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『市民映画館をつくる会』

*『市民映画館をつくる会』は『コミニティシネマ長岡』となりました。
事務局は雑本堂古書店 電話0258-37-3512になります。
以下、当会の上映活動を記録します。
ありがとうございました。



1990  
 7、14    フィールド・オブ・ドリームス 
10、9     ローマの休日 
11、17    天国と地獄
12、15    ステラ、ニュー・シネマ・パラダイス   

1991   
 2、9     恋人たちの予感              
 3、16    明日に向かって撃て!          
 4、13    ハリウッドに口づけ            
 6、22    インディ・ジョーンズ 最後の聖戦    
 7、11    サラーム・ボンベイ            
 8、17    男はつらいよ 
         男はつらいよ 寅次郎相合傘      
 9、28    おもひでぽろぽろ            
11、22    カサブランカ                  

1992   
 2、14.15 麗しのサブリナ,ティファニーで朝食を 
 3、28    八月の狂詩曲,息子
 5、23~5、30 
         ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間
 6、28    遠き落日
 7、26    紅の豚
 7、28    遠き落日
 8、28    リトルマンテイト

1993   
 2、12.13 ドラキュラ
 4、16    美女と野獣 
 5、27    夢の女 
 5、29    マルコムX
 6、11    おしゃれ泥棒
 6、18    マイ・フェア・レディ
 6、25    ローマの休日
 8、20    月光の夏

1994   
 3、21    月はどっちに出ている
 4、30    ぼのぼの
 7、23    ピアノ・レッスン
 9、24    さらば、わが愛 覇王別姫
12、4     ギルバート・ブレイク

1995   
 2、10    河童
 3、27    スワン・プリンセス
 3、30~3、31
長岡アジア・プレ映画祭      
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-92.html
12、16    音のない世界で

1996   
 6、8     太陽がいっぱい
 7、18~7、21
第1回長岡アジア映画祭 アジアがつながる日
http://www.mynet.ne.jp/~asia/1st.html
 9、14    哀愁
11、9     慕情
12、14    誰がために鐘は鳴る

1997   
 2、2     昼下がりの情事,すみつぐのつぐ
 3、30    絵の中のぼくの村,5等になりたい 
 4、26    嵐が丘
 5、24    シェルプールの雨傘
 6、7     宮本武蔵 一乗寺の決闘
 7、6     八日目
 9、5~9、7
第2回長岡アジア映画祭 アジア、つながる。
http://www.mynet.ne.jp/~asia/2nd/2nd.html
11、20    ひまわり
12、12    レオン完全版

1998   
 3、14    東京日和
 6、27    ブラス!
9,4~9,6
第3回長岡アジア映画祭 ~アジアからのラヴソング
http://www.mynet.ne.jp/~asia/3rd/3rd.html
11、28    ビヨンド・サイレンス      
12、10    風の歌が聴きたい

1999   
10、1     ちぎれ雲
 7、22~7、25
第4回長岡アジア映画祭 アジア・ゴーゴー 
http://www.mynet.ne.jp/~asia/4th/4th.html
12、23    白痴

2000      
 3、8     バッファロー66
 3、25    シュリ
 7、15    ブエナビスタソシアルクラブ
 9、7~9、10 
第5回長岡アジア映画祭 CONTACT WITH ASIA
http://www.mynet.ne.jp/~asia/5th/5th.html

2001    
 4、14    キャラバン
 7、8     あの頃、ペニーレインと
 8、30~9,2
第6回長岡アジア映画祭 RUSING ASIA
http://www.mynet.ne.jp/~asia/6th/6th_top.html
  
2002    
 2、10    GO
 4、13    山の郵便配達
 7、14    アメリ
 9、5~9、8
第7回長岡アジア映画祭 -世界が変わった日の後で-
http://www.mynet.ne.jp/~asia/7th/7th.html

2003    
 1、25    ピンポン
 3、23    なごり雪
 5、17    猟奇的な彼女
 7、5     折り梅
 9、10~9,15
第8回長岡アジア映画祭 -君を待つ家へ The way home-
http://www.mynet.ne.jp/~asia/8th/8th.html
12、5     北京ヴァイオリン

2004    
 3、14    アイデン&ティティ
 5、29    ジョゼと虎と魚たち
 7、25    ロスト・イン・トランスレーション
 9、21~9、26
第9回長岡アジア映画祭 -アジアなしでは愛してゆけない-
http://www.mynet.ne.jp/~asia/9th/9th.html

2005    
 3、12    スウィング・ガールズ
 5、22    モーターサイクル・ダイアリーズ
 7、16 コーラス
 9、19~9,25
第10回長岡アジア映画祭 -そして、この大地とともに-
http://www.mynet.ne.jp/~asia/10th/10th.html

2006    
 3、18    サヨナラCOLOR  
 5、20    カーテンコール
 7、10    クラッシュ
 9、17~9、24
第11回長岡アジア映画祭 -アジアの仲間として。-
http://www.mynet.ne.jp/~asia/11th/11th.html

2007    
 3、17    筆子、その愛
 5、26    ダーウィンの悪夢,9/10(ジュウブンノキュウ)
 7、21    黄色い涙
 9、17~9、24
第12回長岡アジア映画祭 ―長岡⇔アジア 送信着信―
http://www.mynet.ne.jp/~asia/12th/12th.html

2008    
 3、15    殯の森
 5、18    いのちの食べかた
 6、1     ひめゆり  
 8、9     4ヶ月、3週と2日
 9、15~9、21
第13回長岡アジア映画祭 ~すべてはマスィールの名のもとに~
http://www.mynet.ne.jp/~asia/12th/12th.html 
 11、8    ひめゆり

2009    
 3、15    その日のまえに
 5、17    チョコラ!
 5、24    ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
 9、15~9、21
第14回長岡アジア映画祭 いのちを映す日々
http://www.mynet.ne.jp/~asia/14th/14th%20Fwstivalpdf/14thFestival.pdf
震災フェニックス×長岡アジア映画祭
11、29    花の生涯 梅蘭芳

2010    
 4、3     ディア・ドクター
 8、7     ハート・ロッカー
 9、6~9、12
第15回長岡アジア映画祭 ココロ、こころ、心に届け 
http://www.mynet.ne.jp/~asia/15thFestival.pdf

2011    
 4、17    ふたり、なごり雪
 9、13~9、19
第16回長岡アジア映画祭 未来に誓う踏み出す一歩
http://www.mynet.ne.jp/~asia/16thNagaokaAsianFilm.pdf 

2012    
 2、12~19 冬のアルパカ 撮影
 6、19、23 内部被ばくを生き抜く

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2012.06.26 | Trackback(0) | ごあいさつ

The Last Picture Show



以前にも書きましたがコミュニティシネマ長岡に当会の活動は移行します。
それに合わせて当会は新組織、新体制となるのでこのブログも休止し担当者も
「内部被ばくを生き抜く」のチケット清算とポスター剥がしを残すことのみになり、
後は距離を置くことになりました。
今まで読んでいただきどうもありがとうございました。

個人的な話で恐縮ですが三条に育ち高校時代から映画好きとなり、
高校卒業後に就職しようやく自分で稼いだお金で映画館に足を運ぶことができ、
三条よりも幅広い映画の選択ができる新潟、長岡の劇場でたくさん映画が観れると喜んだ矢先、
何度か足を運んだ柴田観光が平成2年2月に閉館となり、
やがて長岡市民の手で映画館を建設しようというこの会が発足すると知り参加をしました。

