
『第14回長岡アジア映画祭』で「SRサイタマノラッパー」の上映と共にお招きした入江悠監督。
現在、日本映画のホープとしての活躍はもちろん、
WOWOWのテレビドラマやAKB48のユニットのPVも演出てがけるなど大活躍です。
シネ・ウインドでは5月7日、8日と入江監督特集として3本上映され、
ゲストにおっぱぶラッパーTOMこと水澤神吾さんが来場されます。
「SRサイタマノラッパー」は水澤さんのコメンタリー付きでの上映。
「SRサイタマノラッパー2」はようやく新潟県初上陸。
そして新作「劇場版神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴りやまないっ」は
6月の正式公開を前に先行上映となってます。
7日の夜は水澤さんを囲んでの懇親会もあるそうなので、
スケジュールも含めてお問い合わせはシネ・ウインドまでお願いします。
TEL0252435530
シネ・ウインド公式サイト
http://www.wingz.co.jp/cinewind/
シリーズ47都道府県制覇を目論む入江監督にはいづれ「ニイガタノラッパー」の撮影の際に
長岡には蒟蒻工場のように面白い工場があるので、
今度、長岡に来た時にその工場見学をおススメしたのですが、
「SR2」のラストを見て「ニイガタノラッパー」は遠のいたかと思いました。
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2011.04.30
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*当会も登録団体となっているウィルながおかより「東日本大震災」の義援金のよびかけです。
口座振替もできますのでご賛同いただけましたらご協力をお願いいたします。

「東日本大震災」義援金をお願いします!
男女平等推進センターウイルながおかの登録団体は、このたびの東日本大震災により被害に遭われた女性たちが、今後、「男女共同参画」の視点で防災・復興の事業を実施するときの資金として使っていただくことを目的として「女たちの震災復興」を長岡から応援する会を設置し、義援金を募ることとしました。
広く皆さまのご理解とご協力お願いいたします。
なお、義援金については、男女平等推進センターウイルながおかを通じて、
被災地の男女共同参画推進センターなどに支援したいと考えています。
【 口座振込みでも義援金を受付けます 】
受付口座 北越銀行 本店
【口座名】「女たちの震災復興」を長岡から応援する会 会長 樋熊憲子
【口座番号】普通預金口座 2026393
※ 同一銀行の本支店窓口での取扱い【 口座振込みでも義援金を受付けます 】
※募集期間:平成23年4月1日から平成23年12月31日まで
「女たちの震災復興」を長岡から応援する会
会 長 樋 熊 憲 子
2011.04.29
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*五藤利弘監督より新作『雪のなかのしろうさぎ』凱旋上映のお知らせが届きました。
ロケ地が3月12日に発生した長野県北部地震で被災したこともあり、
よしもと芸人も登場するチャリティライブも兼ねての凱旋上映会となったようです。
参加者のハイキングウォーキング、鈴木Q太郎さんは南魚沼出身です。

よしもとお笑い震災復興チャリティライブ&「雪の中のしろうさぎ」凱旋上映会
~「笑い」と「地域」の力を信じて~
● 日 時:2011年5月22日(日) レッドカーペット12:00~
● 会 場:ごったくチャリティ広場特設会場 (十日町市市民会館前駐車場)~十日町市市民会館
● 出席者:五藤利弘(監督)、岩尾望(フットボールアワー)、ノンスモーキン
/カリカ、ハイキングウォーキング
● 料金:大人1,500円、小人(小学生以下)1,000円
※収益から義援金を送ります。
※市民会館内で行われる上映会、ライブ、舞台挨拶&トークショーの入場料金です。
市民会館駐車場で開催されている、ごったくチャリティ広場への入場料は無料です。
ごったくチャリティ広場では、よしもと芸人による募金活動やグッズ販売が行われます。
芸人に身近で会えるチャンス満載です。
● チケット販売所:(財)十日町地域地場産業振興センター(クロス10)TEL 025-757-2323
※5月1日(土)からの販売となります。
【当日のタイムテーブル】
12:00 オープニングレッドカーペット
12:10 インタビュー~フォトセッション
<一部>
12:30 「雪の中のしろうさぎ」上映会場 入場開始
13:00 開演~15:00 閉演(総入れ替え)
<二部>
15:30 「雪の中のしろうさぎ」上映会場 入場開始
16:00 開演~18:00 閉演
【「雪の中のしろうさぎ」上映会の流れ】(予定)※一部、二部とも内容は同じです。
13:00~13:10 舞台挨拶&あべこうじさんのVTR
13:10~13:50 「雪の中のしろうさぎ」上映&十日町市5分PV上映
(MC:スネオヘアーVTR説明)
13:50~14:00 スネオヘアーVTR
(MC:よしもとお笑いライブの説明)
14:00~14:15 ノンスモーキンライブ
14:15~14:30 ハイキングウォーキングライブ
14:30~15:00 ゲーム(内容については検討中)
*駐車場に限りがございますので、なるべく、公共交通機関をご利用いただくか乗り合いでお越し下さい。
お問合わせ (財)十日町地域地場産業振興センター 新潟県十日町市本町6
TEL.025-757-2323
2011.04.28
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4月16日、長岡リリックホールで開催された伊勢正三コンサートで
「なごり雪」を唄い終えた後、客席にいた大林宣彦監督は、、、
“監督「ショーヤン!今僕ね、ここ長岡でね、命掛けて映画を作ろうとしているんだ!
その映画の主題歌、ショーヤン!作ってくれないかな!」と地声で叫ばれました。
伊勢さん「突然のことで・・・言葉が見つかりませんが・・・僕も命掛けて作ります!ありがたくお受けします」”
客席は割れんばかりの拍手に包まれたと当日、会場にいた
「長岡映画」製作委員会の方から報告がありました。
翌、17日の「大林宣彦監督作をみんなで観る上映会」、
大林監督はこの日の上映作「なごり雪」に絡めてこの時のことをお話し、
20日付の新潟日報で「この空の花」主題歌を伊勢正三さんに決定したと記事は伝えていました。
「とても楽しかった。映画を見る機会も、ほとんどないためありがたかった。」
26日付の長岡新聞は上映会と大林監督トークの記事を掲載し、
お越し下さった避難されている南相馬市の男性の感想を紹介。
19日付けの読売新聞では「被災者の方々はつらく悲しい中で、人間の美しい姿を見せ、世界に対しどんな政治家よりもすばらしい外交をなさったと思う。」と大林監督のトークを掲載し避難者の方に花束を渡す監督の写真を掲載し、
「映画を、未来に生きる子どもたちに大切なことを伝えるために作り上げたい。一緒に作りましょう」と締めくくったと伝えています。
当日の「なごり雪」上映後、スタッフとしてロビーでお帰りになられるお客様に挨拶をしていたところ、
大林監督から花束を受け取った南相馬の避難者の男性がこちらに駆け寄り、お礼の握手を求められました。
招待をした「長岡映画」製作委員会へのものだと思い、面食らいましたが、こちらがぜひ故郷に戻った時に完成した「この空の花」を観て下さいとお伝えすると
「必ず、必ず」と深く頷いてました。
この姿を見て僭越ながら「この空の花」はすでに長岡だけのものでなく、福島はじめ東日本大震災で被災された方にとっても希望の映画になると実感をしました。
映画の完成を一層強く願いました。
件名は長岡新聞がトークの中で伝えた大林監督の言葉です。
2011.04.27
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*4月17日『大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会』のお客様アンケートから感想を抜粋して掲載します。

