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A MOVIE

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現在、4月17日の「大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会」の準備を進めています。
当日は大林監督も予定通りお越しくださいます。

上映作の尾道映画「ふたり」は少女、幽霊、演劇部、花火と今夏撮影の
長岡映画「この空の花」と共通点が挙げられますが、
それ以上に事故で亡くなった死者が生者を励まし見守り、
生者が死者の想いをくみとる映画でもあるので、
現在上映する価値がとてもある映画だと誤解されるかもしれませんが強く思ってます。

今回の上映会は20歳以上、500円、20歳未満の方は無料としたのは
ぜひこの機会に若い人達に大林映画の魅力にスクリーンで触れていただけたらと。
そしてこんな素晴らしい映画を撮った監督が今夏、
長岡で映画を撮影することに若い方々にも大きな関心を持っていただけましたら。
そして「ふたり」はもう20年も前の作品で当時、観た方にはお子さんがいる方が多いかと思います。
それならばぜひ親子でこの作品を観に来てほしいとも。
そして映画を観て大林監督のお話しを聞いて親子で映画について
感想を語り合えるのはとても素晴らしいことではないかと。
「ふたり」は間違いなく世代を超えてお勧めできるうってつけの名作です。

また「なごり雪」は五十路男の“喪失と再生”の物語ですが、
クランクイン二日目に9、11同時多発テロが発生し、
以後世界が戦争へと突き進む非常事態の中、
大分県の臼杵で大林監督が正気を保ちながら撮影をした映画です。
この大震災の最中という年に大林監督が長岡で撮影することを思うと、
大林監督の映画に対する姿勢がわかる作品に思います。

そして中越大地震で多大な被災のあったこの長岡で、
さらに中越に広めればその前の7,13水害やその後の中越沖地震と
災害の相次いだこの地で大林監督がどんなメッセージを放つのか耳を傾けたいと思います。

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2011.03.31 | Trackback(0) | 上映会

PEACEMAN



「第5回長岡インディーズムービーコンペティション」で準グランプリとなった「黙って前見て運転せよ」の河野和男監督。
同作で主演女優賞を受賞した鈴木明日香さんとその後めでたく結婚をし河野監督の故郷、岩手県に引っ越しました。
結婚後も当映画祭に岩手から車を飛ばして遊びに来て下さいました。

先の東日本大震災の報道で岩手県の甚大な被害を知りお二人は大丈夫かと心配していましたが、
すぐに連絡がきてお子さんともどもお元気だそうで本当に嬉しく思いました。
逆に新潟も地震は大丈夫ですかとお見舞いをいただきました。
こんな時にこちらのことを気にかけていただきありがたかったです。

河野監督はこれから復興に注ぐと力強いメールをいただきました。
報道を見ても被災地の様子に言葉を失いますが、河野監督のとても頼もしい姿が思い浮かぶようです。
本当に強い人です。

「黙って前見て運転せよ」はひと夏のバカ騒ぎがセンチメンタルとなる茶目っ気たっぷりのとても愛しい作品。
そして自主映画の素晴らしさに気付かせてくれた1本です。
http://www.mynet.ne.jp/~asia/8th/5imcp/5imcp.html
↑受賞したこの年は岩田ユキ監督、入江悠監督と凄い顔ぶれです。

あと鈴木明日香さんは監督作「あすかのたまご」が翌年の「第6回長岡インディーズムービーコンペティション」で準グランプリを受賞しています。
http://www.mynet.ne.jp/~asia/9th/6th_compe/6th_compe.html

2011.03.30 | Trackback(0) | お知らせ

私の足音を聞いてね 確かな眉を見てね そして今は 言わないで



昨晩の上映企画室は「大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会」のお知らせの宛名書きを。

そして今後の宣伝展開の方針を打ち合わせなど。

また4月2日(土)に“大林宣彦監督作品ポスター展”の準備をします。
ぜひお時間のある方はお手伝い願います。
9時50分に当会まで、もしくは10時頃に会場のカーネーションプラザ(旧長岡大和)までいらしてください。
http://otedori.jp/category/blog/observation/

もちろん毎週月曜夜に作業をしてる上映企画室や上映会当日のお手伝いいただける方も随時募集しています。

2011.03.29 | Trackback(0) | 当会の活動報告

尾道ラーメンinながおか

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先回の「長岡映画」製作委員会の冒頭、大林宣彦監督が長岡の“尾道ラーメン”を食べてきたと喜んでお話ししていました。

それで気になり足を運んだのが「尾道らーめん七鐘屋(ななや)」
県内で本格的な尾道ラーメンの店はあまりないかと思いますが、
長岡でも尾道のラーメンが食べれると称賛してたので味は大林監督も保証済みです。

まだ若いご主人に大林監督が食べに来た時の様子をお尋ねしたら、
製作委員会の人達に囲まれながらとても物静かな印象だったそうです。

店内でまず目を引いたのが尾道三部作のポスターが展示されてること。
ながおか市民センターで開催中の大林監督映画ポスター展には
残念ながら「転校生」が入ってないので、
4月2日からのカーネーションプラザでの展示にはこのお店から
「転校生」をお借りしようかと思ったりしてます。

http://www.geocities.jp/nanaya_nagaoka/
↑お店の公式サイトには食べに来た時の大林夫妻の写真が掲載されてます。

2011.03.28 | Trackback(0) | 上映会

大阪アジアン映画祭2011

*S東京特派員の映画祭巡礼記。
昨年に続いて“大坂アジアン映画祭”です。
「絶対の愛」「まぶしい一日」は当映画祭でも上映しましたが、
出演者の杉野希妃さんは現在アジアを股にかけたプロデューサーとしても活躍中。
お会いできたのは羨ましいです。

杉野
「マジック&ロス」主演・プロデューサー 杉野希妃さん‏

大阪アジアン映画祭2011に行ってきました。

今年は特別招待作品部門11作、コンペティション部門10作品、さらにアジアン・ミーティング大阪や特集企画をふくめると福岡のアジアフォーカス、東京のフィルメックスに並ぶ映画祭ではないでしょうか。最終日のABCホール上映の4本を見てきました。

「踊れ 五虎〈ウーフー〉!」のチウ・ケングアン監督#8207;HI3F0415.jpg
「踊れ 五虎〈ウーフー〉!」のチウ・ケングアン監督‏

「踊れ 五虎<ウーフー>!」2010年 マレーシア 監督 チウ・ケン・グアン

マレーシア初の旧正月映画という作品。なのでマレーシアは多民族、多言語の国ですがこの映画はすべて中国語です。香港や中国の旧正月映画のように明るく肩のこらないコメディタッチの娯楽作品ながら、親孝行のために出来の悪い息子が奮闘するとか、廃れようとする伝統を若者が受け継ぐストーリー、そしてマレーシアの現代事情を盛り込んだマレーシア独自の旧正月映画になっていて興味深く見れました。また、ごつい顔なのに妙に声が高い主人公をはじめ強烈な個性の出演者ばかりなのもすごかったです。


