
五藤利弘監督作の十日町ロケ映画「雪の中のしろうさぎ」が
6月4日(土)より地元のミニシアター、十日町シネマパラダイスで公開されます。
初日の6月4日には五藤利弘監督の舞台挨拶があります。
6月4日(土)
13:00~14:00(十日町PR映像→本編→メイキング映像)
14:00~五藤監督による舞台挨拶
興味深いのは初日は舞台挨拶で無いようですが、
他は日替わりで沖縄国際映画祭で「雪の中のしろうさぎ」とともに各地で制作された
地域発信型映画も公開されるようです。
http://www.oimf.jp/jp/lineup/local/index.php
足を運びましたらぜひ五藤監督に声をかけてみてください。
大変喜ぶと思います
十日町シネマパラダイス公式サイト
http://www.t-cinepara.com/
毎日新聞
映画:「雪の中のしろうさぎ」上映会 ロケ地の十日町で /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110527ddlk15200005000c.html
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2011.05.31
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「逞しい6人でした」
「第13回長岡アジア映画祭」で山古志の中学生“チーム・ヤマコシックス”が製作した
映画「かけはし」の上映に橋本信一監督とともに映画の技術指導者としてともに
舞台挨拶をしていただいたのが浜口文幸先生。
映画人として活躍する傍ら、当時は橋本監督とともに日本映画学校の講師として活動、この「かけはし」にも携わったようです。
そして舞台挨拶では冒頭の力強い言葉から、チーム・ヤマコシクッスと映画「かけはし」についてお話し下さいました。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-292.html
また偶然にもこの日の次のプログラム「ダライ・ラマの般若心経」の編集を手掛けており、
突然の舞台挨拶の依頼にも快く応じて下さり、
ダライ・ラマ法王の知られざる姿をお話し下さいました。
その浜口先生が先月、お亡くなりになられたと最近知らされ呆然としました。
映画祭の打ち上げで饒舌にある映画について興味深いエピソードを話していたのがとても印象的でした。
その姿を思い出すだけで信じられない思いがしています。
奇しくも「かけはし」は6月5日に長岡市立図書館で13時30分より上映されます。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1385.html
浜口先生が山古志の中学生達に託したものが映っているハズです。
ありがとうございました。
2011.05.30
| Trackback(0) | ごあいさつ

“山西残留問題の真相究明に執念を燃やし続けた人生。
こんな日本人がいたのかと、いつも驚かされ、晴れがましい気持ちにさせてくれました。
「たとえドン・キホーテと呼ばれても、真実の探求は男のロマンなのです」
笑顔で語ったその言葉を忘れません。
奥村さん、本当にありがとうございました。”
先日、「蟻の兵隊」の主人公、奥村和一さんが5月25日に86歳で永眠されたと
池谷薫監督からBCCメールが届き、
先の言葉が添えられていました。
「蟻の兵隊」は「第11回長岡アジア映画祭」で上映され沢山の、
特にご年配の方が足を運ばれました。
観客の中には奥村さんとともに山西省の残留兵士だったという方が、
上映後に池谷監督と激しく意見を交わし、
複雑な山西残留問題の一端を垣間見る思いがしました。
戦時中は山西省に配属され、終戦後は上官の命令に従い国民党軍とともに
共産党軍と中国内戦を戦い、死線を彷徨い抑留を経て身体に銃弾を残して帰国。
しかし政府は兵士達が勝手に志願した逃亡兵扱いという烙印。
命を懸けて戦った国から見捨てられるのはこれ以上ない屈辱だと容易に想像できます。
自身の誇りをかけて最後まで国家権力と闘っていましたが、
とうとう国は名誉を回復することもなく奥村さんは逝ってしまいました。
“棄民”という言葉を思い浮かべます。
映画祭では休養時だったためにお越しいただけませんでしたが、
その年の12月、シネ・ウインドの「蟻の兵隊」公開時に奥村さんは池谷監督とともに駆けつけました。
中条町出身、新潟は故郷であるので歓迎は嬉しかったと思います。
画像はその時のもの、目の前にいるのは本物の戦場で戦った“日本兵”だと背筋が伸びました。
「私は戦争を知らない」
「蟻の兵隊」の終盤、自分より年上の元・日本兵に戦場で何があったのかと問い食い下がる姿。
あのシーンを思い返して“蟻の兵隊”という言葉が最大の名誉のような気がします。
もっとも池谷監督によれば大変チャーミングな人だったようですが。
本当におつかれさまでした。
「蟻の兵隊」公式サイト http://www.arinoheitai.com/
2011.05.29
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市民映画館をつくる会23年度総会のご案内
山笑う季節です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、市民映画館をつくる会総会を開催いたします。
総会終了後、懇親会も併せて開催いたします。
是非、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
平成23年5月吉日 市民映画館をつくる会
■日時 平成23年6月4日(土)
受付開始:午後3時30分~
総会 :午後4時~
懇親会 :総会終了後
■会場 「たか橋」スズラン通り いこいビル2F
電話 0258-39-3238
■懇親会 3000円(当日徴収いたします。)
■・22年度収支報告
・今後の活動について 他
注*会場、開始時間が変更になりました。
*準備の都合上、6月1日までに参加をご希望の方はご連絡下さい。
2011.05.28
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「この作品に関わるまで十日町のことは知りませんでしたが、
美味しい食べ物や地域の人と作った温かい
綺麗な風景がいっぱい映画につまってます」
レッドカーペットを五藤利弘監督と談笑しながら歩いた後、
マドンナの石橋杏奈さんは挨拶で話していました。
妻有ポークとへぎそばが美味しかったそうです。
「きみの友だち」「色即ぜねれいしょん」「時をかける少女(2010年版)」「婚前特急」そして「マイ・バック・ページ」と話題作に出演し、今後ますます活躍が期待される若手の正統派女優。
この日の上映会には当初参加の予定はなかったのですが、
急遽スケジュールが空いたようで駆けつけてきました。
五藤監督のおかげで何度か撮影を見学、調子に乗ってエキストラに参加させていただき、
この日も目にするなど、こんなに短期間に同じ女優さんを目にできたことはとても幸福でした。
しかも終演後にブースに立って石橋さんも募金を呼び掛けてたおかげで、
すぐ前におり、こんなに近くで目にしていいのだろうかと思ったほどです。
ともかく瞳と黒髪、そして生足がまぶしく映りました。
気さくに皆さんからサインや撮影に応じてる姿も凄いなぁと思い、
ここでも調子に乗って記念写真をお願いしたら微笑んで写ってくださいました。
ありがとうございます。
「雪の中のしろうさぎ」の石橋さんは“ごったく”のメンバーの紅一点として、