*大林監督作品をみんな見たい。 50代・女性
*大林監督がトークショーの間、ずーっと不動のままだったことに
思いを伝えたいという監督の気持ちが伝わってきました。 45才・男性
*いい映画でした。長岡の映画がどんなになるか楽しみです。 50代・女性
*言外の言葉をゆらぎがたくさんにじむ2作でした。
いい時間を過ごしました。大林監督のトーク素晴らしかったです。
「この空の花」楽しみです。 30代・女性
*大林監督はほぼ生と死の対比がテーマの1つです。
人は普通、生を語りますが、死を描くためには見たくないもの、汚いものを描く必要があると思います。
今回の大林映画が単純にご当地映画礼讃にならないことを希望したい。
「はるか、ノスタルジィ」のような見ている方がひきずり回されるような映画がいいです。
小樽の人は必ずしもよろこんでいないかも知れないけど小樽の魅力が輝くから。
40代・男性
*監督とおくさまのお話、素晴らしかったです。
*「ふたり」は私が今までみた映画の中で最も好きな作品です。
20年たってまさかスクリーンで観れるとは思いませんでした。
数十年ぶりにみましたが、変わらず素晴らしい作品だと思います。 30代・女性
*「ふたり」はとても見たかったので、スクリーンで見れてよかったです。30代・女性
*「ふたり」は少女の成長と青春が家族の形を考えるよい機会になりました。
「なごり雪」は今、私の年令で見るに必要な物だったのではと思います。 40代・女性
*素朴な美しさを感じました。 60代・女性
*感動しました。ずっと思い出すことでしょう。 80代・女性
*「なごり雪」を見せていただきました。(午後から参加)
「なごり雪」は私の青春の思い出の一曲。
毎年、初雪が降るとその頃(大学生の頃)の懐かしい街の風景や友人との語らいが妙にはっきりとよみがえってきます。
そして「なごり雪」のメロディーも。
私もがんばってこのふるさと長岡で生きていきます。
-そんな気持ちにさせていただきました。ありがとうございました。 50代・女性
*「ふたり」は以前にも観ていたのですが、
今日はまたちがう気持ちで観ることができました。
「なごり雪」は初めてでした。かなしい映画でした。
この作品をどう自分で受け止めて行くか、これから考えます。 女性
*悔いの残らない年の取り方をするのは無理だろうと思うが、
今を一生懸命に過ごしたい。 20代・男性
*大林宣彦監督の大ファンです! 50代・女性
*よかった。 50代・女性
*レンタルDVDで「なごり雪」をみていたが、大きい画面はよりよかった。
争いのない映像の話を監督から聞いて納得した。 63才・男性
*これからも古里物をつづけてほしい。 70代・男性
*一生懸命に生きていかなければと思っていた私です。
映画を見れてよかったです。 40代・女性
*感慨深く、感動をいただきました。
長岡空襲に丸焼けになった事、そのあとの苦労、身内の戦死者を思いながら見ていました。
つくる会映画には年令をかえりみずよく出かけています。
健康を感謝しています。
長岡花火の映画を私の生きているうちに見たいものです。 89才・女性
*人間の優しさが感じられる良い作品です。
大林監督の人柄がとても良かったです。 60代・女性
*良かった。(2度目でした。「なごり雪」) 60代・女性
*どちらもすばらしく楽しい時間をすごせました。 40代・女性
*ニ作品とも家族や人との関係の大切さ等を改めて考えさせてくれた。 50代・女性
*また大林特集をしてほしい。 30代・男性
*また新たな気持ちでイルカの「なごり雪」を聴きたいと思います。
臼杵大仏や竹田城の滝廉太郎の像などなつかしく思い出しました。 60代・女性
2011.04.26
| Trackback(0) | 上映会

ちょっと前の話で恐縮なのですが、
長岡市内の新潟日報に月に一度、織り込まれる情報紙“そいがぁて”。
先月号の1面は小林茂監督特集でした。
「こどものそら」から「チョコラ!」まで監督作を全て紹介、
そして小林監督のコメントつきという紙面でした。
小林監督は長岡在住ですが、
地元紙がここまで小林監督の作品歴について触れたのは、
あまりないように思います。
興味深いのは現在撮影中の「風の波紋」(仮)について、
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージしていることでした。
地震前のインタビューなので、その後に舞台となってる
松之山に大きな被害が出たので、構想は変更になるのか、ブレずにいるのか
小林監督の中にあると思いますが、
2013年完成予定とあり、その時にこの号を読み返してみたいと思いました。
小林監督は先の「大林宣彦監督作をみんなで観る上映会」で
「なごり雪」の上映前に登壇し、
震災で被害を受けた松之山周辺地域の現状報告と、
ここを舞台に映画を撮影していることをお話しし、
「なごり雪」を観賞していました。
映画「風の波紋――雪国の村から」 (仮題) 製作趣意書
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1333.html
2011.04.25
| Trackback(0) | 当会の活動報告

現在、ながおか市民センターの1階ギャラリーにて、
長岡のコレクター長谷川さんのコレクションと資料が
“チラシが語る長岡の上映史”と題され展示しています。
目を惹くのは長岡駅の戦前から、中心部最後の劇場となった
柴田観光が閉館した昭和59年までの地図を年代ごとに展示し、
それぞれの劇場が記されていることでした。
それを見ると当会事務所があるスズランビルの前には
かつて映画館があり、そこはもう取り壊されて現在は
三井生命ビルとなっているのですが、
その中には現在、大林監督の長岡映画「この空の花」を製作する、
「長岡映画」製作委員会の事務局が入っているので、
映画繋がりで何やら不思議なものを感じました。
長谷川さんはかつで柴田観光で働いていましたが、
それだけでは収まらない映画館への情熱はこの資料から深く感じられます。
展示は5月2日までながおか市民センターにて開催。
運が良ければ長谷川さんがいて自ら解説して下さいます。
ちなみに柴田観光の劇場でこけら落としの作品は
先月亡くなったエリザベス・テイラ―の超大作「クレオパトラ」だったそうです。
2011.04.24
| Trackback(0) | お知らせ