もちろん下っ端で人脈など何もなく上映会の手伝いをしていたものの、
一向に映画館が建設される気配はなく、
実際は何か所かに打診し建設寸前までいったことが何度かあったよですが、
バブル崩壊など様々な要因などで建設までいかず、
いつしか会員の熱もさめていったように思い、こちらも逃げ出したのですが
上映会活動のメンバーが足りないので呼び出しを受けて出戻りで参加となりました。
但しその頃はもう上映会活動メインとなっており、
どんどん主要メンバーのみならず一般の人達も減っていた時期でした。
確かにいつまでたっても映画館ができないのに名乗ってるのはおかしなことだと理解できますが、
その様子を見て個人的に「市民映画館をつくる会」の名に深く拘っていたのは
立ち上げた人たちの志を無碍にはできないという思いと、
去って行った人たちへの意地もありました。
とはいえこの会の活動で知り合い苦楽をともにしたメンバーは財産です。

長岡市立劇場での上映会や長岡アジア映画祭などで、
映画を上映し観る機会を絶やさずに活動が継続できたのは、
会の主旨からいえば賛否あると思うでしょうが映画に携わることができたのは嬉しかったです。
特に映画祭ではゲストの雲の上のような映画スターや監督達と接することができ、
一介の映画好きにとって望外の喜びでした。

また三条もんであるこちらを受け入れていただいた長岡の人達の懐の深さも振り返ると嬉しく思いました。
ポスター貼りやチラシ配布などで声をかけて応援いただいた方々、
広告協賛に賛同をいただいた店舗、企業の方々、
上映会・映画祭に足を運んでいただいた方々や協力いただいた方々に深くお礼をいたします。

そして得体のしれない会にも拘らず協力いただいた映画人の方々もこの場を借りてお礼します。
なかでも長岡在住の小林茂監督の映画にかける姿勢と人柄はまさに尊敬に値するもので、
今も励ましの言葉をいただき嬉しく思いました。

「たかが映画だ」
当会会長が発言してましたが小林茂監督やゲストにお越しいただいた映画人を前に言えるのか、
甚だ疑問に思いました。

そういった活動の中で最も面白かったのはやはり今冬の「冬のアルパカ」を撮影した1週間でした。
映画つくりに0から関わり貴重な撮影現場を目にして
1本の映画が出来るまで携われた体験は大変得難いものでした。
「冬のアルパカ」ぜひ成功してほしいです。

ざっとですが他にも語り尽きせぬ思い入れが当会に深くあります。

2012.06.25 | Trackback(0) | 当会の活動報告

ただちに撤廃せよ!

2012-06-23 001 2012-06-23 001

「ごくろうさま」
「内部被ばくを生き抜く」上映会の準備のため長机を降ろしてた時に
会場の『アオーレ長岡』の生みの親と言っていい森長岡市長が声をかけました。
一人でアオーレの土曜夕方の様子を見まわっているようで、
自ら歩いて確かめているのは偉いことだと思いました。
ただしこちらがなんの準備をしてるかまではご存知なく
震災瓦礫の受け入れを長岡は表明してるからにはぜひ
「内部被ばくを生き抜く」を観てほしいなぁと思い準備を続けていました。
少なくとも放射性物質は拡散させないことが基本にあるのではと。

大飯原発再始動反対首相官邸前デモに4万5千人(主催者側発表)集まり、
その様子を大手メディアが黙殺するなか
報道ステーションが唯一伝えた歴史的な日となった翌日、
http://www.youtube.com/watch?v=dTuHOAW0DVM&sns=tw
「内部被ばくを生き抜く」を上映しました。

3,11後の福島原発事故により放射性物質が拡大飛散した現状の中で、
これまで放射能について長年研究してきた4人の医師、
福島でホールボディカウンターを購入した病院と医師、
二本松に生きる決心をした家族、
福島から離れられない現状を涙ながらに語るお母さん。
そして鎌仲ひとみ監督。

誰もが共通する思いが未来に生きる子供たちのためを思って行動してることでした。
少なくとも原発が乱立する事態となったことに関しては子ども達の責任は無いハズ。
なのにこれから生きる、産まれる子どもたちの未来が放射能汚染によって
脅かされるのはまともに考えて理不尽でしょう。
福島原発事故がいまだ収束せず、その原因もわからぬままに再稼働を決定する政府。
莫大な利権によって原発ジャンキーとなり依存でヘロヘロとなった
権力者達はマトモに耳を貸すことはできないでしょうが
少なくとも再稼動するならこちら↓のメッセージソングに真っ向から反論してほしいと。
FRYING DUTCHMAN "humanERROR"
http://www.youtube.com/watch?v=Q5p283KZGa8

このブログも近々、休止するので書いちゃいますが2007年の中越沖地震で
営業運転を停止した柏崎・刈羽原子力発電所で働く東京電力社員の方が
「株価が低迷してる今こそいづれ上がるから買い時だよ」と
無邪気に話す姿に株を買う余裕などなくこういった感覚の人が
勤めてることにこちらはとてつもない違和感を覚えてましたが、
現在、あの方は株を買って後悔はしてないのでしょうか。

このまま大飯原発が再稼働されれば全国の原発は
福島の教訓はどこ吹く風と
もしかしたらなし崩し的に再稼働されるかもしれず、
柏崎・刈羽原発再稼働もいずれ焦点となるかと思います。
映画の中で福島原発から50キロの二本松で希望が見えないと語るご主人の姿に、
柏崎・刈羽原発から20キロの長岡上映会に足を運んだ
お客様は決して他人事のように思えなかったのではないでしょうか。

今回の上映会に新潟市から柏崎・刈羽原発の稼働を県民投票で問う
「原発」新潟県民投票を実施するために
“みんなで決める会”の方がチラシを配布に来ましたが、
小林茂監督、森達也監督といった映画人も賛同人に名を連ねるこのアクションに署名し声を上げることも一考かと思います。
http://ng311.info/
鎌仲監督から届いたビデオレターにも
「映画を観るだけで終わりでなく行動することが大事」と言ってました。

またお客様からのアンケートに上映後に意見交換会を開いてほしかったとありましたが、
その通りだと思いながらも残念ながら「市民映画館をつくる会」は
会としてもうそんな余力もないほど冷めていました。
当会最後の上映会として心情的にとても寂しいものでした。

お越しいただきました方々、ありがとうございました。

このブログは残しますが数年後に「内部被ばくを生き抜く」、震災瓦礫、報道ステーション、原発再稼働、当会最後の上映会がどのように読まれてるでしょうか。

2012.06.24 | Trackback(0) | 上映会

「内部被ばくを生き抜く」上映会

ポスターA3_3 (2)

市民映画館をつくる会 第90回例会

「内部被ばくを生き抜く」
2012年 日本映画

公式HP http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/

予告編 http://www.youtube.com/watch?v=-8UM7Gn4dVY

公式ツイッター https://twitter.com/#!/ikinukun

監督 鎌仲ひとみ

公式ブログ http://kamanakahitomi.blogspot.jp/

公式ツイッター https://twitter.com/#!/kama38

プロデューサー:小泉修吉 助監督:澤口佳代
撮影:岩田まき子 編集:青木亮 音楽:Shing02  

日時 
6月19日(火) 13:30~

6月23日(土) 19:30~

*上映前に鎌仲ひとみ監督のビデオレターを流します
   
(作品時間 80分)

会場 「アオーレ長岡」市民交流ホールA
住所 長岡市大手通1丁目4番地10
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/kouseikaikan/

