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「この空の花」公開 その日のまえに

戦争映画は、もう見ない

平成3年5月20日。
長岡NCホールにて大林宣彦監督講演会が開かれた際、
印象に残っている話として当時50代だった監督は、
映画監督は50代が最も精力的に優れた映画を撮っていること。
自身も50代になってどんな映画を撮ろうかと考えて、
黒澤明監督の現場で映画を改めて学ぼうという旨を述べ
メイキング制作として参加した「夢」の撮影現場での黒澤明監督の姿を語ってました。

そしてもう一つ、自身が体験した幼年期の戦争の記憶。
1945年の夏、7歳の時のそれは無邪気な子どもだったからこそできた、
凄惨極まる話でまさに尾道の「禁じられた遊び」と言ってもいいものでした。
戦争が日常だったエピソードとも言えるものの、
あまりにもブラックすぎるのでこれは本当に語った事なのか記憶が次第に曖昧になり、
監督の著作にこのエピソードはないかと何冊も読んで探していましたが、
一行もそれについては触れておらず、次第にあれは幻の中の言葉かと思いはじめたところ、
ある方がその件について監督に尋ねたらやはり本当のこと、
監督も意識して本には書かず封印してるそうなのでここでも割愛しておきます。

「この空の花 長岡花火物語」は幼い時に戦争でまさに無邪気に遊んでいた大林監督が、
真正面に戦争と向き合い平和への深い思いを長岡で撮りあげた映画。
そして3,11後の世界を語る場にふさわしいこととして
中越大地震からの復興を歩む長岡を選んだのではないかと思いたいです。

大林監督は“古里映画の巨匠”として君臨してるのは間違いありませんが、
これまで“映像の魔術師”として様々なセオリーをぶち破り、
後進に多大な影響を与え続けてきた大林監督のことだから
大方が期待するわかりやすく口当たりのいい畏まった作品ではなく、
常識に果敢に挑み続け時代を切り開いてきた大林映画の集大成となるような作品を期待します。

とはいえ灯篭流しのシーンがスクリーンにどのように映えるのか、
あの灯篭を様々な思いを抱きながら作っていたので一番関心があるのはそこかもしれませんが。

21年前NCホールでの講演会後に
当時の当会メンバーが楽屋に押しかけて撮った記念写真を、
今もご真影のように事務所に飾り励みにしてきて、
機会があるたびに監督にこの記念写真を見てほしいので、
お越しいただけないかと手紙を書いて送ってますが、
長岡に何度も来てるようなのにいまだに実現してないのは悲しく、
アオーレのイベントのついでに当会事務所はホントに近所なので
お越しいただけないかと夢想しています。

「この空の花 長岡花火物語」公式HP http://konosoranohana.jp/

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2012.04.06 | Trackback(0) | 当会ご案内

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