昨晩のミーティングは先の上映会の反省。
アンケートの集計やお礼状書きの段取り。
また助成金の公募があるのでアイデアなどを。
あと今後についてや総会の日取りを話していました。
2011.04.23
| Trackback(0) | 当会の活動報告

柏崎を拠点に活動する杉田愉監督の『キユミの詩集 サユルの刺繍』がアメリカ・ヒューストン国際映画祭で金賞(ゴールド・レミアワード)賞を受賞しました。
昨年12月には『花に無理をさせる』で丸山桃子さんがモナコ国際映画祭助演女優賞を受賞したことに続いて、これで新作である短編双方とも国際映画祭受賞という快挙となりました。
『キユミの詩集 サユルの刺繍』はイギリス・ブラッドフォード国際映画祭、ベオグラード国際ドキュメンタリー&短編映画祭でも公式上映後、今回はアメリカでのプレミア上映での受賞。
国際映画祭といっても欧州と北米での嗜好は違っており、
杉田監督作はこれまでどちらかというと欧州での評価の方が高いとイメージしてましたが、
今回のアメリカでの受賞について“比較的、ナラティブ(物語)の度合いが強いせい”ではないかと分析しています。
画像は劇中の品田涼花さん。
第13回長岡アジア映画祭では『貝ノ耳』の上映と共に杉田監督とともに出演した鰐淵晴子さん、坂井昌三先生とともに来場して下さいましたが、もちろん成長していることが伺えます。
『花に無理をさせる』とともに期待が高まります。
ヒューストン国際映画祭公式サイト http://www.worldfest.org/
2011.04.22
| Trackback(0) | お知らせ
*S東京特派員の映画祭巡礼。
今回は25回目となる高崎映画祭です。
「イエローキッド」で真利子哲也監督は若手監督グランプリを受賞しました。
高崎といえばこの映画祭を立ち上げ、闘い続けた茂木さんにお世話になりました。


高崎映画祭は今年で25回。すごい回数です。
高崎映画祭は今回が初めてですが前から気になる映画祭でした。まずすごいと思うのは高崎映画祭の授賞式の受賞者(ゲスト)。受賞者にとってこの映画祭が名誉だということが伝わってきます。去年はペ・ドゥナも受賞者でした。
今年は授賞式中止で残念でしたがまた来年を楽しみにしたいと思います。また多彩なラインナップで邦画ベストセレクションはその年の重要作が並びますし、洋画は見逃されがちな、でも見ないのも惜しい作品でなかなかこだわりが感じられるラインナップ。
そして個人的にも注目なのが若手監督特集。東京はインディーズ映画もたくさん公開されていてわざわざ高崎まで行って見る必要はないと思われるかもしれませんが、数回だけの上映だったりレイトのみだったりと見れないことが多いのです。またインディーズ映画は情報もあまり多くなくどれを見るべきか迷うこともあり高崎映画祭のセレクションはありがたいです。
今回は「イエローキッド」「テト」の2本を見ました。
「イエローキッド」真利子哲也監督
八方塞がりの青春を送る主人公が好きだったマンガの作者と偶然知り合うことでだんだんマンガの主人公のスーパーヒーローに影響されてゆく。アメコミに代表されるフィクションの害を批判していて新鮮でしたし、登場人物のダメさも手加減なく徹底しているところもいいですね。それでいて見た感じは悪くないです。キャラクターに対する愛情を感じました。
「テト」後閑広監督
スパイ物の体裁をまとった不条理劇、のように見えて後半は実は普通の日常を描いた作品かもと思わせるジャンル分けが難しい作品。実在感が乏しい登場人物の中、一人だけ確固たる現実を感じさせる安藤サクラが目立ちます。主演の阿部翔平はこの作品ではじめて名前を知りましたがかっこよくてよかったです。
インディーズ映画もDVDで発売されればと思う反面、いやDVDにならないからこそこうして映画館の大スクリーンという本来の場所で見ることができるとも言えます。
高崎映画祭公式サイト http://www.wind.ne.jp/tff/2011/
2011.04.21
| Trackback(0) | ごあいさつ
*大林宣彦監督も参加するパネルディスカッションが来月、
長岡で開かれますのでご紹介します。

社団法人 長岡青年会議所 5月公開例会
平和の“語りべ” ~未来へ語り継ぐ平和への想い~
あなたは65年前の8月1日に長岡で何が起きたか知っていますか?
そして、語り継いでいる方々がいることを知っていますか?
私たちも一緒に語り継いでいきませんか?
日時 平成23年5月22日(日)
時間13:30~15:30(13:00受付開始)
会場 ホテルニューオータニ長岡 NCホール
参加無料
第一部 「長岡空襲体験談」 金子登美さん(長岡戦災資料館運営ボランティア)
第二部 「東京大空襲夜話」 柳家さん八さん (噺家)
第三部 「平和の語りべ」 パネルディスカッション
大林宣彦さん (映画作家) 金子登美さん 柳家さん八さん
主催 社団法人 長岡青年会議所
後援 長岡市、長岡戦災資料館、「長岡映画」製作委員会
協力 ケーブルテレビのエヌ、シィ、ティ
参加申し込み方法
TEL・FAX・郵送・メールにてお申し込みをお願いします。
ホームページからもお申し込み可能です。
お申し込みの際には、住所・氏名・年令・電話番号が必要となります。
TEL 0258-34-0069 (社)長岡青年会議所事務局
FAX 0258-34-0395 (社)長岡青年会議所事務局
郵送 〒940-1151
長岡市三和3丁目123-15 (社)長岡青年会議所「平和の語りべ」宛
メール 11tourou@nagaoka-jc.or.jp
ホームページ http://www.nagaoka-jc.or.jp/2011hp/
*応募人数 先着200名
申込締切 平成23年5月16日(月)必着
参加申し込み者が定員200名になり次第、締切となります。
お問合わせ 長岡青年会議所事務局
TEL 0258-34-0069
2011.04.20
| Trackback(0) | お知らせ