*上映会実行委員(ボランティアスタッフ)募集! 詳細はお問い合わせください。

後援 長岡市/長岡市教育委員会/NPO法人 多世代交流館になニーナ
協力 シネ・ウインド

●前売券●
・一般 1000円
●当日券●
・一般 1300円
*高校生以下無料
*福島県からの避難者の方は無料

【プレイガイド】 文信堂長岡店/雑本堂/長岡市民劇場/ら・なぷぅ/カーネーションサークル/西時計メガネ店/ラ・ボントーン/ハーブ談話室/イオン長岡店/パルス/豆腐屋わむ/市民映画をつくる会事務所 (長岡) みずすまし (三条)シネ・ウインド (新潟) ヘアーショップ朝日 (魚沼)

●お問い合わせ●
市民映画館をつくる会
〒940-0066 長岡市東坂之上2-2-2スズランビル4F
TEL/FAX:0258-33-1231
E-mail tsukurukai@lds5.com

*19日の託児が必要な方は当会までご連絡願います。(但し上映会の1週間前まで)

2012.06.23 | Trackback(0) | 上映会

アニメ「ひめゆり」

本日、6月23日は沖縄・慰霊の日。
柴田昌平監督「ひめゆり」をこれまで当会は映画祭も含め3回上映しているため、
強くこの日の沖縄に思いを馳せることとなりました。

また「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」の「よたか」で
審査員特別賞を受賞した海津研監督はアニメ版「ひめゆり」を手掛けると聞きましたが、
この度、完成し本日ひめゆり平和祈念資料館で上映されるそうです。

http://www.himeyuri.or.jp/

「戦争を体験した者が真実を伝えなければならない。子どもたちに、無条件に人が死ぬ戦争の恐ろしさと平和の大切さを知ってもらいたい」

映画「ひめゆり」でも証言者として登場する木村ツルさんが作品について語っています。

沖縄タイムス アニメ「ひめゆり」が完成
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-06-19_35268/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

豊富なイマジネーションと手描きにこだわり独自の世界を創作する海津監督の思いと、
青春の真っただ中で散ったひめゆり学徒隊の思いがこの作品を通して
子ども達に伝わることを願わずにいられません。

映画「ひめゆり」は今年も6月23日~6月29日にポレポレ東中野で公開されます。

http://www.himeyuri.info/

2012.06.23 | Trackback(0) | お知らせ

ショートショート・フィルムフェスティバル&アジア2012

*S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は仁後亜由美さん特集と化した“ショートショート・フィルムフェスティバル&アジア2012”です。
http://www.shortshorts.org/
仁後さん最新作「冬のアルパカ」も上映される「原田裕司特集上映 feat. ニゴリン」は
6月30日より東京・下北沢のトリウッドで7月13日まで公開されます。
http://homepage1.nifty.com/tollywood/
初日の6月30日は16時~、20時~両方の回ともに
上映後に監督、キャストの舞台挨拶がある他、
この日にお越しいただいたお客様に長岡造形大生が撮影・編集・制作した
「冬のアルパカ」メイキングDVDがプレゼントされるそうです。

nigorin二ゴリンさんとS東京特派員

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2012に行ってきました。
短編映画の映画祭としては日本最大の規模の映画祭でしょう。コンペ部門の最優秀作品はアメリカのアカデミー賞のノミネート候補作になるということですからすごいものです。今年は4543本の作品が集まり、選考で選ばれた79本の作品が上映されました。

今回注目したのは去年の長岡アジア映画祭のインディーズムービーコンペティションでグランプリを受賞した「壁女」の主演、同じ原田裕司監督で長岡ロケの「冬のアルパカ」でも主演を勤めた仁後亜由美さん主演の「カリカゾク」(塩出太志監督)。
「壁女」ではOLだった仁後さん、今回は高校生役!クラスメートに名前も覚えてもらえないような地味なおとなしい女の子が自分のことしか考えてない両親についにブチきれてある行動に…というストーリーで、ダメな大人たちに対して主人公の正常さが描かれる前半、まともゆえに突飛な行動に出てしまう後半をそれぞれ納得させる仁後さんの演技はぜひ見ていただきたいものです。
短編映画5~6本を1つのプログラムにして上映するやり方で、「カリカゾク」もほかに2本の日本人監督の作品と韓国映画、イラン映画が1本ずつという組み合わせで上映されました。
あまり起承転結にこだわらないスケッチ風の作品が多いのが日本の作品の特徴だとすると、きっちりしたストーリーが海外の作品だといえましょうか、今回見た韓国とイランの作品はどちらも見ごたえがありました。
「隠された真実」(韓国 キム・ソギョン監督)これは傑作でした。これが実際にあった事件を元にしているというのもショッキングですが、ヒロインの心理、行動が過不足なく書き込まれこれで23分しかないのが信じられないくらいでした。意外なオチがあり、余韻を残すエンディングと短編映画のお手本のような映画。ヒロインがどんな人物なのか、ラストのほうである人物の口から語られて、それでヒロインがとった行動の理由が観客にもわかるのですが、これがまた皮肉な効果をあげていてよかったです。
「道の途中で」(イラン Vahid Hajilooi監督)雪で通行禁止の山道を進んだばかりに立ち往生するタクシーの運転手と客。聖職者用の祭壇を届けるためにムリをしたのが発端で、信仰心が客観的な事実を無視し、破滅をもたらすという寓意がずばり、込められているように感じました。

短編映画は長編映画とはちがった魅力があり、長編映画の短縮版でもなければ長編映画の一部分を取り出したものでもない独自のジャンルですがそういった認知がいままで一般に広く理解されていない状況があり、それを打ち破るのがこのショートショート フィルムフェスティバルではないかと思います。厳選されたコンペ作品、すでに多くの映画祭で上映された招待作品など良質の作品が上映される機会なのでぜひ多くの方に見てもらいたいと思います。特に映画好きでも短編映画を見たことがないなんて人はぜひ!短編映画見ないなんてもったいないですよ。

ショートショート2012
右から岡村悠太監督、古田ひろひこ監督、キム・ソギョン監督、塩出太志監督

2012.06.22 | Trackback(0) | ごあいさつ

プロレス界で働く人々



「週刊プロレス」を毎週読んでおり今週号は表紙の棚橋IWGP奪還よりも
70歳となったグレート小鹿が23年ぶりに古巣全日マットに登場し
曙のボディプレスを受けてフォール負けというリポートの方にグッとくるものがありましたが、
それ以上に待ちに待ったのが連載記事の「プロレス界で働く人々」
毎回、リング屋さんや音響屋さんや運転手などリングで輝くプロレスラーを陰で支える
裏方さん一人にスポットをあて取材しており、
裏方さんから見たプロレスの魅力と語る人生模様に読み応えのある連載です。

http://www.sportsclick.jp/magazine/pro_wrestling/new/index.html

今号登場したのは“DDTプロレス”の煽り映像を手掛ける今成夢人監督。
いつか取り上げられると信じてやっと登場しました。
昨年の長岡アジア映画祭で上映したドキュメンタリー「ガクセイプレスラー」の監督です。
肩書きで紹介されるように出身は長岡の方です。