岩尾さん扮する芸術家が一目ぼれするマドンナを演じており、
登場した途端、空気が華やいでおりました。
おそらく実際の年齢より少し上の設定ではないかと思いますが、
品の良さが滲みでてしっかりと映画の核を担っています。
これからも活躍を楽しみにしたいです。
そしてこんなステキな女優さんの信頼を得ている五藤監督はまたも一回り大きくなったように思いました。
五藤監督はじめ、この日の上映会に携わった皆様、ありがとうございました。
とても楽しい一日となりました。
「雪の中のしろうさぎ」は6月4日より十日町シネマパラダイスで公開されます。
http://www.t-cinepara.com/
2011.05.27
| Trackback(0) | 当会の活動報告

「町がこの映画だと思い僕は脇役だと思っています。
観て面白くなかったら十日町のせいだと思う」
「雪の中のしろうさぎ」凱旋上映会、
怪しげな芸術家役で主演の岩尾望さんは舞台挨拶で話し会場が沸きました。
十日町に暮らす人々や風景が映画の主役であって、
自分はそのお手伝いに参加したという意味だと思います。
なんでもこの地で開催する大地の芸術祭にプライベートで足を運んだことがあり、
今回、十日町を舞台に芸術家の役と聞いたときは縁を感じたと。
上映が終わった後はよしもと芸人3組のコント。
映画にも出演したノンスモーキン、
隣の塩沢町出身Qちゃんへの声援が凄かったハイキングウォーキング、
観客と対話しながら独特の間がかなりのテクニックに思えたカリカ、
いずれもどこへ出してもバカ受けする鉄板ネタだと想像し歓声に包まれました。
中でも恥ずかしながら映画の撮影時に初めて名前を知った(スミマセン)、
ノンスモーキンの“あっち向いて大王”コントは爆笑に次ぐ爆笑。
こんなタイプのコント、初めて見たと大いに感心していたら、
同行の大阪出身の笑いにうるさい支局長によるとかなり有名なネタのようでした。
大王を演じた佐渡出身という菊池さんはかなりのキレ物と見受けましたが。
とはいうもののせっかく岩尾さんも来ているのでこれで終わりは勿体ないなぁと
思ってたら最後は登場した芸人さんに加えて岩尾さんも参加した大喜利大会。
切れ味鋭い突っ込みのハイキングウォーキング松田さんと
なんと石橋杏奈さんが出題者というレアな司会の中で日頃、
別々の活動をしている芸人さんがそれぞれ空気を読んで役割を理解したうえで
高度な話芸とアドリブの応酬となり見てて凄みを覚えるほど。
会場は沸きに沸きまくり改めてよしもと芸人の層の厚さを痛感させられました。
そしてお約束の“あいうえお作文”は“とおかまちし”を題材に
最後は岩尾さんがここでは書けないオチを披露しドッカーンと大爆笑。
見事にトリを収めた岩尾さんには風格が漂っておりました。
終演後、会場外に設けられたブースに監督・出演者、芸人さんが立ち
長野県境地震への募金を呼びかけをし大賑わいとなりましたが、
ここで映画やお笑いではなく、どうしても岩尾さんに
お礼をお伝えしたいことがあったので話しかけました。
というのも岩尾さんと共通の趣味があり、
以前から熱心にテレビ等で趣味を熱く語っている姿をとても嬉しく拝見してたのでそのお礼を。
ただ以前、映画の撮影で垣間見た岩尾さんはシャイな方という印象で
はたして突然、話しかけてどういう反応をしてくれるのか不安でしたが、
お礼をお伝えするととても興味を持ってこちらの話に耳を傾け、
しばし互いの嗜好を話してホッとしました。
確かにこんなところでこの話を振ってくるのはあんまりいないだろうと。
こちらのお礼に滅相もないと謙遜をしていましたが、これからも応援をしていただきたいです。
なんのことやら読んで意味不明かと思いますが、岩尾さんの一推しが件名なので、
もし今度、お話しする機会があるとするならばこちらは「蝉」とお伝えしようと。
“ただ「好きだ」という事だけなんです・・”
しかし「付き合ってるのに片思い」って以前、キネマ旬報誌で映画評論家の方が、
映画と映画好きの関係になぞらえていましたが、確かに一理あるような気がします。
2011.05.26
| Trackback(0) | 当会の活動報告

「雨の中、農作業忙しい時期にお越しいただきましてありがとうございます。
僕も長岡の実家が農業です。
十日町の皆さんに観てもらう機会をいただきうれしいです。
地震があり大変な思いをされている皆さんが、
映画になるくらい素晴らしい地域に住んでいることを誇りに思ってほしいです。
元気を出すきっかけになっていただければ」
五藤利弘監督が十日町で撮影した新作「雪の中のしろうさぎ」の凱旋上映会が開かれました。
映画を誘致した十日町ロケ応援団が先行上映した沖縄国際映画祭で
吉本興業社長に挨拶した際に撮影地が3月12日の長野北部地震で被災したことを伝えると、
それならば芸人のライブもやって皆さんに元気になってもらいましょうと、
社長肝いりの凱旋上映とよしもと芸人出演のチャリティライブとなったようです。
十日町の皆さんが元気を発信、そこに吉本興業が全面協力しただけに盛大なイベントとなりました。
監督、出演者を迎える十日町市は敬意をもってレッドカーペットを用意し、
五藤監督、出演者の岩尾望さん、鈴木杏奈さん、ノンスモーキンのお二人、
それにオーディション等で選ばれた地元出演者は
会場までレッドカーペットを歩みファンと触れ合った後、
勢ぞろいした挨拶の中で五藤監督が発したのが冒頭の言葉。
地震で被災した後、農作業の合間をぬって雨の中、
駆けつけた十日町の皆さんを気遣いながらも映画への自信がその口ぶりから伺えました。
お披露目された「雪の中のしろうさぎ」は30分の上映時間のなかに、
十日町の人々の息遣いが伝わる作品でした。
“ちんころ”というこの地域に伝わる民芸品を効果的に物語に取り入れ、
大雪が降る中、そして沿道の雪壁を歩むシーンにさらに雪堀りと
雪国に住む厳しさが身に染みるほど伝わる中で、
この地を活性化させようとする奮闘する“ごったく”のメンバーと
彼らに絡む謎というかいかがわしい芸術家との騒動がイキイキとスクリーンに描かれ、
何度も客席から笑いが起きるとても楽しめる映画でした。
五藤監督は脚本家出身だけにコメディの引き出しもあるようです。
クライマックスは中里雪原カーニバルを再現した雪の中に一面に広がるスノーキャンドル。
その一つ一つの灯がこの全国に十日町を知ってもらおうという思いが込められているようで圧巻でした。
今年は震災で雪原カーニバルが中止になっただけに。
ちなみに当会事務局長も灯してきたそうですが。
ついでにこちらも“ごったく”メンバーのエキストラとして映ってることを確認しましたが、
“ごったく”の皆さんのような溌剌さが感じられず相変わらず挙動不審者でありました。
映画のベースは五藤監督が敬愛するあの人気シリーズ。
それだけに岩尾さん扮する芸術家が日本全国のマドンナとまでいかなくても、
新潟県内各地のマドンナに恋して騒動を巻き起こすなんてシリーズを熱望したりしました。
2011.05.25
| Trackback(0) | 当会の活動報告

昨晩のミーティングは会長とのやり取りの中で、
現在当会のうまくいってない部分について話し、
ヘトヘトとなりました。
当会の発足時から現在に至るまでを振り返りながら、
ここまでやれたら潮時も考えなければならないというようなことなんだろうと。
もはや対処が難しいこともあるので、
このブログを読んでいる当会メンバーは
次の金曜夜に事務所にお越し願います。
メンバー向けのメルマガみたいなものを出しているのですが、
現在機能をしていないので。
2011.05.24
| Trackback(0) | 当会の活動報告