大林監督のファンサイトOBs東海代表のチュー太さんが約束通り
http://www4.ocn.ne.jp/~obstokai/
「大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会」を観に岐阜からやってきて下さいました。
監督トークでは最前列に同じく大林宣彦監督を追いかけてる東京から来た熱烈ファンとともに陣取っていました。
当然、大林監督もよく御存じのお二人なので壇上で驚いてたそうです。
また「大林宣彦監督作品ポスター展」に「転校生」のポスターを貸していただいた、
「尾道らーめん七鐘屋(ななや)」の奥様がお子さんを連れて観に来ていただいたのでご紹介をしました。
以前、「七鐘屋」に監督とともに食べに行った大林恭子プロデューサーから、
「このお店うまいのよ」と勧められたのが気になったようなので、
それならとお店までご案内しました。
しかし、上映会の後片付けをお願いしてしまいましたが快く引き受けて下さいました。
ありがとうございます。
マイスキップに現在、「この空の花」の進行状況が連載されており、
http://www.locanavi.jp/konosora/blog/myskip/
読んでいると柿川や信濃川がロケハン場所として出てくるので、
くまさんの車で道中、目にしたらガイドをしたりと。
軽い打ち上げとなった「七鐘屋」ではチュー太さんと大林監督との出会いや
大林映画のエピソードを監督夫妻が食べに来た際に撮った写真を前に尾道ラーメンとともに。
特に「漂流教室」「ふたり」の時にスコアを担当した際の久石譲音楽監督のエピソードに耳を奪われました。
最近は大林映画を担当していないのでそろそろ「この空の花」で音楽を担当してほしいと熱望したりと。
一方、こちらは「この空の花」の映画化までの経緯をチュー太さんに説明。
そして昨年の制作発表後には確か長岡のカリスマ的な有名な花火師をモデルにした
老人と子どもの交流を長岡花火を絡めてという物語だったことから、
これに関して当会メンバーの酒宴で話していたバカ話を披露。
キャスティングを勝手に予想するのも映画好きの特権として、
この時点での主役の花火師の老人は誰が演じるかで盛り上がった事がありました。
大林映画で老人役として「あした」の植木等さん、「あの、夏の日」の小林桂樹さんを
思い浮かべるものの、いづれも故人となったので、
それなら現役の俳優さんの中からで三國連太郎さんや仲代達矢さんはちょっと貫禄があり、
藤竜也さんや原田芳雄さんはまだ老人というにはギラギラ色気が過剰なので合わないような、
大杉漣さんはまだ若すぎる等と話していたら
山崎努さんが年齢的にもキャラクター的にも相応しいのではないか、
大林映画では「水の旅人」に出演しているので相性もいいのではなどと勝手に納得をしていました。
しかしさらに話を進めて頑固で威厳があるがおそらく子どもの前には心を開き男気があり、戦争の影があるというキャラクター設定をしていくうちに一番ハマるのはクリント・イーストウッドではなかろうかと。
花火師姿のイーストウッドを想像したらこれはとてもハマるのではないか、
お酒が入っているので大ウケしていました。
これはどんな映画になるのかと。
そんなバカ話をチュー太さんに披露したら笑ってもらいホッとしたところ、
チュー太さんが言うにはジャッキー・チェンもいいのではと。
というのも80年代後半に大林映画にジャッキーが出演するという企画もあったそう。
それは流れてしまいましたが確かに「ベストキッド」で枯淡の境地に達したジャッキーもいいなぁと思いました。
結局、年が明けて大林監督の口から語られたストーリーは少女が主人公となり、
花火師は脇へと移ったようですが、
チュー太さんは最近の大林映画の中で老人役というと花火師役は長門裕之さんではないかと予想しました。
さらに東日本大震災も物語に織り込み、大林監督は撮影中も脚本を書き変えていくそうなので、どんな物語になるのでしょうか。
次はヒロインの少女役は誰になるかで盛り上がれそうです。
最も大林監督の事だから新人さんを抜擢しそうですが。
などと「七鐘屋」でダベっていたらお客さんも増えて来たので、ご主人に挨拶をした後、
当会事務所を紹介してから会長、副会長が待っているバーデン・バーデンへと
繰り出し長岡の夜は更けて行きました。
お開き後にホテルまで駅前をご案内し今度長岡に来た時にぜひとご案内したのが長岡戦災資料館と酒小屋。
いづれも閉まっていましたが駅前ならどちらも長岡を語るに欠かせないスポットではなかろうかと。
そこに当会事務所はいまひとつ認知されていませんが。
チュー太さん、お越しいただき改めてありがとうございました。
今度、長岡入りする時もご連絡下さい。
お元気で!!
あと「七鐘屋」には大林監督のサイン入り「転校生」ポスターが展示されているハズです。
2011.04.19
| Trackback(0) | 上映会

「監督はね今日は話したいことが沢山あるのよ」
多忙のなか昨日の『大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会』のトークに駆けつけて下さった大林夫妻。
楽屋でも長岡映画に関する詳細な打ち合わせのため次々と来訪者が来る中、
スタッフとの記念撮影にも快く応じて下さり、
またトークの打ち合わせの中で大林恭子プロデューサーが言ってたのが冒頭の言葉。
“大林監督がトークショーの間、ずっと不動のまま立ったままだったことに、
思いを伝えたいという監督の気持ちが伝わってきました。”
参加をされた方がアンケートに書いていましたが、
こちらがご用意した椅子に座らずマイク片手に映画への、
長岡映画への想いを語って本当に感動的でした。
特に今回の東日本大震災に触れて一層、映画をつくる意義を感じたこと。
映画作りへの並々ならぬ意欲を感じました。
またこの日の上映作「ふたり」「なごり雪」との縁に触れて、
「この空の花」の主題歌、音楽のこと。
これはこちらに書いていいのか判断がつかないので、
思わせぶりに書いてしまいますが(すみません)、この豪華な顔ぶれはぜひとも実現してほしいと。
「私はあまり表に出ないようにしているの、今日も後ろで見ているわ」
打ち合わせの中で大林監督の名パートナーであり、
大林映画最大の功労者である恭子プロデューサーにこちらから敬意を込めて、
トークの最後に監督から恭子夫人を檀上に紹介をしていただけないかとお願いをしたところ、
渋る恭子夫人も周囲の「長岡映画」製作委員会の方の進言もあり、
主旨を理解していただいた大林監督はきちんとトークで恭子プロデューサーを紹介しました。
そして映画作りのご挨拶をしていただき拍手に包まれてトークを終了。
最後にこちらが用意した花束をお二人に贈呈。
「名前はなんと言うのですか?」
「こころです」
当会最少メンバーである小1の女の子が花束嬢として登場したところ、
大林監督は目を細めて花束を受け取りマイクで名前を尋ねていました。
今回、監督の姿を時折見ていましたが、
未来を担い創る子ども達へ希望を託すという意味で、
子ども達に敬愛の情を深く感じているように思いました。
「この空の花」のインタビュー記事を読んでも
「子ども達のため~」という言葉がよく登場しています。
「私たちに花束なんて~」
花束を前に謙遜をしていた恭子プロデューサーが監督に耳打ちをしてマイクを手にし、
「この花束を観に来ていらっしゃる南相馬から避難した方に差し上げたいと思います」
この上映会に招待していたことを知っていた
恭子プロデューサーの呼びかけでステージ前に来た避難者の方に
お二人が言葉を交わしながら力強く握手をして花束を渡しました。
この日の白眉といっていいと思います。
長岡市民が東日本大震災の避難者を迎え入れ、
共に生きる姿を新作に新たに織り込んでいるだけに、
この上映会で南相馬の方との強い握手は映画作りに邁進する力となったのではないでしょうか。
本当に余談なのですが、感じたのは大林監督の誰もを包み込むような懐の大きさ。
こんなことを書くのはどうかと思うのですが、
大林映画のファンだけに大林監督の映画作りの歴史の中にも苦い思いも多々あったと、
その著作やインタビューを読んでて多少は知っているつもりでした。
苦い思いというより、困難な修羅場をくぐり抜けてきたと。
打ち合わせで目の前にいる大林監督はおだやかな笑みを浮かべながら、
こちらの意図を聞きとろうと耳を傾け、それを見守る恭子プロデューサー。
二人三脚で苦労とともに映画を作り幸せに年を重ねたお二人の姿を前に、
長岡市立劇場で約20年ぶりに大林監督を目にしたのにいまだ四苦八苦とドタバタしている
こちらはただただ恥ずかしい思いを抱いてました。
昨日の上映会にお越しいただきました方々、誠にありがとうございます。
そして大林夫妻はもちろん、この日の上映会に尽力をいただきました「長岡映画」製作委員会の皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。
この日のことは随時書いていけたらと思います。
2011.04.18
| Trackback(0) | 上映会

