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長岡とフィルムコミッション 長岡ロケなび

2012-05-11 001 2012-05-10 003

昨晩「長岡市民 映像の学校」第3回は長岡ロケなびの
事務局から戸田幸正さんをお迎えしました。
「長岡映画」製作委員会を立ち上げて「この空の花 長岡花火物語」を
製作・公開まで果たした長岡ロケなびのこれまでの道程を振り返りながら
「この空の花」をめぐる撮影秘話も交えてお話しいただきました。

最初に自身は長岡市観光課の職員として今年で6年になることを明かしてから、
前身の長岡フィルムコミッション準備会の成り立ちを経て、
山古志がメインの舞台となった「マリと子犬の物語」の撮影のため、
準備会、長岡市、新潟県、長岡商工会議所を中心に発足した
「マリと子犬の物語」支援協議会がスムーズに撮影支援をしたため
東宝からも高い評価を得て、また映画撮影という市民の祭りの熱気を次に活かすために、
行政と市民が協働という形で発足した
長岡ロケなびは県内でも異例のフィルムコミッションと紹介。

前半はこれまでの撮影されたロケ地と作品名を画像とともに。
最近は栃尾がよくロケ地として使われてるものの、
大河ドラマ「天地人」にも登場し評判だった一之貝地区の美しい棚田には
現在、携帯電話の鉄塔が建てられ景観が損なわれたと話すと、
受講生からはため息が漏れました。

その反面、五藤利弘監督作「モノクロームの少女」が撮影された
旧塩川小学校の木造校舎は廃校になりながらも地域住民が保存に力を注ぎ、
現在は活動の拠点として使われているそうです。

また長岡ではおなじみのメインストリートの大手通りが長岡という設定でなく、
東京や地方都市という設定で結構撮影されていること。

中之島は高低差がないために一面に広がる田園風景が撮影にとても喜ばれている等、
どちらも意外な話を披露して下さいました。
映画などに登場するいわばロケ地めぐりをしたくなるようなスポットでなく、
身近に映る箇所が外の目からみればとても重宝されているようです。

そして後半は「この空の花」撮影までの経緯と裏話。
長岡花火を見て涙を流した大林宣彦監督に映画撮影を直談判した経緯から、
意外なエピソードとして監督を長岡の様々な地にシナリオハンティングに案内した際、
映画では柄本明さんが扮した“伝説の花火師”のモデルである
嘉瀬誠次さん(本当に長岡ではカリスマ的な花火師です)に花火は勿論、
シベリア抑留時の話を聞きに取材に伺った際は本題よりも嘉瀬さんは映画が大好きで、
大林監督も驚くほどたくさんの映画を観ており談義は尽きなかったようです。

そして正式に映画撮影が決定後に起きたあの昨年の311、東日本大震災後の
自粛ムードの中で映画はどうなるのだろうか、恐る恐る大林監督に電話をしたところ、
「長岡に行く」、すなわち中断することなく映画製作続行の声を聞いた時は
本当に嬉しかったと当時を思い出しながら話していました。
続行か中止か、この映画の分岐点は沢山あったようですが、
まさにこの時が大きな山場だったようで感慨深く話していました。

「映画をこういう時こそ作るから、君たちもやるべきだろう」
昨年の震災後の自粛ムードの中でフェニックス花火を打ち上げる方々が監督に
打ち上げか自粛か迷う心境を話すと監督はこう述べて後押ししたそうです。
いわば昨年の長岡まつり開催が決まったのは大林監督のおかげもあると初めて知りました。

あと撮影秘話は時に感心し、時に笑い声が起きるほど楽しくためになり、
ここは各自の受講生でそれぞれポイントが分かれるかと思いますが、
こちらが感心したのは若き日の長髪姿の高嶋政宏さんが松雪泰子さんと
別れる階段が印象的な夜の土砂降りの雨のシーン、
あそこは長岡で撮影とは観て思わなかったのですが(舞台設定そのまま東京で撮影されたかと思ったほどでした)、実は長岡の繁華街・殿町で撮影したと明かし一同、驚いてました。
繁華街とはいえ裏通りは夜歩くとちょっと危険な匂いも感じたりしますが
今度、映画を思い出してロケ地を探してみようと思いました。
何度もあの周辺を歩いてるハズですが、あの場を見つけあのシーンに使うことはまさに映画のマジックだと。
ついでに大雨のシーンに監督は強いこだわりがあったことも苦労話とはいえ聴講してて面白かったです。

戸田さんは「この空の花」の撮影に長岡側で裏と下と影から支えながら最も立ち会った功労者だろうと思うので、そのほとんどが苦労話にも関わらず、稀有な体験として充実した撮影の日々を振り返りながらお話し下さいました。

ちなみに新潟日報の「この空の花」の現場を取材続けていた記者も今回取材がてら受講をし、
初めて知ったことも多々あったようでした。
この日の模様は記事として後日、掲載されるそうです。

明日12日から東京での公開が始まり、以降全国で劇場公開されるそうで受講生は当然皆さん観ていましたが、各地のお知り合いにぜひ観ていただくことをお勧め願いたいと、講座を締めました。

また、こちらからは先回の江藤茂博先生の講座から発端となった先生が書いた
企画書“「この空の花-長岡映画」を読む”を紹介して手渡しました。
この連続講座からまた何か繋がりが出来ることを期待しました。

戸田さん、どうもありがとうございました。
受講生はまた映画を観てみようという気になったと思います。
企画側から言うのもなんですが、毎回本当に受講していて楽しいです。

次回は長岡造形大学教授のヨールグ・ビューラ先生の「映像制作論」です。
ちなみにビューラ先生は今回、受講生として席に座り戸田さんにいろいろと質問をしていました。

長岡ロケなび http://locanavi.jp/

「この空の花-長岡花火物語」 http://konosoranohana.jp/

「長岡映画」製作委員会 http://www.locanavi.jp/konosora/

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2012.05.11 | Trackback(0) | 当会の活動報告

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