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ブライアンと仲間たち パーラメントスクエアSW1



“LOVEとHATEどちらを選ぶかは自分次第
愛の言葉で話そうじゃないか”

今年の映画祭の準備にかかる頃、まだ腹を決めてなかった頃に当会事務所に届いたのが本作。
見知らぬ題名と映画祭での上映を希望する監督からのお手紙、ただしどうやら舞台はイギリス?

ブライアン・ホウというロンドンでは名の知れてるらしい反戦活動家を撮影した本作。
国会議事堂の前にもう8年も座り込みイギリス政府は何が怖いのか、彼を常に監視し法律まで変えて排除をしようとする。
ジャーナリスト志望という女性監督がこのブライアンを知り興味を持ち、ついにはカメラを手に日々の活動を追った本作、彼を支える仲間にまで撮影の輪を拡げ姿を浮き彫りにし、いつしか監督自身も平和運動について思いを巡らしていきます。

監督の視点は適度な距離を保ちながらもどこか不安定さを感じさせますが、一貫しているのは「イラクの、アフガニスタンの子ども達を殺すな!」と戦争に加担する政治家達に、世間に向けてメッセージを放つブライアンの姿。
いわば日本では団塊の世代に属す年だと思いますが、ブレずにユーモアと気骨で挑む姿ははたして日本では可能かどうかと。

その日本でKYばかり気にする空気に嫌気が指して飛び出し、イギリスで反核運動に携わるという若い女性と監督は平和運動に思いを巡らした中で知り合います。
その女性が語った大学での出来事には驚いたりしましたが、彼女と意見を交わすブライアンはとある日本人が“僕のヒーロー”と応えます。その誰かとはぜひ映画を観てください。

先ほどブレないと書きましたがブライアンの表情の中には時折、心のうちで葛藤する表情がかいま見えます。
その内面までは描ききれているとは言えないかもしれませんが、ブライアンの心のうちに思いを巡らすこと、想像し今もブライアンは国会議事堂前に座り込みを続けてると知ることはとても有意義だと。
劇場公開の予定は今のところない、いわば映画祭ならではと貴重な上映で当日は早川由美子監督もお越しくださいます。
映画を観て感じたことをぜひぶつけてほしいと思います。
そして観ていただけたら当映画祭での上映も納得していただける筈です。

本作はすぐれたジャーナリズム活動を奨励するJCJ賞の黒田清新人賞を受賞しました。
http://jcj-daily.sakura.ne.jp/jcjsho05.htm

ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1
2009年 イギリス=日本
監督トークあり
9/17(木)12:10

DATE
97分
英語・日本語
英題 “Brian & Co. Parliament Square SW1”

監督・撮影・編集:早川由美子
出演:ブライアン・ホウ、バーバラ・タッカー、椎野綾

 ロンドンの国会前にテントを張り、8年以上1日も休むことなく反戦活動を続けるブライアン・ホウと支持する仲間。独特のユーモアと勇気で政府や警察に対抗する彼らを約1年半に渡って追い続ける。
 「イラクの子供たちを殺すな!」と抗議活動を続けるブライアンとは何者か。今の時代に“反戦”を訴え続けることとは。日本ジャーナリスト会議(JCJ)黒田清・JCJ新人賞受賞したドキュメンタリー。

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2009.09.14 | Trackback(0) | 長岡アジア映画祭

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