当会事務所に足を運んだ方は気付いたかもしれませんが、
まるで御真影のように大林監督を囲んだ記念写真が額に入って飾られてます。
平成3年5月20日、NCホールで開催された大林宣彦監督の講演会後、
当時の当会メンバーが押し掛け懇談させていただいた時の写真です。
よって今とガラリと顔ぶれが違いますが、
この写真を飾っていつも大林監督を意識していたことを思うと、
今回、大林監督をお迎えして上映会を開くことはとても感慨深いです。
前回の平成14年の「なごり雪」上映の際、
当時、大林監督の元で記録係を担当した呉美保監督のトークを開きましたが、
終了後、事務所にお招きし、ぜひこの写真を見てほしいと紹介をしました。
この写真から20年後、当時この写真の中で大林監督を囲んでいる方々に、
この上映会は届いているか、届いていたらぜひ観に来てほしいと強く思ってます。
と、ふと今日の上映会に持って行き、大林監督に見てもらおうかと思いましたが、
やはり事務所に飾られているところを見てほしいと思い直しました。
大林監督が事務所にお越し下さることなどあるのかわかりませんが。
「古里映画の巨匠」として確固した地位を確立していますが、
それは大林監督の一面に過ぎず、
日本映画の歴史を塗り替え、切り開いた偉大なマエストロという実像を思うと、
何より敬意を持ってお迎えしたいと思います。
『HOUSE』が登場しなかったら、日本映画は自由を得られなかったと。
「長岡だからできること、すなわち、敗戦と震災から見事に立ち直った長岡の勇気と未来を信じる力を被災地の方々、日本国中の皆さんに伝えたい。」
先の森長岡市長を訪れた際の大林監督の言葉だそうですが、
どのようなメッセージを今日の上映会に集まったお客様に向けて放つのか耳を傾けたいです。
お待ちしています!
2011.04.17
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画・野口久光
明日の「大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会」
会場ロビーにおいて「大林宣彦監督ポスター展」を開催、
ただし「ふたり」上映前は会場準備などでまだ展示してないかもしれません。
スタッフは9時に会場集合なのでお手伝いいただける方、ぜひお願いいたします。
ロビーのモニターにはケーブル・テレビのエヌ、シィ、ティから御協力をいただき、
「この空の花」の制作発表の模様や、
放映された大林監督、森民夫長岡市長、渡辺千雅「長岡映画」製作委員会委員長の
鼎談を収めた番組をDVDで流します。
また福島県から避難されている方は無料でご招待いたします。
避難所である北部体育館からは12時30分、
南部体育館からは12時45分に会場に向けてマイクロバスが出発いたします。
また各避難所に招待券を設置していますが、
招待券がなくても避難されている方は受付でお申し付けください。
あとロビーにて“「女たちの震災復興」を長岡から応援する会”の皆様が募金をよびかけます。
東日本大震災の被害に遭われた女性たちが、今後、「男女共同参画」の視点で
防災・復興を実施する時の資金として使っていただくことを目的とした義援金です。
集まった義援金は男女平等推進センターウィルながおかを通じて被災地の男女共同参画推進センターになどに支援していきます。
賛同をいただけます方はご協力をお願いいたします。
その他、長岡のコレクター長谷川さんの映画チラシ展も開催します。
こちらも足を止めて下さい。
入場料となる協力金は500円以上をお願いします。
ただし20歳未満の方、障害者手帳、療育者手帳をお持ちの方は入場無料となります。
開場 10:00
映画「ふたり」 10:30~13:00
大林宣彦監督トーク 13:10~13:50
映画「なごり雪」14:20~16:10
以上のスケジュールで開催いたします。
ぜひご参加ください。来場者には「この空の花」バッチを進呈いたします。
2011.04.16
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今晩のミーティングは明後日の上映会の最終打ち合わせ。
当日のスタッフ配置や進行をとことんヘトヘトになるまで確認しました。
いい上映会になりますよう。
疲れたので帰ります。
2011.04.15
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現在、youtubeで大林宣彦監督の新作が見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=0fLiv63ZG_c&feature=channel_video_title
なんと演歌のプロモーションビデオになるのですが、
ロケ地は「なごり雪」「22才の別れ」の舞台、大分県の臼杵。
そして歌い手は大林監督のデビュー作「HOUSE ハウス」の出演者で
“ハウスガールズ”の一人、松原愛さん。
よってこれも“大林ワールド”が堪能できます。
繰り返し登場する時計の映し方がやはり「時をかける少女」を想起させます。
「なごり雪」のヒロイン、雪子が住んでいる家も登場していますので、
4月17日の「なごり雪」をご覧になる前にぜひこちらも見ていらして下さい。
巨匠と呼ばれながら、足取りが軽いのも大林監督の真骨頂といえるものの、
今年の3月11日、大林監督は臼杵でこのPVを撮影していたようです。
もう1本、こちらも大林監督作品。
松原愛・聖川湧 / 東京枯れすすき
http://www.youtube.com/watch?v=ck1s8CnDcfA&feature=channel_video_title
2011.04.14
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「ふたり」「なごり雪」の上映プリントが届き、長岡市立劇場で試写を行いました。
映写担当者が入念に時間をかけて、フィルムの癖や映写機との相性、
また劇場側と音響の確認など。
「ふたり」は長岡の前は韓国で上映されたらしく、
国境を越えたフィルムとはなかなかカッコイイものだと。
「なごり雪」はまだあまり上映されてないものが届いたのかとても綺麗でした。
いづれもいずれ貴重となる35mmでの上映、これに大林監督のトークがあり贅沢な上映となるハズです。
画像は長岡市立劇場のシンボル、“ドンドン太郎”と三尺玉花火をイメージした照明。
上映会には初めてこの劇場を訪れる方もいらっしゃるかと思いますが、
こちらの方もご注目ください。
2011.04.13
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大林監督は数多くの著作を発表していますが、
ちょっと異色な一冊が『なごり雪』
てっきり映画版を小説にしたものかと思いましたが、
大林監督だけにそんな単純なことはせずに、
シナリオの掲載とともに、映画化への経緯、映画に込めた心情を随時書き連ねてる他、
大林映画の心得も書きとめていき、
いわば映画版『なごり雪』を解体し、監督自ら解説していく1冊。
今回読み返して印象に残ったのはクランクイン2日目に9,11同時多発テロが発生、
その前日の初日には相米慎二監督の訃報を奥さまの恭子プロデューサーから耳にし、
相米監督への想いとともに、これまでの映画監督との交流を振り返っている個所。
先輩監督への敬意、後輩監督とのつきあいの中で、
相米監督について“映画監督と呼ぶ事の出来る、最後の人だろう”との考えを示し、
『なごり雪』の撮影初日、スタッフ一同で相米監督を黙とうし本番のキャメラが廻りました。
アイドル映画という感覚で『雪の断章』『姉妹坂』の二本立てを公開当時観に行き、
今思えばお正月映画の枠からはみ出てた『雪の断章』のヘンテコな場面の数々に
なんとも不思議なものを感じてたこちらは、この個所にちょっと堪らなかったです。
また『なごり雪』では宝生舞がヌードを披露していますが、
この本の中ではこれまでの大林映画で裸体となった女優、一人一人、
原田貴和子から宮崎あおい(!)まで監督自身が作品と共に解説しているのも
読みどころの一つかもしれません。
そして記録係として参加した呉美保監督が「由布院源流太鼓」でクランクイン前に
「第3回長岡インディーズムービーコンペティション」のグランプリを受賞したことにも触れ、
『なごり雪』の映画作りの中で呉監督がたくさん登場し活躍する姿も収めています。
大林監督は先頃、長岡市長を訪問した際に“東日本大震災”の件も、
長岡映画『この空の花』に取り入れることを明らかにしました。
現実で起きていることを即座に物語に取り入れる柔軟な姿勢は流石だと思いましたが、
願わくばリアルタイムで大林監督の心情や葛藤を知りたいと思いました。
以前、ブログを書いていたので続けていたら、この長岡映画についても書いていただろうなと。
大林宣彦ブログ 『雨撮晴記』 http://fotopus.com/naviblog/ohbayashi/
『この空の花』が完成した暁には、この『なごり雪』のような1冊の本でも大林監督の想いをまとめてほしいです。
ちなみに4月16日に長岡リリックホールで伊勢正三コンサートが開かれます。
すでにチケットは完売してると聞きましたが、ぜひ『なごり雪』を歌ってほしいことと、
お客様は翌日の上映会で『なごり雪』を観に来ていただきたいと願います。
2011.04.12
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本日の上映企画室は余震が続く中、当日の流れの確認。
今後の宣伝展開やチラシ配布について。
特に当日の開場時のスタッフ配置について。
これは試写のために市立劇場に行くので、その際劇場側と打ち合わせを。
また福島から避難されている方への招待券を制作したので、
今後、避難所に配布に行く予定でいます。
とりあえずお手伝いいただける方、随時募集しています。
また現在問い合わせが多くなっており、
当日の上映会は会場10時となっていますが、
早めにお越しいただけたらと思います。
映画:大林宣彦監督が長岡市長を訪問 地元舞台、台本完成を報告 /新潟
毎日新聞 http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110410ddlk15200075000c.html
2011.04.11
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今年の東京スポーツ映画大賞授賞式は長岡アジア映画祭として当会から事務局長と西川文恵監督が出席しました。
そこで西川監督に当日の模様のレポートをお願いしていましたが、
その間に東日本大震災が発生してしまい、本当に遠い出来事のようになってしまいましたが、
監督から届いたレポートは3,11以後の決意表明のように受け取れます。
「あぜみちジャンピンッ!」は6月11日よりワーナーマイカル新潟で先行公開されます。
http://www.aze-michi.com/

