」 この後は皆さんで昼食。 この民宿で取れた野菜や海の幸がおかずとなった贅沢な昼食でこれはスタッフの意気もますます上がるだろうと。 監督と女将さんのやりとりを聞いているとここは顔なじみの場所のようで古くから女将さんは監督を応援しているようでした。 こちらも食べさせていただきご馳走様でした。本当に美味しかったです。 食事を終えるとすぐに次の撮影へと準備。 冬空の下、男が波打ち際を歩くシーンを望遠で。 全く止まない強風が寒空の下の波を奮い立たせてるようで、 とても絵になりこれをぜひスクリーンで観てみたいと思わせました。 その後は押し寄せる波を実景として何箇所か撮影して新潟ロケは全て終了。 おそらく予定よりも随分と早く終わったのではと。 後片付けを終えて全員ロケバスに乗り込み「じゃあ東京へ向かうぞ」と上機嫌な監督。 しかし越前浜を出発した後にメインストリームを逸れてバスは小さな道へと。 実はICに向かう前にこちらを降ろすために運転手さんは巻駅を目指してたので、 せっかちな監督が感づいたらマズイなぁとヒヤヒヤしていたところ案の定気づかれ、 「オマエのせいで遠回りしてるんだぞ」とこちらを向いて一喝。 しかしサングラスの奥の眼はおそらく笑っており、幸いすぐに巻駅が見えてホッとしました。 あれがあと5分でも続いてたらヤバかっただろうなぁと。 映画はこの後、別の場所で4月から本格的に撮影、年内には完成予定のようです。 ただ現場が見たいということを叶えていただいたばかりか配慮もしていただいた若松監督はじめ、若松組の皆様ありがとうございました。 とても濃密な時間でした。 完成が楽しみです。 あと若松監督と縁深い香港特派員の朗報をメイキング担当の方から聞きましたよ。 おめでとうございます!
2011.02.12
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早朝、指示された集合時間の30分も前にはもう待ち合わせ場所のホテルのロビーに降りて来ました。 若松孝二監督です。 昨年の当映画祭で「キャタピラー」上映とともに様々な伝説を残した鬼才は、 また新潟で撮影するからと話し、その際見学を希望したところ きちんと約束を覚えて声をかけて下さいました。 ロケ地へ直接伺う旨をお伝えしましたが、 若松組の配慮で一緒に朝からロケバスに同乗させていただくことに。 朝8時新潟市のホテルを出発。 プロデューサーの方に尋ねたら前日の新潟市でのロケが本作のクランクイン。 新潟での撮影がやはり冬のシーンが撮りたいため、そして今日は海沿いを中心に撮影。 まず辿り着いたのは柏崎のすぐ目の前が日本海という小さな駅。 天候は時折、雪がちらつき何より猛烈な強風が吹き、 目前の波が高くうねり押し寄せてる海の姿はまさに“冬の日本海”。 ここで俳優さんがホームで待ち、到着した電車に乗るというシーン。 今回の若松組は俳優さん、ラインプロデューサー、撮影監督、照明監督。 皆、「キャタピラー」に引き続いての参加。 そして助手が二人にアシスタントという少数精鋭にメイキング担当者と出版社の方が同行。 助手の1人は韓国からの映画留学生で「若松監督の側にいたいから」と 若松組にいる喜びがひしひしとこちらに伝わってくる方でした。 中にまだ3歳くらいの可愛い女の子も。 この子は「キャタピラー」の現場ではまだ赤ん坊だったハズで監督を和ませていましたが、 今回は大きくなったぶんはしゃいで、 時間が空いた時は若松監督は笑顔であやして目に入れても痛くないほどの可愛がりようでした。 駅に着くと監督はテキパキとスタッフに指示を与え、 電車が来るまでの時間は撮影隊は実景撮りのために様々な角度から撮影。 何よりもこの日は強い風が吹き、突き刺すような寒さだったものの これが登場人物の心象風景と重なるのか、時折降る雪がキャメラに収まればなお狙い通りと。 駅舎の中で待機中、ここは若松監督作「十七歳の風景」でも重要なシーンとして撮影された場所。 しかしいかにもひなびた田舎の小さな駅舎だった当時に比べて随分と真新しく改装されていましたが、中越沖地震で被災したために建て直したことを知ると感慨深そうに壁をトントンと叩いていました。 ここでのシーンについて 「繋いでみるとこうだったんだなって思うよ。俺の頭の中にある」 やがて電車が到着し緊張する一発撮りは無事に成功。 若松監督は終始目を光らせていました。 相変わらず強風の中、次に向かった場所は、、、、 余談ですが若松監督のお弟子さんの白石和彌監督の長編デビュー作 「ロストパラダイス・イン・トーキョー」はシネ・ウインドでは本日20時30分がラストです。 この日、若松監督の現場にいた主要スタッフが固めて後押しをしています。 公式サイト http://lostparadise.seesaa.net/ “私、夢を語っちゃうのは二流だと思う。一流は行動で示すよ”
