スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告

BIN LADIN DEAD OR ALIIVE? 

ハートロッカー

「ハート・ロッカー」は2004年夏のイラク・バクダットが舞台。
アメリカ軍はフセイン大統領を捕獲したものの、これですべてが解決というわけにはいかず、解決の糸口さえ見つからないまま、泥沼化する中でいつ爆発するかもしれない中、世界一危険な任務につく爆発物処理に従事する兵士を描きます。

そもそもありもしない大量破壊兵器を口実にイラク戦争を開戦を決断したのは誰か。
誰の指揮で最前線の現場で若い兵士が苦悩を抱えたまま死んでいくのか。
そしてイラクの罪なき人々が虐殺され、テロリスト(というか蜂起ではないかと)を生んだ土壌をつくったのは誰か。
その矛先を示しているものの、主人公の決断として“あの”ラストシーンを用意したことで、好戦、反戦との枠では収まりきれない重い現実、まさに戦争中毒と化したアメリカの断面を、かの地で起きてる現実の中に折り込みます。

先日BS1で「ビンラディンは生きているのか?」というイギリスのテレビ局が制作したドキュメンタリー番組が放映されました。

2001年の同時多発テロの首謀者ビンラディンの生死について考察していき、根強い死亡説が流れる中、アメリカ政府はオバマ大統領でさえ根拠なしに生存説を訴えてテロへの脅威をあおり、また2004年の大統領選挙前にビンラディンのビデオが放映されてブッシュ大統領に投票が有利に動いたなどと陰謀説も含めて、生死を問うとともにアメリカが今もビンラディンの幻影に脅える姿を捉えてます。

とはいえソ連のアフガニスタン侵攻時にはビンラディンにCIAが後ろ盾をしていたことはこの番組でも触れられ、世界中で時にハタ迷惑な諜報活動に熱心なアメリカの一端も感じる番組でした。

アフガニスタン紛争に続いてアメリカが選んだ敵としてイラクがあり、この番組の延長先に「ハートロッカー」の世界があることを思えば、同じようにリンクするのが今年の映画祭で上映する「アメリカ通り」です。

こちらは韓国の米軍基地を舞台にちょうどイラク戦争のただ中に撮影され米兵がイラクへと飛び立ってる間、夜の世界に生きる娼婦達の証言を収めたドキュメンタリー。

ロシア、フィリピン、カザフスタンとそれぞれ異国から来て米兵を相手にする娼婦たち、そしておそらくはかつて娼婦として生きてた韓国の老婆の証言で綴られ、それぞれの体験の中で“アメリカ”がどんな影響を及ぼしたのかをもテーマにしています。

灼熱のイラクで心身ともに疲弊していく米兵、
米兵がイラクへと渡ったために残された娼婦の苦悩。
「ハート・ロッカー」「アメリカ通り」どちらも世界の覇者としてエゴを押し通す、アメリカが内外にどんな影響を及ぼしたのかを “女性監督”が描き切ることに二つの作品の立ち位置の違いと共有が感じられるかと思います。
ぜひどちらもご注目ください。

スポンサーサイト

2010.07.30 | Trackback(0) | 上映会

«  | HOME |  »

FC2Ad

プロフィール

市民映画館をつくる会

Author:市民映画館をつくる会

〒940-0066
長岡市東坂之上町2-2-2
スズランビル4F

TEL/FAX
0258-33-1231

メールお問い合せ:
tsukurukai@lds5.com



http://www.mynet.ne.jp/~asia/
映画祭実行委員随時募集!!


携帯からもご覧頂けます。
QRコード

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索

カウンター


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。