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東京スポーツ映画大賞に行ってきました!
2月28日、市民映画館をつくる会にお誘いをいただき、関矢さんとともに行ってまいりました。そのころは仕事ばっかりしていたので、外に出て新しいものを観る…ということをまったく出来ておりませんでした。それなので、物珍しいものを観るような気持ちでワクワクして出かけました。
赤坂プリンスホテルは、今は東北からの避難の方を受け入れているのでしょうか。そのときは、その後あんな地震や原発の事故が起こるなんて、だれが予想できたでしょうか。
当日、私が一番楽しみにしていたのはAKB48の数名がいらっしゃるということでした。私はあまりタレントさんに詳しくはないのですが、その場にいらしたAKBは、私の知っているひとではなかったのがちょっと残念。。
仲里依紗さんはとてもかわいかったです。
ビートたけしさんは、ずっと以前、ベネチア国際映画祭でお見かけしたことがありまして、その時友人が「パっと見、ヤクザ」と言っていたのを思い出します。ほんと、そんな迫力のある方ですよね。ベネチアでは、公開していたご自身の作品に音声のトラブルがあり、最後の10分あたりで上映が止まってしまったのでした。その時、たけしさんが両手で頭をかかえて首を振っていたのを見て「この人もあんなふうになるんだなあ…」と思ったのを思い出しました。
誰でも作品を人に見せるのは緊張しますし、ベストな状態で見せたいですよね。
東スポ大賞の会場では、男性の役者さんがお二人いらっしゃったのを覚えており、お二人ともとってもとってもかっこ良かったです。役者さんのオーラに当てられた日でした。
でももう、なんだか映画というものに対する自分の考え方が変わってしまうくらいの、悲しい映像や怖いニュースをたくさん見て聞いて、「あの時はなんて平和だったのだろう」と思っています。なんだか遠い世界の出来事だったような。
私は昨日、久しぶりにエンタメを観ようと言う気持ちになって、見そびれていた「告白」を見ました。
生死を扱うこの作品。この作品の作られた当時は、なんて平和だったのだろうと思いました。
これから、日本人は、また日本人にかぎらず、映画制作者は、どのような映画を作っていくのでしょうか?
さまざまな監督が「必ずこの経験を活かし、世界を驚かせる作品を作る」と宣言しています。私もそういう気持ちを持てるようになりたいです。
昨年は、映画を観る時間をぜんぜん持てなかった私です。
それでも去年のNO1を挙げさせて頂けるのならば、台湾ドキュメンタリー映画の「風に吹かれて-キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像」が素晴らしかったです。
「すべての映画制作者とその家族に捧げる」というこの作品。うろおぼえですが、内容は…
リー・ピンビンが、ケータイの電波が届きづらい砂漠でロケをしていた際に無数の着信がケータイに残っていることに気づく。
家族に一大事があったのだと思い、辺境の地で恐ろしさに震えるが、家族とは連絡が取れない。
やがてメールが来て、台湾の国民栄誉賞のようなものを受賞し、それについての着信であったのだと知る。
そして、彼が初めて認識したのは、自分にとって一番大切なのは家族だということ…
といったようなあらすじです。
この映画に出会えてよかったと思います。
人間にとって一番大切なものは(映画を作ることではなく)人間なのだということを教えてくれたからです。(この作品を作った監督さんが、制作中に家庭を持ったり子供を得たりしたこともあり、テクニカルな部分に集約しがちなキャメラマンについてのドキュメンタリーが、このようなエンディングとなったようでした)
あたり前のことなのですが、人間が一番大事、ということを忘れてしまいそうな映画制作者は多いのだろうと思います。現に私もです。映画が一番尊いものだと思いがちです。
私の作品「あぜみちジャンピンッ!」を手伝ってくれた男の子が、その後現場に入ったある映画作品の制作中に、事故で亡くなりました。「制作」という役回りで入っていた現場で、交通事故だとのことです。仕事が多くて睡眠不足だったのか、それはどの作品の現場でも言えることですが、そういうことがあってから、映画というものは、本当に価値のあるものを作らなければならないと思いました。
そして、人間の命は(もちろんですが)映画よりもずっと価値のあるものだと思います。
リー・ピンビンのドキュメンタリーが伝えなくても、私が伝えなくても、この地震の後、きっとみんな、一番大切なものは人間であり、家族だ、という気持ちになっていると思います。
人間が一番大事だとことを前提に、映画制作者がどのような映画を作っていくのかが、私はとても楽しみです。想田監督に「原発」なんていうドキュメンタリーを撮って欲しい、と思う前に、願わくば、自分も作り手のひとりとして、新しい世の中に求められる作品を作っていきたいと思います。
西川文恵
2011.04.10
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1992年12月、当会は長岡市立劇場にて三夜連続、大林映画を上映しました。
「青春、デンデケデケデケ」「ふたり」「はるか、ノスタルジィ」、
そして初日に大林監督が舞台挨拶にお越し下さいました。
ラインナップを見ても90年代初頭の大林映画の錚々たる傑作が並んでいます。
これを書いてる筆者はこの時、大林監督の舞台挨拶を目にしただけでしたが、
後で聞くと楽屋にて集まったメンバーに大林監督から檄が飛ばされたようでした。
やはり“市民映画館をつくる会”と名乗りながらも、実行へ移さない会への叱咤だったと想像します。
この時のことを知るメンバーは現在は当会に少なくなりましたが、今も伝説として語り継がれています。
その後、大林監督は著作「日日世は好日2002‐2003―五風十雨日記〈巻の2〉戦争映画は、もう見ない。」の中で、この出来事を“楽しい思い出”と書き、現在の当会のスタンスを綴られてそれは大きな励みとなりました。
どんなことが書かれてるかは、ぜひこの本を手にして下さい。
大林監督は昨日、長岡市長を訪問され脚本に東日本大震災のエピソードを付け加えたと報告したそうです。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/21727.html
と、本来はここでこの記事を終わりにするつもりでしたが、
この為に資料を引っ張り出した中に、
92年11月に発行した当会会報“すくらんぶる”を見つけました。
表紙は東京へと向かう新幹線の中で笑顔の大林監督と奥さま。
12月の上映会の大林監督来訪はまだこの時点では決まっておらず、
映画上映も公に出来ず、ミーティングのなかで進行をしていたことが伺えました。
この時は当会が出来た当初の熱が冷めかけながらも、
それでも様々な人達が出入りをしながら喧々囂々の議論を重ねていたようです。
現在は故郷の県外へと居を移しましたが、
長岡技大の伝説の学生と呼ばれていた当時の編集長が過度期でもあるため、
なかなか一枚岩とならない面々や一向に会の目標が定まらない中で、
苛立ちを募らせているのが読み返してよくわかりました。
そして編集担当や原稿を書いた執筆者の多くは当会を離れていることを思うと、
複雑な感情がよぎったりしています。
この時の“すくらんぶる”にあった志は今もあるだろうかと。
ただ単に潰れずに持ちこたえただけではなかったかと。
離れていった人達にまた大林監督が来て下さることを伝えても、もう関心はないのだろうかと。
そんな思惑を噛みしめながら4月17日に大林監督をお迎えすること。
今日はちょっといろいろ考えたりしました。
2011.04.09
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光臨。
本日、開催中の「大林宣彦監督ポスター展」に大林宣彦監督が足を運んだそうです。
同行した方々の話しをまとめればこれまでの作品の数々が懐かしいようで嬉しそうだったと。
また館内にある長岡の物産展もまわっていたようでした。
現在、大林監督は「この空の花」の撮影のためにロケハンなどで長岡入りしているようです。
ともかく観にいらしていただいたこと、
喜んでいただいたことは上映会に向けて大きな励みとなりました。
ポスター展は4月15日まで大手通りカーネーションプラザで開催しています。
2011.04.08
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今晩は4月17日の「大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会」の打ち合わせを、
「長岡映画」製作委員会の事務局の方と共に。
当日の流れの段取りの確認、
そして福島から長岡の避難所に避難してる方々に上映会の招待をしたいので、
どのような方法がいいがミーティングをしてました。
また当日のスタッフはぜひ大林監督と記念撮影をお願いできないか頼みました。
というわけで当日の準備やもぎりなどをお手伝いいただける方はぜひお願いいたします。
ご希望の方はこちらまでご連絡下さい。
またこちらのサイトのページのコメントにに先の東京での「HOUSE」上映会での
大林監督のメッセージが書かれています。
長岡について触れていますのでご紹介いたします。
*『映画“転校生 さよならあなた”日記』“『HOUSE』上映会”
http://tenkousei.naganoblog.jp/e703090.html
テーマ:映画 - ジャンル:映画
2011.04.07
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*大林監督を応援している「OBs東海」のリーダー・谷さんより今回の上映会の見どころを書いていただきました。
お忙しい中、ありがとうございます。
想いが伝わるステキな大林監督の肖像画は谷さんが描かれたものです。
谷さんが管理するサイト「OBs東海」は大林監督に関しての豊富な資料と愛情が伝わるのでぜひ開いてみて下さい。
http://www4.ocn.ne.jp/~obstokai/
谷さん、上映会お待ちしております!