本日より「第13回長岡インディーズムービーコンペティション」の応募受付を開始しました。
http://www.mynet.ne.jp/~asia/13thcompe.pdf
http://www.mynet.ne.jp/~asia/
2010年以降に完成した30分以内の作品を募集します。
締め切りは7月9日です。
また映画祭実行委員(ボランティアスタッフ)も随時募集しています。
作品・企画・ゲストについてアイデアを出したり、
宣伝・広報活動、DMの発送作業、
そして映画祭当日の運営などを行います。
興味を持たれましたらご連絡をお願いします。
2011.05.23
| Trackback(0) | 長岡アジア映画祭
池谷薫監督より恒例となった「ヤマガタin立教」のご案内が届きましたので
抜粋して転載します。

BCCでメールを差し上げる失礼をお許しください。
東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
このような時だからこそ、しっかりと現実を直視し、人間の力を見定めたいと思います。
さて、今年も「ヤマガタin立教」を開催します。
今年度初の上映は家族について考えるヒューマンドキュメンタリーです。
お誘い合わせのうえご高覧いただければ幸いです。
転送も大歓迎です。
感謝を込めて
池谷 薫
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ヤマガタin立教」 vol.13
『リック・ソルト ― 僕とばあちゃん』
(ライアン・フェルドマン監督 2006/カナダ/カラー、モノクロ/ビデオ/78分)
2007年山形国際ドキュメンタリー映画祭 インターナショナル・コンペティション出品作品
日時:2011年5月24日(火) 開場 18:00/上映18:30~
会場:立教大学 新座キャンパス6号館 3階 N636教室(ロフト2)
※入場無料。上映終了後に、開かれたトークショーあり
作品解説:祖母セシルと仲たがいする父から、交際を固く禁じられていた息子ライアン・フェルドマン監督。
15年ぶりに祖父の葬式でセシルと顔を合わせ、ふたりは交流を再開する。老境にあるユダヤ人老女の
天真爛漫な個性、死への不安やおびえ、写真に語りかけて写っている人物のために食事を用意するなど
の認知症からくる妄想。一方、セシルに何かと頼りにされ手を焼く監督自身は、居場所を求め転職や引越を
繰り返し、将来への不安な心情が露わになっていく。(映画祭公式HPより)
アクセス:
・東武東上線「志木駅」より徒歩15分、スクールバス(無料)約7分
・JR武蔵野線「新座駅」より徒歩20分、スクールバス(無料)約5分
詳しくは、http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.htmlをご覧ください。
※志木駅からは「富士見総合グラウンド行き」のスクールバスも運行されていますが、そのバスは新座キャンパスには参りません。
「立教大学新座キャンパス行き」のスクールバスをご利用ください。
※お車でのご来場はご遠慮ください。
主催:立教大学現代心理学部映像身体学科
作品提供: 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局
企画・運営:「ヤマガタin立教」実行委員会(立教大学学生有志)
Mail:road2yamagata@gmail.com
ブログ:http://road2yamagata.blogspot.com/
Twitter @roadtoyamagata
2011.05.22
| Trackback(0) | お知らせ

昨年の映画祭で「瞽女さんの唄が聞こえる」の上映とともに、
瞽女唄を披露していただいた
”越後瞽女唄・葛の葉会”の皆さんが、
かつて長岡瞽女の信仰のよりどころである唯敬寺の弁天様に
唄を奉納する妙音講が本日開かれます。
日時 5月21日(土) 開演 午後1時半(3時半終演予定)
入場料 500円
会場 唯敬寺
電話 0258-36-3368
長岡市草生津3-2-27
主催 瞽女唄ネットワーク
http://goze.holy.jp/
2011.05.21
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監督:西川文恵 出演:片岡華奈子 製作:株式会社ヴォストーク
「あぜみちジャンピンッ!」の公開を控える西川文恵監督の新作が
6月16日~6月26日に開催される『ショートショートフィルムフェスティバルアジア2011』で上映されます。
タイトルは「はしれ!」
昨年6月に津南町で撮影された7分のショートムービー。
この映画の大きな特色はなんといっても最新のキャメラで撮影した3D映画。
津南の郷愁をそそる風景が3Dでどのように描かれるのかとても興味深いです。
http://www.shortshorts.org/2011/ja/special/3d.html
また昨年の「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」で審査員特別賞を受賞した長岡生まれの今成夢人監督の「ガクセイプロレスラー」も上映。
修正版となるようですがこちらも必見のドキュメンタリーです。
しかしさすがに完全版はあの劇場が躊躇してしまったのでしょうか。
http://www.shortshorts.org/2011/ja/official/neo-2.html
そして「くらげくん」でグランプリを受賞した片岡翔監督は以後も精力的に
作品を製作しているようですが新作のひとつ「シロクマ」も上映されます。
http://www.shortshorts.org/2011/ja/sgw/gw.html
この映画祭は例年、東京特派員がレポートを送っていただいてますが、
こうして当会と縁のある監督が活躍をされているのは嬉しく思いました。
2011.05.20
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「第14回長岡アジア映画祭×震災フェニックス」で上映され大好評だった
「1000年の山古志」が東日本大震災から3か月目の6月11日に新潟市で上映されます。
被災者の方は入場無料とし当日は山古志住民から心の軌跡を語っていただくそうです。
○“心の震災復興” チャリティ上映会と山古志住民の語り○
ドキュメンタリー「1000年の山古志」に見る復興の心と姿
日程 6月11日(土)
・1回目 14:45~16:50(震災発生時刻14:49黙祷後、上映開始)
・山古志住民の語り 17:10~17:40
・2回目 18:00~20:00
会場 「国際映像メディア専門学校」(i-MEDIA)
入場料 被災者の皆様:無料
一般の皆様 上映協力金として
・大人 一口:1000円(何口でも)
・こども、学生 一律:500円
*山古志住民との語りとセット
主催:~東日本大震災 心の復興支援~「1000年の山古志」上映委員会・にいがた
お問い合わせ ・上映実行委員会 事務局(市嶋)
025-233-6236 (office AI)
*留守録なので、折り返しご連絡
「1000年の山古志」の松根広隆キャメラマンは小林茂監督の「風の波紋」(仮)の撮影も現在担当しています。
2011.05.19
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「第13回長岡インディーズムービーコンペティション」の作品募集を映画祭サイトより早く掲載します。
今年も審査員の一人に五藤利弘監督を予定しています。
作品、お待ちしています!!