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「マジック&ロス」のリム・カーワイ監督‏

「マジック&ロス」2010年 日本マレーシア・韓国・香港・フランス 監督リム・カーワイ

韓国映画「絶対の愛」や「まぶしい一日」に出演していた女優の杉野希妃がプロデューサー兼主演。そして「息もできない」の主演コンビ、ヤン・イクチュンとキム・コッピが再共演!「息もできない」でこの二人を知った人にはぜひ見てもらいたいですね。全然違います。杉野希妃と監督のリム・カーワイが日本ではあまりない「リゾート映画」を作ろうということで出来た映画ということで、香港の海辺のリゾート地のホテルを舞台に奇妙な話が展開します。あまりストーリーらしきものもなく、実際ちゃんとした脚本もないらしいのですが、あやしげな雰囲気あふれる画面と出演者3人の演技は緊張感を途切れさせず、見ごたえがありました。

遭遇のイム・テヒョン監督「遭遇」のイム・テヒョン監督‏
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*監督と出演者のサイン入りです。大阪アジアン映画祭のすごいところはゲストがQ&Aの後ロビーでサイン会をしてくれることですね。「遭遇」はポスターにサインを入れてプレゼントしてくれたし、「踊れ五虎」は生フィルム入りの宣伝グッズをもらえたりとサービス満点でした。

「遭遇」2010年 韓国 監督イム・テヒョン

売れない映画監督が請け負った仕事は、ある父親が映画学校に進学する息子のための実績作りの息子主演の自主制作映画。映画の前半はこの超低予算映画のメイキングのような感じで、映画界の舞台裏を描いた映画かと思ってみていると、主人公の監督が髪の毛の長い女の幻覚に悩まされるようになり、ホラー映画か?と思ったらさらに…というこちらの予想を裏切る展開の数々にあぜん、さらに最後は大感動というトンでもない作品でした。映画内作品のようにデジタル撮影の低予算作品ながら監督は「奇跡の夏」のイム・テヒョンで、前作とのちがいにもびっくりでした。

カイト

「カイト」2010年 インド・メキシコ・アメリカ 監督アヌラーグ・バス

去年の「デーヴD」に続き今までのイメージとは異なるインド映画です。インド映画のスター、リティック・ローシャン主演ですが舞台はアメリカ(ラスベガス)とメキシコ。
インドはぜんぜん出てきません。まるでアメリカ映画ですが、マフィアと主人公のヒロインをめぐる逃走と闘争というハードなストーリーながらロマンスが入っているあたり中味はしっかりインド映画でもあります。123分とインド映画としては短いけどしっかり途中休憩も入ってます。アクションも派手だし贅沢な画面も味わえるけど海外ロケした日本映画のような違和感もあり。


なお、今年からコンペ部門がスタートしてます。結果は以下の通り。


グランプリ 「恋人のディスクール」

来るべき才能賞 パンジョン・ピサンタナクーン(「アンニョン!君の名は」監督)

ABC賞 「アンニョン!君の名は」

観客賞 「一万年愛してる」

「恋人のディスクール」はスターが多数出演の香港映画。「アンニョン!君の名は」はタイでも人気の韓流ドラマをタイ人キャストが本場韓国でやっている作品らしいです。ABC賞は賞金100万円でこれにはABCでの放送権も含まれているのだとか(グランプリ賞金より高いです)。楽しそうな作品なのでテレビで見られる大阪の人がうらやましい。観客の投票で選ばれた「一万年愛してる」は台湾の人気スター、ヴィック・チョウ主演。予告など見るとキッチュな画面が楽しそうです。主題歌は沢田研二の「時の過ぎゆくままに」のカバー。「宝島トレジャー・アイランド」でも使われてましたが台湾では人気があるのでしょうか?

*大阪アジアン映画祭公式サイト http://www.oaff.jp/

2011.03.27 | Trackback(0) | ごあいさつ

沖縄国際映画祭のご報告です‏

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*五藤利弘監督より沖縄国際映画祭での十日町ロケ映画「雪の中のしろうさぎ」上映の報告が届きました。
3月23日にいただいたものを承諾いただき掲載します。
とても好評だったようです。
映画は十日町での凱旋上映が予定されてるそうです。

IMG_1395.jpgIMG_1392.jpg

お世話になっております。
この度の大震災で色んなものごとが混乱をしている状況ですが、
沖縄国際映画祭は、こんなときこそ沖縄からエールを!とのことで、
開催され、今日、「雪の中のしろうさぎ」が上映されました。
東北大震災の混乱のさなか、長野県や津南町、十日町市付近を震源とする
大きな地震も起こり、激甚災害に指定もされたようですが、
十日町市ロケ応援団の皆さんが盛り上げようと、沖縄に駆けつけて下さりました。
中には、松之山地区在住で被災者でもありながらいらして下さった方もいます。
そうした強い想いを込めて上映に臨みました。
映画祭で観て頂いた収益はすべて東北関東の震災義捐金にさせて頂きます。
被災した方々には、ただただお見舞いを申し上げるとともに、
一人でも多くの方の無事を祈るばかりです。

こうしたさなかでの上映ではありますが、初めて観た十日町の皆さんや岩尾さんも
好評下さり、少しホッとしています。
せっかく観て頂くなら、元気になって頂きたいと思っています。
明日24日も上映があり、舞台挨拶を終えてから東京に戻ります。
レッドカーペットを歩く写真など映画祭の合間に撮った写真を添付します。

五藤

*沖縄国際映画祭 レポート
http://www.oimf.jp/cgi-bin/2011/news/index.cgi?c=zoom&pk=135&category=6

*「沖縄国際映画祭」雪の中のしろうさぎ舞台挨拶
http://www.nicovideo.jp/watch/1300900516
挨拶で皆さん、十日町が地震で被災したことを伝えています。
しかし石橋杏奈さんは清楚でとても美しいです。

2011.03.26 | Trackback(0) | ごあいさつ

花火の駅



粛々と4月17日「大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会」の宣伝にまわっていますが、
その中で訪れたのが「花火の駅 長岡花火ワールド 悠」

“まちの駅”の一環として設立されたと認識していましたが、
この機会に訪れてみました。

館内は長岡花火のみならず日本全国、はては海外の花火が綺麗にパネルとして展示。
館長の花火観賞士・長谷川さんが気さくに迎えて珈琲をいただきながら解説をしていただきました。

