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風と土の人



「自分が失った皮膚感覚みたいなのを撮りたいんだ」

以前、小林茂監督に寺宝温泉へと連れてもらった帰り道、
次回作についての思いを聞いてました。

今回の予備撮影で宿泊などで大変お世話になった木暮茂男さんは
かつて新宿のホームレスを撮ってたカメラマン。
小林茂監督とは東京の上映会で知り合い新潟県内の写真展の開催などで親しくなっていき、
その縁で新潟を行き来していくうちに松之山を気に入り移り住んでもう9年になるそうです。

事前に想像していた姿とは違い、都会的で話しぶりも大変スマートな人。
松之山では萱葺きの古民家に住み、田畑を耕し萱葺きの大工として各地に赴くなど、
大地に根差した生活を送りながら、この地域、集落に溶け込み文化も含めた将来像を描き活動をしているようでした。

とはいえ話を聞き言葉の端々からこの地域との軋轢を感じ葛藤を抱えているようでしたが、
それらを乗り越えていくんだという熱い意思と情熱を感じました。

松之山に何度か足を運び、小暮さんはじめ、この地域の魅力的な様々な人との出会いが一因として小林監督が映画を撮りたいという気になったのではと。
予備撮影にきた松根広隆キャメラマンは今回のなかで会った人々を振り返りながら、
まだまだ入口だと、これからどんな人とこの映画を通して出会えるか楽しみにしているようでした。

様々な人達がやってきた小暮さんの家の庵を囲み酒を酌み交わして話しているうちに、
実は小暮さんが長岡アジア映画祭で上映した作品の仕掛け人だと、
この場の仲間の小川久美子さんと話していてわかりました。

「第10回長岡アジア映画祭」で上映した
青原さとし監督の「雪国木羽屋根物語~新潟県松之山町~」。
松之山に住む木羽職人の倉重徳次郎さんが、
ご自宅の屋根の木羽葺きの張替に密着したドキュメンタリー映画を
同じく東京から松之山に移住した小川久美子さんとともに
青原さとし監督に依頼し制作に漕ぎつけたようで、
映画祭の上映時には倉重さん、小川さんとともに
会場のリリックに駆けつけたと話をしていて知りました。
そればかりか倉重さんの見習いとして映画にも登場してるとのこと。
だとしたら当日舞台裏でお会いしたことがあるということで、
こちらは全く気付かずにいてかなり恥ずかしく失礼をしました。

この上映時に倉重さんとともに舞台挨拶をした小川久美子さんは
かつて民族文化映像研究所に所属しており、
その縁で青原さとし監督に撮影を頼んだそうですが、
だとすると青原監督と同じく民映研に所属していた
「ひめゆり」の柴田昌平監督のことも旧知の仲のようで、
こちらは邪魔をしてたとはいえ先程まで同じ地でかやがりに汗を流し、
庵を前に酒を飲み話してる小川さんが小林茂監督、柴田昌平監督と
そして小暮さんとも映画祭で繋がっていたとはと。
松之山が繋いだ不思議な縁を感じ驚いたりしていました。

「雪国木羽屋根物語」の木羽職人・倉重徳次郎さんは
ここから5分ほどの場所に家を構えて健在らしく、
機会があったらご挨拶をしたいと思い小川さんにはよろしくお伝えくださいとお願いをしました。

ちなみに小暮さんからこの辺に住む気はないかと聞かれ、
なんでも近くに格安というかタダ同然で住める家があるそうで、
一瞬心が揺らぎましたが、その後に携帯の写真で厳冬時、
4メートルもの雪が積もり覆われた小暮さんのお宅を見せてもらい言葉が詰まってました。

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2010.11.09 | Trackback(0) | 当会の活動報告

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