2011.02.11
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「長岡造形大学2011年度卒業・終了研究展」へと先日造形大学へと足を運びました。 当会メンバーの林浩一くんの作品「夢想羽織」を目当てにです。 果敢にも“SF”に挑戦した本作は他作が全てアニメーションの中、唯一の実写。 ロケ地の多くが長岡造形大学だけに半人前の登場人物の“成長”をテーマにしてるだけに、 この学校の卒業をメタファーにしたことを感じましたが的外れだったでしょうか。 いづれにせよ力作といえる作品でした。 すでに長岡造形大学での上映は終了しましたが、 新潟市の『蔵織』にて2月10日~2月15日開かれる 「平成22年度 長岡造形大学終了研究展」でも「夢想羽織」は上映されます。http://www.craole.jp/ あと造形大卒業・終了研究展には越後 瞽女唄・葛の葉会の金川さんの 卒業制作品も展示されてましたが、そうか卒業か、 瞽女唄はぜひ続けてほしいと思いました。
2011.02.10
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お世話になっている(財)長岡市国際交流協会よりご案内が届きましたので掲載します。 1.未来市民フォーラム「旅に出ようよ~舞台は地球。さあ、一緒に遊ぼうぜ。」 日時:2月19日(土)午後2時~午後4時 会場:長岡リリックホールシアター 講師:NPO法人オンザロード 顧問・池田伸 http://www.ontheroad.me/ 講師の池田伸さんは、雑誌の編集を手がけながらご自身もバイクで世界中をかけめぐり、 自ら取材をしてきたおもしろい人だそうです。 当日は映像をふんだんに交えながらお話をしてくださる予定。 そのほか、会場内で中学生60人がつくった花火アートや、 池田さんがつくったインド・バラナシの学校の写真展など、 国際理解講座といいつつも楽しいイベントになる予定になるようです。 ちなみにオープニング映像を当会メンバーで長岡造形大学院生の林君が制作するそうです。 申込み:事前申し込み 電話0258-29-7711 *入場無料ですが、書き損じはがきがありましたらご持参ください。 主催:(財)長岡市国際交流協会 共催:長岡市国際交流センター「地球広場」 後援:(財)新潟県国際交流協会 長岡市教育委員会 イベントプロモーション映像 http://www.youtube.com/watch?v=3nf8q46ekhA HP http://www.niigata-ia.or.jp/cgi/blog_ssi/blog_ssi.cgi?path=blog/jp/news/entries/public_entry/admin-mXtntdYj0b&mode=contents_show&lng=jp
2011.02.09
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昨晩の上映企画室はシュークリームを食べながら “「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”の DM発送を新たに小林監督から書いていただいた紹介文を加えて行っていました。 宛名貼り、スタンプ押し、折り詰め、封留めなどなどを帰省した東京特派員も交えて 賑やかにかつ迅速に行った結果予定より早く終わりました。 毎回こんなに楽しく開ければいいのですが。
2011.02.08
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五藤利弘監督より連絡があり、ついに沖縄国際映画祭出品作で 十日町ロケ映画のタイトル、出演者が正式決定。 タイトルは『雪の中のしろうさぎ』 主演は岩尾望(フットボールアワー)と石橋杏奈のお二人。 現在、2月10日撮影のラストシーンのエキストラと準備スタッフを募集しているそうです。 撮影地は中条かつらスキー場です。 詳細は新潟県十日町市ロケ応援団/Blog http://www.10city-loca.com/blog/ 特典もあるようなのでお時間のある方はぜひご参加ください!