語られる半生は小学生の時にプロレスにハマったものの、
ちょうどJリーグ発足時で周囲はサッカー熱が高まり、
サッカー部員がモテモテとなる時代に関わらずプロレスにこだわり続けて成長、
やがて学生プロレスと運命的な出会いをはたしながら大学時代には映像に目覚め
その時に観たミッキー・ローク主演の「レスラー」に号泣、
発奮してプロレスをテーマにと3万円の製作費テープ代で50時間撮影したものをまとめた
「ガクセイプロレスラー」が大好評となり海外でも評価される結果に。
しかし就職先のテレビ局の容赦ないパワハラに遭って心が病んで退職したところ、
プロレスとの縁で現在のDDTプロレスに辿りつく山あり谷ありの経緯が綴られています。

読んで過酷なのはテレビ局時代に受けた強烈なパワハラ。
御本人は映像を志望してたものの配属先はまさかの営業部、
しかもバリバリのタテ社会の体育会系で受けたシゴキの数々は可愛がりを超越したもので、
普通ならこれは誰でも逃げ出すよなぁと。

ちょうどこのころの今成監督に「第12回長岡インディーズムービーコンペティション」で
ガクセイプロレスラーが審査員特別賞を受賞したので電話でお伝えしたのですが、
心なしか鬱々としていたのはこのせいだったのかと思いました。
しかしプロレスに救われ現在のプロレス興行を盛り上げる大きな要素の煽り映像を
連日連夜徹夜で制作してる姿に大きなやりがいを感じてるようでした。

昨年の長岡アジア映画祭では「ガクセイプロレスラー」の上映と共に
今成監督舞台挨拶も組みましたが急遽DDTの興業が入ったためキャンセルに。
ビデオレターが送られ幼少期からの長岡の思い出を語ってたものの
見ていた一同はおそらく連日徹夜のさなかで撮影されたと思う
今成監督の目の焦点は合ってなく身体の心配をしておりました。
続いて「ガクセイプロレスラー」を上映し、こちらは修正版の上映を希望したものの、
届いたのは無修正の完全版、よって観た人は内緒にしていただきたいのですが、
リリックホールのスクリーンに映し出された時に
舞台裏でマズイなぁと思いながらも密かに快哉してました。
後で映画好きの新聞記者の方は「あれはヤバいんじゃないか」と笑いながら話され
本作を観た後に舞台挨拶に登壇した俳優・中泉英雄さんは
「凄い映画を観た」と開口一番興奮しながら話してました。
いろんな意味でインパクトを残した上映となりました。

余談ですが今成監督の前にDDTの映像を手掛けてたのは
こちらは新潟出身のマッスル坂井さん。
4月にシネ・ウインドで「サウダーヂ」公開初日に
富田克也監督、脚本の相澤虎之助さんの舞台挨拶があり、
ロビーにはプロレスラーを引退し新潟で金型工場を継いだマッスル坂井さんの姿が。
なんでも相澤さんとは自主映画時代の仲間なんだそうで意外な繋がりに驚いてました。

すでに両国国技館を満員にするパワーを持つDDTはまだ長岡で巡業を行っておらず、
いつか今成監督が煽り映像とともに凱旋してほしいと思いました。
そしてお母さんとのエピソードは読んでてホロり。ぜひ手に取ってください

今成夢人監督の活躍を祈念してます。

2012.06.21 | Trackback(1) | 長岡アジア映画祭

It's All Over Now, Baby Blue

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2012.06.20 | Trackback(0) | 当会ご案内

お母さん革命

kodama5_convert_20120618162936 (2)

1回目の「内部被ばくを生き抜く」上映会が無事に終了しました。
初めてとなる「アオーレ長岡」での上映会でいろいろと手際も悪いところがありましたが、
お越しいただきました方々、誠にありがとうございました。
用意していた作品のDVDが上映後に全て売り切れてしまったため、
急遽追加して次回23日19時半より上映いたします。
お客様より書いていただいた感想から抜粋して掲載します。

*大変ショックでした。福島の友人がどうしたらよいかわからない毎日を過ごしていると嘆いてたのが少し理解できた。
これからまた考えていきたい。 (60代・女性)

*福島の涙ながらに「かんたんに移住できない」と言ってたお母さんが印象的でした。(30代・女性)

*見てよかったです。子育て世代がもっと見るべきだと思いました。(30代・女性)

*とても良かった。もっと大勢の人に見てもらいたい。(50代・女性)

*鎌仲さんのこれまでの作品もぜひ上映会開いていただきたいと思います。(20代・女性)

*鎌仲監督の作品をほかのも全てみたいです。 (30代・女性)

2012.06.19 | Trackback(1) | 上映会

遠い空の下、僕は世界がめざめる音を聞いた

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総会での決定のように当会は『コミュニティシネマ長岡』として新体制となります。
というか総会ではすでに名称変更が決議されて『コミュニティシネマ長岡』となりました。
新体制はいづれホームページを立ち上げると思います。

よってこのブログも「内部被ばくを生き抜く」上映会まで持つかどうかはわかりませんが、
休止となります。
せめて当会の思い出をダラダラと書き連ねたいと思ってましたが、
事態はそんな感傷は許されないようです。

とはいえ震災瓦礫受け入れに加えて国民的な論議もままならず再稼働が決定した
原発も含めて「内部被ばくを生き抜く」上映会はきちんと行うことは当会の責務だと思ってます。
宣伝に回って予想以上に関心のある方がとても多いのは、
この映画がまぎれもなく“現在”を投射してるからではないかと思います。

当会最後の上映会となりますが。

このスズランビル4F事務所は閉じるので撤収作業をしていく中、
以前上映会を開いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」のポスターが出てきました。
たくさんの映画を上映してきましたが、
お客さんは入らなかったとはいえ、
もはや思い出にしかなりませんが、
この映画を上映できて本当に良かったです。

願わくば当会上映会でこの映画を観て人生が変わったという、
長岡の若者が現れてほしかったと。

2012.06.18 | Trackback(0) | 当会ご案内

コミュニティシネマ長岡

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昨日、市民映画館をつくる会平成24年度総会が開かれ決定したことを報告します。

*名称を『コミュニティシネマ長岡』に変更。

*現在ある事務所を閉鎖し新事務所を以下に置きます。

雑本堂古書店 〒新潟県長岡市東坂之上町2-3-3
電話 0258-37-3512

現会長のもと新組織、新体制を決めて活動します。

2012.06.17 | Trackback(0) | 当会ご案内

エステラ・ドラダ



昨日の新潟日報にも掲載されていましたが、
杉田愉監督作「キユミの詩集 サユルの刺繍」が
”第13回トレラベーガ国際短編映画祭(スペイン・トレラベーガ)”にて
「エステラ・ドラダ金賞(第1位)」を受賞しました。
おめでとうございます!

http://www8.wind.ne.jp/isama-cinema/rekidai/sugita2003.html

2012.06.16 | Trackback(1) | お知らせ

Oi!limba



小林茂監督の作品「チョコラ!」でカリンバの音楽を担当したサカキマンゴーさんが
2009年以来、3年ぶりのライブを長岡で行うと、
今回のライブの手配をされる方からご紹介がありましたので掲載します。

平日になりますが会社帰りでも食事ができるようアジアン屋台のお店も出店するそうです。

カリンバこと親指ピアノの第一人者、サカキマンゴーさんのライブは間違いなくお勧めできます。

↓前回の長岡ライブの模様はこちら。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-361.html

当会の活動をしてると映画のみならず音楽の見聞も広がっていくので面白いです。

【Date】2012/7/3(火)
【Place】長岡 音楽食堂
長岡市大手通1-4-17安栄館ビルB1F
0258-32-9336
onsyoku@gmail.com

【Time】Open 19:00~DJ start
20:00頃~ サカキマンゴーLive
【Charge】2,000円(1drink付)※小学生以下無料
【Foods】アロイ(アジアン屋台)

『サカキマンゴー』
日本のディープ・サウス鹿児島出身、アフリカの楽器・親指ピアノの演奏家。親指ピアノとロックを革命的に融合。
長岡市出身の映画監督・小林茂作品「チョコラ!」のエンディングテーマと劇中音楽を担当。
ダブやトランスも飲み込んだグルーヴに今こそシロメをむくのだ、越後の民よ!

