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風が踊る



「今度、“かやかり“があり、キャメラマンが来るから手伝いに同行してくれないか」

アフリカに旅立つ前に小林茂監督が新作の撮影地でかやぶき屋根に使う萱を刈る“かやかり”という作業があり、予備撮影と現地の空気を知ってもらうため、撮影監督が東京から来るのでその助手みたいなことを頼まれました。
撮影監督は小林監督とすでに何本もお仕事をしている松根広隆キャメラマン。
全く役に立たないのはわかってましたが、好奇心が先に立ち喜んで引き受けました。

小林茂監督の仲間のAさんと長岡駅で待ち合わせし、松根キャメラマンをお迎えしてAさんの車で松之山の深い山里へ。
道中は標高が高くなるにつれて、紅葉が盛りの美しい山々が見えた他、長岡の平地ではセイタカアワダチソウの侵攻で少なくなったススキの野原を目にしていました。

そして辿り着いたのは松之山・裏田集落の萱ぶき屋根の古民家、出迎えたのはここのご主人でかつては写真家だったらしい小暮茂男さん。
その夜は近くのといっても車で30分ほどの温泉に浸かり、その後は酒盛り、しかも新米までご馳走になってしまいました。
ごはんをおかずにごはんがいけるほど美味しかったです。

翌朝は今回の目的である萱かりの場所、萱場へ。
近所にある萱場は少し前に降った雪で押しつぶされたので、車で30分ほどの津南の萱場へと。

しかしこちらはそもそも“萱”がなんなのかわからず、一体何を刈るのだろうかとずっと疑問に思ってましたが、萱場で目にしたのは一面に広がる“ススキ”でした。
恥ずかしながらかやぶき屋根のかやがススキであるとは全く知らず、松根キャメラマンの周りを2度ほど三脚を持ってうろちょろしてた他はカマを手にし、作業の輪の中へ萱を根元から刈っておりました。

木暮さんを先頭にこのために足を運んだAさんはもちろん、地元の人やいつしか東京からボランティア隊が車で駆けつけ、とりあえず一通り撮影を終えた松根キャメラマンも皆、カマを手にし2メートルは超えてる萱を刈り、束ね、担ぐという力仕事。
幸いにも秋晴れの中、皆さん汗を流し流し懸命に働いていました。

こちらは日頃の無精がたたり、要領も悪く、さらに束ね方が弱いという注意を受けてしまったりとすっかり足手まといとなってましたが、この地で汗を流す人々がテーマの一つとしてある小林監督の狙いの輪郭をちょっと感じたりしていました。

労働を終えた後は昨日と同じ松之山の温泉へ、こんなに気持ちいい湯に浸かったのは本当に久しぶりでした。
萱の中で情けないことに限界を感じながら空を見上げた時、ススキの穂は風に揺れていました。

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2010.11.08 | Trackback(0) | 当会の活動報告

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