1.応募規定
○ 作品製作年は2010年以降に製作された作品に限ります。
○ 作品形式はフィルム(8ミリ・16ミリ・35ミリ)、ビデオ(VHS・S-VHS・DV・DVD)に限らせていただきます。これ以外の形式の作品については上記のいずれかに変換して下さい。
○ 時間制限は30分以内とさせていただきます。
○ 審査はDVDもしくはビデオ(VHS)で行いますので、左記以外の方は変換してご応募下さい。また、作品は返却いたしませんのでコピー版でご応募下さい。
○ 他者の著作物(音楽・映像等)を使用する際は、事前に許可を得た上でご応募下さい。許可を得ていない場合は審査対象外となります。
* 審査用ビデオ等はライブラリーとして保存させていただきますので返却はいたしません。ご了承下さい。
2.募集期間
2011年5月23日(月)から7月8日(金)まで。当日消印有効。
3.応募方法
○ 下記の応募用紙に必要事項を記入して、作品とともに提出して下さい。
4.審査方法
○ 審査は市民映画館をつくる会内インディーズムービー審査委員会があたり、作品を選定します。審査結果については8月下旬にお知らせいたします。
○ グランプリ・入賞作品は、第16回長岡アジア映画祭のプログラム「第13回長岡インディーズムービーコンペティション」にて上映(予定)。また、審査を通過しなかった作品も上映する場合があります。
○ 応募者の方全員に招待券を1枚進呈いたします。
5.応募先
〒940-0094 新潟県長岡市中島6-9-32 いろは商店
第16回長岡アジア映画祭あて
TEL 0258-32-1333
6.お問い合わせ 市民映画館をつくる会 tel /fax 0258-33-1231
e-mail tsukurukai@lds5.com
Blog http://tsukurukai.blog103.fc2.com/
長岡アジア映画祭 ホームページ http://www.mynet.ne.jp/~asia/
*以下の事項を明記し作品と一緒に送ってください。
ふりがな 制作年月
題名 年 月
時間 分 形式 □8ミリ □16ミリ □35ミリ □VHS □S-VHS □DV □DVD
再生 □フィルム ・オプチカル ・マグネ ・サイレント 映写に関しての注意事項
□ビデオ ・モノラル ・ステレオ ・サイレント
ふりがな 性別 □男 □女 年齢 才 職業(学校名)
作者名 スタッフ
キャスト
住所 〒
TEL・FAX・携帯電話・E‐mail等連絡がつくもの
作品解説
2011.05.18
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このブログに検索で辿りついたらしい日本テレビ「ZIP!」のスタッフから電話が来ました。
カンヌ国際映画祭の特集を組むので杉田愉監督について知りたいとのことでした。
杉田監督について新潟県内のマスコミでは何度も紹介されていますが、
全国の主要メディアや映画マスコミまで伝わらないのが常々不満に感じてたので、
ようやく念願が叶ったかと嬉しく思いました。
テレビの情報番組は映画会社からのリリースをもとに番組を組んでると想像し、
柏崎を離れず独自の活動、展開をしている杉田監督がカンヌに届いた快挙を
伝えないのはマスメディアとしての怠慢ではないだろうかと。
しかしそんな中で「ZIP!」のスタッフの方は映画界の常識に
とらわれず自力で杉田監督のことを調べ番組で紹介しようとするのは感心しました。
失礼ですがちょっと軽い朝の情報番組に思っていたので。
というわけでスタッフの方に杉田監督の連絡先を伝えたので
本日の「ZiP!」のカンヌ国際映画祭特集に
杉田愉監督作『キユミの詩集 サユルの刺繍』が紹介されるそうです。
時間は短いようですが、これを機に全国にも拡がることを期待したいです。
日本テレビ「ZIP!」
放送時間 朝5:50~8:00
総合司会 桝 太一 関根麻里
火曜日メインパーソナリティー EXILE(工グザイル)MAKIDAI
http://www.ntv.co.jp/zip/
追記 残念ながら時間の都合で放映されなかったようです。
カンヌ開催期間中に紹介の機会があるかもとのことです
あと近々、新潟日報朝刊にて出演の丸山桃子さん、品田涼花さんのインタビュー記事が掲載されるそうです。
付記 毎日新聞 映画:
「雪の中のしろうさぎ」十日町の美しさ全国に 22日に市民会館で上映 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110516ddlk15200030000c.html
◇記者もエキストラで迷演技、、、
2011.05.17
| Trackback(0) | お知らせ

山々の残雪と新緑が目にまぶしい松之山での撮影を
ひとまず終えて津南町へと取材に訪れました。
ここでも地震で傾いた古民家を大棟梁を小暮さん、小見さんが視察に同行を依頼。
やはり家屋は傾いているものの修繕は大丈夫だと診断されました。
その後、小林監督は小暮さん等とともに松之山へ戻り撮影を続行。
こちらは長岡へ戻らなければならないので飯山線の越後鹿渡駅に降ろしてもらいました。
飯山線は地震で土砂が崩れ線路が宙ぶらりんとなり運休となってましたが、
ゴールデンウイークにあわせて復旧したばかりでした。
大糸線、只見線とともに県境をまたぐローカル線として、
その筋では人気の飯山線のホントに小さな駅舎で旅情がそそられ、
せっかくだからと駅前をブラブラしたところ、
温泉宿らしき看板が目に入り、足を向けたら季節外れのお花見が開かれて声をかけられ、
そのまま遠慮せず宴席に加わらさせていただきました。
「龍神の宿 しかわたり館」電話0257632561
宿のご主人とその仲間たちが開いた宴席で賑やかに開かれてました。
地震の憂さを吹き飛ばすかのように笑い声が絶えず。
ご主人の弟さんは十日町でラーメン屋さんを開いてるそうで、
その美味しい餃子をにごり酒のつまみに気分よく酔っぱらってました。
このお花見のためにこの日は宿は休館でしたが、
素朴な味わいがありそうな温泉にまたの機会に浸かってみたいと思いました。
唐突に訪れた珍客としてなぜここに来たと尋ねられましたが、
「松之山で記録映画撮影の手伝いに」と幾分誇張して返答しましたら、
ちょっと感心されてしまい内心、そんな大層なものでなく
役にも立たなかったので恥ずかしく思ってました。
幸いこの温泉宿は被害は無かったようでしたが、
やはり地震の後はお客さんが減ってるそうで、
ごくたまにこのブログを映画人の方が読んでると知ることがあるので、
関係者の方々、この地域をロケハンに来たら、
ぜひこの宿も訪れたらいかがかと思います。
気持ちのいいご主人はとそのお仲間は、
時間が来て越後鹿渡駅を出発した車両のこちらに、