【HP】http://sakakimango.com/j_index.html

2012.06.15 | Trackback(1) | お知らせ

「冬のアルパカ」完成記念・原田裕司特集上映 feat. ニゴリン



原田裕司監督より6月30日より下北沢のトリウッドで開催される
“「冬のアルパカ」完成記念・原田裕司特集上映 feat. ニゴリン"のチラシ画像が届きました。

画像を撮影した時に原田監督は気づかなかったそうですが、
ヒロイン仁後亜由美さんの右手の中指が立っています。
この映画の話をする時にアルパカさんが出てくる可愛いイメージを持たれる方が多く、
内心面喰ったりしているのですが、
仁後さんの中指が何に向けられているのか、
こちらも完成作を観ていませんが明かされると思います。
『アルパカ』のイメージを覆してる映画になるのではと。

また原田監督は長岡造形大生が撮影・編集したメイキングビデオを何らかの形で活用したいと考えてるようです。
こちらとしては映画を観た後に、例えばロビーのモニターで流していただくなどメイキングも見てほしいと願ってます。
映画つくりの面白さが伝わるよくできたメイキングビデオになっているので。

ちなみに二ゴリンとは言うまでもなく仁後亜由美さんの愛称のようです。

= 「冬のアルパカ」完成記念・原田裕司特集上映 feat. ニゴリン =

6月30日(土)~7月13日(金)
16:00/20:00                 
※火曜定休

当日 : 1,200円  マチネー割引 1,000円
☆<マチネー(昼の上映)>割引実施! 
平日16:00の回は、皆さま1,000円でご鑑賞いただけます.

上映作品 「コーヒー」「壁女」「苦顔」「冬のアルパカ」

「冬のアルパカ」 2012年/30分/HD

出演:仁後亜由美 伊藤公一 大迫一平 鈴木義君 ほりかわひろき 朝倉亮子
星野和之・大谷哲也(バックスクリーン) 田村専一 宇野祥平 他

雪深い山里。郁子は一人、アルパカ牧場で働いている。
豪雪のため、冬のアルパカ牧場には、お客は誰も来ない。
春はまだ遠く、借金だけが増えていく。
郁子は借金を返すために奮闘するのだが・・・。

http://homepage1.nifty.com/tollywood/2012/haradasp/haradasp.html

「冬のアルパカ」公式HP
http://fuyunoalpaca.web.fc2.com/

2012.06.14 | Trackback(1) | お知らせ

心に海を持つ

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「佐藤伸夫の絵を観る会」の事務局は長岡に住むお医者さんのお宅です。
先日、佐藤伸夫展の打ち合わせが終わったら自然と「内部被ばくを生き抜く」上映会の話となり、
最近、訪れた福島の様子についてお話しされました。

内部被ばくについてとても関心が高いが情報が錯綜し困難が続いていると。
上映会を開催する側としても胆に銘じたいお話もいただきました。
このお医者さんも映画を観に来て下さるのでどのような感想を持たれるのかとても興味深く思いました。

佐藤伸夫展 「海と海の顔」
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1849.html

2012.06.13 | Trackback(1) | 上映会

託児所を巡る考察2

2012-05-19 001 2012-05-19 003

先日、↓こちらの記事に関してコメントが寄せられてました。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1801.html

記事の主旨は「アオーレ長岡」は今後、イベントが増えるだろうからゆくゆくは、
託児所とともに保育士さんも専従したらいいのではという意見なのですが、
これに関して今回、映画を観に来ようとしているお子さんをお持ちのママさんから、
「気持ちを代弁してくれてありがとうございます」というコメントでした。
他にも寄せていただいたコメントを読むと痛切な思いも感じました。
あれだけの設備でありながら専用の託児所がないと知った時は
ちょっと、というかとても驚いたことを思い返しました。

それで各施設を周ったおりにその旨を伝えた中でアドバイスをうけたひとつに、
長岡の公共施設に置いてある「市長への手紙」に要望を書いてみたらいかがか、というものでした。
直接、施設に伝えてもなかなか通りづらい面もあるようなので、
こちらに要望を書くと提言として市役所の偉い方が必ず目を通して下さるそうです。

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/sityositu/tegami/
↑ネットからでも書けるようなのでご参考までに。

コメントを送っていただきました方、ありがとうございます。
あと応援していると書いていただき励みになります。

2012.06.12 | Trackback(1) | 上映会

佐藤伸夫展 「海と海の顔」

「第15回長岡アジア映画祭」にて小林茂監督「ちょっと青空」上映後、
佐藤正尋さんとともに小林監督と鼎談をひらいた佐藤伸夫さんの個展が
長岡市のギャラリー mu・anにて開かれますのでお知らせします。



佐藤伸夫展に寄せて
柏崎・鯨波の海を40年間、描き続けている画家、佐藤伸夫。その新作展をはじめて長岡で開催します。海から生命力をもらい生きてきた、その「怖いほどに深い“深海のブルー”」を観にきてください。初日には簡単なもので、オープニングパーティを開催します。どなたでもお気軽におこしください。
作品はたいへん購入しやすい値段が設定されております。よろしければ、ご購入をおねがいします。                                  「佐藤伸夫の絵を観る会」一同

●佐藤伸夫 展 「海と海の顔」――――――――――――――――――――――――――――――
2012 年7 月21日(土)– 7月31日(火) 10:00 –18:00 ※ 25 日(水)は休廊, 最終日は17:00 まで
ギャラリーMU-AN 長岡市呉服町2-1-5  Tel.0258-33-1900 Fax.0258-86-0019
URL http://www.mu-an.net/
 【会期中のイベント】
7月21日(土)11:00  オープニングパーティ(参加費1000円)
・バイオリン演奏 高橋育世
    ・対談「心に海をもつ」佐藤伸夫×小林茂(ドキュメン1タリー映画監督)
7月22日(日)14:00  ・対談「生きること、表現すること」(無料)
柴野毅実(「北方文学」同人)× 小林茂(ドキュメンタリー映画監督)

●現在進行形の自由

佐藤伸夫さんのように他の人のエッセンスを貪欲に吸収していく作家を知らない。展覧会を観るたびに自分にとって必要な要素を確実に取り込んでいく。「一秒でも進化したい」とかつて佐藤さんは言った。一瞬でも同じ場所に止まっている余裕はないのだ。どんどん変わっていかなければ、現在進行形の自由は保てない。一本の線が他の線を誘発し、ひとつの面が他の面を導き出していく軽やかな自由。それが東日本大震災と福島原発事故以降、変わりつつある。佐藤さんは怖いほどに深い“深海のブルー”を発見することで、表現に深みと奥行きを獲得した。海を愛し、海とともに生きてきた佐藤さんに、あの大津波はなにかをもたらしたのである。
柴野毅実 (「北方文学」同人)