「市民映画館をつくる会」の皆様、はじめまして。
僕は映画作家・大林宣彦氏の東海地区を中心としたサポーターズ・クラブ「OBs東海」のリーダーをしております、谷と申します。(「OBs東海」のホームページ等では、ハンドルネームの「チュー太」と名乗っておりますので、もしかしたらそちらの呼び名の方が知名度があるかもですが…) よろしくお願いいたします。
先日当方ホームページの掲示板にて、再来週となったこちらでの上映会のお話をお聞きしました。
今年は長岡にて大林監督がいよいよ新作の撮影にも取り掛かられるということもあり、これは長岡までしっかりと出向いて、一ファンとしても是非この上映会に参加したく思い、今は準備を進めているようなところです。
そんな事からこちらの事務所の方にも、個人的に問い合わせたりもしたのですが、その際に今回の上映作の見所を聞かせて欲しいとの依頼を受けてしまいました。
とりあえず、あくまで僕なりの・・・という部分で、それぞれの作品について、頑張ってちょっとだけ書き出してみたいと思います。
「ふたり」(1990年TV版放送/1991年劇場版公開)
・・・もう20年前の作品となるんですね。
この作品は劇場公開の約半年前に先行してNHKにて45分の前後編(計90分)のドラマとして放送されました。
TV版の放送も僕は当時リアルタイムで見ておりましたが、これが大林監督との初めての映画化作品となる原作者・赤川次郎氏によるドラマチックな展開に、かなりドキドキさせられたものでした。
音楽は久石譲氏。大林監督とはこの作品が2作目となりますが、ほぼ全編の画面に施された音楽は、映画を更に盛り上げていきます。映画のエンドタイトルに流れる主題歌「草の思い」も、じっくり聴いてもらいたいです。
なごり雪(2002年公開)
こちらはイルカさんが歌ってヒットした同名曲をモチーフに映画にした作品で、この曲を作詞・作曲した伊勢正三氏の古里に程近い大分県・臼杵市にて撮影されました。
注目すべきは主人公の三人・・・ヒロインの雪子と、雪子が思いを寄せる梶村、その親友で雪子に思いを寄せる水田という関係性でしょうか。
正直言えば、書きたいことはかなりいろいろとあるのですが(・・・実はなかなかまとまらなくて、書いては消し、書いては消し・・・という感じで、上記の文だけでナント二時間以上も掛かってしまいました・・・)、まずはとにかく映画を一度観ていただきたいですね。
そして、新作「この空の花」へと繋がっていく監督の作品に込められた想いを、感じ取っていただけたらと思います。
当日は監督のトークも聞けますし、またより深く映画を楽しめるのではないかと思います。
では、17日・・・頑張って会場まで向かいます!当日、よろしくお願いいたします。
谷 英樹(OBs東海/チュー太)
2011.04.06
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*小林茂監督より新潟長野県境地震後に目にした現地の様子を報告いただきましたので掲載します。

