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#tochio



「トトロが出てきそうだな」

今春、大阪から長岡に赴任した新聞社の支局長が呟いてました。
秋晴れとなった道中、目にした緑や森が印象深かったようで
「だから五藤監督が栃尾にこだわるのはわかる気がする」と。

現在、「モノクロームの少女」に続く五藤利弘監督の新作が再び栃尾で撮影中です。
前回の時には見学者としてお邪魔しましたが、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-154.html
今回はエキストラとしてまたも文字通りお邪魔しました。

全国百名水に選ばれた清水の湧く“杜々の森”へ行く手前にある中野俣地区。
ここで中越大震災後の避難所の炊き出しに並ぶという舞台設定のエキストラに参加しました。

栃尾の奥に朝7時集合、到着したらすでにスタッフが忙しく動き回り、
また炊き出し役のご婦人方も、集まったエキストラも地元の人達中心といった印象でした。
そしてスタッフの中には映画祭に映写担当で活躍した林君とその仲間の長岡造形大生の姿も。

現場では五藤監督、芦澤明子撮影監督を目にしたのでご挨拶を。
五藤監督はすでにこの日の撮影に集中、
前作に続いての仕事となる芦澤キャメラマンは
こちらのことを覚えていてとても嬉しく思いました。

20101002083811.jpg20101002063115.jpg
*モニターを見る五藤監督とおすましの芦澤キャメラマン

今年の長岡インディーズムービーコンペティションに五藤監督と共に審査を担当した支局長は、
五藤監督よりこの撮影の話を聞き、真っ先に取材も兼ねて出演希望を伝え、
そのために念入りにキャラクター設定をして挑んできました。
一方、こちらも避難所の被災者と知り、役作りと称し無精髭を伸ばしたりと。
二人ともあわよくばいい位置で映れないかと下心満載でありました。
そしてもう一人、その昔日活ロマンポルノの俳優として活動し、
今は長岡の繁華街・殿町で居酒屋かちんこで包丁を握るご主人も
この話を聞いてかつての血が騒ぎ勇んで参加。

その後準備も終わり、助監督がエキストラ達を集めてグループをつくりはじめました、、、、
結果はというとこちらは支局長とともにどのグループにも割り振られることもなく
ポツンと取り残されてしまい、これではマズイと判断した支局長の後を追って
炊き出しをいただく列の最後に並んでしまいました。
どうもキャラクター設定も無精髭も効果がなかったような、と。
それに支局長もこちらも栃尾の人間じゃないし、異質なものを助監督の方は感じたのか、
それとも邪な下心が災いしたのか、、、

20101002085438.jpg*炊き出しにならぶエキストラの皆さん

その一方でかちんこご主人の方はさすがに現場を熟知していただけに、
監督や助監督に進んで自分をアピールし、あれよあれよと炊き出しを渡す側という比較的、
大きな役を掴んでいました。
しかも隣に並んだ俳優の岡村洋一さんとすっかり意気投合をし
カメラがまわると芝居の掛け合いをするまでとなり、
確かに素人とは違う発声でさすがに役者だったと。

岡村洋一さんは大林宣彦監督作や行定勲監督作にも多数出演し、
今年は大河ドラマ「龍馬伝」にも登場していますが、
「モノクロームの少女」をご覧になった方は喫茶店の
少しダンディなマスター役で印象深いと思います。
五藤監督はラジオ番組で知り合って以来、とても懇意にしているようです。

多くの現場で活躍してるだけに自ら率引してエキストラの人達に
声をかけて退屈しないようムードメーカーとして場を盛り上げていました。
子どもの名前を聞いて「じゃぁ○○君と台詞の中に入れるから」などと。
確かに五藤監督が黙っていても信頼を寄せていることが実感できました。
その岡村さんも「匂いを感じた」というだけ、
かちんこのご主人のぬぐいきれない役者の匂いは只者ではないようでした。
今度、岡村さんは長岡に寄ったらかちんこに顔を出すようです。
20101002075241.jpg*岡村さん(左)とかちんこのご主人。

そんなかちんこご主人の活躍を横目にこちらは粛々と列の最後尾に並んでいたところ、
炊き出しの豚汁やおにぎりを被災者に渡す役の女優さん二人の寄りのシーン、
その相手役として偶然にも支局長と共に出番が回ってきました。
そのためこちらは準備している間に本作のヒロインと僅かばかりとはいえ
机を挟んで向き合うという幸運に恵まれることとなりました。
大きな瞳と長い黒髪がとても印象的なまぎれもない美少女、
それと大変清楚でこちらは視線を合わせることができず、横目で見るだけでも罪深いと。

そしてもう一人の女優さんからは本番はアドリブで台詞を振って下さり、
緊張しながら生返事をしてしまいましたが、
実はこの方にきちんとお礼を伝えるのもここへ来た目標のひとつでした。

五藤監督のこの新作はまだ作品名も女優さんの名前を書くのも秘密だそうなので、
いづれ解禁された折には現場でのこの女優さんのステキな姿を書けたらなと思ってます。

エキストラが参加する撮影は予定よりもずっと早く9時過ぎには終わり、
撤収後は撮影隊は次のロケ地の杜々の森へ。
支局長は次の取材現場へ、ご主人は居酒屋の仕込みのためにどちらも中野俣を後へ。
こちらはヒマなので次の現場の杜々の森に見学へ。

そこで見たのは次の機会にということで、その夜は当然、支局長とかちんこで反省会。
どうしたらご主人のように現場に溶け込まれるのかと
栃尾のあぶらげをつまみに振り返ってました。
いつしかご主人もテーブルに加わって話を聞き心得を伝授してもらいましたが、
カメラの位置まで計算しながら芝居をしていたと話してすっかり脱帽しておりました。

支局長は芝居心があるものの、映画の撮影現場は初めてで大いに刺激を受け、
ご主人に至ってはなんとこれが25年ぶりの映画出演となり、
役者の血が再び大きく燃えたようでした。
二人とも本当に今日は楽しかったとお酒を飲みながら、
夜がふけても談笑は終わりませんでした。

今回、栃尾の小さな集落に、栃尾の自然と人達を愛する映画監督が
一流のスタッフと一線で活躍する俳優とともに地元の人達と映画撮影をしたのは、
まさに映画による地域活性だと。
本番の際のエキストラの人達の緊張と生き生きした表情が混じった姿を振り返れば、
まさに映画は祭りなんだと。

秋の長雨が続いたこの地域ですが、この日も含めて撮影日は好天が続き、
天気も味方にした五藤組の祭りは今も続いてます。

あとあと炊き出しに用意されたおにぎり、豚汁、あぶらげや山菜のにしめは
そのまま、いただけたのですがもちろんとても美味しかったです。
御馳走様でした!

20101002073627.jpg*テスト撮影中の芦澤キャメラマン、カッコイイです!

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2010.10.03 | Trackback(0) | 当会の活動報告

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