2011.02.07
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当会新年会が宮内の大衆酒場・みづよしで昨晩開かれました。 例年新年会はこじんまりとしながらもコアな顔ぶれが揃うのですが、 今回も凝縮されたような面々が集まりました。 呑み放題3000円コースだったのですが、 呑み放題に加えてさらに鍋やお刺身、揚げ物など全部含めて3000円に改めて一同驚嘆。 中でも熱燗は“お福正宗”なのでここぞとばかりに呑んだくれておりました。 やはり新潟のお酒は美味いと。 そしてまたも自己紹介となり一巡するだけで1時間、 久しぶりに参加したメンバーがシネ・ウインド代表に 「長い!」とダメだしをしたのはヒヤリとしました。 それに対し「新潟でも最近は言われない」と笑いながら返して一同大笑いとなりました。 しかし若松孝二、大林宣彦、小林茂、五藤利弘、杉田愉(年齢順、敬称略)と 当会に縁のある監督達について話題となりましたが、立場・手法は違えど 新潟の地で映画を撮影することへのこだわりについて思いを馳せる場となりました。 二次会はバーデン・バーデンへ移動しさらにコアな面々が残って遅くまで話し、 一同今一番観たい気になる映画として「冷たい熱帯魚」が挙げられました。 新潟での公開はどうなるのでしょうか。 また昨年のベスト1に「行きずりの街」を挙げてたメンバーが プログラムピクチャーとしてあの映画の面白さについて興奮して話した後、 「メインの作品を目当てに行ったら同時上映の期待してなかったもう1本の方が面白かった」 ということがあったかつての“二本立て興行”は映画の幅を広げる上で必要でないかと話し 一同これについて各々話しあっておりました。 ともかく本年も皆さまよろしくお願いします。
2011.02.06
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昨晩、“第2回「長岡映画」製作委員会”が開かれました。 冒頭、渡辺千雅代表から 「先の記者会見で大林監督から話された物語は私も初めて聞いたので驚いてる」 と喜び興奮していました。 次に大林宣彦監督から委員会の皆さんに再びあらすじについて話されましたが、 やはりあの独特の柔らかい語り口から話される言葉を耳にするだけで格別なものがありました。 続いて奥さまの大林恭子プロデューサーから公開までのスケジュールの大まかな流れ。 今年の7月~9月まで長岡でメインの撮影となるようです。 もちろん大林監督が感激した8月の長岡花火も撮影。 以上のお話しを聞いてて半ば夢物語だと思っていたことが本当に実現するんだと。 まさに大林監督の言う「これからは覚めて夢を見る」 その後は大林ご夫妻が退席された後に事務局から現在の状況報告。 PR事業や事務局への市民からの問い合わせ状況、今後の展開についてなど。 こちらは製作協力のお願いのチラシ配布にまわっていること、 シネ・ウインド、T・ジョイ長岡、にいがた国際映画祭等が 快く紹介して下さってることを報告しました。 また当会事務局長より4月に大林映画の上映会開催を提案をしました。 しかし製作委員会の各団体は長岡を牽引する錚々たる面々。 そんな場に足を踏み入るだけで上がってしまいますが、 やはり当会会長がいると心強かったです。 あと映画には長岡花火を描いた著名な画家も登場するように思いましたが、 演じるのは誰になるのかヒロインも気になりますが、こちらも気になりました。
2011.02.05
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「映画というのは夢 ただ寝ていた夢ではダメ 覚めてみる夢」 本日、長岡商工会議所にて大林宣彦監督の記者会見が開かれ、 「長岡映画」についての現在の進行状況が話されました。 これまで映画のタイトルについて『この空の花-長岡花火物語-』(仮題)としてたものを (仮題)を外して『この空の花-長岡花火物語-』に正式決定。 「今日からは覚めて映画を見ようと決意」 ~長岡空襲時、母に背負われてる時に柿川で命を落とした赤ん坊“花”が 現代に17才の女子高生として甦り高校の演劇部に所属。 戦争をテーマにしたお芝居をつくりあげようとする。 柿川に大きな舞台をつくり、、、~ この後に大林監督からあらすじが語られましたが、 長岡の人達の体験談を集めファンタスティックに描こうと考えているようです。 シナリオは現在三分の一ほど出来ておりギリギリ3月いっぱいの完成を目指していると。 クランクインは7月を予定。 当然、長岡の人達にも出演も考えており、それについては 「映画会社が作る大きなバジェットではないので、 こういう映画作りに意義を感じる人に出てもらいたい」 長岡の人達に大きな期待を寄せているようでした。 「ピースサインは戦勝国のビクトリーを意味するサイン。 これを敗戦国の日本でやっているのはおかしい。 手話の世界共通語である“I LOVE YOU”のサインで、 勝利の平和でなく、戦争がない世界をつくることが平和」 これが「長岡映画」のテーマとなるようです。 この空の花-「長岡映画」製作委員会公式サイト http://www.locanavi.jp/konosora/