いつまでも手を振って下さり、こちらはただ恐縮と感激をしていました。
皆様、どうもありがとうございました。
小林茂監督は昨日、長岡に戻ったと連絡がありました。
映画「風の波紋――雪国の村から」 (仮題) 製作趣意書
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1333.html
2011.05.16
| Trackback(0) | 当会の活動報告

「人とバカな話をしてると楽しいけど、一人になると考えこんじゃうんだよな」
3月12日未明の長野県北部地震の大きな揺れに見舞われた際、
家屋で普通に眠っていたという小暮茂男さん。
目覚めたら大きく傾いており、避難所に避難。
その後、家屋は人が住めないと診断されて、取り壊しも考えたそうですが、
風雪に耐えて何百年も続いたこの茅葺屋根の家を畳むわけにはいかないと、
復旧作業に勤しんでいますが、ふとしたはずみで冒頭の言葉をつぶやいてました。
現在は避難所を離れ同じく家屋が傾いたという老夫婦とともに、
山村留学センターという施設で奥様と仮住まいの日々。
家屋に以前のように暮らせるか、まだ目途が立たない面もあるので、
不安が脳裏をよぎるようでした。
その施設にご厚意で宿泊させていただいた際、
山葡萄酒の焼酎割とともにお話しを聞かせてもらいました。
中学生から自転車ツーリングに目覚め、高校生で日本一周を敢行。
大学時代は山岳部に所属し冬山踏破やロッククライミングなどの冒険生活の傍ら、
学生運動にも炎を燃やし、
卒業後はフリーのカメラマンとして各国の戦場へと赴き、
命がけの取材をこなしたようです。
「頭上を弾が飛んでたが、ここで死ぬとは少しも思わなかった」
小林茂監督によれば、小暮さんが新宿のホームレス支援活動に重点を置いた頃、
東京で写真展を開催した小林茂監督に会い、
自身のホームレスを収めた写真展の開催を長岡で開けないか相談したことから、
新潟での縁ができて、やがて東京から往復する中で、
松之山の地に触れここへの移住を決意したようです。
手に入れた古民家は周囲の反対があったものの、
改築を重ね田んぼに従事し、時に大工として働きながら、
この松之山に根を生やしていました。
なぜ東京を離れたのか、そして現在カメラは手にしておらず、
それらの理由については尋ねてはいないのですが、
おそらく相当な覚悟と葛藤を抱えて松之山に居を定めたのではないかと思います。
そして今回の地震とともに困難が待ち受けていましたが、
これまで波乱に満ちた人生だっただけに、
運命と言っては言葉が悪いかもしれませんが、
この難局も小暮さんなら乗り越えるように焼酎を飲みながら、
これまでのことを聞いていると思ったりしました。
昨年は東京で働いてた奥様も松之山に移った矢先だったのですが、
落ち着き払って小暮さんを支える奥様の姿もとてもステキに映りました。
小林監督は十日町の病院で透析を受けながら、
小暮さん達をはじめ松之山の人々をキャメラに収めています。
納得ができる日まで撮影を続けるでしょうから、
はたしてどのような映画になるかまだ未知数ですが、
まだまだ先の完成を今から楽しみに待ちたいと思います。
余談になりますが小暮さんが戦場カメラマンとしてユーゴスラビアにも行ったと聞き、
もしかしたら当会もお世話になった新潟市在住の
“闘争するフリーカメラマン”杉本祐一さんをご存じないかと尋ねたら、
杉本さんもホームレス支援の活動をしていた時期が重なり、
互いに知っているそうで、杉本さんがイラク戦争の際、
“人間の盾”としてバクダッドに向かう前日、
電話で話し、結構キツイ言葉をかけたようで笑いながら話していましたが、
その様子をみて仲がいいんだと思いました。
そして杉本さんが記録映画としてまとめた「綾へ ~イラクからの手紙」も
見たそうですが、そのタイトルについてちょっと盛り上がっていました。
今度、杉本さんに会った際、小暮さんのことを聞いてみようと思いました。
2011.05.15
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昨晩のミーティングでは会長、事務局長、シネ・ウインド齋藤代表が集まり以下について話しあいました。
*23年度総会日を6月4日(土)長岡商工会議所にて開催決定。
*「第16回長岡アジア映画祭」は9月13日~9月19日に長岡リリックホールにて開催予定。
映画祭の準備は始めていますのでお手伝いいただけます方、随時募集しています。
付記
毎日新聞
映画:杉田監督「キユミの詩集 サユルの刺繍」 カンヌ映画祭短編部門に出品 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110513ddlk15200048000c.html
2011.05.14
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今回、小林茂監督は久しぶりに自らの撮影となるものの、
慣れないキャメラを手に四苦八苦としたようでした。
もちろん次第に手になじみ、
成果を実感した撮影となったハズです。
こちらは助手として三脚持ちや荷物運び、雨が降ってきたら傘をかざしたりと、
邪魔にならないよう細心の注意でこなしましたが、
反省点は数知れず。
今回はこれまでの撮影と大きく違うこととして、
一日の終わりにパソコンのモニターでその日、撮影した素材をチェックできることでした。
“地炉”の部屋で見せていただきましたが、
ワンカット、ワンカット熱心にチェックしていました。
大工仕事の休憩時間で皆さんが話し合っているところを
手持ちの長廻しで撮影したシーン。
アップでとらえた湯呑茶碗の行方から、
このシーンの意図を説明してもらいましたが、
先の助手として間近で撮影を見ていたことも含めて、
これはとても贅沢なことではと。
とはいえこうして、その日撮影したラッシュを見れることについて、
便利すぎることを自戒していたようでした。
かつては撮影したフィルムは現像所に送って、
ラッシュが見れるのは1週間後だったと。
現像が上がるまで確認できなかったと。
あとこちらのふがいなさについては気にかけてはいないようでしたが、
ただ小暮さんも小見さんも顔を憶えているので、
傍観者にはならないようにとアドバイスをもらいました。
2011.05.13
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先日の「風の波紋」の松之山での撮影の主な目的は地震で全壊の指定を受け、
家屋が傾いた小暮茂男さん宅の復旧工事。
この家屋には昨秋、泊めていただきました。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1174.html
