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第25回福岡アジア映画祭

*S東京特派員の映画祭巡礼記、今回は「第25回福岡アジア映画祭」です。
毎回こちらの映画祭で日本初上映後、公開される作品が多いのですが、特派員が観賞した中で何本公開されるでしょうか。

http://www2.gol.com/users/faff/faff.html

福岡アジア映画祭に行ってきました。
今年で25回目ということで記念イベントも予定されていたのが、震災のため例年通りの開催になったとのことですが、韓国3本、台湾・インドネシア各1本のコンペ作品はどれもたのしい作品でした。

福岡アジア映画祭2011

「超能力者」韓国 キム・ミンソク監督
カン・ドンウォンとコ・ス、二人の韓流スターが共演した作品。内容は「アンブレイカブルなコ・スがハプニング的な死をもたらすカン・ドンウォンと戦う」というアメコミ・ヒーロー物映画。カン・ドンウォンは他人を自分の意思のままに操ることができる超能力者で、幼い頃からその力を使って人知れず生きてきた男。彼にとって人間は自分の思いのままになる、取るに足らない存在でしかない。しかし彼の前に彼の能力が効かない男が現れた。それがコ・スで、30代になってもフリーターの男が実は不死身のスーパーマンというのがいいです。
シャラマンの「アンブレイカブル」はラストの現実崩壊感が素晴らしかったけど、「ふつうここからスタートだろ!」と思った人も多いのではないでしょうか?キム・ミンソク監督もそう思ったのかもしれません。悪役目線のストーリーというのも珍しい。
あとカン・ドンウォンの子供時代を演じる子役がそっくりなのもすごかったです。

「ハロー・ゴースト」のキム・ヨンタク監督#8207;
「ハロー・ゴースト」韓国 キム・ヨンタク監督
「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン主演。孤児院で育ち天涯孤独で生きてきた主人公は会社もクビになり自殺を決意。自殺は未遂で終ったもののそのショックで幽霊が見える特異体質になってしまった!病院を退院してもまとわり着く4人の幽霊。彼らは生前遣り残したことを彼の体を使って実行したいらしい。なんとか自分から離れてもらいたい主人公はしぶしぶ幽霊たちに自分の体を貸すことにする…
前半は突然子供になったり老人になったりというチャ・テヒョンの変身振りで笑わせつつ、後半はホスピスで働く看護士との出会いから主人公が生きる価値を見つけていく感動作。キム・ヨンタク監督は自分の映画を見る観客にプレゼントをしたいという気持ちで映画をつくっているといいます。この映画が公開されたらぜひ見に行ってください。その際お願いしたいのはあまり情報を集めないこと。そのほうが監督が用意したプレゼントをより味わえると思います。
この作品は福岡アジア映画祭グランプリを受賞しました。

「深夜のFM」のキム・サンマン監督#8207;
「深夜のFM」韓国 キム・サンマン監督
深夜ラジオのパーソナリティー(スエ)は元花形アナウンサーでしたが番組での失敗が元で深夜ラジオに追いやられていて、返り咲きを狙って番組を降板します。
しかし番組の最終回の放送中にリスナーから電話を受ける。それは自分の言う通りに番組を進めないと家族を殺すという脅迫電話だった(狂信的なファンに扮するのはユ・ジテ。韓流スターの彼ですが186センチもあるのでこういうサイコ殺人鬼になると怖いです)。ヒロインが徹底的にひどい目にあう映画。しかしホラー映画は実は道徳的、倫理的な映画であり、ヒロインが受ける仕打ちも実は故なきものではなかったりします。社会的なメッセージが感じられる映画です。

「初恋の嵐」のジャン・フォンホン監督#8207;
「初恋の嵐」台湾 ジャン・フォンホン監督
母親の浮気現場を見てしまった女子高生が浮気相手の息子を巻き込み、不倫を阻止しようと奮闘する青春コメディ。家族の大切さを説くまじめなテーマながら若い主人公たちの謎解きミステリー風のストーリーで観客に楽しませるエンタテイメントにしているところが素晴らしい。成績優秀で勝気なヒロインとそれに振り回されるゲームおたくの劣等生という主人公2人をはじめ、友人、家族などちょっとしか出てこない脇役も生き生きと描く脚本と演出が秀逸。くわえて撮影が都会から田舎の風景まで美しく捉えていいです。しかし台湾は青春ものが得意ですね。ほんと感心します。

「マダムX」のラッキー・クスワンディ監督#8207;
「マダムX」インドネシア ラッキー・クスワンディ監督
ゲイの美容師アダムは仲間たちと一緒に男性優位組織に囚われ、友人を殺されてしまう。からくも脱出したアダムは対抗するゲイ・グループに助けられ、武術を習得、仮面をつけ(女装もして)、「マダムX」に変身して復讐に立ち上がる!
今回のコンペ作の中で一番の異色作。他の作品は商業作品ですがこちらはインディーズ作品で一般公開はほんの短期間だけ上映されただけ。主人公役の俳優はコメディアンで他にも人気歌手が出演しているのに内容のため公開が難しかったそうです。
監督はこどものころテレビで日本の特撮ヒーロー番組の大ファンだったそうで、この映画はその特撮ヒーローもののフォーマットをつかっています。日本の特撮番組をこれほど再現するということに感激してしまいました。また、それだけでなくインドネシアの世情もパロディとして盛り込んであり、ゲイを襲撃するようなグループも実際いるそうです。セレブの間に流行る奇怪な行為(美容のため肌にダイヤを埋め込む)など、インドネシアをよく知っている人ほど楽しめるようです。
そしてテーマ曲がめちゃくちゃかっこいい!思わずサントラが欲しくなりました。

今回見終わって、全作品デジタル撮影だったことに映画がデジタルに変わってきていることを実感しました。しかし上映はフィルムでして、フィルムのよさも改めて感じました。

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2011.07.16 | Trackback(0) | ごあいさつ

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