2011.02.04
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先日シネ・ウインドに『冬の小鳥』を観に行ったところ、 ロビーに見覚えのある野性的な面構えの男性がおりました。 瀬々敬久監督です。 もちろんこちらがお顔を覚えてただけですが、 新潟市で撮影された『感染列島』のエキストラで参加した際、 ロケ地となった病院跡の撮影現場でテキパキとスタッフや役者さんに指導してる 瀬々監督のお姿を目にしていたのでやはり現場で 一番カッコいいのは映画監督だと思っていました。 この時の撮影は続々と感染者が搬入される病院のシーンで 普通にお医者さん役の妻夫木聡さんや壇れいさんが目の前を歩いてたことに驚き、 映画を観たら同じシーンに看護師役の国仲涼子さんがいたことがわかりさらに驚きました。 現場ではずっとマスク姿だったので気付かずにおりました。 当映画祭では瀬々監督の作品は「第6回」の時に『RUSH!』を上映し、 出演者の大杉漣さんをお招きしてました。 トークの中で漣さんは『RUSH!』に出演した理由として 瀬々監督の傑作『雷魚』に感銘して一緒に仕事をしたいと思ったからと話してました。 この日、瀬々監督は4月から公開される『へヴンズ ストーリー』の プロモーションのためにシネ・ウインドを訪れたようで 次々と新聞・雑誌の取材を受けていました。 お時間が空いた僅かな時間に支配人より紹介していただき、 『感染列島』にエキストラ参加したことを伝え、 昨年の当映画祭のチラシをお渡ししたところ手にした瀬々監督は 「『RUSH!』を上映したところだ」と声に出してました。 1回だけ上映しただけなのに覚えていたことをとても嬉しく思いました。 『へヴンズ ストーリー』は4時間38分の大巨編。 映画芸術ベストテン第一位など絶賛されています。シネ・ウインド では4月2日より公開、いよいよ新潟上陸です。 『へヴンズ ストーリー』公式サイト http://heavens-story.com/
2011.02.02
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新潟ロケされた手塚眞監督、浅野忠信さん主演「白痴」。 大がかりなセットが今の県庁近くに建てられたほか、大々的なオーディションも新潟で敢行。 その中で草刈正雄さんのお母さん役を掴んだのが当時81歳だった梅田千代さん。 いわば新潟から発信した「白痴」を象徴するようなおばあちゃんでした。 お話ししたことはありませんでしたが時折ハイカラでいつも元気なお姿を拝見しておりました。 残念ながら先日1月29日に亡くなったそうです。94歳でした。 昨年のシネ・ウインドの周年祭パーティでは現在英語を習っていると話し、 このパーティの締めはいつも梅田さんの三三七拍子が恒例。 この時も元気に宴を締めていたそうです。 画像は一昨年のシネ・ウインド周年祭の時、 「白痴」で共演したあんじさんとともに。 おつかれさまでした。 女優の梅田千代さん死去 県内で撮影の映画に数多く出演http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/19526.html
2011.02.02
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先日放映された柴田昌平監督のテレビドキュメンタリー『北海道 豆と開拓者たちの物語』 まず登場した豆の美しさに目を奪われてました。 本金時、大正金時、紅しぼり、虎豆、鶉豆、くらかけ豆、真珠豆等々。 その豆の一粒一粒から北海道に渡った名もなき開拓者達の声に耳を傾けようという作品。 「ある程度、賭けですね農業は」 天候の様子に気を配りながら種まきの時期を見極める農家のご主人の想いが、 明治に渡り大変な困難とともに開墾した開拓者から 代々受け継げられた精神だと思うと荘厳な気にさせられました。 そして戦争という困難な時代をも体験した農家の老夫妻に問いかけをし 耳を傾ける柴田監督のあの声が聞こえたのもちょっと嬉しかったです。 それにしてもこの老夫婦の今の温和な姿は無論、とても幸福そのものですが、 二人が結ばれるまで言葉で言い尽くせない葛藤があっただろうと想像しました。 これからも様々な人々の想いに耳を傾け“記憶を記録”していくと思います。 その柴田監督から先日『ラヤトン 無限の森へ 』という絵本とCDのセットが届きました。 ありがとうございます。 CDの方はフィンランドのアカペラグループ“ラヤトン”のベスト盤。 絵本の方はその訳詞を元にした素晴らしい1冊。 柴田監督の新作『森聞き』でまず驚かされるのはこのラヤトンの響き渡る歌声。 物語となる深い森へと導く歌声としてとても素晴らしい効果となってました。 『森聞き』公式HP http://www.asia-documentary.com/morikiki/
2011.02.01
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