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だけど今は君がこの世界 きっと変えてくれること祈ってる



「人とバカな話をしてると楽しいけど、一人になると考えこんじゃうんだよな」

3月12日未明の長野県北部地震の大きな揺れに見舞われた際、
家屋で普通に眠っていたという小暮茂男さん。
目覚めたら大きく傾いており、避難所に避難。
その後、家屋は人が住めないと診断されて、取り壊しも考えたそうですが、
風雪に耐えて何百年も続いたこの茅葺屋根の家を畳むわけにはいかないと、
復旧作業に勤しんでいますが、ふとしたはずみで冒頭の言葉をつぶやいてました。

現在は避難所を離れ同じく家屋が傾いたという老夫婦とともに、
山村留学センターという施設で奥様と仮住まいの日々。
家屋に以前のように暮らせるか、まだ目途が立たない面もあるので、
不安が脳裏をよぎるようでした。

その施設にご厚意で宿泊させていただいた際、
山葡萄酒の焼酎割とともにお話しを聞かせてもらいました。

中学生から自転車ツーリングに目覚め、高校生で日本一周を敢行。
大学時代は山岳部に所属し冬山踏破やロッククライミングなどの冒険生活の傍ら、
学生運動にも炎を燃やし、
卒業後はフリーのカメラマンとして各国の戦場へと赴き、
命がけの取材をこなしたようです。

「頭上を弾が飛んでたが、ここで死ぬとは少しも思わなかった」

小林茂監督によれば、小暮さんが新宿のホームレス支援活動に重点を置いた頃、
東京で写真展を開催した小林茂監督に会い、
自身のホームレスを収めた写真展の開催を長岡で開けないか相談したことから、
新潟での縁ができて、やがて東京から往復する中で、
松之山の地に触れここへの移住を決意したようです。

手に入れた古民家は周囲の反対があったものの、
改築を重ね田んぼに従事し、時に大工として働きながら、
この松之山に根を生やしていました。

なぜ東京を離れたのか、そして現在カメラは手にしておらず、
それらの理由については尋ねてはいないのですが、
おそらく相当な覚悟と葛藤を抱えて松之山に居を定めたのではないかと思います。

そして今回の地震とともに困難が待ち受けていましたが、
これまで波乱に満ちた人生だっただけに、
運命と言っては言葉が悪いかもしれませんが、
この難局も小暮さんなら乗り越えるように焼酎を飲みながら、
これまでのことを聞いていると思ったりしました。

昨年は東京で働いてた奥様も松之山に移った矢先だったのですが、
落ち着き払って小暮さんを支える奥様の姿もとてもステキに映りました。

小林監督は十日町の病院で透析を受けながら、
小暮さん達をはじめ松之山の人々をキャメラに収めています。
納得ができる日まで撮影を続けるでしょうから、
はたしてどのような映画になるかまだ未知数ですが、
まだまだ先の完成を今から楽しみに待ちたいと思います。

余談になりますが小暮さんが戦場カメラマンとしてユーゴスラビアにも行ったと聞き、
もしかしたら当会もお世話になった新潟市在住の
“闘争するフリーカメラマン”杉本祐一さんをご存じないかと尋ねたら、
杉本さんもホームレス支援の活動をしていた時期が重なり、
互いに知っているそうで、杉本さんがイラク戦争の際、
“人間の盾”としてバクダッドに向かう前日、
電話で話し、結構キツイ言葉をかけたようで笑いながら話していましたが、
その様子をみて仲がいいんだと思いました。

そして杉本さんが記録映画としてまとめた「綾へ ~イラクからの手紙」も
見たそうですが、そのタイトルについてちょっと盛り上がっていました。

今度、杉本さんに会った際、小暮さんのことを聞いてみようと思いました。

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2011.05.15 | Trackback(0) | 当会の活動報告

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