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月夜の出来事



次回上映作「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督は前回の「ディア・ドクター」の西川美和監督に続いての女性監督作となります。
と書いててあまり“女性監督”というくくりはどうかと思うのですが、あれだけ長いハリウッドの歴史の中でこの「ハート・ロッカー」で“女性監督”がオスカーを初めて受賞というのもちょっと驚きました。
それも“あの”キャスリン・ビグローがということです。

というのもこれまでのフィルモグラフィーをなぞれば、“女性監督”らしくない屈強なアクション映画を撮り続け、どこか破綻したようなねじれさも持ち味でアカデミー賞などとは縁遠い位置にいた監督だと思っていました。

そんな彼女の実質的初監督作が「ニア・ダーク 月夜の出来事」。
最近でも人気の“吸血鬼”とのラブストーリーを描いた87年の作品。
吸血鬼の娘に恋した青年が吸血鬼となってしまうものの、自分が生きるためには人を殺してその血を吸わなければならない。しかしどうしても人を殺せない彼を見かねた娘は自らの手首を切って血を飲ます。
低予算のホラーを逆手にとって“女性監督”らしい繊細な愛情表現が強い印象を残す作品で今となってはカルト映画となってるのも納得。

出演者にランス・ヘンリクセンにビル・パクストンと、その後のビグローの旦那となり別れるジェイムス・キャメロン作品の常連俳優が登場したりするのもまた今となっては面白いです。

その後のビグローは「ブルースチール」「ハートブルー」「ストレンジデイズ」「K-19」と予算も規模も拡大し骨太でありながらも、なぜかいわゆるハリウッド映画と一線を画す爽快感を得ない、どこかいびつな映画を撮り続け、その多くが興行的には失敗しながらも、持ち前のチャレンジ精神を失わずに今回の「ハート・ロッカー」の栄誉に辿り着き、間違いなく映画史に名を刻みました。

その原点ともいえる「ニア・ダーク 月夜の出来事」を今はどんな思いで振り返ったりしてるでしょうか。

しかし当時、ホラーを手がけた“美人女性監督”としてビグロー以上に注目をしていたのが「ペット・セメタリ―」(89)のメアリー・ランバート。
マドンナのPVも多く手掛けた方でしたが、こちらは細々とB級を手がけているようなのが、ちょっと惜しいです。

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2010.07.27 | Trackback(0) | 上映会

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