JICA地球ひろば「チョコラ!」上映会
*M東京特派員よりJICA地球ひろばでの「チョコラ!」上映会のレポートが届きましたので、紹介します。
東京都広尾駅のすぐ近くにあるJICA地球ひろばで3日間無料で上映され、8月16日の最終日には小林茂監督の講演会も行われました。
観客との質疑応答では登場人物へのギャランティーはどうしたのか、モヨ・チルドレン・センターが何故できたのか等の話題が上がり、エンディングでつくる会のクレジットに注目し本作と長岡市民との関わりを知りたがる方もいました。
ボランティアセンターの手続きで近々ケニアへ出発するが、どういう視点でその土地を見に行けば良いか教えてほしいという大学生もいました。
監督は、アフリカに関する書籍や映画をできるだけたくさん見て、その上で現地にいる間はその知識やデーターを照らし合わせることはやめて自分の目で現状を見てくればいいという事を熱心に伝えていました。
一方的に教えるよりも自身で考えるきっかけになってくれる、監督の作品そのもののようなアドバイスでした。
今回は100人の定員のところさらに多くの申込があり、パンフレットのサイン会には行列ができ(画像)、たいへんな盛況でした。
地球ひろばでは今月8月はケニア特集が組まれ、民族衣装や工芸品の展示もあり併設のカフェ・フロンティアでは郷土料理も食べることができます。
映画にも出てくるマダジをアレンジしたドーナツとケニア産のコーヒーの“限定チョコラセット”(画像)と、ケニアブランドのビールを美味しくいただきました。
「映画を見に来たお客様がたくさんお店に入ってもらえたので」と監督にサービスしていた粋なスタッフさんに感動しつつ、広尾地域では信じられない良心価格で内装も素敵な穴場のカフェなので近くにお出かけになる方にはとてもお勧めしたいです。
お盆休み時期にもかかわらず会場ぐるみで盛り上げたくさんの人の関心が集まったイベントでした。
2009.08.17 | Trackback(0) | ごあいさつ
