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佐藤伸夫展 「海と海の顔」

「第15回長岡アジア映画祭」にて小林茂監督「ちょっと青空」上映後、
佐藤正尋さんとともに小林監督と鼎談をひらいた佐藤伸夫さんの個展が
長岡市のギャラリー mu・anにて開かれますのでお知らせします。



佐藤伸夫展に寄せて
柏崎・鯨波の海を40年間、描き続けている画家、佐藤伸夫。その新作展をはじめて長岡で開催します。海から生命力をもらい生きてきた、その「怖いほどに深い“深海のブルー”」を観にきてください。初日には簡単なもので、オープニングパーティを開催します。どなたでもお気軽におこしください。
作品はたいへん購入しやすい値段が設定されております。よろしければ、ご購入をおねがいします。                                  「佐藤伸夫の絵を観る会」一同

●佐藤伸夫 展 「海と海の顔」――――――――――――――――――――――――――――――
2012 年7 月21日(土)– 7月31日(火) 10:00 –18:00 ※ 25 日(水)は休廊, 最終日は17:00 まで
ギャラリーMU-AN 長岡市呉服町2-1-5  Tel.0258-33-1900 Fax.0258-86-0019
URL http://www.mu-an.net/
 【会期中のイベント】
7月21日(土)11:00  オープニングパーティ(参加費1000円)
・バイオリン演奏 高橋育世
    ・対談「心に海をもつ」佐藤伸夫×小林茂(ドキュメン1タリー映画監督)
7月22日(日)14:00  ・対談「生きること、表現すること」(無料)
柴野毅実(「北方文学」同人)× 小林茂(ドキュメンタリー映画監督)

●現在進行形の自由

佐藤伸夫さんのように他の人のエッセンスを貪欲に吸収していく作家を知らない。展覧会を観るたびに自分にとって必要な要素を確実に取り込んでいく。「一秒でも進化したい」とかつて佐藤さんは言った。一瞬でも同じ場所に止まっている余裕はないのだ。どんどん変わっていかなければ、現在進行形の自由は保てない。一本の線が他の線を誘発し、ひとつの面が他の面を導き出していく軽やかな自由。それが東日本大震災と福島原発事故以降、変わりつつある。佐藤さんは怖いほどに深い“深海のブルー”を発見することで、表現に深みと奥行きを獲得した。海を愛し、海とともに生きてきた佐藤さんに、あの大津波はなにかをもたらしたのである。
柴野毅実 (「北方文学」同人)

●一本の線で、一色の色で

乙武洋匡の「かっこいい生意気さ」と『光る砂漠』を書いた夭折の詩人矢沢宰の「追い詰められたアイデンティティー」と、星野富弘の「心の琴線に触れるデリケートさ」をミックスしたような人、それが佐藤伸夫さん。彼の作品も彼そのままだ。
 一言一言をいつも渾身の感性で話す。こんなに頭のいい人に初めて出逢ったと思った。しかも歯に衣を着せない。失う物など何も無いというように心に噛みついてくる。私はこの人のように真剣に生きたかと自問する。
 10年ほど前に、イベントで、佐藤さんの百合の花の絵を飾らせてもらった。初期の油絵は腕の筋力の関係でやめたと言われたが、こちらの方が好きである。だんだんと造形の贅肉をそぎ落とし、一本の線で、一色の色でものを語るようになってきている。どこまで行く気だろう。
吉野 榮子(アーティスト)

●海と夕日と二十歳の佐藤伸夫と

長岡アジア映画祭のかたすみで佐藤伸夫展を開催したところ、たいへん好評で、「もっと見たい」という一人の女性の言葉から今回の作品展が実現した。進行性筋ジストロフィーとともに60年生きてきた佐藤さんはもう大作は作れないが、パステルやアクリル絵の具で描いたちいさな抽象世界に、「魂のたのしさ」を見る思いがする。生きることにほっとするのである。  
テーマは「海と海の顔」。絵には海にたゆたう色や形が浮んでいる。千葉の療養所で、つぎつぎと亡くなっていく友を見送った佐藤さんは、20歳のころ、「生きた証」を残す決心をして、故郷鯨波の海を描くために帰ってきた。海から生命力をもらったのだろう。  
佐藤さんの笑顔と声にも会ってほしい。私との対談。高橋育世さんのバイオリン演奏。また、佐藤さんを応援し続けている「北方文学」同人・柴野毅実さんの話も予定している。
小林茂(ドキュメンタリー映画監督)

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2012.06.11 | Trackback(1) | お知らせ

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「第15回長岡アジア映画祭」にて小林茂監督「ちょっと青空」上映後、佐藤正尋さんとともに小林監督と鼎談をひらいた佐藤伸夫さんの個展が長岡市のギャラリー mu・anにて開かれますのでお知らせします。佐藤伸夫展に寄せて柏崎・鯨波の海を40年間、描き続けている画家?...

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