こちらは上映会のご紹介をしたなかで長谷川館長と雑談。
ちょっと驚いたのが当会副会長をよく知っていることと、
これまでに当会上映会では「サラーム・ボンベイ」や「ハート・ロッカー」に足を運んでいただいたこと。
とても映画好きのようなので大林監督もこちらにぜひ足を運んでいただいたらと思いました。
長岡花火についてみどころなどを熱心にレクチャーいただくように思いました。

しかし思わぬ形で言葉につまったのは、
館内に展示されている花火のパネルの中で仙台の写真愛好家が撮影した日本各地の花火の写真。
その写真家が所有しているほとんどは先の東日本大震災の津波で流されてしまったそうです。
幸いその写真家は無事だったそうですが、
作品は以前からこちらで展示されている写真のみになったと。
その中で特に印象に残ったのはよく報道で出てくる宮城県の女川の花火。
女川は花火も盛んな町だということがその1枚でよくわかる華麗な花火でした。
またこの花火が女川で打ち上げられることを強く望みました。

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/s-center/machi/nagaoka.html

2011.03.25 | Trackback(0) | 当会の活動報告

魚沼映画の専門店

オーケストラ!

今こそ音楽、今こそ映画!

そんな気持ちを強く抱きますが、
当会メンバーの熊さんが映写技師として活躍してる
「魚沼映画の専門店」にてフランス映画「オーケストラ!」が明日から上映されます。

クラシックの数々の名曲に映画ならではの魅力も堪能できるこの1本。
ヒロインは「イングロリアス・バスターズ」の美女メラニー・ローランだけでも食指がそそります。

しかし邦題「オーケストラ!」の“!”は「ブラス!」の“!”からとられたのでしょうか。
35mmのプリントでの上映、お近くの方はぜひ。

住民プロデュースによる「魚沼映画の専門店」Vol.96

「オーケストラ!」 公式サイト http://orchestra.gaga.ne.jp/#/main

3月25日(金) 19:00
3月26日(土) 10:00,13:00、19:00
3月27日(日) 10:00 13:00

料金 一般 1000円 学生・シニア 800円

主催 魚沼映画の専門店
問  魚沼市小出郷文化会館 電話0257928811

2011.03.24 | Trackback(0) | お知らせ

映画「風の波紋――雪国の村から」 (仮題) 製作趣意書



ドキュメンタリー映画監督:小林茂

 私は新潟県の山村に生まれました。川からたき木を集め、秋にはキノコや栗の実を拾い、冬はきびしい暮らしではありましたが、雪は遊び友だちでもありました。宮沢賢治に「雪渡り」という童話があります。雪渡り(凍った雪の上を歩くこと)のできる満月の晩に、幼い兄妹が狐の幻燈会に招待される物語ですが、「林の中には月の光が青い棒を何本も斜めに投げ込んだように射して居りました」という情景は、昨日のように私の記憶にしみついております。

 私は、そこから出て行かなければ自分の人生は始まらないと考えるようになり、村を出ました。しかし、縁あって、三十歳を過ぎて映画「阿賀に生きる」(佐藤真監督)の撮影を担当するために新潟県にもどりました。それは、村に育った頃には分からなかった奥深い人間の生き様をみる映画となりました。

 その後、私はさまざまな現場で映画を作りましたが、私自身の足元をふたたび凝視することはありませんでした。

 あるとき、ひょんなことから新潟県の豪雪地帯といわれる山村に、友人たちを訪ねました。夜露にぬれた草木が、朝の光に反応して、きらきらと輝いていました。その光は私の中の記憶にささやきかけるようでした。また、親友を失った悲しみをとかす熱のようにも感じました。

 ちょうど、そのころ、渡辺京二著「逝きし世の面影」を紹介されました。江戸時代後半から明治にかけて、外国人によって書かれた日本人像を検証したものですが、当時の日本人は貧しいけれども貧相ではなく、子どもをかわいがり、よく笑い、その「風景」は美しいとあります。そして、そのような「文明」は滅びたというものです。

 現在の日本は、農業人口の激減と高齢化、過疎化など深刻なものがあります。新潟県では中越地震、中越沖地震と続けざまに発生した大きな災害は、それに拍車をかけました。

 しかし、そういう現状はありながら、「新そばを打ったぞ」「今年は山ぶどうがいっぱいなった」と、山や木や草や稲や野菜の匂いを身にまとい、山の友人たちは私の前に突然登場するのです。土と空気と太陽を毎日相手にしている人間の顔があります。私がすでに失ってしまった感覚です。

 農作業の手伝いに出かけました。汗をかき、腰を伸ばして見上げる青空は透き通り、湧き水は身体中の細胞にしみわたるようです。

 苦悩する「農村・農業問題」を抱えながらも、人間が自然と相対して醸し出される「喜び」や「精気」をたんたんと描いてみたいと思うようになりました。

 透析治療を続けながら、この映画をやりきれるか、不安はありますが、新たな視点を模索しながらこの映画に取り組みたいと思います。

 映画製作に皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

~映画製作資金のカンパをお願いしています~
●郵便振替口座 00550-3-25169 「小林茂の仕事」Oタスケ隊
●北越銀行 殿町支店 普通 635839 「小林茂の仕事」Oタスケ隊
☆一口5,000円 
*一口以上でも、また一口はちょっとという方は5,000円未満でも結構です。
みなさまのご支援を心よりお待ちしております。

連絡先 「小林茂の仕事」Oタスケ隊 目黒秀平 TEL/FAX0258-36-6323

2011.03.23 | Trackback(0) | お知らせ

今、春が来て君は綺麗になった 去年よりずっと綺麗になった…

縲弱↑縺斐j髮ェ縲・01_convert_20110321192409

映画 「なごり雪」(2002) 35mm 1:1.66 111分

監督・脚本・編集 大林宣彦 プロデューサー 大林恭子 山崎輝道 他
脚本 南柱根 撮影 加藤雄大 記録 呉美保
主題歌 伊勢正三

出演 三浦友和 須藤温子 ベンガル 宝生舞 細山田隆人 反田孝幸 長澤まさみ 

〈物語〉
 一人ぼっちで自殺願望と戯れながら、五十歳を迎えようとしている男、梶村祐作を二十八年ぶりに古里へと呼び寄せるかつての友、水田健一郎。この物語はそこから始まる。
 
二十八年ぶりに古里に戻った祐作が見たものは全身に包帯を巻かれ、やがて死を静かに待つ、かつての親友の妻、雪子の姿だった。いつも自分を恋してた雪子。そ気持ちを知りながら深く傷つけた自分。いつも雪子を恋してた水田。そしてまた東京の大学へ向かう自分をホームで見送り、春にはきっと帰って来てとせがんだ雪子。約束を守れなかった自分。雪子は俺が守るといった水田の姿。自分達はこの二十八年間、何を得て何を失ったのか。「なごり雪」の切なくも美しい旋律に載せて日本の古里の中、やがて物語はクライマックスへと向う。
 