●一本の線で、一色の色で

乙武洋匡の「かっこいい生意気さ」と『光る砂漠』を書いた夭折の詩人矢沢宰の「追い詰められたアイデンティティー」と、星野富弘の「心の琴線に触れるデリケートさ」をミックスしたような人、それが佐藤伸夫さん。彼の作品も彼そのままだ。
 一言一言をいつも渾身の感性で話す。こんなに頭のいい人に初めて出逢ったと思った。しかも歯に衣を着せない。失う物など何も無いというように心に噛みついてくる。私はこの人のように真剣に生きたかと自問する。
 10年ほど前に、イベントで、佐藤さんの百合の花の絵を飾らせてもらった。初期の油絵は腕の筋力の関係でやめたと言われたが、こちらの方が好きである。だんだんと造形の贅肉をそぎ落とし、一本の線で、一色の色でものを語るようになってきている。どこまで行く気だろう。
吉野 榮子(アーティスト)

●海と夕日と二十歳の佐藤伸夫と

長岡アジア映画祭のかたすみで佐藤伸夫展を開催したところ、たいへん好評で、「もっと見たい」という一人の女性の言葉から今回の作品展が実現した。進行性筋ジストロフィーとともに60年生きてきた佐藤さんはもう大作は作れないが、パステルやアクリル絵の具で描いたちいさな抽象世界に、「魂のたのしさ」を見る思いがする。生きることにほっとするのである。  
テーマは「海と海の顔」。絵には海にたゆたう色や形が浮んでいる。千葉の療養所で、つぎつぎと亡くなっていく友を見送った佐藤さんは、20歳のころ、「生きた証」を残す決心をして、故郷鯨波の海を描くために帰ってきた。海から生命力をもらったのだろう。  
佐藤さんの笑顔と声にも会ってほしい。私との対談。高橋育世さんのバイオリン演奏。また、佐藤さんを応援し続けている「北方文学」同人・柴野毅実さんの話も予定している。
小林茂(ドキュメンタリー映画監督)

2012.06.11 | Trackback(1) | お知らせ

平成24年度 総会

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平成24年度 市民映画館をつくる会 総会

平成24年6月16日(土)午後4時~午後6時(終了予定)

まちなかキャンパス 5階 503会議室 長岡市大手通2-6 フェニックス大手イースト

懇親会の予定あり(場所は未定)。

2012.06.10 | Trackback(1) | 当会ご案内

福島県からの避難者の方は無料上映

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「アオーレ長岡」のオープニング、
鎌仲ひとみ監督は福島では無料上映、
それを踏まえて「内部被ばくを生き抜く」長岡上映会は東日本大震災による
福島県からの避難者の方を無料で観賞できるように致します。
福島県からの避難者の方はご連絡、もしくは上映日当日に受付でお申し出ください。

TEL/FAX0258-33-1231

もっと早く決めれば良かったのですが申し訳ございません。

2012.06.09 | Trackback(1) | 上映会

大好き 大好き 大好きだから

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「冬のアルパカ」公開されるんだって?

出演したくまさんが喜んで話してました。
こちらが滅入ってる時にわざわざ気にかけて電車で駆けつけ話し相手になってくれる、
他愛のない話ばかりとなりましたが、
くまさんの人柄で救われる思いが。

「冬のアルパカ」でくまさんは雪深い山里の雑貨店店主を演じてます。
役作りにこだわり自分からアイデアをだして自前の服装から小道具持参で撮影に挑んでました。
ぜひご注目ください。

2012.06.08 | Trackback(0) | 当会の活動報告

クニ子おばばを囲む会

*映画「森聞き」のメールマガジンが届きましたので転送します。
「クニ子おばばを囲む会」と映画「ひめゆり」の上映案内です。



------------------------------------------------
■映画『森聞き』News Letter ☆ クニ子おばば来場!
------------------------------------------------

「塩さえあれば生きていける」
「生きるというのは好き嫌いじゃない」
九州山地で今も焼畑をつづける椎葉クニ子さんの知恵は、
エネルギーやTPPなど岐路に立つ私たちに
未来を選択する手がかりを与えてくれます。

昨年秋に放送した「クニ子おばばと不思議の森」
(NHKスペシャル)が放送文化基金賞をいただく事に
なりました。受賞式に際して宮崎県椎葉村から
椎葉クニ子さんが駆けつけてくださいます。

NPO法人共存の森ネットワークとプロダクション・
エイシアは、番組の受賞を記念して「クニ子おばば
を囲む会」を開催し、クニ子さん初出演のドキュメ
ンタリー映画「森聞き」を上映します。
上映後は、クニ子おばばと、両作品を制作した
柴田監督のトークショーも開催します。
ぜひご来場ください。

 
**************************************
 椎葉クニ子さん上京!
「クニ子おばばを囲む会」開催のご案内
**************************************
 

■ スケジュール ■
6月23日(土)
12:45~受付開始
13:15~開場(博物館西門から入場)
13:30~映画「森聞き」上映開始
15:45~椎葉クニ子さんと柴田監督とのトーク
       (会場の皆さんの質問タイムあり)
16:40 閉会


■ 会場 ■
東京国立博物館・平成館大講堂(上野)
 
※直接博物館へはご入場できません。
 下記、詳細ページにご案内の、受付場所へお越しください。
http://www.asia-documentary.com/morikiki/20120623.html

■ 会費(参加費) ■
「クニ子おばばを囲む会」の参加費は、上映会場費用、
付き添いの方々と共に上京されるクニ子さん一行の
移動・滞在を支える費用とさせていただきます。

前売り:1500円
(空席ある場合、当日1800円)

全国のファミリーマート(Famiポート)でご入手いただけます。
座席に限りがありますので、お早めにお求めください。

■ 参加方法 ■
この上映会に関する詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.asia-documentary.com/morikiki/20120623.html

■ お問合せ ■
プロダクション・エイシア
Tel: 042-497-6975
メール: morikiki@asia-documentary.com

主催:「クニ子おばばを囲む会」
   NPO法人共存の森ネットワーク
   プロダクション・エイシア


映画「森聞き」公式ホームページ
http://www.asia-documentary.com/morikiki/index.html

☆ 公式Twitter ☆ 
http://twitter.com/#!/morikiki_movie

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・☆

映画「ひめゆり」は、
今年も6月23日(沖縄慰霊の日)~上映します。
 ポレポレ東中野にて。(前売り券発売中!)
 詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.himeyuri.info/howto.html#ireinohi

☆転送歓迎☆

2012.06.07 | Trackback(1) | お知らせ

Singtokシンガポール映画祭2012

S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は「Singtokシンガポール映画祭2012」です。
http://www.sintok.org/
S特派員、いつもありがとうございます。

無題
ウェズリー・レオン・アローズ監督(左)とシンガポール国立博物館シネマテーク・キュレーターのチャン・ウェンジュさん(右)

Singtokシンガポール映画祭2012にいってきました。
09年の第一回に続いて今回が第二回。作品数も前回が長編7本、短編集2プログラムから、長編10本、中短編集5プログラムをボリュームアップしています。今回は「881 歌え!パパイヤ」が日本で公開されているロイストン・タン監督の全長編上映という特集があり、監督と出演者のリュウ・リンリンさんもゲストで来日。他にもシンガポール国立博物館シネマテークのキュレイター、ザン・ウェンジェさん、ウェズリー・レオン監督のトークショーがあり、シンガポール映画の現状について、映画と合わせて立体的に感じられて大変よかったと思います。