松之山で農業を営みながら大工、写真家としても多彩に活躍する小見重義さんが棟梁となり、指揮の下、小暮さんの気持ちのいい仲間達が復旧作業に勤しんでました。
今回、松根広隆キャメラマンがお仕事のために松之山入りが叶わず、
小林監督がキャメラも廻すため、こちらはその助手という名目で呼ばれましたが、
ほとんどこの大工仕事の雑用として役立たずながらも汗を流していました。
土壁の除去や材木の撤去、柱を持ち上げる際のてこ等々。
傾いた家屋は片方から柱を何か所かで支えて押し上げ、
家屋の中にはワイヤーを張り巡らし反対側から引っ張るという作業。
珍しい工程なので近隣からは見学しに結構な人たちが訪れていました。
確かに本来なら取り壊す定めだったのを、
知恵を絞り工夫を重ねた結果、見事に家屋はビックリするほど起き上がりました。
もちろん定住できるのはまだ先なのでしょうが、
住むのはムリだと言われてただけに大きな前進、まさに復興を目の当たりにしました。
当初はこの工事に詳しい中里村のベテラン大工さん、いわば大棟梁の指導の下、
行うと聞いていましたが、この大棟梁が忙しい方のようで、なかなか来れず、
家屋が起き上がった後になって時間を割いて見に来て、
小見さん達の仕事ぶりに感心し太鼓判を押していました。
大棟梁曰く
「古い家なんだから曲がった材木を使ってるので傾くのは当たり前。
簡単に住めないと決めつけるのはおかしい」
この撮影は東京からこの地に来て根付こうとする小暮さんの奮闘に、
地元に根っこを生やしてる小見さんが協力する姿が狙いだった小林監督は、
大棟梁のインタビューを収め、常識をよしとしないあの人はなかなかの人だと、
撮影をしながら手応えを感じたのか喜んでいました。
2011.05.12
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「あぜみちジャンピンッ!」の試写会がワーナーマイカル新潟で開かれ参加しました。
満席の客席を前に主演の大場はるかさんと登壇した西川文恵監督は喜びを噛みしめておりました。
何しろ企画の立ち上げから4年、ようやく公開の目途が立ったことを思うと感慨もひとしおかと
少女達の成長を伸びる稲穂に重ね合わせたこと。
舞台の一面に広がる田園地帯をロケ地に選んだことについて話し、
これまでの自作は異文化の交流を描いてきており、
本作もろうあ者と健常者の交流を描きたかったと、
そして大場さんを成長させたが、大場さんのおかげで私も成長できたと。
上映後は監督、大場さんがロビーでお客さんをお見送り。
大場さんを半年ぶりに目にしたので挨拶をしましたが、
すっかり憶えてなかったようなのが悲しかったです。
まぁ、印象薄いので仕方ないですがチラシを手にしポーズを決めていただきました。
そしてサインも、ありがとうございます!
撮影時は中三で現在は高三だそうです。
あんまり変わってませんがマニキュアを塗った指先は大人っぽかったです。
せっかくこんないい映画に主演したのだから、
これからも活躍をしてほしいです。期待します!
「あぜみちジャンピンッ!」は6月11日よりワーナーマイカル新潟で先行公開。
現在1000円となる前売り鑑賞券を以下のところで購入できます。
ワーナー・マイカル・シネマズ新潟
新潟・市民映画館 シネ・ウインド
NPO法人 しゅわるハンズ
新潟市、万代シティ、伊勢丹のチケットぴあ
インターネットのチケットぴあ
「あぜみちジャンピンッ!」公式サイトhttp://www.aze-michi.com/
公式ブログ http://ameblo.jp/aze-michi-jumping/
ワーナーマイカル新潟公式サイト http://ameblo.jp/aze-michi-jumping/
2011.05.11
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先日、小林茂監督の「風の波紋」の撮影に同行させていただきました。
長野県北部地震の後、初めて大きな被害となった松之山へと足を運びましたが、
それについては随時、報告できたらと思います。
それで今回も撮影の拠点となったのが水梨集落の“地炉”。
管理しているのは写真家の橋本紘二さん。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1252.html
↑こちらでも書いてましたが、一見とっつきにくいものの、今回も
ぐい〈生〉を飲み干しながら、夕食時饒舌に持論の熱弁を奮ってました。
「キツイこと言う人だけど温かい人なんだよ」
小林監督は後で話してましたが深く同意できます。
アルコールが体に染みた後の柔和な笑顔がとてもいい表情です。まぁツンデレかと。
3月12日の未明にこの地域を襲った大地震の被災地に当然、橋本さんは足を運びシャッターを押したばかりか、その後は宮古まで車で赴き、以降は福島まで南下、東日本大震災の惨状を目の当たりにしました。
その報告は長年連載してる『現代農業』6月号に自身のキャプション入りで掲載されています。
この雑誌の連載で全国各地の農村へと足を運び、当然被災地へも撮影に訪れてるでしょうから、モノクロの写真にはその心情が込められているようです。
そして現在、その写真展が東京で開催されてますので紹介します。
東北の現状や長野県北部地震で最も被害の大きかった長野県栄村、そしてもちろん松之山の惨状も撮影してるようです。
◎東日本大震災・大津波義援募金写真展 おぉーい
写真 橋本紘二 協力 月刊『現代農業』(農文協)
2011年5月4日(水)~5月20日(金)
会場 カフェ&ギャラリー まんまるの木
〒154-0011 東京都世田谷区池尻2-37-15
http://manmarunoki.com/
その風貌から一目で反骨のジャーナリストと伺える橋本さんは今現在、福島原発とその周辺地域に取材に行ってるハズです。
どのような切り口でこの大きな人災に挑むでしょうか。
余談ですが『現代農業』6月号の特集は農薬の代わりに納豆を工夫し畑などに散布し病原菌を退治する様々な方法が成果入りで掲載されててとても面白かったです。
こういった専門誌のこだわりによく感心させられます。
2011.05.10
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杉田愉監督作『キユミの詩集 サユルの刺繍』がカンヌ国際映画祭に
出品されることを連日お伝えしてますが、
改めてこれは快挙だと思っています。
柏崎という現在、映画館が無い町にも関わらず、
一貫して柏崎という地に拘り、世界に照準を合わせている。
地方で映画作りに勤しむ人たちには大いに励みになるかと思いますが、
誰もが杉田監督のように性根据えて映画作りが出来るとは、
とても思えないからです。
ほんのほんの少しというかほとんど杉田監督の姿を知りませんが、