21世紀最初の大林映画は伊勢正三の名曲を題材に大分県の臼杵という美しい町を舞台にした“喪失と再生の物語”。しかし9、11同時多発テロが起き世界が激動する最中に撮影をした大林監督はこの映画に「一生懸命生きよう」とメッセージを込める。
 
本作の加藤雄大撮影監督は昨年公開した長岡ロケ映画『手のひらのしあわせ』で監督デビュー。また記録係の呉美保はその後、『酒井家のしあわせ』『オカンの嫁入り』と監督として独り立ちし、『酒井家のしあわせ』の上映とともに「第12回長岡アジア映画祭」にゲストとして来場した。

4月17日(日) 長岡市立劇場大ホール 14時20分より上映。

2011.03.22 | Trackback(0) | 上映会

ふたりでひとり、ひとりでふたり

縲弱・縺溘j縲・01_convert_20110321185054

映画「ふたり」(1991年)35mm 1:1.85 150分

監督 大林宣彦 プロデューサー 大林恭子 他
原作 赤川次郎 脚本 桂千穂 音楽 久石譲

出演 石田ひかり 中嶋朋子 増田恵子 尾美としのり 富司純子 岸辺一徳

〈物語〉
 優等生の姉・千津子とちょっとドジな妹・実加は、幼い頃から何かにつけ、比較されてしまう姉妹だった。そんなある朝、実加の目の前で千津子が不慮の事故死を遂げる。家は火が消えたようになり、実加は健気にも姉の代わりを演じようと一人明るく振舞うが…。ある日、実加の前に死んだはずの千津子が現れる。その日以来、千津子は実加の人生に手をさしのべていく。
 
“新・尾道三部作”第一作。抒情深い尾道を再び舞台に死者が生者を励まし成長を見守っていく、世代を超えて愛される名編。当時NHKで先にドラマ版が放映され、ヒロインの石田ひかりは本作で女優として開花。他に柴山智加、中江有里、島崎和歌子と当時の若手女優も好演。主題歌『草の想い』をエンディングで大林監督は久石譲と共に歌い味のある美声を披露している。

4月17日(日) 長岡市立劇場大ホール 10時30分より上映。

2011.03.21 | Trackback(0) | 上映会

ぼくの映画人生



昨晩、当会学生メンバーの林君が長岡造形大学院を卒業したのにあわせて
当会メンバーで送別会を鎌倉茶房書斎亭にて開きました。

昨年の映画祭では映写担当として連日活躍、さらにクロージング上映作「イエローキッド」では真利子哲也監督及び出演者を相手にトークの進行を担当し映画祭を締めてもらいました。

卒業後の進路はどうするのか一同気になっておりましたが、
今冬の五藤利弘監督の十日町ロケ映画『雪の中のしろうさぎ』に林君が制作の助手として参加した際にスタッフが、五藤監督の口添えもあって現場を紹介してくれることになり、4月から上京することとなったそうです。
これで映画界入りを目指す林君は実現へと1歩踏み出すことになりました。

送別会では会長はじめ大学院の恩師であるビューラー先生など参加者一人一人がメッセージを送り、林君からは当会に参加して良かったことを話してもらいました。
とりあえず当会に参加し35mmのフィルムや映写機に触れることができて良かったようです。

当会からのプレゼントのひとつとして贈ったのが大林宣彦監督の著作『ぼくの映画人生』
もしかしたら林君は今夏、大林監督が長岡で撮影する『この空の花』のスタッフとして長岡入りする可能性が無くは無いかもしれないので事前に大林監督の映画作りについてを知ってもらおうと。
最も『この空の花』のスタッフにならなくてもこの本は映画についてタメになるので読んでいただけたらと。

いづれにせよ林君、長岡に来ることがありましたら連絡を。
健闘祈ります。

ついでにこの夜、給仕を担当したバイトの女性は偶然にも林君の後輩で、
「お昼に校舎で頑張って下さいと伝えて別れたばかりなのに、まさかここでまた会うとは」と。

あと『雪の中のしろうさぎ』は現在開催中の沖縄国際映画祭でお披露目されます。
上映日は3月23日(水)14時20分からのようで五藤利弘監督も舞台挨拶に登壇します。
http://www.oimf.jp/jp/schedule/s23.php

2011.03.20 | Trackback(0) | 当会の活動報告

いとしい映画の数々よ、どうぞぼくを守りたまえ!



現在、ながおか市民センター1階にて開催中の「大林宣彦監督作品ポスター展」

デビュー作の「HOUSE ハウス」にアイドル映画の金字塔でもある「ねらわれた学園」「時をかける少女」と今となってはレアとなった映画ポスターも展示していますが、あえて注目をしてほしいと思うのが「ふたり」「青春デンデケデケデケ」「はるか、ノスタルジィ」の三作。

この三作のポスターデザインを手がけたのが野口久光氏。
かつて淀川長治氏、双葉十三郎氏とともに映画評論の重鎮の一人として、映画雑誌や映画パンフへの寄稿などでみどころを教えていただきましたが、グラフィックデザインの巨匠としても大活躍。
数多くの映画ポスターを描き、中でも「大人は判ってくれない」のポスターはフランソファ・トリュフォー監督も称賛、仕事場に飾っていたという有名なエピソードがあります。

おそらく往年の映画好きな方は野口氏作と一目でわかる温もりのあるタッチにタイトルや監督名はもちろんのこと、

・ふたりでひとり、ひとりでふたり (ふたり)

・いとしい歌の数々よ、どうぞぼくを守りたまえ! (青春デンデケデケデケ)

・尾道から小樽へ、《転校生》《さびしんぼう》に続く、山中=大林コムビ第三作! (はるか、ノスタルジィ)

以上のような映画の宣伝コピーも手書きでそれぞれ繊細に描かれてとても素晴らしいです。

芸術としても一級品のものなのでぜひこの機会に足を止めてほしいと思います。
何より癒されます。

2011.03.19 | Trackback(0) | 当会ご案内

でも笑顔は大切にしたい 愛する人のために、、、



今晩のミーティングは4月17日の「大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会」は開催する方向で準備を進めること。
しかし当日、ご用意を予定してました「ふたり」の音声アシストは長岡音声アシストの会から、
本日、準備が難しい旨の連絡があり止む負えず音声アシストについては中止を決定いたしました。
ご了承をお願いいたします。