シンガポールの歴史と現在の制度上での不満(特に検閲)が主題になっている映画が多いように感じました。
「881 歌え!パパイヤ」は7月に死者を迎えるゲータイの歌手が主人公でしたし、「12Lotus」は福建語の歌謡曲をバックに、ひどい父親と不実な男によって翻弄される女性歌手の人生を描くメロドラマ。「素晴らしき大世界」(ケルビン・トン監督)は40年代から70年代までシンガポールにあったアミューズメントパーク「大世界」を舞台に各年代のエピソードが綴られるオムニバス。シンガポール独立をからめたラブストーリーと日本軍侵攻の夜を描いたエピソードが忘れがたいです。
日本の占領時代を題材にしたのが短編の「シンガポール・モノガタリ」(ハフィズ・セノール監督)。祖父から聞いた話が字幕で表示される当時のスチール写真と現在のモノクロ画面で構成されたサイレント映画。「イギリス人もひどかったが日本人はもっとひどかった」と語る生々しい証言がでてきたりします(ちなみに原題もSingaporu Monogatari)。
しかし現在のシンガポール人は日本人にあまり悪いイメージはないといいます。というのも歴史教育が受験に関係ないせいもあってあまり重視されず小中で歴史の授業があるのが中2の一年間のみ。第二次大戦については1ページしかないとか。
まず65年にマレーシアから分離独立、建国50年にまだ満たない若い国であり、国土も狭いため古いものはどんどん壊して新しいものに変わっていくため、伝統が育ってない。また多民族をまとめるためかかなり規律が厳しい。こういった問題点を指摘する作品も多くありました。「インヴィジブル・シティ」(タン・ピンピン監督)はシンガポールの過去を掘り起こす人々を追ったドキュメンタリー。その中のエピソードで50年代の学生運動が取り上げられていて、「インヴィジブル・シティ」の後に上映されたクロージング作品「sandcastle」(ブー・ジュンフォン監督)ではまさにその学生運動が主人公の少年の父親が関わっていたという風に上映作品がリンクするようにプログラムされていたのもよかったと思います。

シンガポールの歴史と共にクローズアップされていると思えるのがシンガポールの現在、いたるところにある行き過ぎとも思える規制、映画にも検閲があり、表現の自由を疎外している問題があります。
ロイストン・タン監督の初長編作品「15:The Movie」を検閲で27箇所カットさせられました(今回上映されたフィルムはカットされた箇所を再度つなぎ合わせたフィルムを使用したもので、つなぎ合わせた箇所がわかる貴重なものだったそうです)。

その検閲を皮肉った「CUT」という短編コメディも上映されました(爆笑しました)。
基準がはっきりしてないのも検閲の問題点で、たとえば、ロイストン・タン監督の短編「リトルノート」は父親がなくなった後、母親が苦労して一人息子を育てて、息子が留学で母の元を離れるまでを描いた感動的なストーリーですが、これが検閲で上映禁止になりかけた。理由は「この母子は仲がよすぎる」。監督は「検閲官はわれわれより知性が豊かなのでこちらが考えもしなかったことがわかるようだ」と話してましたが、なんともひどい話です。

「青い館」(グレン・ゴーイ監督)も女性のオールヌードのシーンがあるので上映が難しかったようです。大富豪の死をめぐるミステリー仕立てのストーリーで、大家族の秘密が徐々に明らかになっていく展開が面白いし、背景としてシンガポールの抱える問題が浮きあがってくるのも興味深く見れました。

「海南、潮州と白いブラ」(ハン・ユークアン監督)はジェンダーを扱った作品。心は女性の男と、心は男なんだけど女性という二人がひょんなことで同居することに。最初はケンカばかりだったのがやがて打ち解けてきて、お互い憎からず思えてきたところに女性の元恋人が転がり込む。もう若くはないトランスジェンダーたちの恋というよりパートナーが欲しいという願望を描いた作品。切実なテーマをユーモラスに描いています。ジェンダーをテーマにした作品は深刻な内容であることも多いですが深刻な分、それを笑い飛ばすようなユーモアがある作品が多いような気がします。

「アーミー・デイズ」は徴兵制度があるシンガポールならではの軍隊を舞台にした映画ですが、徴兵訓練でやってきた新人の若者たちのお気楽軍隊ライフを描くコメディで、台湾、韓国の悲惨な徴兵もの映画ばかりを見てきたのでなんというか非常に新鮮でした。この映画だけはちょっと古くて1996年の作品。でも短編「ブランク・ラウンズ」(グリーン・ツェン監督)では部隊でのいじめで精神に変調をきたす新兵が描かれていて徴兵に対していろんな見方をさせてくれます。

プー・ジュンシュン監督スカイプで参加のブー・ジュンフォン監督

「Sandcastle」(ブー・シュンフン監督)は90年代を舞台に、まさに徴兵がせまった少年が母子家庭に育って家族関係にぎくしゃくもしている不安定なところに、幼いときにマレーシアでなくなった父の学生時代の秘密を知るというストーリーで、少年の成長と家族史が国家の歴史の流れの中で語られるという点でホウ・シャオシェンの青春ものの流れに連なるように感じました。

シンガポール映画の良作を見つつ、シンガポール映画、さらにシンガポール自体に興味が持てる映画祭になっていて大変素晴らしかったと思います。映画祭スタッフのシンガポールとシンガポールに対する愛情の成果ではないでしょうか。こういった国別の映画祭、もっと増えると面白いのではないでしょうか。

2012.06.06 | Trackback(1) | ごあいさつ

「100,000年後の安全」in柏崎

映画『100,000年後の安全』

お世話になっている柏崎のカフェ“et cetera えとせとら”さんより上映会のご案内が届きました。

原発から出される大量の放射性廃棄物の処分を巡り未来の地球の安全を問うドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」です。
放射性レベルが生物に無害になるまで最低10万年!
フィンランドに建設される世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場を取材。
10万年間保持されるよう設計されるそうですが、
果たして10万年後そこに暮らす人々に危険性を確実に警告することはできるのか?
とても興味深い映画が柏崎で上映されるのは大きな意義があると思います。

「100,000年後の安全」 監督・脚本 マイケル・マドセン
2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/英語/カラー

公式HP http://www.uplink.co.jp/100000/

日時 6月16日(土) 1回目 16:00~/ 2回目 19:00~

会費 800円

会場 ・お問い合わせ “et cetera えとせとら”

〒945-0056 柏崎市新橋3-29
電話 0257-21-8558

“et cetera えとせとら”さんは今後もお店で上映会を開催していくそうなので
ぜひ「内部被ばくを生き抜く」も開いたらどうかとおススメしました。

2012.06.05 | Trackback(1) | お知らせ

『冬のアルパカ』公開決定!!

2012-02-15 001 2012-02-13 004

「長岡インディーズムービーコンペティション スカラシップ」作
原田裕司監督、仁後亜由美主演、長岡・山古志ロケ映画
『冬のアルパカ』の公開が決定しました。

情報解禁となり原田監督のツイッターで発表されたら
たちまち自主映画関係者がRTをして関心の高さが伺われました。
https://twitter.com/yujiman76/status/208906710117650434

原田監督の特集上映として「冬のアルパカ」完成記念と銘打ち
「壁女」はじめこれまでの原田監督短編作品とともに
6月30日よりトリウッド(東京・下北沢)で公開されます。

= 「冬のアルパカ」完成記念・原田裕司特集上映 feat. ニゴリン =

シチュエーションや台詞の面白さというより、強烈なキャラクターの特異な性癖、突飛な行動の面白さを追い続ける原田裕司。
今回は、代表作「壁女」(昨年の国内映画祭で16冠を獲得)から、初上映となる最新作「冬のアルパカ」までの短編4作品を一挙上映。
原田裕司作品おなじみのニゴリン、伊藤公一(ゲイの暴力男)、竹田尚弘(苦顔)、大迫一平(金髪)といった変態怪優の芝居も一挙に楽しめます。
これからの飛躍が期待される原田監督の初期短編集、封印されていない今のうちにご鑑賞下さい。  

トリウッド公式HP http://homepage1.nifty.com/tollywood/
 
6月30日(土)~7月13日(金)
16:00/20:00                 
※火曜定休

当日 : 1,200円  マチネー割引 1,000円
☆<マチネー(昼の上映)>割引実施! 
平日16:00の回は、皆さま1,000円でご鑑賞いただけます.