己の才能を信じるしかない姿はとても孤独で孤高、そして崇高に映ります。
世界の映画祭の檜舞台にも関わらず、
杉田監督は今回カンヌ行きをあえて控えるそうです。
その理由を教えてもらいましたが、
杉田監督らしいと思いました。
などと濁らせるような書き方ですみません。
しかしいずれ杉田監督はカンヌ国際映画祭に足を運ぶことでしょう。
『長岡アジア映画祭』のこれまでのゲストでカンヌのレッドカーペットを歩いたのは
「鬼が来た!」の澤田謙也隊長と「パープル・バタフライ」の仲村トオルさんで、
いづれもトークの中でカンヌのエピソードを話してくださいました。
仲村トオルさんはチャン・ツィイーの長いドレスは踏まないようにと事前に注意され、
そればかり気にして歩いてたそうです。
今年は5月11日~5月21日に開催され、
映画祭の華となる長編コンペティションには日本からは
河瀬直美監督「朱花の月」、三池崇史監督「一命」がノミネート。
ロバート・デ・ニーロを審査委員長に迎えてレースが繰り広げられるようですが、
審査委員の中にナンサン・シーの姿を見つけてちょっと驚きました
ツイ・ハーク監督の奥様ですが、玉石混交とはいえプロデューサーとして
数々の香港映画を世に送り出し発展に大きく貢献した才女。
香港映画好きとしてちょっと感慨深いです。
と、思ってたら審査員にジョニー・トー監督もいるとは。
新作を上映すると思ってましたが今年は審査の側かと。
カンヌ国際映画祭公式サイト 日本語
http://www.festival-cannes.com/jp.html
追記 朝日新聞 柏崎の四季描いた短編映画、カンヌへ 監督も市内在住
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201105100488.html
2011.05.09
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今年の『第64回カンヌ国際映画祭』に杉田愉監督作
『キユミの詩集 サユルの刺繍』が出品されると以前お伝えしましたが、
その後の6月3日~6月11日にスペインで開催される
『第39回ウエスカ国際映画祭』にも正式出品されることが決まったそうです。
http://www.huesca-filmfestival.com/index.
カンヌは短編部門でも非コンペ部門での上映となるそうですが、
ウエスカの方はコンペティションへの出品となり、
世界各国の秀作と鎬を削ることになるようです。
ここの映画祭の特徴はコンペティションの覇者が米アカデミー賞への
ノミネート候補に推挙される、いわばアカデミー賞に一歩近づくことになるそうなので、
ぜひよい結果を期待したいと思います。
2011.05.08
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*シネ・ウインドのボランティアスタッフとして活躍している中村賢作さんより、
4月17日の『大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会』に参加した際、
大林監督のトークの感想を書いていただきました。
ありがとうございます。
中村さんの映画評は毎月『月刊ウインド』に掲載されてとてもためになってます。
ちなみに画像は「尾道らーめん七鐘屋」に食べに来た時の大林監督の記念写真。
ちょくちょく食べにくるそうなので撮影中、大林監督を見かけるかもしれません。

「街のシワを撮りたい」
大林宣彦監督はそう語った。
かつて『女ざかり』撮影の際、大林監督が吉永小百合さんに「あなたのシワを撮りたい」と告げたというエピソードを思い出した。稀代の美人女優に対し「シワ」だなんて、まあ、それは大林監督独特の意匠でありジョークのようなものくらいにしか、私は考えていなかったのだが、今回の監督のお話を聴きその「シワ」に込められた意味の深さを思い知った。
美しい母を誇らしく思っていた少年時代の大林監督、成長し故郷を離れ上京し映像の世界に身を投じて後、帰省して再会する度に美しい母の顔にも烏の足跡が増えていく。そんなシワも人間の生きてきた証である年輪であり、それもまたかけがえのない美しさである、といった意味のことを語る大林監督。
古里の町も村も月日がたてばその建物や道路などが古くなる。ひとびとの生活の年輪が刻まれ、いわばそれが「街のシワ」となる。だが、多くの町や村がそんなシワを、あたかも格好悪いものミニクイものとして、新しい建物や道路で覆い隠してきた。経済発展優先で様々な企業や工場を誘致してきた。多くの人が、いや私自身も、それを発展の証と認識してあたかも当然のことであるかのように考えてきた。
中越地震で被害にあった土地を訪ねた大林監督は、復興が進み新しく建てられた住居の傍で、崩壊した家屋が震災の傷痕そのままに残されているのを不思議に思い、なぜそのままにしているのかを土地の人に尋ねたところこんな答えが返ってきたという。「それは支援をして下さった方への感謝を忘れないためだ」
その言葉に感動した監督は言う。震災で傷ついた街のその跡もシワだ。今回の震災でも多くのシワが町や村に残された。今後復興が進むにつれ、そんな傷も次第に覆い隠されていくかもしれない。だが、人々の心に残された傷やシワと同時にそんなシワもそこで起こったこと、そこで確実に生きてきた人々の証である。感謝を忘れないため、希望を持ち続けたあの日に体験し考えた様々なことを忘れないため、それを残していくことも重要なのだ、という意味のことを語られた。
大林監督は「街のシワ」を大切にする大分県臼杵市で映画を撮った。変わらない町。夜、暗闇の中空を見上げると満天の星が拝めたというその町。2001年の9.11、かの貿易センタービルに旅客機が突入したあの日に、その映画『なごり雪』はクランクインしたそうだ。海の向こうで起こっている恐ろしいことに対し映画は何ができるのだろう。グローバリズムの波が、新自由主義が、世界の政治や経済を揺り動かして激動するそんな新世紀のひずみが産み出した悲劇に対し、逡巡する大林監督たちスタッフは、敢えてそんな時代でも変わらないことの大切さを訴え映画を作りあげた。
たぶん大林監督はここ長岡市にも、この「シワ」を大切にする空気を読みとったに違いない。本年2011年の3.11、震災で多くの人命が失われ、多くの人が故郷を追われた。まさにカネ優先、効率主義優先の権化たる原発事故もまだ終息していない。今この時代についての思いが『この空の花』には盛り込まれるという。それは多分、常に未来に向け映画を発信し続けてきた大林監督らスタッフの、ひときわ熱いメッセージになることであろう。古里のシワについて思いを馳せ、まもなく産み出される映画に対しても更なる期待を感じさせてくれたひとときであった。
中村賢作
2011.05.07