今後も事態が変わりましたらこのブログに載せたいと思います。

あと建築士である事務局長が長野県北部を震源とする大地震に被災された地域へ「応急危険度判定」のために周った際の報告。
事務局長の担当は十日町市・松之山だったそうで現地の家屋はとても被害が大きかったと。
小林茂監督が撮影を進める「風の波紋」の舞台でもあるので、当会としても今後この地域の周知を考えていこうとなりました。

改めて被災された方々にお見舞い申し上げます。

2011.03.18 | Trackback(0) | 当会の活動報告

日常に触れたくて



日常に少しでも触れたくてシネ・ウインドへと足を運びました。
映画観賞はもちろん代表や支配人とお話しがしたくなったので。

非日常の入口が映画館だと思っていましたが、
この今は日常を感じたくて映画館へと。
語弊があるかもしれませんが。

計画停電が実施されなかったとはいえ、この日の午前の回は休映。
ロビーには常時、NHKラジオが放送されており、
日常の風景とは言えなかったかもしれませんが、
たまり場では「月刊ウインド」の取材が行われ、
代表も支配人もいつも通りに迎えていただき、
何より映画は上映されていました。

するとロビーには山形県からお客様が。
お話しを聞くと“鶴岡まちなかキネマ”の畠山支配人でした。
なんでも東北地方は現在、宅配便が集荷・発送できないので
公開済のプリントを車に載せて次に公開する新潟のシネコンまで届けに来たそうです。

山形県でも交通は大変混乱してるようですが、
畠山支配人は以前からここに来たかったとシネ・ウインドに顔を出したようです。

“鶴岡まちなかキネマ”は去年開館したばかりの映画館。
3館あるのでプログラム編成にとても気を配っているようでした。
そしてシネ・ウインドの支配人と情報交換とともに館内を見学。
こちらはせっかくなのでとチラシ置き場にあった
「この空の花」映画製作への協力依頼のチラシと、
できたばかりの「あぜみちジャンピンッ!」のチラシを紹介して、
“鶴岡まちなかキネマ”に置いていただくようお願いを。
今回のご縁でいつか足を運びたいと思いました。

それで観たのは「リトル・ランボーズ」
80年代のイギリスの少年二人が映画「ランボー」に感化されて映画作りに励む物語。

70年代をテーマにしたらブルース・リーがこの類のアイコンだと思いましたが、
なるほど初期衝動として背中を押すのは80年代はランボーか。
しかし「ランボー」が公開された年にはまだデュラン・デュランの「ザ・ワイルド・ボーイズ」は
流れていなかったハズなどと悲しいことを観てて思いましたが、
映画館が物語の最初に登場し、エンディングに二人の“映画愛”の結晶である映画が流れると、グッとこみあげるものがありました。

とりあえず長岡に戻ったら4月17日の“大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会”の開催準備を続けようと。

鶴岡まちなかキネマ公式サイト http://www.machikine.co.jp/

2011.03.17 | Trackback(0) | ごあいさつ

長岡市若者サポートセンター in 小林茂監督



小林茂監督が長岡市若者サポートセンターにて講演をしました。
講演という堅苦しいものでなく、
若い人たちに向けて自身の体験や「チョコラ!」撮影時のことを、
同じ目線に立ってお話しをしていました。

約30分弱の「チョコラ!特別編」の上映後、
参加者からの質問で最も多かった
「なぜケニアで映画を撮ろうとしたのか?」という質問に対し、
ウガンダでのエイズ孤児達の写真撮影に行った際に
松下照美さんとの出会いがきっかけとなり、
その照美さんがケニアでのボランティア活動に従事してから、
NGOモヨ・チルドレンセンターを設立した経緯を話し、
2005年に長岡の蕎麦屋で照美さんから映画制作依頼を受けたこと。
その依頼を受け普通なら忙しいからと先延ばししたかもしれないが、
腎臓が悪いこともあり、
先延ばしできないことから映画にする決意をしたことを話し、
皆さんは照美さんの経歴とともに小林監督の飾らないナマの姿に聞き入っていました。

こちらもやはり小林監督の話しを聞いて良かった、ホントこの時に聞いて良かったです。

最後に小林監督が気を利かして当会の案内の時間を設けていただきましたが、
ちょっとは皆さんに当会も関心を持っていただけましたら。

2011.03.16 | Trackback(0) | 当会の活動報告

大林宣彦監督ポスター展



本日より“大林宣彦監督ポスター展”をながおか市民センターにて開催しています。
明後日17日の9時~12時は計画停電で市民センターはお休みだそうですが、
3月28日(月)まで開催します。

今日、様子を見に行きましたら足を止めている人がいて嬉しく思いました。

2011.03.15 | Trackback(0) | 当会の活動報告

“「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”報告



昨日開催されました“「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”に
お越しいただきました方々ありがとうございました。

会の流れはまず最初は会場が暗転し「チョコラ!」予告編を上映。
当会会長が現段階で開催する趣旨を含めて挨拶。
続いてケニア再訪のスライド上映を小林監督と同行したOさんより報告。
この時のOさんの報告が皆さんを感動させたようです。
「ケニアへ行ってよかった。どんなことがあっても生きていくんだという気持ちがケニアにはある。」
小林監督からは子どもたちとの再会の様子と現在の変化などを語り、
途中、神戸在住のモヨ・チルドレンセンター理事が駆けつけて近況を報告。
最後に同行しこの日の映写を担当したKさんの報告で第一部を終了。

第二部は「小林茂の仕事」Oタスケ隊代表より挨拶と小林監督へのエール。
続いて「風の波紋」予告編風DVDを20分上映し、
小林監督からお客様へ今回、撮影中の映画にかける思いを話していただき、
参加者の客席からの感想を交えて終了。

これは個人的な話となるのですが、
今回の報告応援会を開催に向けて
昨日準備を当会メンバーやOタスケ隊の皆さん、
そして小林監督と準備を進めていく中、
皆さんとお話していて思ったのは、
この日、本当にお会いできて良かったということでした。
正直、図書館へと準備に向かうなかでも本当に不安で押しつぶされそうでした。
しかし相当な覚悟でお客様にお話しをしたであろう、
小林監督の熱のこもったお話を聞いていてともかく開催できて良かったということでした。
いつかこの日の詳細な報告を書けたらと思っています。

「風の波紋」の撮影でキャメラを向けた松之山の人達の中に、
今回の大地震で現在、避難所での生活を余議されている方々がいます。
いつかこの映画が無事に完成し上映できる日が来ることを願わずにいられません