上映作品 「コーヒー」「壁女」「苦顔」「冬のアルパカ」

「冬のアルパカ」 2012年/30分/HD

出演:仁後亜由美 伊藤公一 大迫一平 鈴木義君 ほりかわひろき 朝倉亮子
星野和之・大谷哲也(バックスクリーン) 田村専一 宇野祥平 他

雪深い山里。郁子は一人、アルパカ牧場で働いている。
豪雪のため、冬のアルパカ牧場には、お客は誰も来ない。
春はまだ遠く、借金だけが増えていく。
郁子は借金を返すために奮闘するのだが・・・。

http://homepage1.nifty.com/tollywood/2012/haradasp/haradasp.html

「冬のアルパカ」公式HP
http://fuyunoalpaca.web.fc2.com/

2012.06.04 | Trackback(1) | お知らせ

しきりと太陽を映したがっている

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「今からちょうど20年前の6月3日、今は無い新潟市公会堂で初上映されました」

長岡市立中央図書館『郷土映画まつり』にて「阿賀に生きる」「阿賀の記憶」が連続上映され、
併せて小林茂監督の舞台挨拶がありました。

「阿賀に生きる」上映前に話したのが冒頭の言葉で客席からどよめきが起こりました。
その後に小林監督は新作「風の波紋」を撮影中で今朝も松之山の撮影を終えて、
上映会に駆けつけたこと。
また「阿賀に生きる」は現在16mmのニュープリントを作成中でいづれも協力をお願いしてました。

そんな記念すべき日に上映された「阿賀に生きる」は老夫婦の夫婦漫才のような会話に
何度も客席から笑いが起こり、上映後は盛大な拍手が沸き起こりました。

ただし映画の中で土方唄を熱唱するお婆さんが若いころに鹿瀬ダムの建設に赴き、
そこで歌を覚えたそうですが、そのダムは当時東洋一のダムとして電力発電が開始されて
昭和電工が建ちやがて水銀などの廃棄物を阿賀野川に垂れ流して、
新潟水俣病が発症したことがわかるのですが、
奇しくも上映の合間に「内部被ばくを生き抜く」の予告編を流させていただけに、
原発を含めて現在と重なるものを感じてしまいました。

続いて「阿賀の記憶」の上映前にも小林監督は舞台挨拶に立ち、
「『阿賀に生きる』から10年を経て
改めて現場に入って『阿賀に生きる』とは何だったのか、
映画について考える映画でわからないのは当たり前という気持ちで観てほしい」と。

1時間弱の映画ですがこちらは前作にあった高揚感は失せており、
「不在の映画」と小林監督は後で話してましたが、
宴の後を追想する映画としてより心に染み入りました。

上映後には少し長めに小林監督はお話ししましたが、
撮影の途中に自身が脳梗塞で倒れたために
全てに新鮮な気持ちでキャメラを手にしまわしてること、
しきりと太陽を映したがってると話してたのが印象的でした。

そして映画の中に何度も登場する佐藤真監督に触れて、
これは「佐藤監督の不在」でもあり、
「映画の中に佐藤さん自身が入り込んだと思います」と。

最後の締めとしてこの映画の撮影後に起きた中越大地震、3,11に触れた後に
「私たちの生き方自身をこの映画が問うてる気がする」

二本の映画上映と共に小林監督のお話に耳を傾けることは貴重な機会でした。

2012.06.03 | Trackback(1) | ごあいさつ

グラデーションの世界

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「長岡のみなさん、こんにちは。鎌仲です」

西川文恵監督より撮影いただいた鎌仲ひとみ監督のビデオレターが届きました。
「上映前に流すのでお越しいただいたお客様に向けてお願いします」
という要望を伝えて撮影をお願いしたのですが、
短い時間の中で要点を凝縮し見どころと作品の意図、観賞後の提案を
飾り気の無い言葉でわかりやすくお話しいただいてます。

「子どもをたちの命と健康を最優先したいと思っている」

ビデオレターの中で主旨を話していますが上映前に観てより深く映画を理解できると思います。
それにしても鎌仲監督はやはりチャーミングでステキな方です。

鎌仲監督、そして西川監督、上映会にご協力いただきありがとうございます!



グラデーションの世界

「内部被ばく」に関しては、
低線量の放射線は安全である から始まって
どんなに微量でも身体の中に入った放射性物質は危険である、まで
異説、異論がこの世界には存在する。
それはまさしくグラデーションのような世界に見える。
放射能汚染もまた、まだらなグラデーションを地上に描いている。
私は放射能汚染を受けた現場で生きる世界中の人々の取材を通して、
データにはならないが、現場には確実に被害を受け
苦しんでいる人々がいることを身をもって経験した。
そんな現場で実際に被ばくに関する医療活動を継続してきた4人の医師に
これからどう対処していけばいいのか、問いかけることにした。
年齢も経歴も違う4人の医師が
これまで内部被ばくに関して積み重ねてきた体験や研究は
重なるところもあれば重ならないところもある。
内部被ばくの影響は複雑で未知の部分も多い。
それでも、この4人の医師の声に耳を傾けることで
情報が混乱する中でも、自分にとっての立ち位置を見定めていただきたい。
福島・二本松に生き続けることを決めた一家も登場する。
現場の声を聞くことをまず一番に大事にしたいと思ったからだ。
暮らし、家族、地域、など
生身の人間の未来を配慮することなしに被ばくは語れない。
どうやったらこの「内部被ばくの時代」を私たちは生き抜くことができるか、
最前線で格闘する人々の声に耳を傾けた.

鎌仲ひとみ監督

http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/ストーリー/

2012.06.02 | Trackback(1) | 上映会

One・two・Three

2012-05-27 001 2012-05-26 003

「内部被ばくを生き抜く」上映会にお問い合わせが相次いでます。
県内初上映でもあり、上映会を知った方よりチケットを預かって下さる方も出てきました。
また問合せには柏崎、巻と原発に関して関心のある地域の方から、
そして福島から長岡に避難している方からもありました。
近郊にプレイガイドの無い方には当日受付にて前売り価格で観賞できるように手配いたしますので、
ご連絡をお願いいたします。

TEL/FAX 0258-33-1231
e-mail tsukurukai@lds5.com

今回会場が初めてとなる「アオーレ長岡」市民交流ホールAなので、
お問い合わせいただいた方には上映開始時間より早めにいらしてください、
できたら余裕を持って開いた時間にアオーレでも見学して下さいと伝えています。

ドキュメンタリー映画:内部被ばくに焦点 アオーレ長岡で来月19、23日に上映 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120530ddlk15200099000c.html?fb_ref=s%3DshowShareBarUI%3Ap%3Dfacebook-like&fb_source=timeline

2012.06.01 | Trackback(1) | 上映会

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