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昨日、西川文恵監督が「あぜみちジャンピンッ!」を長岡の避難所に避難している
福島からの皆様に慰問上映会を開きました。
出演者の大場はるかさん、上杉まゆみさんとともにです。
詳細はその後、FMながおかの番組「ながおか人の輪・地域の輪」に
皆さんで出演したそうなので報告と公開に向けての抱負を話していることと思います。
公開は6月11日よりワーナーマイカル新潟から。
「ながおか人の輪・地域の輪」のお相手は佐野護さん。
このメンバーで昨年の長岡アジア映画祭での
「あぜみちジャンピンッ!」上映後のトークを開いたので、
ちょっとした同窓会になったのではないでしょうか。
放送は5月11日、12日の朝8時30分からです。
FMながおか公式サイト http://fmnagaoka.com/fm/
「あぜみちジャンピンッ!」公式サイト http://www.aze-michi.com/
2011.05.06
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*お世話になってる長岡市立図書館が創立記念日に“郷土映画まつり”と題して、
長岡ゆかりの映画上映や紙芝居が開かれます。
「掘るまいか」「かけはし」、そしてアニメ版の「山古志のマリと三匹の子犬」と
奇しくも様々な角度から山古志を描いた作品が上映されますが、
特筆なのが小林茂監督が撮影を務めた名作『阿賀に生きる』が上映されます。
この日、小林監督は「風の波紋」の撮影がなければ舞台挨拶に駆けつけて下さる予定です。

長岡市立図書館 創立記念日 郷土映画まつり
6月5日 会場 長岡市立図書館2階講堂
入場料 無料
10:00~10:20
~紙芝居~ 互尊翁と互尊文庫物語
10:30~12:00
掘るまいか
13:30~13:55
かけはし
14:00~14:50
山古志のマリと三匹の子犬
15:00~17:00
阿賀に生きる
問い合わせ 長岡市立図書館 電話 0258-32-0658
またこの図書館では月に二回のペースで映画会が開かれてますが、
6月26日午後2時からは土井敏邦監督の「沈黙を破る」が上映されます。
2009年度のキネマ旬報文化映画ベスト1作品ですが、
編集を務めたのは小林茂監督作「チョコラ!」も手掛けた秦岳志さんです。
http://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/event/movie/h23movie.pdf
2011.05.05
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事務所で『大林宣彦監督作品をみんなで観る上映会』の
後片付けをしながらラジオを聴いてたところ、
スネオヘアーのスタジオライブが始まりました。
なんでもバンドを従えての貴重なスタジオライブをナマで流すとのこと。
1曲目を歌い終えたら聴き憶えのあるイントロがラフに流れて、
いつかまた遠いお別れ
この町を忘れないでね
五藤利弘監督の『モノクロームの少女』の主題歌「ホームタウン」が流れ始めました。
かけ足で待ち合わせした
橋の上で息を切らす
曲を聴いて映画の情景がすぐに目に浮かぶのは、
近年では稀ではないかと思います。
声をあげて笑ったあの日
さよなら
明日になれば宝物になる
思わず聴き入ってしまいましたが、
歌い終えた後、ラジオのDJは
「ホームタウン」を歌ったのは今回の東日本大震災で被災した人たちに
思いを込めて歌ったのではないかという旨を話し
ハッとさせられました。
いわゆる応援ソングとは趣が違って
聴き手に優しく寄り添うように歌われ、
それぞれが抱く故郷の姿が甘く美しくも切なく浮かび上がり、
故郷へ思いを馳せることができる。
カップリング曲とはいえ名曲といっていいので、
これからもずっと歌い続けてほしいと願いました。
五藤監督とはウマが合ったようで新作『雪の中のしろいうさぎ』で
スネオヘアーは主題歌のみならず音楽もすべて担当しています。
2011.05.04
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柏崎在住の杉田愉監督作『キユミの詩集 サユルの詩集』が
5月11日に開催されるカンヌ国際映画祭の短編部門に正式出品されると連絡がありました。
以前、杉田監督とお話しをさせていただいた時に、
「やはり目標はカンヌですか?」とお尋ねしたら謙遜をしていましたが、
監督がイメージするステージとして常にあったと思っています。
それが目標より早かったのか遅かったのか、
監督のみぞ知るかと思いますが、
今回の快挙に心より敬意を表します。
おめでとうございます!
杉田監督からは以下のようなメールが届きました。
“『キユミの詩集 サユルの刺繍』は新潟県中越沖地震で甚大な被害を受けた
翌年から柏崎でオールロケを開始し出演者も柏崎在住の中学生(当時)達の短編映画です。
震災を題材として扱った物語ではありませんが、
未曾有の東日本大震災の渦中にあってほんの指先程度に過ぎないかもしれませんが
仄かな灯りをもたらす話題になるのであれば幸いです。”
杉田監督は出演者とともにカンヌへと足を運ぶのか、運んだとしたらお土産話を期待します。
第64回カンヌ国際映画祭公式HP
http://www.festival-cannes.com/fr/homepage.html
追記 5月4日夕方の「NSTスーパーニュース」で取り上げられるほか、以降各局でこのニュースが随時放映されていくそうです。
2011.05.03
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現在、松之山方面を舞台にドキュメンタリー映画「風の波紋」(仮)を
撮影してる小林茂監督よりメールが届いたのでお知らせします。
本日から5月6日(金)まで早朝、6時30分~6時50分のFM PORTの番組
「ECHIGORIAN 〜トキめき新潟人〜」で撮影先の地震で被災した家から
小林監督が出演し撮影中の映画についてお話しするそうです。
全部まとめた再放送は5月7日(土)17時~18時。
http://www.fmport.com/program/index.html?key=921c11f3801c453c9e02023c053ff005
またそれとは別にBSNラジオ「ふるさと散歩」で毎週木曜午前8時25分~8時30分に小林監督が書かれた原稿が1年間放送されているそうです。
http://www.ohbsn.com/radio/
2011.05.02
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