2011.03.14 | Trackback(0) | 当会の活動報告

「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会

ケニア5撮影:小林眞人

「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会

*昨秋、「チョコラ!」の舞台となった
アフリカ・ケニアまで完成した映画を子ども達に届けた際の報告及び
松之山を中心に撮影の始った次回作について映像を交えて
小林茂監督からお話しいただきます。

=====================================
ケニアの子どもたちに映画上映――
アフリカ・ケニアのストリートで生きる子どもたちの日常と心情を描いたドキュメンタリー映画「チョコラ!」は多くの皆様のご協力で完成した映画です。この映画を見てもらうために、長岡のスタッフらと、このたび4年ぶりにケニアを再訪しました。週に3回ナイロビまで透析に通うという旅でした。
路上で亡くなったり、泥棒とまちがわれて射殺された子どももいました。一方、シンナーを止め、学校に復帰した子どもや、職業訓練校に入学した子どもなど、さまざまな人生模様がありました。また、HIVに感染していることを公表して映画に出てくれたお母さんにも再会し、あらためて毅然とした生き方に感銘を受けました。これらの様子をスライド映写しながら報告したいと思います。

新作ドキュメンタリー「風の波紋―雪国の村から」(仮題)について――
新潟県の山村に暮らす人びとを描く映画です。数年前から構想しておりましたが、いよいよ撮影に入ろうと思います。現在の日本は、農業人口の激減と高齢化、過疎化など深刻なものがあります。しかし、そういう現状はありながら、「新そばを打ったぞ」「今年は山ぶどうがいっぱいなった」と、山や木や草や稲や野菜の匂いを身にまとい、山の友人たちは私の前に突然登場するのです。人間が自然と相対して醸し出される「喜び」や「精気」をたんたんと描いてみたいと思うようになりました。  
テスト撮影したフィルムを予告編風に編集したものを上映しながら、私の映画制作に寄せる思いをお話し、皆さんのご支援をお願いしたいと思っております。(小林茂)
=====================================

後援:長岡市/長岡市教育委員会/(財)長岡市国際交流協会 協力:シネ・ウインド

日時 3月13日(日)

開場13時30分~ 

開始14時~ 終了予定16時


会場 長岡市立中央図書館2階講堂 (定員180名)

住所 新潟県長岡市学校町1-2-2
http://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/

*小林茂監督を応援頂ける方、お手伝いいただける方募集!

「チョコラ!」公式サイト http://www.chokora.jp/
注・当日は「チョコラ!」本編の上映はありません。 

◎小林茂(こばやししげる)映画監督
1954年新潟県生まれ。
『阿賀に生きる』の撮影を担当。
監督作品として、障がいのある子も一緒の学童保育所三部作『こどものそら』、
重度障がい者の佐藤マサヒロさんと仲間達を描いた『ちょっと青空』を発表。
脳梗塞後、重症心身障がい者の世界『わたしの季節』、
人工透析後、アフリカのストリートチルドレンの思春期『チョコラ!』を劇場公開。
長岡市在住。


●会費● 1000円

主催 市民映画館をつくる会/「小林茂の仕事」Oタスケ隊

●お問い合わせ●
市民映画館をつくる会
〒940-0066 長岡市東坂之上2-2-2スズランビル4F
TEL/FAX:0258-33-1231
メールお問い合せ:tsukurukai@lds5.com

blog http://tsukurukai.blog103.fc2.com/

2011.03.13 | Trackback(0) | 当会ご案内

明日の件

被災された方々に心より哀悼の意を表します。
命をかけて救助されてる方々に敬意を表します。
これ以上、被害が大きくならないよう願います。

明日の“「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”は
予定通り14時より長岡市立中央図書館2階講堂で開催します。

2011.03.12 | Trackback(0) | お知らせ

聴こえない耳に はじめて 音楽が届いた



昨年の当映画祭でも好評だった「あぜみちジャンピンッ!」待望の劇場公開が決定したと
西川文恵監督より連絡がありました。

今夏、6月にワーナーマイカルシネマズ新潟で先行公開。
東京ではその後にポレポレ東中野での公開となるそうです。

監督にとってここまでの道のりは長く大変だったハズ、
そのたくさんの苦労がようやく報われるようで本当に良かったです。

とりあえずこちらは去年の映画祭で「あぜみちジャンピンッ!」に協力いただいた方々にお知らせしようと思います。

西川監督は明日からシネ・ウインドで開催される「第2回新潟しゅわる映画祭」に来場します。
出来たてのチラシが入手できるかもしれません。

★映画『あぜみちジャンピンッ!』公式サイト/ブログ/予告編(Trailer)
http://www.aze-michi.com/
http://ameblo.jp/aze-michi-jumping/
http://www.youtube.com/watch?v=JvhKVtlb_UY

★【映画祭/受賞・出品】シカゴ国際児童映画祭「Adule Jury prize」長編実写部門準グランプリ受賞/ニューヨークBAMkids映画祭正式招待/新潟しゅわる映画祭正式招待/ロサンジェルス日本映画祭コンペティション部門(一般公募枠)優秀作品賞受賞/ソウル国際女性映画祭正式招待/インドネシアKidsFfest映画祭審査員特別賞受賞/あいち国際女性映画祭/長岡アジア映画祭/船堀映画祭/アッシュビル国際児童映画祭/シアトル国際児童映画祭

★【推薦】映倫年少者映画審議会推薦作品/厚生労働省児童福祉文化財推薦作品/中央青少年団体連絡協議会推薦/新潟県優良映画推奨/南魚沼市後援

2011.03.10 | Trackback(0) | お知らせ

伝える気持ち

NPO法人 復興支援ネットワークフェニックス主催、「長岡映画」製作委員会共催で大林宣彦監督講演会が開かれるので紹介いたします。
今回は小・中・高生向けの講演となるようです。

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第9回「人材育成・フェニックス塾」 大林宣彦監督講演会

*伝える気持ち

日時 3月26日(土)
会場 長岡リリックホールシアター
時間 午前10:00~12:00(受付午前9:30~)
参加  無料 定員450名

対象 今回の講演会は、小学生、中学生、高校生に向けて講演します。興味のある児童、生徒の皆さんはご参加ください。また、小学生、中学生、高校生のお子様をお持ちの方、是非お子様とご一緒にご参加ください。
*定員になり次第、閉め切らせていただきます。
*小学生以下の児童は、必ず保護者同伴でご参加ください。

参加者全員に「この空の花応援バッチ」がプレゼントされるそうです。

詳細、申し込みはNPO法人 復興支援ネットワーク・フェニックスの公式サイトからお願いします。
http://npo-phoenix.jp/

*中止となりました

2011.03.09 | Trackback(0) | お知らせ

風にこの手かざして見えない森尋ねて あなたの唄を捜してかくれんぼ



昨日の上映企画室は3月13日の小林茂報告応援会の流れの再確認と細かい段取り。
小林監督からは当日の来場者の中にケニアのお土産をプレゼントしたい旨があるそうなので、
どうやって渡そうかアイデアを。