新潟長野県境地震に思う
3月11日の東日本大地震に誘発されたのか、翌日未明に新潟県と長野県の県境で大きな地震が発生しました。十日町市(とおかまちし)と津南町(つなんまち)で震度6弱、全壊・半壊した家も多数有り、土砂崩れや雪崩も発生。大災害の影で新潟県内の人びとの間でも話題になることも少なく、心配しています。
そこは今度の新作「風の波紋―雪国の村から」(仮題)の舞台でもあり、先日お見舞いと撮影のため出かけてきました。松之山、津南、松代地域の今回の地震被害はおおきく、
つぶれた家、柱が折れた家と、震源地に近いところは中越地震並です。あちこちにひび割れ、土台の崩壊もみられます。亡くなった方がおらず幸いな事でした。
しかし、山に近い老人ひとり世帯などは「直す」ことに躊躇しており、村の維持も困難な地区も出そうです。
私の友人の家も専門家からは「住めない」ということで、がっくりきていました。
しかし、その家もだれもが「住めないからやめたほうがいい」といわれながら、
この10年、かやぶきの家を復活してきたのです。
「もう一回直して、それで、だめなら諦めもつく」とご夫妻はいわれました。
全部がだめになったわけでもないのに、このまま燃やすことができない、というのです。
また、他の友人は自分の家をあとまわしに、近所の家の修理に奔走していました。
避難所にもいきましたが、全壊の家もおおく、これからどうしようか困っていました。
少々の差し入れにもかかわらず、たいへんご丁重なお見舞い御礼をいただきました。かの人びとの人柄がにじみ出ているようでした。
東日本大地震にかくれ、社会の関心がこの村々に向いていません。
なんとか応援したいです。
小林茂
2011.04.05
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今晩のミーティングは4月17日の「大林監督作品をみんなで観る上映会」の今後の展開についてなど。
現在、フリーペーパーでは「マイ・スキップ」「暮らしの通信」にご紹介いただいてる他、
新潟情報を毎日更新掲載しているサイト「icoro」にもご紹介いただきました。
http://www.icoro.com/201104045810.html
ありがとうございます!
それとは別にめずらしく当会に良いお知らせが届きました。
いつか実を結べば、、、
2011.04.04
| Trackback(0) | 当会の活動報告

長岡市立中央図書館が発行してる季刊フリーペーパー『図書館の窓から』より、
お勧めの一冊を紹介する「私の一冊」の原稿依頼があり、
当会の宣伝になればと引き受けました。
それで選んだのは大林宣彦監督の数多い著作の中から
『日日世は好日2001 巻の一 同時多発テロと《なごり雪》』
選んだ理由はここに長岡アジア映画祭が登場してることです。
当時、この本の編集の方から当会に問い合わせがあり、
大林監督が触れてくれることに一同とても喜んでおりました。
「なごり雪」のクランクイン2日目に9,11同時多発テロが起きたこと。
いわば連載中に一大事が起き、映画への取り組みが真摯に綴られてる1冊。
『図書館の窓から』の原稿は2月に書き終えたのですが、
その後の3,11直後の今、この本を読み返すと
長岡での映画撮影についてもこの本から読み解けるように思います。
図書館の担当の方には大林監督の著作を集めたコーナーを作ったらどうかと提案しましたがはたして。
2011.04.03
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本日よりカーネーションプラザ1階にて“大林宣彦監督ポスター展”が始まりました。
今回は「尾道らーめん 七鐘屋(ななや)」のご協力をいただき
「転校生」のポスターを今回のために貸していただきましたので、
これで「時をかける少女」「さびしんぼう」と“尾道三部作”が揃いました。
ぜひともご注目ください。
ポスター展には七鐘屋様、シネ・ウインド様からご協力をいただいてます。
ありがとうございます。
ところで会場のカーネーションプラザは長岡市民にとっては、
旧長岡大和として親しまれてた場所。
現在は長岡各地域の物産が購入できる他、
休憩所として各新聞が読めたり、主要週刊誌が揃えられたりしてます。
ポスター展の前にもソファーが置かれてますので休息がてら足を運んでいただけましたら。
ポスター展は4月15日まで朝10時から18時まで毎日開催しています。
あと本日、新潟日報の記者が取材にいらしてました。
明日の朝刊に記事が出るようです。
カーネーションプラザ http://otedori.jp/blog/observation/
2011.04.02
| Trackback(0) | 当会の活動報告
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