FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告

しきりと太陽を映したがっている

2012-06-03 001 2012-06-03 003

「今からちょうど20年前の6月3日、今は無い新潟市公会堂で初上映されました」

長岡市立中央図書館『郷土映画まつり』にて「阿賀に生きる」「阿賀の記憶」が連続上映され、
併せて小林茂監督の舞台挨拶がありました。

「阿賀に生きる」上映前に話したのが冒頭の言葉で客席からどよめきが起こりました。
その後に小林監督は新作「風の波紋」を撮影中で今朝も松之山の撮影を終えて、
上映会に駆けつけたこと。
また「阿賀に生きる」は現在16mmのニュープリントを作成中でいづれも協力をお願いしてました。

そんな記念すべき日に上映された「阿賀に生きる」は老夫婦の夫婦漫才のような会話に
何度も客席から笑いが起こり、上映後は盛大な拍手が沸き起こりました。

ただし映画の中で土方唄を熱唱するお婆さんが若いころに鹿瀬ダムの建設に赴き、
そこで歌を覚えたそうですが、そのダムは当時東洋一のダムとして電力発電が開始されて
昭和電工が建ちやがて水銀などの廃棄物を阿賀野川に垂れ流して、
新潟水俣病が発症したことがわかるのですが、
奇しくも上映の合間に「内部被ばくを生き抜く」の予告編を流させていただけに、
原発を含めて現在と重なるものを感じてしまいました。

続いて「阿賀の記憶」の上映前にも小林監督は舞台挨拶に立ち、
「『阿賀に生きる』から10年を経て
改めて現場に入って『阿賀に生きる』とは何だったのか、
映画について考える映画でわからないのは当たり前という気持ちで観てほしい」と。

1時間弱の映画ですがこちらは前作にあった高揚感は失せており、
「不在の映画」と小林監督は後で話してましたが、
宴の後を追想する映画としてより心に染み入りました。

上映後には少し長めに小林監督はお話ししましたが、
撮影の途中に自身が脳梗塞で倒れたために
全てに新鮮な気持ちでキャメラを手にしまわしてること、
しきりと太陽を映したがってると話してたのが印象的でした。

そして映画の中に何度も登場する佐藤真監督に触れて、
これは「佐藤監督の不在」でもあり、
「映画の中に佐藤さん自身が入り込んだと思います」と。

最後の締めとしてこの映画の撮影後に起きた中越大地震、3,11に触れた後に
「私たちの生き方自身をこの映画が問うてる気がする」

二本の映画上映と共に小林監督のお話に耳を傾けることは貴重な機会でした。

スポンサーサイト

2012.06.03 | Trackback(1) | ごあいさつ

トラックバック

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/tb.php/1839-0cd62df9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【しきりと太陽を映したがっている】

「今からちょうど20年前の6月3日、今は無い新潟市公会堂で初上映されました」長岡市立中央図書館『郷土映画まつり』にて「阿賀に生きる」「阿賀の記憶」が連続上映され、併せて小林茂監督の舞台挨拶がありました。「阿賀に生きる」上映前に話したのが冒頭の言葉で客席から...

2012.06.07 | まとめwoネタ速neo

«  | HOME |  »

FC2Ad

プロフィール

市民映画館をつくる会

Author:市民映画館をつくる会

〒940-0066
長岡市東坂之上町2-2-2
スズランビル4F

TEL/FAX
0258-33-1231

メールお問い合せ:
tsukurukai@lds5.com



http://www.mynet.ne.jp/~asia/
映画祭実行委員随時募集!!


携帯からもご覧頂けます。
QRコード

カレンダー

08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

ブログ内検索

カウンター


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。