また4月17日に決定した大林宣彦監督の上映会の今後のスケジュールについてなど。

来週15日から大林映画ポスター展を開催致します。
前夜の14日19時から展示作業を行いますので手の空いてる方、お手伝いをお願いいたします。
参加を御希望の方は直接、会場のながおか市民センター1階にいらしてください。

2011.03.08 | Trackback(0) | 当会の活動報告

大林宣彦監督作 上映会



当会第89回例会が決定しましたのでお知らせします。

今夏、長岡で撮影されます「この空の花-長岡花火物語-」に併せて
大林宣彦監督作品を上映し、
監督に“映画”についてお話ししていただこうと企画いたしました。

上映作品は“新・尾道三部作”の第一作『ふたり』
“大分三部作”の一作目『なごり雪』です。
いづれも尾道、臼杵と抒情溢れる町を舞台にしています。

またそれとともに大林監督のポスター展も開きます。

上映会、ポスター展とともに以下の日程で開きます。
随時こちらのブログで情報を更新していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに上映会は35mmのプリントで上映します。
またお手伝いいただける方、随時募集しています。

*大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会

日時・会場 平成23年4月17日(日)

開場10:00

①映画「ふたり」上映 10:30~13:00

②大林宣彦監督トーク 13:10~13:50

③映画「なごり雪」上映 14:10~16:00
訂正  14:20~16:10

(*入替えはありません)

協力金 500円以上
(*20歳以上の方は当日受付にて協力金500円以上お願いいたします。
 尚、20歳未満の方は無料となります。

※大林宣彦監督作品ポスター展 

①日時:平成23年3月15日(火)~3月28日(月)夕方まで 
場所:ながおか市民センター1階ロビー (無料)

②日時:平成23年4月2日(土)12時~4月15日(金)夕方まで
場所:カーネーションプラザ1階 (旧長岡大和) (無料)

主催 市民映画館をつくる会・長岡市
共催 「長岡映画」製作委員会 http://www.locanavi.jp/konosora/

問い合わせ
市民映画館をつくる会 TEL/FAX0258-33-1231

「長岡映画」製作委員会 事務局 長岡市商工部観光課観光戦略室 TEL0258-39-2221

2011.03.07 | Trackback(0) | 上映会

ニュージーランド地震の被災者救援のための県民募金について(依頼)

新潟県知事政策局 国際課より依頼が届きましたので掲載します。



*ニュージーランド地震における被災者救援のための募金のお願い

1 趣旨
 2月22日にニュージーランドで発生した大地震は、死者140人を超え、行方不明者200人の甚大な被害をもたらしており、日本人にも被害者が出ています。
 本県では、平成16年の中越大震災及び平成19年の中越沖地震に際しまして、世界中の多くの国から多大なご支援をいただき、被災者をはじめとする全県民が復興への勇気を取り戻すことができました。
 本県といたしましても、友好交流関係にあるニュージーランドに対し、同じ大規模災害を受けた被災地として人道的立場から、今回広く県民の皆様に呼びかけて募金を行い、被災者の救援や被災地の復興に役立てていただくことといたしました。
 どうぞ、この趣旨を御理解いただき、多数の皆様からご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2 募集期間
   平成23年3月24日(金)から平成23年4月28日(水)まで

3 振込先
   口座名 :ニュージーランド地震救援募金
          代表 杉山順爾(すぎやまじゅんじ)

   口座番号: 第四銀行県庁支店      普通預金口座 1291424
         北越銀行県庁支店      普通預金口座 2004323
         大光銀行新潟支店      普通預金口座 3039919
         新潟信用金庫出来島支店   普通預金口座 1029094

         (*銀行窓口、又は信用金庫窓口からお振り込みください。  
           振込手数料は、同一銀行の支店から振り込む場合、
           又は県内の信用金庫から振り込む場合は無料です。)

                  平成23年3月1日
                  新潟県知事 泉田 裕彦  

2011.03.06 | Trackback(0) | お知らせ

スカスカビートは好きでスカ 貴方を知りたい YEAH! 



昨晩のミーティングは小林茂監督との打ち合わせを経て、
報告応援会当日のスケジュールと人員配置の確認など。

小林監督は現在、当日の準備を懸命にやっており、
ぜひ素晴らしい会になるようこちらも怠らないようしなければ。

あと当日配布するパンフの校正も届いています。

2011.03.05 | Trackback(0) | 当会の活動報告

小林茂監督報告応援会3月13日スケジュール 



3月13日(日)長岡市立中央図書館2階講堂で開かれます
“「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”の流れは以下のように考えています。
当日、おてつだいいだける方も募集しています。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1255.html

12:00   会場準備、試写など

13:30   開場

14:00過ぎ 開始
        ・「チョコラ!」予告編上映 
        ・市民映画館をつくる会・会長 挨拶          
        ・ケニア報告スライド上映       (約40分)
         小林監督より報告
        ・会場からの質問など

15:00~15:10 休憩

15:10   ・「小林茂の仕事」Oタスケ隊代表 挨拶     
        ・新作「風の波紋」(仮)予告編風DVD上映    (約20分)
        ・小林監督よりお客様へ
        ・当会事務局長から一言
        ・会場からの質問など

16:00終了

2011.03.04 | Trackback(0) | 当会ご案内

新潟の映画監督 40人



にいがた映画塾のYさんより、映画塾の会報を今年もいただきました。
今回の特集は「新潟の映画監督40人」という労作。
以前にも書きましたがこのうち当映画祭で上映した監督は小林茂、当摩寿史、野上純嗣、東條政利、五藤利弘、杉田愉等々。

このうち長岡生まれは野上、東條、五藤の三人ですが今回の特集の中で
長岡生まれとして登場するのはテレビ映画で活躍した高野昭二。
ビデオアーティストとして活躍の山本信一。
そしてカルト映画「血を吸う薔薇」や確か「太陽にほえろ!」であの有名なジーパン刑事の最期を演出した山本迪夫。
「血を吸う薔薇」はぜひスクリーンで観たいと夢想します。

他に現在第一線で活躍する映画監督として石井克人、鶴橋康夫、福間健二、星護、森達也、山賀博之、そして李相日とジャンルも多様な錚々たる面々。

しかしページをめくると「耳をすませば」の近藤喜文の名が登場し、その早すぎる死を惜しみました。

また明治生まれの監督として紫雲寺出身の青山杉作、小須戸出身の小林米作、佐渡出身の近藤伊与吉と関川秀雄,亀田出身の振津嵐峡という名を目にし、失礼ながら名前も作品名も目にしたことがなく、映画など今よりもずっと周囲の理解を得ないだろうと想像するあの時代、どのような思いで上京し映画界に身を捧げたのか、思いを馳せました。
またそのような監督に光を当てるという意味でこの冊子の意義はとても大きいようにおもいました。

