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東スポ大賞の記事です‏

今年の東京スポーツ映画大賞授賞式は長岡アジア映画祭として当会から事務局長と西川文恵監督が出席しました。
そこで西川監督に当日の模様のレポートをお願いしていましたが、
その間に東日本大震災が発生してしまい、本当に遠い出来事のようになってしまいましたが、
監督から届いたレポートは3,11以後の決意表明のように受け取れます。

「あぜみちジャンピンッ!」は6月11日よりワーナーマイカル新潟で先行公開されます。
http://www.aze-michi.com/



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東京スポーツ映画大賞に行ってきました!
2月28日、市民映画館をつくる会にお誘いをいただき、関矢さんとともに行ってまいりました。そのころは仕事ばっかりしていたので、外に出て新しいものを観る…ということをまったく出来ておりませんでした。それなので、物珍しいものを観るような気持ちでワクワクして出かけました。
赤坂プリンスホテルは、今は東北からの避難の方を受け入れているのでしょうか。そのときは、その後あんな地震や原発の事故が起こるなんて、だれが予想できたでしょうか。

当日、私が一番楽しみにしていたのはAKB48の数名がいらっしゃるということでした。私はあまりタレントさんに詳しくはないのですが、その場にいらしたAKBは、私の知っているひとではなかったのがちょっと残念。。
仲里依紗さんはとてもかわいかったです。
ビートたけしさんは、ずっと以前、ベネチア国際映画祭でお見かけしたことがありまして、その時友人が「パっと見、ヤクザ」と言っていたのを思い出します。ほんと、そんな迫力のある方ですよね。ベネチアでは、公開していたご自身の作品に音声のトラブルがあり、最後の10分あたりで上映が止まってしまったのでした。その時、たけしさんが両手で頭をかかえて首を振っていたのを見て「この人もあんなふうになるんだなあ…」と思ったのを思い出しました。
誰でも作品を人に見せるのは緊張しますし、ベストな状態で見せたいですよね。

東スポ大賞の会場では、男性の役者さんがお二人いらっしゃったのを覚えており、お二人ともとってもとってもかっこ良かったです。役者さんのオーラに当てられた日でした。
でももう、なんだか映画というものに対する自分の考え方が変わってしまうくらいの、悲しい映像や怖いニュースをたくさん見て聞いて、「あの時はなんて平和だったのだろう」と思っています。なんだか遠い世界の出来事だったような。

私は昨日、久しぶりにエンタメを観ようと言う気持ちになって、見そびれていた「告白」を見ました。
生死を扱うこの作品。この作品の作られた当時は、なんて平和だったのだろうと思いました。

これから、日本人は、また日本人にかぎらず、映画制作者は、どのような映画を作っていくのでしょうか?
さまざまな監督が「必ずこの経験を活かし、世界を驚かせる作品を作る」と宣言しています。私もそういう気持ちを持てるようになりたいです。

昨年は、映画を観る時間をぜんぜん持てなかった私です。
それでも去年のNO1を挙げさせて頂けるのならば、台湾ドキュメンタリー映画の「風に吹かれて-キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像」が素晴らしかったです。
「すべての映画制作者とその家族に捧げる」というこの作品。うろおぼえですが、内容は…

リー・ピンビンが、ケータイの電波が届きづらい砂漠でロケをしていた際に無数の着信がケータイに残っていることに気づく。
家族に一大事があったのだと思い、辺境の地で恐ろしさに震えるが、家族とは連絡が取れない。
やがてメールが来て、台湾の国民栄誉賞のようなものを受賞し、それについての着信であったのだと知る。
そして、彼が初めて認識したのは、自分にとって一番大切なのは家族だということ…

といったようなあらすじです。
この映画に出会えてよかったと思います。
人間にとって一番大切なものは(映画を作ることではなく)人間なのだということを教えてくれたからです。(この作品を作った監督さんが、制作中に家庭を持ったり子供を得たりしたこともあり、テクニカルな部分に集約しがちなキャメラマンについてのドキュメンタリーが、このようなエンディングとなったようでした)

あたり前のことなのですが、人間が一番大事、ということを忘れてしまいそうな映画制作者は多いのだろうと思います。現に私もです。映画が一番尊いものだと思いがちです。

私の作品「あぜみちジャンピンッ!」を手伝ってくれた男の子が、その後現場に入ったある映画作品の制作中に、事故で亡くなりました。「制作」という役回りで入っていた現場で、交通事故だとのことです。仕事が多くて睡眠不足だったのか、それはどの作品の現場でも言えることですが、そういうことがあってから、映画というものは、本当に価値のあるものを作らなければならないと思いました。
そして、人間の命は(もちろんですが)映画よりもずっと価値のあるものだと思います。

リー・ピンビンのドキュメンタリーが伝えなくても、私が伝えなくても、この地震の後、きっとみんな、一番大切なものは人間であり、家族だ、という気持ちになっていると思います。
人間が一番大事だとことを前提に、映画制作者がどのような映画を作っていくのかが、私はとても楽しみです。想田監督に「原発」なんていうドキュメンタリーを撮って欲しい、と思う前に、願わくば、自分も作り手のひとりとして、新しい世の中に求められる作品を作っていきたいと思います。

西川文恵

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2011.04.10 | Trackback(0) | ごあいさつ

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