とりあえずこちらからは昨年の長岡インディーズムービーコンペティションで審査員特別賞を受賞した「よたか」の海津研と「ガクセイプロレスラー」の今成夢人も新潟県生まれなので次の機会にも加えたらどうかとお願いをしました。

http://www.mynet.ne.jp/~asia/15th-12thcompe.html

1人でコツコツと手描きアニメーションを極めようとしてる海津研、
「ガクセイプロレスラー」が先のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でも上映された今成夢人、どちらもこれから一回りも二回りも大きく羽ばたく気がします。

各監督の作品リストはもちろん詳細なプロフィールも付いているこの冊子。
改めて大変な労作に思います。
3月13日の“「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”の会場ロビーにて配布していただけるそうなので、見かけたらぜひ手に取ってみて下さい。

(今回は大変恐れ多いのですが敬称略とさせていただきました)

2011.03.03 | Trackback(0) | お知らせ

過去は過去ではなく、未来はここにあるのではないだろうか。

*映画祭や上映会等で上映した『ひめゆり』の柴田昌平監督より新作『森聞き』のご案内が届きましたので紹介します。
ポレポレ東中野での公開期間中、柴田監督はゲストを招いてのトークを連日開くそうです。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-807.html
↑昨年の試写会での感想ですが、この時、秋公開予定でしたが今回満を持しての公開となります。



一斉メールで送信する失礼お許しください。

こんにちは。映画『ひめゆり』で皆さまにたいへんお世話になった監督、柴田昌平です。
きょうは、長編ドキュメンタリー映画としては第2作目の『森聞き』が3月5日(土)から公開されるにあたり、ご挨拶申し上げたく、メールを送らせていただきました。

http://www.asia-documentary.com/morikiki/

◆◇◆◇◆◇◆◇

『森聞き』――不思議な名前の映画ですが、私にとって製作の原体験は学生時代、山梨県の山村で過ごした日々でした。

大学を休学し、農業を手伝わせてもらいながら古老たちの話を聞きに通った谷間の村。都会とはまったく異なる時間の尺度 ――― 切る木は100年前の先祖が植えたもの、植える木は100年後の子孫のためのもの ――― 数百年という時が現前にありました。

結局、私は一人のおばあちゃんの人生を聞き書きし、参考文献ゼロという卒論も何とか認めてもらえ、社会に出ました。仕事を始めると、日々さまざまな判断を問われます。やって良いのかいけないのか、進んでよいのか引き返した方がよいのか。そんなとき、このおばあちゃんを心に浮かべ、おばあちゃんだったらどう判断するだろう・・・そう問いかけるのでした。

そういう「心の母」と呼べる存在に出会えたこと―――それはその後『ひめゆり』にも続くのですが、私にとっては本当に幸福なことだと思います。

◆◇◆◇◆◇◆◇

『森聞き』は、高校生4人がそれぞれ「森の名人」と呼ばれる山村暮らしのお年寄りたちに出会います。ふだんは全く異なる世界に生きる高校生とお年寄り。森によって引き寄せられた出会いは、互いにさまざまな変化を生んでいきます。「聞き書き」がもたらす力。詳しくは、どうか、映画のホームページをご覧ください。

http://www.asia-documentary.com/morikiki/

◆◇◆◇◆◇◆◇

公開は、
●3月5日(土曜日)から東京の小さな映画館、ポレポレ東中野で封切られます。 
1日3回(10:30~ / 13:20~ / 16:10~)。4月1日までの予定です。 
好評ならばまた機会がもらえる、とか。

●3月26日(土曜日)~ 鹿児島・ガーデンズシネマ

●5月7日(土曜日)~ 名古屋・シネマスコーレ

●夏~ 大阪第七芸術劇場

詳しい上映情報はこちら
http://www.asia-documentary.com/morikiki/joei.html

私たち小さなプロダクション、マンパワーに余裕がなく、他地域ではまだ具体的な話ができていませんが、今後、少しずつ全国に広げて行きたいと思っています。

◆◇◆◇◆◇◆◇

変わりゆく世界、失われゆく「名人」たちの技を前に、都会に暮らす僕たちは、いま何ができるのだろう。過去は過去ではなく、未来はここにあるのではないだろうか。そんな思いを込めての上映です。

どうかご覧いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

『森聞き』 監督 柴田昌平 
(2011年3月1日記す)

2011.03.02 | Trackback(0) | お知らせ

「こどものそら」「ちょっと青空」DVD発売!



当映画祭でも上映された小林茂監督作「こどものそら」(00年)「ちょっと青空」(01年)が上映から10周年を記念しDVDが完成、発売されました。

札幌の学童保育所つばさクラブの子ども達にキャメラを向けたオムニバス映画「こどものそら」は藤本幸久監督の「闇を掘る」のキャメラマンとして北海道に渡った小林監督の出会いの中で生まれた作品。
この中の最初の作品「放課後」(20分)は実質的な小林監督の初監督作。
つばさクラブのエネルギッシュな子どもたちの姿に触発され工面した16mmフィルムをまわした作品。
この作品が好評を博したので以後、「自転車」(30分)「雪合戦」(58分)と完成し1本にまとめ「こどものそら」として劇場公開されました。
この時に出会ったつばさクラブの指導員だったのが後の「チョコラ!」でキャメラをまわした吉田泰三撮影監督。
いわば「チョコラ!」に繋がる作品ともいえます。

「ちょっと青空」も札幌に暮らす重度障がい者の佐藤マサヒロさんと介助者達の姿を記録したもの。
ユニークで超個性的なマサヒロさんに振り回されながらも心の潤いを得る介助者たちの交流に温かい気持ちになれる秀作。
昨年の映画祭ではマサヒロさんが車椅子に乗って札幌から駆けつけて下さりお話しいただきましたが、声をふりしぼって発言する姿を見てるだけで力を得るように思いました。

2作品とも小林茂監督が撮影、ナレーションを兼ねています。
ドキュメンタリー映画作家としての小林茂監督の足跡を語る上でもとても重要な作品です。

3月13日の“「チョコラ!」ケニア上映会報告と小林茂監督新作応援会”でも「チョコラ!」のDVDと共に販売致しますのでこちらもご注目下さい。

ジャケットを並べるとビートルズの「赤盤」「青盤」を連想したりしました。

2011.03.01 | Trackback(0) | お知らせ

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